September 2004 Archives


Meiko Kaji 梶芽衣子
♪ Meiko Kaji - Urami Bushi

Kaji Meiko
クエンティン・タランティーノ監督が惚れる!女だって惚れる梶芽衣子の壮絶な美しさ!
梶芽衣子は日活映画から「太田 雅子」名でデビューし、1969年の「残酷おんな私刑」で主演した後すぐの「日本残侠伝」に出演した際にマキノ雅弘監督が梶芽衣子と名付けたそうです。 1970年の「野良猫ロック」シリーズや1972年の「女囚さそり」シリーズで人気を得て、主題歌などもヒットしました。 1973年の「修羅雪姫」シリーズのヒットの後はテレビにも数多く出演して、特に1974年の「寺内貫太郎一家」が有名です。
私は梶芽衣子は美しいとは思いましたが当時の女囚シリーズはいっさい観ておりません。 ソフトポルノのエマニエル夫人は映画館で友達と観たのですが、梶芽衣子の「ズベ公シリーズ」や「女囚シリーズ」は現在でいえばエログロのアダルトAVの感があったため、劇場には観に行くことはありませんでした。 ビデオなど一般的ではなかった時代ゆえ私の目にふれることなく今日に至りました。
"さそり"がはめられるシーンは芝居の回り舞台のような設定になっていて斬新ですがなにしろ壮絶な場面もあるのでリンクする気にはなりません。("Female Scorpion" で検索をかけるとヒットするかも)

Quentin Tarantino(クエンティン・タランティーノ)監督の映画「Kill Bill Vol.1(キル・ビル1)」は日本でもアメリカとほぼ同じ時期の2003年4月に公開されても話題となりました。 なんといっても「キル・ビル1」では日本の映画や音楽が沢山取り入れられていました。 特に梶芽衣子の主演映画「修羅雪姫」にヒントを得ているようで、ヒロインの鹿島雪と仇役の北浜おこのとの壮絶なるラストを彷彿させるユマ・サーマン演じるヒロインの「Bride(ブライド)」とルーシー・リューが演じるOren Ishii(お連)の青葉亭での雪庭の対決がハイライトです。 そのシーンで流れた曲が梶芽衣子の修羅の花(Flower Of Carnage)でした。 そしてエンディング・クレジットでも梶芽衣子の「女囚さそり」の主題歌「恨み節(My Grudge Blues - Urami Bushi)」が流れました。

「キルビル1」のサウンドトラックに収録された「恨み節」の歌詞はフラッシュ入りクチナシの花の画像付き怨み節/梶 芽衣子(Uramibushi-Meiko Kaji)ブラウザがIEの場合、すぐmidiが鳴らなくてCrescendo社の再生プラグインのUpdateが表示されたらAcceptをクリック、又はJavaが入ってない場合はIE用Java(TM)をダウンロード(Firefoxなら不要)

「修羅の花」の日本語の歌詞は梶芽衣子 修羅雪姫の歌詞 Yahoo!MUSIC
Lady Snowblood (syurayuki-hime) Trailer - YouTube
Meiko Kaji - Lady Snowblood - YouTube


1973年の「けもの部屋(Female Prisoner Scorpion: Beast Stable)」で成田三樹夫が演じた刑事に手錠をかけられた松島ナミが刑事の腕を手錠ごと切り落とし、血の滴るその腕を振り回しながら逃走する壮絶シーンは後世語り継がれた。
梶芽衣子の「女囚さそり」につては女囚さそり To The Late Night, Picture Show
Sasori(Female convict #701 scorpion)女囚さそり けもの部屋
女囚701号 さそり
女囚さそり 第41雑居房
女囚さそり 701号怨み節

Syurayukihime(Lady Snow Blood)修羅雪姫
修羅雪姫
修羅雪姫 怨み恋歌 (故 伊丹十三が出演)
※梶芽衣子全曲集が試聴できるKaji Meiko Zenkyokusyu - Amazon.com
※怪談昇り竜の主題歌「仁義子守唄」が収録されている銀幕ロック

評判が良かった梶芽衣子のトリビュート・サイトだったのに大変残念ですが、meiko-kaji.comは削除ないし売却されたようです。
怪談昇り竜(Kaidan nobori ryu)テーマBlind Woman Curse(仁義子守唄)
「怪談昇り竜」については怪談昇り竜 To The Late Night, Picture Show
梶芽衣子が主役のズベ公の「マコ」を演じるこれらの野良猫シリーズでは野良猫ロック・セックスハンターが傑作だとか。 この他1970年の野良猫ロック・マシンアニマルなどには後の「Empire Of Passion(愛の亡霊)」でも受賞した1976年に大島渚監督の「In the Realm of the Senses(愛のコリーダ)」で共演する藤竜也と天井桟敷在籍だった松田瑛子も端役で出演していたとか。(和田アキ子も出演した「野良猫ロック コンプリートDVD-BOX」あり。)

Yadokari- Youtube
Jingi Homoriuta (Kaidan nobori ryu)- Youtube


☆梶芽衣子の歌がサントラに使用された映画についてはAudio-Visual Trivia内のキル・ビル1をご覧下さい。


A duel to the death in a snow-covered garden
雪庭の対決 青葉亭
Rucy as Oren Ishii and Uma as the Bride at Aoba-tei

キル・ビル Vol.1(2003年)
スプラッター映画の「Reservoir Dogs(レザボア・ドッグス)」や「Pulp Fiction(パルプ・フィクション)」などでお馴染みのQuentin Tarantino(クエンティン・タランティーノ)監督が、アニメ、演歌、ヤクザなどと日本オタク感覚で楽しんでるか?のようなアクション映画です。 日本が舞台だから、千葉真一や栗山千晶など日本人俳優が多数出演しています。
名を伏せたヒロイン、「My name is BLEEP!」のUma Thurman(ユマ・サーマン)が千葉真一が演じる沖縄の服部半蔵なる刀鍛冶から銘刀を授かり、復讐の旅へ。

Revenge is a dish that can be eaten cold. ...Revenge is a dish best served cold.
復讐は冷たいうちに。 じぃっくりと味わうが極意。
Dripping Blood

video1999年の「Cruel Intentions(クルーエル・インテンションズ)」や2001年の「Ocean's Eleven(オーシャンズ11)」などと共に復讐映画の傑作といわれている「キル・ビル1」のオフィシャルサイトは下記のトレーラーの観られないスペイン語のサイト以外は全て消滅。
Le Site Officiel Kill Bill Volume 1 - Volume 2 - terra.es
Kill Bill: Volume 1 (2003) Trailer - IMDb
The Bride Vs. O-Ren Ishii - YouTube
"Hattori Hanzo Steel"- YouTube

キルビル1のオープニング・クレジットのサウンド・トラックはNancy Sinatra(ナンシー・シナトラ)の1966年のヒット曲「Bang Bang(バンバン)」が横溝正史の小説の市川崑監督の映画化「悪魔の手毬歌」での冒頭のごとく、ストーリーを暗示して不気味に流れます。

斬る、キル、KILL! スプラッシュ、スプラッシュ、スプラッシュ!「ヤッチマイナー!」
ザ・ブライドの結婚式を襲撃した4人の殺し屋の一人であるオーレン石井に復讐! 青葉亭でのCottonmouth(コットンマウス)ことO-Ren(オーレン・イシイ)の軍団「Crazy 88」との大立ち廻りが終わり、一人たたずむユマ・サーマンの廻りには死体がゴロゴロ。 その中にGreen Hornet(グリーン・ホーネット)のKato mask(カトー・マスク)をつけたタランティーノ監督が死体として転がってたって! これってカメオ出演?
Bruce Lee(ブルース・リー)のグリーン・ホーネットについて書かれたブルース・リーのグリーン・ホーネットとカトー・マスクが見られるTV ACRES -Green Hornet Gadgets ふむふむ、ブルース・リーは日本人だったのか。

「障子を開けると、そこは雪だったぁ!」
ザ・ブライドとO-Ren Ishii(お連)の雪庭の対決に流れた曲は梶芽衣子の修羅の花(Flower Of Carnage)です。
☆「おれん又はお連」の名前の由来についてはブログ下のコメント欄に記述があります。

お次はナイフの使い手、コッパーヘッドことパサディナのVernita Green(ヴァニータ・グリーン)に復讐だ! ビルの弟Budd(バド)と片目のElle Driver(エル・ドライバー)を片付けたら、本命のビル。

クロージング・クレジットでは又もや梶芽衣子の「女囚さそり」の主題歌「恨み節(My Grudge Blues - Urami Bushi)」が流れ、ユマ・サーマンのクレジットは"UMA THURMAN AKA THE BRIDE AKA BLACK MANBA AKA MOM" だそうだ。

毒ヘビ 暗殺団のユマ・サーマンが演じるザ・ブライドの又の名であるBlack Mamba(ブラック・マンバ)は猛毒をもつ蛇で「死の化身」と言われるそうです。(ブラック・マンバについて書かれたサファリ通信
ビルの元カノである二人、ブライドと同じく背が高い黒眼帯のElle Driver(エル)を演じたのは1984年にTom Hanks(トム・ハンクス)とSplash(スプラッシュ)で共演してロブスターを殻ごとバリバリと丸かじりしたDaryl Hannah(ダリル・ハンナ)です。(このビデオクリップの最後が) 2011年4月に白骨化した遺体が発見されたYvette Vickers(イヴェット・ヴィッカーズ)主演の1958年のSF映画「Attack of the 50ft Woman(妖怪巨大女)」のリメイクTVドラマで1993年の「愛しのジャイアント・ウーマン」では巨大化した女性を演じました。 泣けるファンタジーでっかいけれど可愛いかった人魚の"マディソン"ちゃんがカリフォルニア・マウンテン・スネイクの異名を持つ殺し屋になって口笛を吹く! 映画「Dancing at the Blue Iguana(ブルー・イグアナの夜)」でストリッパーになったけど、「スプラッシュ」でロブスターは喰ったけれど、菜食主義者でも知られるインテリ女優のダリル・ハンナはLAの農園保護運動に参加したりと映画以外でも話題を提供しています。

ブライドの本名は BEEP! あっそ、キルビル2を見てのお楽しみってワケ? う~ん、目が良けりゃ、ブライド(ユマ・サーマン)の搭乗券が見えるんだけど、それじゃ、!Kill Is Love! 「キル・ビル Vol.2」 見る?
それにしても、機内に日本刀の持込OK? え?なに?乗客みんな持ってて座席に"刀"ホルダーが付いてるって? そう、サムライにっぽん、日本刀ひと振りを携帯しているのは普通なのだ。

「キル・ビル1」の画像満載のplaneta5000.com
GoGo Yubari(ゴーゴー夕張)の画像があるChiaki Kuriyama Fandom
ちなみにGOGO夕張という役名の由来は、タランティーノ監督が「マッハGOGO」と「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」から取って名付けたそうです。 私はMONKEY A GOGOと夕張メロンかと思いました。
※クエンティン・タランティーノ監督については「うわさのシネマ」のQuentin Tarantino


Kill Bill Vol.1 DVD
2004年に発売された日本語字幕版「キルビル1」のDVDですが現在は入手困難になっているので、リンクは字幕版DVDの「キル・ビル Vol.1 (プレミアム・ベスト・コレクション\1800)になっています。
Kill Bill Vol.1 DVDキル・ビル Vol.1  プレミアム・ベスト・コレクション\1800


Kill Bill Vol.1 Soundtrack
"ロカビリーの王者"と呼ばれたCharlie Feathers(チャーリー・フェザース)の1974年ヒット曲"That Certain Female"は「キルビル1」のサウンドトラックに、又1956年のヒット曲"Can't Hardly Stand It"は「キルビル2」のサウンドトラックに収録されています。
Charlie Feathers - That Certain Female - Grooveshark.com

ナンシー・シナトラの"Bang Bang"、Bernard Herrmann(バーナード・ハーマン)の"Twisted Nerve"、ドイツのJames Last(ジェームス・ラスト)楽団がルーマニアのパン・フルート奏者として50年余のキャリアを誇るGheorghe Zamfir(ゲオルグ・ザンフィル)をフィーチャーした"The Lonely Shepherd"や、60年代ブリティッシュロックのThe Animals(アニマルズ)のヒット曲をアレンジしてラテン・ディスコのSanta Esmeralda(サンタ・エスメラルダ)のLeroy Gomez(リロイ・ゴメス)が歌った1977年のディスコ・バージョンの"Don't Let Me Be Misunderstood(悲しき願い)"などが収録されている「キル・ビル Vol.1」のサウンドトラックCD
Kill Bill, Vol. 1 CDKill Bill, Vol. 1
タランティーノ映画では監督好みの曲がサントラに使用されますが、キルビルでは、The RZAとして映画音楽も手掛けるブルックリン出身のヒップホップ&ラップ・アーティストであるRZA(レザ)が作曲した"Ode To Oren Ishii"が初のタランティーノ映画でのオリジナル曲なんだそうです。 キルビル2ではRZAがプロデュースしているヒップホップ集団のThe Wu-Tang ClanのBlack Mambaがシークレットトラックとして収録されています。
※スウィングジャズのHarry James(ハリー・ジェームス)が演奏したFlight of the Bumblebee(くまん蜂の飛行)として有名ですが、サウンドトラックではAl Hirt(アル・ハート)のGreen Hornet(グリーン・ホーネットのテーマ)が使用されています。
ちなみにバーナード・ハーマンの"Twisted Nerve"と同じ題名の映画がありました。 1968年のイギリス映画の「密室の恐怖実験」ですが、"Twisted Nerve"とは倒錯した又は歪んだ神経とかいう意味なんですかね。
Kill Bill soundtrack - Battle Without Honour or Humanity - YouTube

恨み節の歌詞は怨み節/梶 芽衣子(すぐmidi! フラッシュで私の好きなクチナシの花の画像付き)
「英語版修羅の花」の歌詞はLetrasCanciones.org
I was five and he was six...と歌われるBang Bang(バンバン)の歌詞はBang Bang - All Good Tabs and Lyrics(日本語に意訳するとタブン意味は、私が5歳で彼は6歳だった 私たちは棒切れの馬に乗ってた 彼は黒い服で私は白 彼はいつも勝とうとした/バンバン、彼は私を撃ち落した バンバン、私は地面に落ちた バンバン、あの怖い音 バンバン、私の彼が私を撃ったの/季節は巡り時は代わった 私は大人になって彼を"私の彼"と呼んだ 彼はいつも笑って言ったわ "覚えているかい、よく二人で遊んだ時のことを" でも、そんな彼は何も言わずに突然消えたの。)
※Bang Bangは往年のシャンソン歌手「Dalida(ダリダ)」のイタリア語バージョンが有名です。

Nancy Sinatra
1960年にCuff Links and a Tie Clip(カフスボタンとネクタイピン)でデビューしたナンシー・シナトラは言わずと知れたアメリカのジャズ&ポップス界のボスと呼ばれたFrank Sinatra(フランク・シナトラ)の娘で、親分が1961年に設立したリプリーズ・レコードの最初の看板スターです。 1965年の"So Long Babe(ソー・ロング・ベイブ)"に続く1966年の"These Boots Are Made For Walkin'(にくい貴方)"がビルボードのヒットチャートで一位を獲得し世界に通用する歌手となりました。日本では、当時流行りのエコーを効かせた"Like I Do(レモンのキッス)"や"Tonight You Belong To Me(イチゴの片想い)"がヒットしました。 それ以来1960年代にはミニスカートにロングブーツというファションでポップス界に君臨してベトナム駐留米軍兵士やヒッピー達にも人気があったそうです。 歌手で俳優のTommy Sands(トミー・サンズ)との離婚後にティーンアイドル歌手から大人の歌手へと脱皮しました。映画「007は二度死ぬ」のテーマ曲も歌っていますが、ちょっぴりジェーン・フォンダに似たナンシーは50歳代でもプレイボーイにヌード写真を載せるなどセクシー路線でも大活躍です。(シナトラパパは大激怒!)
☆ナンシー・シナトラのオフィシャルサイトはNancy Sinatra.com


Silly Rabbit
Silly rabbit, TRIX are for KIDs → Beatrix Kiddo
パサディナのVernita Green(ヴァニータ・グリーン)の家での復讐劇、そこでは予期せぬシリアルの箱が。 Silly Rabbit(シリーラビット)というのはアメリカで人気のシリアル「TRIX」のウサギのキャラクターですが、Silly rabbit, TRIX are for KIDs がキャッチコピーです。 Silly rabbit(バカウサギかシリアルちゃん)がKIDs(子供)からTRIX(シリアル)を取ろうとしてSilly rabbit, TRIX are for KIDs!と言われるのだそうです。 「キルビル 1」ではヒロインの名前が伏せられていたので「キルビル 2」で明かされる名前から一部を取った言葉遊びのようです。


ブライド Vs Crazy 88軍団ゲーム
Kill Bill Game

映画さながら手、足、首が飛ぶ! 「キル・ビル」ゲームのブライド対Crazy 88軍団との闘い! 
88人斬れるかな?
Play Kill Bill Flash Game Online(チェコのフラッシュ・ゲーム・サイト、音楽が始まったらサイトのキル・ビル画像をクリックすると別ウインドゥが開く>左のhrat(Play)をクリックするとゲームが始まる ☆最近は最初にスクリーンセーバーのポップアップや別のゲームが出るようになったから×で消してから、宣伝のよりちょっと大きいポップアップが出るが、出ない時はもう一度キルビルの画像をクリック、暫く待つとキルビルの画像になる。(人殺しは教育上はよろしくないが幼稚園児でも遊べるほど簡単。)
二階から軍団が降りて来るから矢印キー左右を使ってぶった斬れ〜!
キルビルゲーム終了時に出る「zabili te tvoie cesta pomsty konci 」の意味は「殺し屋は復讐の旅路の果て・・・」とかなんとか? チェコ語分かる方、教えて下されー!


Audio-Visual Trivia内の関連記事
Kill Bill Vol.2(キルビル2)
ユマ・サーマン
梶芽衣子


「キル・ビル1」と「キル・ビル2」を監督したクエンティン・タランティーノは1992年に異色のハードなバイオレンス映画「Reservoir Dogs(レザボアドッグス)」で監督・脚本・出演したことで話題となりちょっと笑える1994年のPulp Fiction(パルプフィクション)でより一般に知られるようになりました。 どちらも凝ったストーリーにフラッシュバックのような時間の展開で一筋縄ではいかない映画で観てると面白いより疲れる感じがします。 この後に前作2本に出演しているTim Roth(ティム・ロス)がホテルのボーイを演じて面白い1995年のオムニバス映画「Four Rooms(フォー・ルームス)」がありタランティーノが製作総指揮と第4話の「The Man From Hollywood(ペントハウス ハリウッドから来た男)」を監督しています。 そして70年代犯罪を描いた1997年の「Jackie Brown(ジャッキー・ブラウン)」があり、「キル・ビル」の後には2005年の「Sin City(シン・シティ)」では特別にゲスト監督として日本娘に首をかっ切られた悪徳警官の死体をClive Owen(クライブ・オーウェン)が演じるドワイトが車に乗せて捨てに行く間の二人の会話の1シーンを演出しています。 2007年の「Grindhouse(グラインドハウス)」、2009年には「Inglourious Basterds(イングロリアス・バスターズ)」を監督するのです。
video※クエンティン・タランティーノ監督の代表作の一つである「パルプフィクション」)のトレーラが観られる!
Pulp Fiction Trailer - Comme Au Cinéma
Pulp Fiction Trailer - Movies.go.com(VIEW TRAILERをクリックして出たウインドウでPLAY REVIEWをクリック、(お好みのフォマットとスピードを選ぶ)、今では超旧式)


このページで使用しているアニメGIFはFeeblemindsにあります。 詳細
feebleminds free animated gifs and clipart

The Pink Panther (Music from the Film Score)
The Pink Panther (Music from the Film Score)
Original recording remastered Soundtrack by Henry Mancini

TVシリーズのピーターガンでブレイクしたBlake Edward(ブレイク・エドワーズ)監督が1963年に制作したミステリー・コメデイ「ピンクの豹」は大好評で、その後ピンクパンサー・シリーズとして6作が制作されました。 1961年にAudrey Hepburn(オードリー・ヘプバーン)とGeorge Peppard(ジョージ・ペパード)の共演でロマンティックなBreakfast at Tiffany's(ティファニーで朝食を)を監督したのもブレイク・エドワーズなんです。
そのブレイク・エドワーズは肺炎の合併症により2010年12月15日に88歳で亡くなりました

Princess Dala(王女)が所有する「ピンクの豹」と呼ばれる宝石の巨大ダイヤモンドをめぐる怪盗ファントムとドジな警部の追っかけっこです。 なぜ「ピンクの豹」なのかというと、王様が王女に与えた世界一大きなダイヤモンドは、じっと見つめていると中にピンク色の豹が見えてくるのだそうです。 つまりピンクパンサーはピンクのダイアの精といったところでしょう。 ところが、世界でも名高い宝石泥棒の怪盗ファントムは王女のピンクパンサーに目を付けました。 怪盗ファントムは犯行現場に手袋を残すのがトレードマークです。 David Niven(デヴィッド・ニーヴン)が演じる英国のSir Charles Lytton(チャールズ卿、実は怪盗ファントム)とPeter Sellers(ピーター・セラーズ)が演じるパリ警察のInspector Clouseau(クルーゾー警部)が大いに笑わせてくれます。 チャールズ卿の甥である金持ちプレイボーイのジョージも絡んで、王女のいるスキー場は大騒動! 王女を演じるイタリア女優のClaudia Cardinale(クラウディア・カルディナーレ)とクルーゾー警部の奥方役のCapucine(キャプシーヌ)がどでかい華を添えます。 ブルジョワの娯楽の定番であるスキー有り、仮装パーティ有りと娯楽とスリル満載のコメディです。 私が目を見張ったのは王女さま(カルディナーレ)とファントム(ニーヴン)がピラミッドのように積み重ねたグラスのてっぺんからピンクシャンパンを注ぐシーンです。 ゴージャス!
オリジナル「ピンクの豹」の写真が見られるイタリアのLa Pantera rosa - FILM.TV.IT

video1963年の「The Pink Panther(ピンクの豹)」のトレーラー
The Pink Panther (1963) Trailer - VideoDetective
The Pink Panther - Movie List


ブレイク・エドワーズ監督の1964年の2作目の「暗闇でドッキリ」では、今作がデビューのドイツのインテリ・セクシー女優Elke Sommer(エルケ・ソマー又はエルケ・ゾマー)がピーター・セラーズが演じるクルーゾー警部をメロメロにします。
「暗闇でドッキリ」の写真集が見られるUno sparo nel buio - FILM.TV.IT
ピーター・セラーズがヌーディスト・クラブに潜入する「暗闇でドッキリ」にはピンク・パンサー登場しないって? それでは、検証!
video「暗闇でドッキリ」の素晴らしいトレーラー
A Shot in the Dark Trailer - VideoDetective.com
A Shot in the Dark Trailer - Movie List.com(暗闇でドッキリのテーマ曲が聴けてクルーゾー警部とエルケ・ソマーのオールヌードシーンも!)
映画のオープニングにピンクパンサーは登場しませんし、巨大ダイヤのピンクパンサーも出ません。 だからタイトルもピンクパンサーではないのです。


The Pink Panther
The Pink Panther

Friz Freleng(フリッツ・フレリング)創作のショッキング・ピンクのアニメ・キャラクターのピンク・パンサーが可愛くて大人気です。 初めて映画館で「ピンクの豹」を観た時にはあんまり愉快だったので、オープニングのピンク・パンサーを「お持ち帰り」したかったですね。 当時はビデオなんて家庭には未だなかったから残念でした。

このピンク・パンサーのオープニング・タイトルは後にThe Return of the Pink Panther(1975年のピンクパンサー2)、The Pink Panther Strikes Again(1976年のピンク・パンサー3)などでRichard Williams(リチャード・ウィリアムス)に引き継がれています。
♪クルーゾー警部の名セリフ"I am Inspector Clouseau of the Surete, and I am here on official police business."が聴けるPeter Sellers Appreciation Society(Insp. Jacques Clouseau:を検索してスピーカーアイコンをクリックして開く)
フリッツ・フレリングは1964年からのTVシリーズのI Dream of Jeannie(かわいい魔女ジニー)で御馴染みです。
Credits - YouTube
videoフリッツ・フレリング創作の(ショートショート)ピンク・パンサーが観られるPink Panther Short Animation - High-Tech.com
☆「ピンクの豹」のサウンド色々はPink Panther - High-Tech.com
☆「ピンクの豹」のセリフが聴けるThe Pink Panther Sound Clips - Wavsource.com


The Pink Panther VICTOR ss-1414
The Pink Panther Soundtrack The Pink Panther Soundtrack
(クリックで拡大可)

上記の画像は私が映画の公開当時に購入した「ピンクの豹」のサントラEP盤で、A面がテーマ曲でB面には挿入曲の"今宵楽しく"が収録されています。
テレビのアニメシリーズではハードバップのテナーサックス奏者のPlas Johnson(プラス・ジョンソン)がテーマ曲のソロをとっていたそうです。 私が所有している「ピンクの豹」のサントラにはHenry Mancini & His Orchestra(ヘンリー・マンシーニ楽団)が演奏するThe Pink Panther Theme(ピンクの豹のテーマ)とIt Had Better Be Tonight(今宵を楽しく)が収録されています。(映画で出演者のFran Jeffries(フラン・ジェフリーズ)が歌った"Meglio Stasera" (dancing Peter Sellers)でもEnnio Morricone(エンニオ・モリコーネ)がアレンジしたイタリアバージョンでMiranda Martino(ミランダ・マルティーノ)が歌ったバージョンでもなく演奏とコーラスです。)

Pink Panther Theme
ヘンリー・マンシーニが作曲して"ピンクパンサー"シリーズのOSTで演奏してきたテーマ曲"La Pantera Rosa"は他のジャズ・ミュージシャンにも人気でBenny Goodman(ベニー・グッドマン)やLes Brown & His Band Of Renown(レス・ブラウン)といったビッグバンド系以外にはThe Ventures(ベンチャーズ)がアルバム「Wild Things/The Fabulous Ventures」に収録していますが、ジャズ・オルガンのJack McDuff(ジャック・マクダフ)もアルバム「As Real as It Gets」、1964年の「Prelude」、1972年の「The Heatin' System」などで取り上げています。
ジャック・マクダフのピンクパンサーの試聴は「Prelude」の方がそれらしく聞えるのですが、As Real as It Gets - Amazon.com
The Heatin' System - Amazon.com

Original recording remastered Soundtrack
サウンドトラックもジャージーなヘンリー・マンシーニでお洒落!
ページトップの画像は1963年「ピンクの豹」の16曲収録のオリジナル・サウンドトラックの2001年リマスター盤でテレビのアニメで使用されたプラス・ジョンソンがテナサックス・ソロを吹いています。
下記のサントラは2004年リマスター盤で全25曲を収録してあります。
The Ultimate Pink PantherThe Ultimate Pink Panther

Henry Mancini - Pink Panther(La Pantera Rosa) - Don Edrington's Home Page


Peter Sellers's The Pink Panther DVD
画像は2005年発売の「ピンクの豹」DVD(ピーター・セラーズ)ですが現在は入手困難になっているので、リンクは2009年に発売された字幕版DVDです。
Pink Panther DVDピンクの豹
ピンクの豹 DVD


A Shot in the Dark DVD
2005年発売の「暗闇でドッキリ」日本語字幕版DVDです。
A Shot in the Dark DVD暗闇でドッキリ DVD
2009年発売の廉価版DVVDは暗闇でドッキリ [DVD]


The Pink Panther Film Collection DVD
2004年に発売された日本語字幕版の「ピンク・パンサー」DVD6枚組みは現在入手困難となり、2009年に最新DVDがリリースされています
Pink Panther DVDピンク・パンサー フィルム・コレクション The Pink Panther Film Collection/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


Elke Sommer Sings
ものはついでですから、日本で唯一の可愛いジャケのエルケ・ソマーの輸入盤CDを紹介!
Das Allein Kann Doch Nicht Alles Sein(試聴なしですが曲目はドイツのAmazon.de
エルケ・ソマーのアルバム「Love in Any Language」から"Ich Liebe Dich(I Love You)"が聴けるwfmuのラジオ・ショーのプレイリストPlaylist for Irwin - December 18, 2002(Listen to this show (RealAudio)をクリックしてクリップ・ポジション(再生バー)を28:08に移動)
Elke Sommer Sings: "Wie Das Leben So Spielt" - YouTube
Elke Sommer_Sexy European Blonde Movie Goddess - YouTube


Audio-Visual Trivia内の「ピンクの豹」出演者の関連記事
ピーター・セラーズが卑劣なロリコン男を演じたLolita(ロリータ)
デヴィッド・ニーヴンは悲しみよこんにちは
クラウディア・カルディナーレが出演した刑事
キャプシーヌはレッドサン
ヘンリー・マンシーニの音楽はピーターガン
スティーブ・マーチンとビヨンセが出演する2006年公開のピンクパンサー 2006



シドニー・ベシェが若妻に捧げた小さな花
Sidney Bechet
(1897 - 1959)
ニューオリンズ出身のシドニー・ベシェはジャズ界で最初のソプラノサックスのソロ演奏をしたといわれヴィブラートの効いたアドリブで1940年代から人気を得ました。 1940年代後期にはニューヨークで白人クラリネットやサックス奏者のBob Wilber(ボブ・ウィルバー)とも共演しています。
1950年に再度フランスに渡ったシドニー・ベシェはその翌年に若いフランス女性と結婚したのですが数年後の自分の誕生日に62歳で亡くなりました。 1938年に録音した"Summertime"と共にシドニー・ベシェの作曲になる"Petite Fleur"は名曲となっています。 シドニー・ベシェは後のアルトサックス奏者のJohnny Hodges(ジョニー・ホッジス)に多大なる影響を与えました。

Sidney Bechet plays Petite Fleur(Small Flower)
「小さな花(プティット・フルール)」は日本ではクラリネットのPeanuts Hucko(ピーナッツ・ハッコー)で1959年にヒットしましたが、アメリカでは60年代英国トラッド・ジャズのトロンボーン奏者のChris Barber(クリス・バーバー)の演奏が知られているジャズの有名な曲です。 クリス・バーバー・ジャズバンドの曲ではChris Barber and His Jazz Band: The Pye Jazz Anthologyに収録されたHushabyeも好きです。(クラリネット演奏はクラリネットはシドニー・ベシェとGeorge Lewis(ジョージ・ルイス)の信奉者として知られるMonty Sunshine(モンティ・サンシャイン)です。)
☆クリス・バーバーの"プティット・フルール"についてはHot'n Cool内のクリス・バーバー The Chris Barber's Jazz Band

黒人ミュージシャンの中でも最もひどい生活を送っていたのが道端で歌ったり演奏したりして小銭を稼いでいたブルースやR & Bのストリートミュージシャンたちだったそうです。 かりにチャンスを得て歌を吹き込んでも煙草銭ほどの金額に甘んじていました。 しかしクラリネット奏者のシドニー・ベシェは演奏活動をする以前に家業の仕立て屋(テイラー)で成功していたので黒人のミュージシャンの中でも上流階級だったそうです。 シドニー・ベシェはアメリカの大恐慌でニューヨークのハーレムにあった"コットン・クラブ"などが閉鎖された時は仕立て屋で生計を立てられたのだそうです。

「小さな花」は、ニューオリンズの歴史的ジャズマンで、1940年代の終わりに二度目の渡仏をしたクラリネットやソプラノサックス奏者Sidney Bechet(シドニー・ベシェ)が、晩年の1952年に若い奥さんの誕生日を記念して贈った曲だそうです。 「小さな花」は先ずパリやヨーロッパで大評判となり、その後渡米して世界的に有名になった曲です。 フランス語の歌詞は"Luna Rossa"で有名なFernand Bonifay(フェルナン・ボニファイ) & Mario Bua(マリオ・ブア)によって1959年に付けられました。
Sidney Bechet - Petite Fleur ( the Olympia Concert Paris 1954) - YouTube
Petite Fleur Parole - International LYRICS Playground

「小さな花(プティット・フルール)」はクリス・バーバーの他にもJohn Gill Band(トロンボーン奏者のジョン・ギル)、そしてEdmond Hall(デキシー・クラリネットのエドモンド・ホール)やChet Baker(チェット・ベーカー)などクラリネットやトランペット奏者がこぞって演奏しています。
Chris Barber - Petite Fleur - YouTube


「プティット・フルール」と「サマータイム」が収録されているシドニー・ベシェのCD
Greatest Hits Greatest Hits
試聴はJazz Greats - Amazon.com

パリ時代の演奏を収録した日本盤で海外にも輸出されて評判のCD(2000年盤)にはジャズ・スタンダードのカバーとニューオリンズ・ジャズの「Tin Roof Blues(ティン・ルーフ・ブルース)」を収録してあります。
Sidney Bechet Petite Fleur/小さな花小さな花
ヨーロッパのレーベルのQuadromania Jazz(クワドロマニア)から「Petite Fleur」というタイトルの4枚組み輸入盤アルバムもリリースされています。
"Tin Roof Blues"はWalter Melrose(ウォルター・メルローズ)と1920年代のシカゴジャズの人気バンドだったNew Orleans Rhythm Kings(ニュー・オルリンズ・リズム・キングス)のコルネット奏者のPaul Maresが編曲したという代表的な曲ですが、Louis Armstrong(ルイ・アームストロング)の演奏でも知られています。

シドニー・ベシェのアルバム"Tropical Mood"、"Caribbean Music Roots"、"Sidney Bechet: Selected Favorites, Vol.16"、" Productinformatie Classics 1938-1940 - Sidney Bechet "などに収録されている南米の伝統的音楽のTropical Moon(トロピカル・ムーン)が聴けるシドニー・ベシェとThe Art Tatumとのセッション盤
The Art Tatum Trio and Sidney BechetThe Art Tatum Trio and Sidney Bechet
全曲試聴はSidney Bechet / Art Tatum - Amazon.com
☆ところで、Glenn Miller(グレン・ミラー)の音楽に加えて、シドニー・ベシェが作曲したTropical Mood Meringueが1980年のWoody Allen(ウディ・アレン)が監督及び主演したStardust Memories(スターダスト・メモリー)のサウンドトラックで使用されています。 Charlotte Rampling(シャーロット・ランプリング)も出演した白黒映画は1963年にFederico Fellini(フェデリコ・フェリーニ)が監督した"8 1/2"へのトリビュートといわれています。 あえてモノラルにしたという「スターダスト・メモリー」のサントラはウディ・アレン自身のレコードコレクションから、Django ReinhardtのI'll See You in My Dreams、Dick HymanのHebrew School Ragなどスタンダードジャズを選んだそうですが、問題は映画を観ていないしサントラの試聴も見つからないのでシドニー・ベシェの演奏するTropical Mood Meringueがどんな曲なのか不明なことです。


廃盤
ピーナッツ・ハッコー・オール・スターズ/ベニー・グッドマンに捧ぐ(25R2-47)
ピーナッツ・ハッコー・オール・スターズ/ルイ・アームストロングに捧ぐ(25R2-46)
☆「小さな花」ではありませんが、1945年パリでの録音でPeanuts Hucko(ピーナッツ・ハッコー)とDjango Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)をフィーチャ-したGlenn Miller楽団の演奏メドレーの他にHenri Rene(アンリ・レネ)のアレンジもお洒落ですが、「小さな花」はThe Sputoniks (スプートニクス)までが「スプートニクス:永遠のスプートニクス・ベスト:哀愁のジャパニーズ・ヒット・メドレー(ASIN: B0002S8BCE)」や「ベスト!/ザ・スプートニクス」や「霧のカレリア~ベスト・オブ・スプートニクス(ASIN: B0000566Q2 )」などで演奏しています。
アンリ・レネのPetite Fleurが収録されているのは私の大好きなアルバム、楽しいパリを舞台にした映画音楽風のラウンジミュージックの「Ultra-Lounge, Vol. 10: A Bachelor in Paris」

「鈴懸の径」が聴ける!(2007年発売)ピーナッツ・ハッコーのバンドをバックに歌うスイング王のBenny Goodman(ベニー・グッドマン又はベニイ・グッドマン)楽団専属歌手だったヘレン・ウォードのRCA時代の録音から20曲を収録したオリジナルが1957年盤のスゥイングアルバム"Peanuts Hacko with Helen Ward"は「ウィズ・ア・リトル・ビット・オブ・スウィング」ですが、現在はどこにも試聴が見つかりません。 アルバムカバー、CD画像が見られるビーナッツ・ハッコー・ウィズ・ヘレン・ウォード Neowing
※2007年7月からリリースが開始されたRCAの女性ジャズヴォーカル・シリーズについてはCDJournal.com - RCAの女性ジャズ・ヴォーカル20W、リマスター&1,000円で登場

ALL THAT JAZZ(オール・ザット・ジャズ)
ニュー・オーリンズ・ジャズのクラリネット奏者のジョージ・ルイス、ベニー・グッドマン、バディ・デフランコ、スイング時代からモダンジャズまでを収録したアルバム「オール・ザット・ジャズ 第3巻 クラリネット」が平凡の友からリリースされているそうです。

私が持っているPetite Fleur(小さな花)は1953年鈴木章治の鈴懸の経で有名になったクラリネットのPeanuts Hucko(ピーナッツ・ハッコー)とBob Crosby and His Orchestra featuring the Bob Cats(ボブ・クロスビー&ボブキャッツ)の演奏です。 B面はクラリネット奏者でもあるBill Stegmeyer(ビル・ステグマイヤー)が作詞・作曲したヒット曲でSuch A Long NightをCha-Cha-Chaのリズムで演奏しています。


シドニー・ベシェのCDではこれがいいかも!
Shake 'Em UpShake 'Em Up
試聴はShake 'Em Up - LouisianaMusicFactory.com
Sidney Bechet - Summertime (Ken Burns Jazz) - Grooveshark.com

☆ページトップの画像のCDには"Petite Fleur"は収録されていませんが、"Summertime"や"St. Louis Blues"、"Basin Street Blues"、"Black and Blue"の他"Bechet's Fantasy"など全18曲を収録した1994年発売のベスト盤CDです。
♪ 試聴はBest Of Sidney Bechet - Amazon.com

Listen素晴らしい! NPRラジオで聞けるシドニー・ベシェのオリジナル"サマータイム"
Listening, Party For Two: Sidney Bechet's 'Summertime' - NPR
'Blue Note Records, The Biography' - NPR
シドニー・ベシェが聴けるSidney Bechet - Jazz On Line(Sidney Bechetで検索、曲名をクリック)
1923年のOkehレコード盤Down On The Levee Bluesなどが聴けるKing Bechet Trio - The Red Hot Jazz

Annes Bechet by Sidney Bechet
幻のシドニー・ベシェのCD情報はアルバム・カバー画像が見られるMusic.Yahoo.comのLes années Bechet - Les Originaux Petite Fleur(試聴はLes années Bechet - Amazon.com

☆クリス・バーバーの「小さな花」が収録されているアルバムは「Chris Barber and His Jazz Band: The Pye Jazz Anthology」

シドニー・ベシェの演奏ではありませんがThe Billy Vaughn Orchestra(ビリー・ヴォーン楽団)のPetite Fleur(小さな花)が1999年の癒し系女優と呼ばれるJeon Do-yeon(チョン・ドヨン)が主演したハッピーエンドじゃないシュールな韓流エロティックサスペンス映画「Haepi-endeu(Happy End/ハッピーエンド)」のエンディングクレジットで使用されています。 チョン・ドヨンは2003年にヨン様(Yong-jun Bae/ペ・ヨンジュン)のUntold Scandal(スキャンダル)にも出演しています。
ビリー・ヴォーンの"小さな花"が収録されているアルバムはThe Best of Billy Vaughnではなく、"ビリー・ヴォーン楽団のすべて"(COLEZO!TWIN ビリー・ヴォーン楽団)で曲目が見られます。


愛妻に捧げた曲、聴いてくれた?
Sidney Bechet


Bonjour tristesse (VHS)
Bonjour tristesse VHS
Cécile a 17 ans et elle vit avec son veuf de père, Raymond.
悲しみよこんにちは(1958年)

パパとは恋人同士のような17歳のセシル
Jean Seberg当時のフランスの若手作家「Francoise Sagan(フランソワーズ・サガン)」のヒット小説をOtto Preminger(オットー・プレミンジャー)監督が映画化しました。 英語のタイトルは"Hello Sadness"で、出演者は、ヒロインの髪型「セシル・カット」で有名になった「勝手にしやがれ」のJean Seberg(ジーン・セバーグ)、David Niven(デヴィッド・ニーヴン)、そしてDeborah Kerr(デボラ・カー)です。 南仏・リビエラでのヴァカンスを少女の回想を織り交ぜて描き、思い出部分はカラー、現在がモノクロになっています。
France Sud-est Riviera
「悲しみよこんにちは」の写真が見られるBonjour tristesse! - FILM.TV.IT
セシルとパパの写真はJean Seberg American Actress - german-cinema.de
英国俳優のデヴィッド・ニーヴンのアンティックな写真が見られるPicturegoer-David Niven -moviestarsmagazine.com

デヴィッド・ニーヴンの悲劇のフィアンセを演じたデボラ・カーは1956年にWalter Lang(ウォルター・ラング)監督のThe King and I(王様と私)でYul Brynner(ユル・ブリンナー)と共演し、アカデミー賞主演女優賞ノミネートされました。

デヴィッド・ニーヴンの気の置けない愛人のエルザを演じたのは当時フランスの売れっ子女優だったMylene Demongeot(ミレーヌ・ドモンジョ)です。 セシルのなせるワザか、日光浴のし過ぎで肌が水ぶくれになるほどひどい火傷をおった可哀相な役どころです。


ソウル・バスのタイトルデザイン
Bonjour tristesse by Saul Bassシナトラの映画The Man with the Golden Arm(黄金の腕)でもお馴染みのSaul Bass(ソウル・バス)による「悲しみよこんにちは」のタイトルデザインがが印象的です。 オープニング・クレジットが見られるBonjour tristesse by Saul Bass - notcoming.com(画像を矢継ぎ早にクリックすると動いているように見えます。)
ソウル・バスによる「悲しみよこんにちは」のポスターが見られるclassic-cinema.com
Bonjour tristesse - Title Sequence by Saul Bass - YouTube

Bonjour tristesse per Juliette Greco
uliette Gréco「悲しみよこんにちは」の映画音楽はGeorges Auric(ジョルジュ・オ-リック)ですが、ナイトクラブのシーンでは当時は新人のシャンソン歌手だったJuliette Gréco(ジュリエット・グレコ)が登場して、"Bonjour Tristesse(悲しみよこんにちは)"を英語の歌詞で歌いました。
ジュリエット・グレコは1967年のドキュメンタリー映画「Le Desordre a Vingt Ans(想い出のサンジェルマン)」に出演しています。 1940年代サンジェルマン・デ・プレに集う芸術家としてJean-Paul Sartre(サルトル)、Jean Cocteau(コクトー)、Simone De Beauvoir(ボーヴォワール又はボーヴォアール)などに混じってジュリエット・グレコも描かれています。 「悲しみよこんにちは」の撮影当時、ジュリエット・グレコは死刑台のエレベーターの音楽収録で1957年からパリにいたMiles Davis(マイルス・デイヴィス)と恋愛関係にあったと噂されていました。 1927年生まれのグレコは現在も尚コンサート活動を続けているそうです。
☆サンジェルマン関連に詳しいparis in jazz
La Belle Vie - Juliette Greco
Juliette Greco CD

Juliette Greco in Bonjour tristesse (1958) - YouTube
Juliette Greco - Bonjour tristesse en Français (Je Suis Comme Je Suis) - Amazon.com
Bonjour tristesse Lyrics - paroles-de-chansons


La morte de Françoise Sagan
2004年9月24日金曜日にフランソワーズ・サガンが69歳で亡くなりました。 サガン生前の映像入り逝去のニュースはDeces de Francoise Saganで観られます。
※フランス語ですが写真が見られるフランソワーズ・サガンのサイトBibliothèque Delirium - Françoise Sagan


Bonjour Tristesse DVD
2010年に発売の日本語字幕版の「悲しみよこんにちは」DVDです。 映画の公開当時に私を魅了したソウル・バスによるデザインのDVDのカバー画像が復活しました。
Bonjour tristesse DVD悲しみよこんにちは DVD
2007年版の「悲しみよこんにちは」DVDもあり。

ページトップの画像はアメリカのAmazon.comで見つけた「Bonjour tristesse」のVHSですが、こちらは国内版の「悲しみよこんにちは」の日本語字幕版VHSです。
Bonjour Tristesseフランソワーズ・サガンの悲しみよこんにちは
海外版VHSビデオの「Bonjour Tristesse / Movie / Columbia/Tristar Studios」もあり。

こちらはアメリカのAmazon.comで見つけた2003年に発売の「Bonjour Tristesse」のDVD画像ですがアメリカとカナダのみ再生可なので取り合えずカバー画像をご覧下さい。
DVDBonjour tristesse


サガンの小説「悲しみよこんにちは」の文庫版
Bonjour tristesse 悲しみよこんにちは
フランス語版ペーパーバックのBonjour tristesse [French] Francoise Sagan (Paperback)もあり。


Audio-Visual Trivia内でジーン・セバーグが出演する映画は勝手にしやがれ



Steve McQueen as The Cooler King
John Sturges(ジョン・スタージェス)監督の第2次大戦時の実話を元にした戦争映画で、警備の厳重なドイツの捕虜収容所から連合軍の兵士たちが集団脱走し、その逃走と追跡のエピソードを描いた傑作です。
もしも、収容所の床が古代中国の紫禁城のようにレンガ25mだったらトンネル掘って脱走なんてありえないですね。
州立刑務所の脱獄を扱った映画に1994年の「The Shawshank Redemption(ショーシャンクの空に)」があります。 こちらは元銀行員のエリートがたった一人でちっちゃなハンマーを使用して20年間かけてコツコツと壁に穴を掘り500ヤード先の堀の外に出たのです。 しかも刑務所の所長の不正な金をそっくり頂いてメキシコに飛んだという御伽噺です。
昭和30年代の終わり頃、「大脱走」が劇場公開された当時は大好評で大入り満員、有楽町でのロードショーだというのに私は立って観ました。

I haven't seen Berlin yet, from the ground or from the air, and I plan on doing both before the war is over.
Steve McQueenTVシリーズのWanted: Dead or Alive(拳銃無宿)(1958年)で人気者だったSteve McQueen(スティーブ・マックィーン又はスティーヴ・マックィーン)が反抗的な捕虜役を演じ、バイクで国境突破を試みます。(これよりネタバレ) が、あえなく独房に逆戻り。 自転車で悠々脱走成功の便利屋はJames Coburn(ジェームズ・コバーン)、手漕ぎボートで脱走成功のトンネル・キングの異名を持つCharles Bronson(チャールズ・ブロンソン)などなどが出演します。
※スティーブ・マックィーンが主演した「拳銃無宿」について詳しいノスタルジック・ワールド

videoMGMオフィシャルサイトではもう「大脱走」のトレーラーが観らないので現在はThe Great Escape Trailer - VideoDetectivet
The Great Escape Trailer - Turner Classic Movies(画像右のmediaやtrailerをクリック)

主役級の出演者の一人であるSteve McQueen(スティーヴ・マックィーン)は、Paul Newman(ポール・ニューマン)が主演し、Perry Como(ペリー・コモ)の主題歌がヒットした1956年のSomebody Up There Likes Me(傷だらけの栄光)で映画デビューした後、1958年からテレビシリーズの西部劇「拳銃無宿」で賞金稼ぎのJosh Randall(ジョッシュ・ランダル)を演じ人気スターとなりました。 硬派のスティーヴ・マックィーンとしては1961年の「The Honeymoon Machine(ガールハント)」や、「大脱走」の前の1963年にNatalie Wood(ナタリー・ウッド)と共演した1963年の「Love with the Proper Stranger(マンハッタン物語)」はスティーヴ・マックィーンには珍しいラブコメですが後は殆どはアクション映画です。 「大脱走」の後には1965年にThe Cincinnati Kid(シンシナティ・キッド)、1968年のBullitt(ブリット)やThe Thomas Crown Affair(華麗なる賭け)、1969年にはThe Reivers(華麗なる週末)など毎年のように映画を撮っていましたが1980年に亡くなりました。
スティーブ・マックイーンをテレビで初めて見た時は何だかカメレオンみたいな顔だと思いましたが、だんだん格好良く見えてきてランダル銃(M92ウィンチェスター・ カービンの銃身を詰めた改造銃)を手にしたジョッシュ・ランダルが一番好きです。 スティーブ・マックイーンは小顔のせいか175センチという実際の身長よりも大きくは見えますがやはり華奢な感じではもあります。
☆コレクターの間ではClint Eastwood(クリント・イーストウッド)と並び大人気のスティーブ・マックイーンの出演映画チラシやポスターが見られるスティーヴ・マックィーン特集
※ペリー・コモの「傷だらけの栄光」はAmazon.co.jpでアルバムPlatinum & Gold Collectionの10番を試聴出来ます。


ページトップの画像は"The Great Escape"の輸入版DVD(英語)です。
こちらの画像は2007年発売の「大脱走」特別編DVDですが現在は入手困難なためリンクは2008年版です。
The Great Escape DVD with Steve McQueen大脱走 DVD
大脱走 DVD


2004年に亡くなった映画音楽の巨匠であるElmer Bernstein(エルマー・バーンスタイン)が手がけた「大脱走」のサウンドトラックには大脱走のテーマ曲として知られる"Main Title"の他、ストーリーにそった曲が収録されています。
The Great Escape SoundtrackThe Great Escape [Original Motion Picture Score]
こちらは2004年に発売になったOSTのリマスター盤で13曲を収録していますが、1998年に発売された輸入盤「The Great Escape: Original MGM Motion Picture Soundtrack(ASIN: B000005Z5V)」には"Give Up "、"Big X"、"Meanwhile, We Dig"を含め全16曲が収録されています。
懐かしい1962年と1963年の洋楽ポップス続 僕たちの洋楽ヒット VOL.4 '62~'63Rosemary Clooney(ローズマリー・クルーニー)をプロデュースしたMitch Miller(ミッチ・ミラー)が率いる合唱団の「The Great Escape March(大脱走のマーチ)」の他に代表曲のアメリカ民謡「The Yellow Rose of Texas(テキサスの黄色いバラ)」や「She wore a yellow ribbon(黄色いリボン)」、1962年の「The Longest Day(史上最大の作戦)のテーマ」などが収録されています。(映画ではMax Showalter(マックス・ショウォルター)がThe Yellow Rose of Texasを歌いました。)
Listen「大脱走」のサウンドトラックのミッチ・ミラー合唱団の男性コーラスが試聴出来る珈琲と音楽クレシェンド - オールディズのお部屋(♪をクリック)
The Great Escape March with The Great Escape clips - YouTube


第十七捕虜収容所
「大脱走」は、Billy Wilder(ビリー・ワイルダー)監督、William Holden(ウィリアム・ホールデン)が主演したクリスマスの脱走劇であるStalag 17(第十七捕虜収容所)(1953年)とよく比較されますが「大脱走」の方が娯楽性の高い作品です。 惜しくも2002年に亡くなりましたが、サスペンスからコメディと幅広いジャンルで映画を撮り続けたビリー・ワイルダー監督はウィーンの出身でユダヤ人ということからか戦争映画も多く、ワイルダー監督は米陸軍省と共同制作で1945年に第二次世界大戦の終了とともに暴かれたナチスの収容所における大量虐殺のプロパガンダ・ドキュメンタリー「Death Mills」をドイツ民衆に向けて発表しました。(強制収容所の地獄図はとても正視できるものではありません。)
Listen「第十七捕虜収容所」のテーマ曲はIrving Berlin(アービング・バーリン)作曲のWhen Johnny Comes Marching Home(ジョニーの凱旋)です。
video「Stalag 17(第十七捕虜収容所)」のトレーラーはStalag 17 Trailer - VideoDetective

Stalag 17 DVD第十七捕虜収容所 Stalag 17 パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
※2006年発売の「第十七捕虜収容所」もあり。



Fantasia Barrino sings Summertime on American Idol!
その後日本語での表記が"ファンティジア"となったらしいファンタジア・バリノはアメリカのオーディションTV番組American Idol(アメリカン・アイドル)の第3期に出場して、7万人の応募者のなかで勝ち抜きました。 最終審査では、コンテスト会場の観客はもちろんのこと、テレビの前の試聴者をも泣かせた曲「summertime」で第3代優勝者となりました。 この第1位を決定する最終審査は社会現象ともなって、アメリカならずとも日本の私ごときにもそのうわさが届いたほどです。 丁度その頃からアメリカン・アイドルのサイトをチェックしていましたからファンタジアが優勝した時はワタクシごとのように嬉しかったです。 私が観たビデオは、綺麗なピンクのドレスのファンタジアがペタっと舞台前方に座り込み、そのまま歌い出したのです。 座って歌い上げるのは大変難しいことですが、絞るような歌声で、しかし声量たっぷりで本当に心に訴える「サマータイム」でした。 私はその後もファンタジアがアメリカン・アイドルの決勝戦で歌っているビデオを観るたびに鳥肌が立つのです。 ファンタジア・バリノのサマータイムの歌唱方はビリー・ホリデイというよりもサラ・ヴォーンのようでした。 ちなみに日本であまり知られていない時期はファンタジア・バリノでしたが最近は原語の発音に近いファンテイジアと表記されています。

Fantasia Barrino - Summertime - YouTube
Fantasia - Truth is & I Believe - YouTube
この決勝シーンがエミー賞のgreatest television momentsを獲得し、アメリカン・アイドルは2004年のエミー賞にノミネートされたとか。


ファンタジア・バリノは子供時代から家族で結成されたThe Barrino Familyでゴルペルを歌って南部を巡業していたそうです。
☆ファンタジアの写真や情報が載っているYahoo!のラジオLANCHcast

Fantasia Barrino on American Idolファンタジアが優勝した時に歌った曲「Summertime」はジョージ・ガーシュインがオペラ「ポーギーとベス」のために作曲したもので、黒人の母親が歌う子守歌です。 この曲の名演奏も数多くあり、有名なジャズ歌手達もこぞって歌っています。
☆ガーシュウィンとポーギーとベスについてはbiglobe.ne.jp/~BREEZE(Summertimeの日本語訳詞もあります)
ファンタジアがお手本にしたんじゃ?というほどよく似ているSarah Vaughan(サラ・ヴォーン)やBillie Holiday(ビリー・ホリデイ)を始め、男性歌手でもSam Cooke(サム・クック)やWillie Nelson(ウィリー・ネルソン)など多くのアーティスト達の歌や演奏で有名です。
"Summertime and the livin' is easy ... "と歌われるサマータイムの歌詞はMelody - George & Ira Gershwin, Heyward DuBose from "Porgy and Bess"


Back to Me
ページトップの画像は2010年8月に発売になったファンテイジアの輸入盤アルバムです。 2006年のアルバム「Fantasia」から4年、この"Back to Me"のリリースにあたり2011年1月にファンテイジアが初来日するそうです。
※試聴は"ザ・ワースト・パート・イズ・オーバー"がボーナス・トラックとして追加された国内盤の「バック・トゥ・ミー


Fantasia
Fantasia Barrino
2006年にリリースされたファンタジア・バリノのアルバムです。
Fantasia Barrino - Truth Is - Grooveshark.com

Free Yourself
ファンタジア・バリノが歌うSummertimeをはじめ、Free Yourself 、Truth Is、Baby Mama、I Believeなどを収録した2004年のアルバムです。
Fantasia BarrinoFree Yourself
Fantasia Barrino - Selfish (I Want U 2 Myself) - Grooveshark.com

ファンタジアのサマータイムを収録した"American Idol"シリーズのCD
I Believe/Chain of Fools/SummertimeI Believe/Chain of Fools/Summertime Fantasia Barrino / RCA
2004年6月リリースのファンタジア・バリノのデビュー・シングル「I Believe」はビルボードで初登場で1位に輝きました。 2004年11月にリリースされたデビュー・アルバム「Free Yourself(このページトップの画像)」が初登場でR & Bチャート2位だとか、プラチナ(100,000枚以上)を獲得とかですが、このCDはアメリカン・アイドルで審査員を務めたヒップホップ・スターのMissy Elliott(ミッシー・エリオット)もプロデュースに関わり、数曲共同制作しているそうです。 毎度話題になるアメリカン・アイドルの審査員といえば、2010年のアルバム「Teenage Dream」からカットした5曲がチャートインするという快挙を成し遂げたKaty Perry(ケイティ・ペリー)もゲスト審査員になったそうです。
ファンタジア・バリノがカバーしている"Chain of Fools"は60年代には"クイーン・オブ・ソウル"と呼ばれたAretha Franklin(アレサ・フランクリン)の大ヒット曲です。 Chain, chain, chain, chain, chain, chain Chain, chain, chain,chain of fools...と歌われる"チェイン・オブ・フールズ"の歌詞はARETHA FRANKLIN -LYRICS - Chain of Fools(私は愛されていると思っていたのに愚かだった、弱い私だけど貴方に力をあげられるかも・・・とかなんとか)

videoビデオや写真もあるファンタジア・バリノのオフィシャルサイトはFantasia Barrino「Free Yourself」(注!音)
Fantasia Barrino - MySpace.com

2006年のNascar AutoClub 500でファンタジアがアメリカ国歌を心を込めてアカペラで歌いました。
Fantasia--National Anthem (2006) - YouTube
※Nascar=National Association for Stock Car Auto Racingは米国最大のモータースポーツ統括団体でストックカーレースの総称です。

2005年10月にファンタジアは回想録「Life Is Not A Fairly Tale(人生は御伽噺じゃない)」を出版しました。 ファンタジアは彼女の母親同様の識字困難(機能的文盲者)であるため、本はフリーランス・ライターに書いてもらったことをReality TV Magazineのインタビューで語ったそうです。 譜面が読めないし、歌詞も聞いて覚えたそうなので、ファンタジアをスターにした番組「アメリカン・アイドル」でもセリフも読めずに大変苦労したそうです。(大歌手の美空ひばりさんも譜面だけは読めなかったとか) ・・・貧しい幼少期や高校での苦学などに加えて、シングルマザーについても書かれているそうです。(う~ん、この路線で売る?)
ちなみにこのバイオは「Life Is Not a Fairy Tale: The Fantasia Barrino Story」として2006年夏頃にテレビ用に「Life Is Not a Fairytale: The Fantasia Barrino Story」として映画化されるそうで、モチロン主役はファンタジア・バリノ!
「Life Is Not a Fairytale: The Fantasia Barrino Story」のオフィシャルサイトにはビデオ(STARCLIPS一番上)や写真もあります。
Reality TV Magazine

2005年発売のファンタジア・バリノの英語版Autobiography(オートバイオグラフィ)
Life Is Not A Fairly Tale by Fantasia BarrinoLife Is Not a Fairy Tale


2006年のアニメ「Happy Feet(ハッピー フィート)」のサウンドトラックではファンタジア・バリノがPatti and Yolandaと歌うI Wishが収録されています。

Fantasia Barrino on Good Morning America 2007
躍進に暇が無いファンタジア・バリノは大物ジャズ・シンガーの貫禄を身につけてきました。 歌唱はますます聴くものに感動を与えています。 ただ一つ心配なのはファンタジア・バリノの身体を見ても分るように幸せ太りなのか、デビュー当時から比べるとぐんと増えた体重です。 心臓に負担がかかるので息継ぎも苦しくなります。 他のスタイル抜群の黒人歌手とは元から異なりますがもうちょっと健康に気をつけてもらいたいです。
Fantasia Barrino - I'm Here (2007) - YouTube


Back to Me
2008年にリリースされたファンタジア・バリノの3番目のスタジオ録音のアルバム「Back to Me」では独特なアレンジでCee-Lo GreenをフィーチャーしたB.B. King(BBキング)の"The Thrill is Gone"やJackson 5の"Who's Lovin' You"をカバーしています。

Fantasia For Real
赤貧の生活が一転したアメリカン・アイドルでの優勝から音楽活動や映画やテレビに活躍していたファンタジアは26歳になりました。 ところが2010年8月9日のこと、自殺未遂かどうかは不明ですが、ファンタジアはアスピリンと睡眠薬の過剰摂取という事件があったそうです。 真実は報道のみで判断するしかないでしょうが、ファンタジアは騙されのか、不倫に伴うビデオテープの流出などで悩んでいたので発作的に薬を飲んだらしい。 子持ちのファンタジアの悲劇。
教訓! 交際しようとしている男性が妻とは別れたと言っても鵜呑みにするな!

17歳で初めての子供を身籠ったファンタジアは2011年の夏に再び既婚者の子供を身籠ったことを告白しました。 「Bittersweet」により2011年2月にBest Female R&B Vocal Performanceとしてグラミー賞を受賞し、映画ではゴスペルの女王と呼ばれたMahalia Jackson(マハリア・ジャクソン)の伝記映画で主演する予定だったそうですが、マハリア・ジャクソンを演じるにはふさわしくないのではとクレームをつける向きもあるとか。



Mermaids (1990)
マサチューセッツに住むユダヤ人家庭を舞台にしたRichard Benjamin(リチャード・ベンジャミン)監督のシングルマザー版ホーム・ドラマで、Cher( シェール )が1985年の映画「マスク」に続く奔放なの母親役を演じます。 1963年の今度は引越し魔!他人とのお付き合いが苦手のママは恋多き奇人変人なのです。 ママのファションがハンパじゃなく奇抜! その一家が放浪生活と決別を告げる日がやってくるとは。

Cher with cute little kids - The Shoop Shoop Song - YouTube

クリスティーナ・リッチが可愛い「恋する人魚たち」
Edward Scissorshands(シザーハンズ)に出演したWinona Ryder(ウィノナ・ライダー)がカトリック(キリスト教)の尼僧を夢見るお年頃の長女役で、Sleepy Hollow(スリーピー・ホロウ)のChristina Ricci(クリスティーナ・リッチ)は水泳選手を夢見るキッチンでの練習姿が可愛い末娘役、そして1988年のアニメ実写合成映画の「Roger Rabbit(ロジャー・ラビット)」でエディ探偵役を演じたBob Hoskins(ボブ・ホスキンス)はシェールの良きパートナー役です。

ウィノナ・ライダーの写真がいっぱい見られるWinona Ryder News Channel(Archivesをクリック)には2006年秋、ニューヨークのデザイナーであるMarc Jacobs(マーク・ジェイコブス)のヌードが話題の皮膚ガン予防のチャリティ・ポスターの"Protect the Skin You're In: Auction Tonight"は賛同者のウィノナ・ライダーの全裸も含みます。 ウィノナ・ライダーの全裸のTシャツ買いたい? Winona RyderやNaomi Campbellなどの賛同者のTシャツ画像が見られる"Protect the Skin You're In: Auction Tonight" - Raquel123's Journal
ちなみに世界的なデザイナーのマーク・ジェイコブスは2012年に「Disconnect」でポルノ界の大者を演じて映画俳優デビューするそうです。


video「恋する人魚たち」のトレーラーはMermaids Trailer - VideoDetective
※「恋する人魚たち」の日本公開時のポスターが見られる1991 チラシ(3段目の真ん中)


Cher and Christina Ricci in Mermaids
Cher and Christina Ricci
クリスティーナ・リッチのデビュー!

クリスティーナ・リッチはこの作品で子役デビュー、その後映画The Addams Family(アダムス・ファミリー)(1991年と1993年)のウェンズデー役で人気者となりました。 20歳の時の2001年に、 アリー・myラブの4シーズのAnne Heche(アン・ヘッシュ)やELVISのJonathan Rhys-Meyers(ジョナサン・リース・マイヤーズ)、そしてKrista Nicoが参加した60年代の伝説のロックバンド「The Velvet Underground(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)」のLou Reed(ルー・リード)がヒロインのパパ役で出演したProzac Nation(私は「うつ依存症」の女)でのヌード・シーンのため、背丈の割にはDカップの巨乳だったクリスティーナ・リッチは、縮胸手術で小さくしました。(えっ、あれで小さいの?)
クリスティーナ・リッチはよりセクシーになってTVドラマAlly McBeal(アリーmyラブ)の最終シーズン(2002年)でやり手の女弁護士のLiza Bump(ライザ・バンプ)を演じ、「私は「うつ依存症」の女」でのAnne Heche(アン・ヘッシュ)とも共演しています。 そういえばアリーmyラブの女優陣は主役のCalista Flockhart(キャリスタ・フロックハート)を筆頭に出演者の女優さんは胸が小さめでしたね。(出演者のうち二名はゲイだそうですが。)
最近はアチラではデカパイは???なんだそうで縮胸手術が盛んとか。(もったいない!) クリスティーナ・リッチは縮胸でしたが、豊胸についての最近のアメリカの報告では、胸を大きくしたいことに精神的に取り付かれているのか術後の不成功からきているのかは不明ですが、豊胸手術を受ける女性の自殺率が高いそうです。
クリスティーナ・リッチはその後、ジョニー・デップと1999年のSleepy Hollow (スリーピー・ホロウ)や2001年のThe Man Who Cried(耳に残るは君の歌声)で共演し、2002年にはThe Gathering(ギャザリング) や、実在の女性連続殺人犯を描いた2003年のMonster(モンスター)にレズとして出演、そして2006年にはイギリス俳優のJames McAvoy(ジェームズ・マカヴォイ)が出演したファンタジーのPenelope(ペネロピ)で魔女の呪いを受けて豚鼻に生まれてしまった娘を演じたり、Black Snake Moan(ブラック・スネーク・モーン)でSamuel L. Jackson(サミュエル・L・ジャクソン)と共演するなど大作に出演しています。 「ブラック・スネーク・モーン」では恋を探し求める幼児虐待の被害者の女を演じてセミヌードも大サービスして大活躍のクリスティーナ・リッチです。 女を鎖で縛り付けるブルースマンを演じるサミュエル・L・ジャクソンの歌が聴ける「Black Snake Moan」はアメリカでは2007年の3月に公開ですが日本では2007年の9月です。
Christina Ricciアリー・myラブの敏腕弁護士'Liza' (Lolita) Bump(ライザ・バンプ)の写真(クリスティーナは下の方)
大人のクリスティーナ・リッチの写真集の一つはThe Iconophile's Christina Ricci(写真集が出ない場合はricciで検索>左のprofaneをクリックですが、このページ意外は成人用コンテンツらしい)

そしてシェールといえば、結婚したソニー・ボノとの70年代の有名デュオ・グループSonny & Cher(ソニーとシェール)で活躍、70年代に「アイ・ゴット・ユー・ベイブ」などの大ヒットを放ち、二人でTVショーを持つなどしましたが離婚。 その後1998年に「ビリーヴ」を発表、再び歌手にカムバックしてグラミー賞も獲得して話題を呼びました。 歌手として実力のあるシェールですが、女優としても多くの作品に出演し、1985年のマスクではライオン病の息子を持つ母親役でカンヌ映画祭主演女優賞、1987年にシースルー衣裳が話題となった「Moonstruck(月の輝く夜に)」でアカデミー主演女優賞受賞を獲得したほどの演技力です。 女性の永遠のテーマである美と老いとの戦いを続ける歌手兼ハリウッド女優として名高いシェールですが、ジェーン・フォンダばりにエクササイズ・ビデオ事業でも大成功を収めています。 いずれにせよ70年代メイクを30年以上も保つなんてアンビリーバブル! そんなシェールは身体がボロボロとこぼしながらも2010年に新作映画「Burlesque(バーレスク)」で34歳も年下のChristina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)と歌って踊って頑張っています。
最近ジョディ・フォスターが「ああはなりたくない!」と言ったとか。(そんなこと言うとお口に蛾が張り付いちゃう。)
Who is the Fairest One of All?
それにしてもシェールの顔ってアメリカ人離れしていますね。 なぜエキゾチックなのかというと父親がアルメニア人で母親がチェロキー・インディアンなんだそうです。 父親がレバノン人で母親にシリアとチェロキーの血が流れているのは現代のR&B歌手のTiffany(ティファニー)だそうです。


Mermaids VHS
Mermaids VHSMermaids VHS
ページトップのポスターと同じ画像を使用した"Mermaids"のVHSビデオをAmazon.cmで見つけましたが、かっては日本でもこの画像のビデオが販売されていたそうです。

Mermaids DVD
下記は国内で販売されている「恋する人魚たち」の2008年発売のDVDです。
Mermaids恋する人魚たち Mermaids
2003年発売の日本語字幕版DVDもあり。


Mermaids Soundtrack
映画のなかで、シェールの歌は勿論、Peggy Lee(ペギー・リー)の"Fever"やDjango Reinhardtの"I've Found A New Baby"、Rosemary Clooney(ローズマリー・クルーニー)の"Mambo Italiano"など懐かしい曲がたくさん使われています。

60年代ポップス&オールディズ入りの「恋する人魚たち」のサウンドトラックCD
MermaidsMermaids: Music From The Original Motion Picture Soundtrack
シェールの歌は試聴の1番と6番

video70年代、ソニー&シェール時代のキャピキャピ・シェールから最近のキャピキャピ・シェールまでのビデオ・クリップが観られるRhinoのRetro Vid(A Look At The Very Best of Cherと貫禄たっぷりのBelieveプロモ)


Physical exercise: Aerobics, Workout and Fitness
1991年リリースされたシェールの初のフィットネス・ビデオ「CherFitness(シェール・フィットネス)」を観ながらエクソサイズをすれば"シェール"のような若さを保てるかも。
Cherfitness: New Attitude (1991)Cherfitness: New Attitude



Elvis Presley (1935 - 1977)
1956年にはカントリーミュージック界にロカビリー旋風が巻き起こり、Johnny Horton(ジョニー・ホートン)のようなカントリー歌手たちがこぞってロカビリーを歌いだした年ですが、1954年にThat's All Rightのシングル盤でサンレコードからデビューしたElvis Presley(エルビス・プレスリー)にとって1956年は特別な年です。 それまではローカル・ヒットでしたが、Heartbreak Hotel(ハートブレイク・ホテル)をヒットさせたこの年には大手レコード会社のRCAでデビューしました。 そして、米国民の半分が観たというSteve Allen Show(スティーヴ・アレン ショー)に出演しました。 これがその後のEd Sullivan Show(エド・サリバン・ショー)出演に繋がります。 すごかったですね、キャーキャー言わない約束なんてどこいっちゃった?ってカンジで大騒ぎ! 歌が聞こえない位でした。 当時のエルヴィスは聞きなれない風変わりな名前で黒人だと思った人もあったとか、前代未聞のベリーダンスのグラインドみたいな腰振りにPTAから抗議の嵐だったとか。
※私はずっとThat's All Rightはエルヴィスがママに捧げて書いた歌だとばかり思っていたのですがとんだ間違いで、Sonny Boy Williamson II(サニー・ボーイ・ウィリアムソン)やElmore James(エルモア・ジェームス)などと巡業していたミシシッピ出身のデルタブルース歌手のArthur "Big Boy" Crudup(アーサー・ビッグ・ボーイ・クルーダップ)のカバーだったのです。 1949年にRCAビクターが開発した色分けEPドーナツ盤の最初の黒人R & B歌手がプロデューサーのLester Melrose(アーサー・メルローズ)に発掘されたアーサー・クルーダップのThat's All Rightだったのですが売れなかったので1954年にRCAビクターは解約したそうです。 エルヴィスはサンレコードからアーサー・クルーダップのThat's All Rightを録音しRCAビクターに移籍してからはクルーダップの他の2曲も吹き込んでいます。 不運なクルーダップはエルヴィスを含む著作権問題が度々あり印税なしでずっと貧乏だったそうです。 これは当時の田舎の黒人ミュージシャンの殆どが著作権なしでレコーディングの度にタバコ銭ほどの賃金を与えられていた事実からきているそうです。
Elvis' first hit Heartbreak Hotel 1956 - YouTube
Arthur Crudup Original Version of That's All Right Mama 1954 - YouTube
Elvis Presley - That's All Right Mama 1954 - YouTube


ELVIS'56 In The Beginning (1987)
「エルヴィス'56」はザ・バンドのLevon Helm(レヴォン・ヘルム)が南部なまりでナレーションを入れたドキュメンタリー長編賞受賞監督のAlan and Susan Raymond(アラン&スーザン・レイモンド夫妻)が制作した、1956年に誕生した伝説的スーパースターのエルビスプレスリーのドキュメンタリーです。
Elvis sings Hound Dog on ELVIS '56
1956年にエルビスプレスリーが歌って大ヒットしたHound DogはRCA Victorレコード会社から百万枚売れた記念のゴールドレコードを贈られました。 これはゴールドディスク賞としては第2番目で、初回は1941年にChattanooga Choo ChooがヒットしたGlenn Miller(グラン・ミラー)楽団でした。(詳細は同じくゴールドレコードを手にしたエディ・コクラン
1987年のドキュメンタリービデオの「ELVIS '56」のトレーラーはELVIS '56 Trailer - Videodetective☆エルビスが50年代の女性ブルースシンガーであるBig Mama Thornton(ビッグ・ママ・ソーントン)のヒット曲だったHound Dog(ハウンド・ドッグ)」を歌います。
Elvis Presley - Hound Dog (Elvis '56) - Grooveshark.com

☆2002年のディズニーのアニメ"Disney's Lilo & Stitch"のサウンドトラックでも使用されたプレスリーのHound Dog(ハウンドドック)の歌詞はHound Dog lyrics - pfilho/oldies_list
☆エルヴィス・プレスリーのハウンドドッグについて書かれたハウンドドッグ genkipolitan.com

オリジナル録音は1956年のアルバム「Elvis 56」にはHound DogやHeartbreak Hoteはもちろん、Too MuchやDon't Be Cruel、1956年にEd Sullivan Showで歌った時にはキャーキャー言わしたLove Meなども収録しています。(キャーキャー言わしたStuck on Youは1960年だからなし。)
ELVIS'56 CDElvis 56 CD
国内盤は「エルヴィス'56」
Elvis Presley - Don't Be Cruel - YouTube

ドキュメンタリー「エルヴィス '56」のDVD (日本語字幕版)
ELVIS'56 DVDエルヴィス '56
プレスリーの海外版VHSビデオ
Elvis '56 - In the Beginning

エルヴィスのファンサイトのElvis Tribute .USで左上メニューのSONGSをクリックするとエルヴィスの歌の歌詞特集です。 歌のタイトルをクリックすると歌詞が表示されます。 タイトルの前にあるチェックボックスは投票用です。 一番人気はSuspicious Mindsで、私の大好きな鳥肌もののElvis Presley - If I Can Dream(明日への願い)は103人、Love Lettersは9人、Blue Moonは・・・0人が投票しています。 ブルームーンは歌詞も見つかりませんがAudio-Visual Trivia内の記事のトミー・ドーシーのブルームーンと同じです。

エルビスのことならなんでもの英語サイトはElvis Presley.com(注!すぐ音)
☆50年代のエルヴィスについてはElvis 15 Anniversary Radio Show - Bluemoon's Elvis' Collection Page
☆エルヴィスの全音楽活動についてはエルヴィス・プレスリー genkipolitan.com
☆監獄ロックといえば今や大先生になった"まーちゃん"こと平尾昌章が、「粋な看守の計らいでぇ~、監獄でパーティーがあったとさ~」とプレスリーの監獄ロックでデビューしました。
エルヴィスの歌の日本語の翻訳歌詞が載ってる日本のサイトはElvis Presley Japanese Lyrics - genkipolitan.com(左のメニューから全楽曲データをクリック)
☆日本の公認エルヴィス・ファンサイトはbiwa.ne.jp

videoドイツのradioBremenではエルヴィスのビデオが観られます。 ページ下の方のAuschnitte aus dem 68' Comeback Specialにあるビデオアイコンをクリックすると観られます。 まずJailhouseで検索してその下の2クリップも観て下さい。radioBremen - Elvis Presley
ふりふりのフリンジが垂れ下がったラスヴェガスの白いジャンプスーツじゃないですよ、ロックンローラーの黒革ですよ! ライブだから歓声(嬌声)も入ってJailhouse Rock! エルヴィスも乗ってますね、汗が飛んできそう! 次は私の好きなOne Night、そしてBaby What You Want Me To Doではエルヴィスのギターが聴けます。(すぐ上にもエルヴィス関連ビデオや音声があります。)
Elvis Presley Blue Suede Shoes -YouTube

Artist of the Century
1954年から1976年までの初期から絶頂期までのエルヴィスの録音を集めた3枚組みCD(ASIN: B00000JILB)にはロカビリーからバラードまで全75曲が収録されています。 ディスク1には主に50年代の曲、ディスク2には60年代、ディスク3はそれ以降のヒット曲で、ギターではBarney KesselやChet Atkins、テナーサックスにはBoots Randolph(ブーツ・ランドルフ)、ピアノにはFloyd Cramer(フロイド・クレイマー)が参加しているそうです。
Elvis Presley - Trying to Get to You - YouTube

Memories: The '68 Comeback Special
"Don't Be Cruel"も収録した68年のライヴ(TV番組)「エルヴィス・カムバック」のリマスター輸入盤は雰囲気のあるライヴです。(オリジナル録音の曲ではない。)
Memories: The '68 Comeback SpecialMemories: The '68 Comeback Special
国内盤2枚組CDの「メモリーズ~'68 カムバック・スペシャル」(ASIN: B00005EHOB)もあり。

派手派手で有名なエルヴィスのステージスーツは、最初のスーツも生前最後のスーツも憧れだったメンフィスのビール・ストリートにあったBernard Lansky(ランスキー・ブラザーズ) エルヴィスが棺に入れられた時の白いスーツも仕立てたランスキー氏ですが、デューク・エリントン、ビリー・エクスタイン、カウント・ベイシーやライオネル・ハンプトンなどが贔屓客でしたが、オーティス・レディング、ジェリー・リー・ルイス B.B.キングなども常連客だといいます。
テネシー州の黒人が多くブルースの発祥の地とされる、メンフィスはエルヴィス・プレスリーの出身地です。 その端にテーマパークのようなエルヴィスの豪邸"Graceland(グレースランド)"があり世界中から沢山のエルヴィス・ファンが訪れます。 人種的にはチェロキーインディアンやイギリス系やヨーロッパ系やユダヤなどの混血といわれている複雑なエルヴィス・プレスリーの魅力はそんなところから醸し出されるのかも。 死してなお年収が50億円だそうですが、1977年8月16日が命日のエルヴィスプレスリー没後30年は2007年で色々なイベントが催されるそうです。
Elvis Presley Died Of Chronic Constipation?
エルヴィスプレスリーが薬物の誤用だとか不整脈だとか心臓発作で亡くなったと云われた時、FENがドキュメンタリー特集番組を組みましたが、私はそれをテープに録音したので日本では流行らなかった曲を知るところとなった次第です。(30年以上も経ってからエルヴィスの死因は慢性の便秘だったとも噂されています。)


Why Thank Ya, .... Thank Ya Very Much!
Burning Love
Elvis Presley - Burning Love
Digitally remastered Burning Love includes odd version of Hound Dog,
Elvis Presley - Burning Love (Aloha From Hawaii) - DailyMotion.com

今まで聴いたことのない未発表のバージョンが収録されている1999年リリースのデジタル・リマスター盤です。CDのタイトルになっている"Burning Love"というのは1973年のホノルルで開催されたスペシャル・コンサート「Aloha from Hawaii(エルヴィス:アロハ・フロム・ハワイ・ヴィア・サテライト)」で(日本にも映像が送られたそうです)の中で歌われた曲ですがアロハ・フロム・ハワイ-デラックス・エディションのDVDのみに収録されていたとか。 その"Burning Love"は試聴の1番で、今まで私が聴いたことがないバージョンの"Hound Dog"は11番です。 レアな"I'm Leavin"は4番

☆ハワイといえばエルヴィス・プレスリーの有名なBlue Hawaii(ブルーハワイ)やRock-A-Hula Baby(ロカ・フラ・ベイビー)を収録したアルバムは「Blue Hawaii」又は「ブルー・ハワイ」です。

Early Elvis
ページトップのCD画像はオリジナルが1999年というエルヴィス・プレスリーの初期の録音を集めたアルバムの2007年盤です。
試聴はEarly Elvis - Fnac.com
収録曲目はBlue Suede Shoes、Tutti Frutti 、Dont Be Cruel、Hound Dog、Anyway You Want Me、I Want You, I Need You, I Love You、My Baby Left Me、Heartbreak Hotel、I Was The One、Trying To Get To You、Lawdy, Miss Clawdy 、Shake, Rattle & Roll、Love Me Tender 、One Sided Love Affair 、Money Honey、Love Me、Rip It Up、Paralyzed、So Glad Youre Mine、Teddy Bear、Loving You 、King Creole、As Long As I Have You、Jailhouse Rock 、Treat Me Nice、以上有名な25曲を収録しています。
エルヴィスがRCAで"Heartbreak Hotel"の次に吹き込んだシングルの"I Want You, I Need You, I Love You"は1956年の2番目のビルボードでのシングルヒットとなりました。
Elvis Presley - I Want You, I Need You, I Love You - YouTube

Easy Come, Easy Go/Speedway
マニアの間で話題なのは1995年に発売になったレアなサントラを収録した輸入盤「ゴー・ゴー・ゴー&スピードウェイ」は1967年の海底の財宝発見アドベンチャー映画「Easy Come, Easy Go(GO! GO! GO! /ゴー・ゴー・ゴー)」(ASIN: B0017VG6KO)と、ナンシー・シナトラと共演した1968年の「Speedway(スピードウェイ)」のサウンドトラックを一緒にしたCDだそうです。 安い盤はなんだか音が悪いとか。

Thangyouverymuch!
1956年に西部劇風のLove Me Tender(やさしく愛して)に映画出演していますが、1957年にはエルヴィス2本目の主演映画で「Loving You(さまよう青春)」に出演してタイトル曲の他、Teddy Bear、Lonesome Cowboy、Mean Woman Bluesなどを歌いました。
エルヴィス3本目の主演映画「Jailhouse Rock(監獄ロック)」ではタイトル曲の他、Don't Leave Me NowやTreat Me Niceを歌っています。
「監獄ロック」のトレーラーはTurner Classic Movies
エルヴィスプレスリーが兵役に着く直前の1958年にWalter Matthau(ウォルター・マッソー)と共演した映画「King Creole(闇に響く声)」がエルヴィス最後の"不良青年役"でした。 「さまよう青春」でも共演したDolores Hart(ドロレス・ハート)が出演しています。 美人で品行方正な優等生女優のドロレス・ハートは大人気だったのですが、1960年のConnie Francis(コニー・フランシス)やYvette Mimieux(イヴェット・ミミュー)と共演した「Where the Boys Are(ボーイハント)」などに出演後、カトリックの尼僧になってしまいました。(Mother Dolores at the Convent of Regina Laudis in Bethlehem Connecticut)

エルヴィスは1956年のLove Me Tender(やさしく愛して)から除隊後の1960年のGI Blues(GIブルース)で私のお熱は冷めました。 不良少年のイメージだったエルヴィスは兵役を経てカムバックした後は好青年を演じていましたから、もう若者だけでなく万人向けのアイドルとなってしまったのです。 私も大人になりました、さようなら、エルヴィス。
エルヴィスプレスリーは「GIブルース」の後もたくさんの青春映画に主演しましたが私が覚えているのは1964年の「Girl Happy(フロリダ万才)」あたりです。 そんな「フロリダ万才」には、Johnny Angel(ジョニーエンジェル)が大ヒットした人気アイドルのShelley Fabares(シェリー・フェブレー)がエルヴィスのお相手役で出演していたように、エルヴィス映画にはJuliet Prowse(ジュリエット・プラウズ)やBarbara Eden(バーバラ・イーデン又はバーバラ・エデン)など毎回アイドル女優の可愛い子ちゃんが登場しました。 このアイドル女優たちも"Elvis's Girls"と呼びますが、エルヴィス最後の長編映画で1969年の「Charro!(殺し屋の烙印)」ではIna Balin(アイナ・バリン)でした。 エルヴィス最初の映画が西部劇風でしたが最後も無精ヒゲを生やしたClint Eastwood(クリント・イーストウッド)のマカロニウエスタン風の西部劇でした。 アイナ・バリンは1956年にAnthony Quinn(アンソニー・クイン)が主演したThe Black Orchid(黒い蘭)に出演しています。 ちなみに日本未公開のエルヴィス・プレスリー最後の映画にはテーマ曲の"Rubberneckin"が流行った1969年の「Change of Habit」があります。

Listenエルヴィス・プレスリーの歌が聴けるサイトのご紹介
Elvis Presley - Don Edrington's Big Band & Swing Era Songs
映画「闇に響く声」の中ではタイトル曲のKing Creole他、Trouble、Crawfish、Lover Doll、New Orleansなど私の好きな曲をたくさん歌っていて、LPの「King Creole」は当時購入したエルビスのアルバムの1枚です。
Elvis Presley - Trouble (1958) - DailyMotion.com

腰をくねらせて踊り歌う不良青年としてデビューしたエルヴィス・プレスリーですが、魂はゴスペルに根付いていました。 ゴスペル・シンガーとしてのエルヴィス・プレスリーの1956年から1977年までのゴスペル・ミュージック集大成「平和編」3枚組アルバムは「Peace in the Valley: The Complete Gospel Recordings」や、RCA時代のAmazing GraceやCrying In The Chapelなど1957年から1971年までのシングル25曲を収録した「Elvis Ultimate Gospel」(ASIN: B0001FBT9K)などがあります。

1956年のエルヴィスには想像し難い曲「オー・ソレ・ミオ」をアレンジした「It's Now or Never(イッツ・ナウ・オア・ネヴァー)」が1960年に2千万枚という大ヒットを記録しました。 それは1901年にEduardo di Capuaが作曲したイタリア歌曲で有名な「O Sole Mio(我が太陽)」で、かってMario Lanzaがイタリア語で吹き込んだものです。 除隊後のエルヴィスが吹き込んだオーソレミオのロックバージョンの「It's Now or Never」はコアなエルヴィス・ファンだけでなく一般の音楽ファンや眉を吊り上げていたパパママ、誹謗中傷していたマスコミにも絶賛されたのです。 なんとそれまではロックンロールを毛嫌いしていたフランク・シナトラとさえ共演したのです。
Elvis Presley It's Now or Never (1960)- YouTube
It's now or never, come hold me tight Kiss me my darling, be mine tonight...と歌われる「イッツ・ナオ・オア・ネヴァー」の歌詞はt's Now or Never - LYRICS FREAK

Elvis Presley - My Boy
エルヴィス・プレスリーが息子を想って歌った"My Boy(マイ・ボーイ)"は、CDの「King: Elvis Presley」や「The All Time Greatest Hits - Elvis Presley」、そしてオリジナルが1968年にリリースされた全23曲DVDの「'68 Comeback Special」に収録されています。 エルヴィスファンを自称し「私の好きなエルヴィス」というエルヴィスとのトゥーショット写真をカバーにしたチャリティ・アルバムをリリースした元首相の小泉純一郎は25曲のなかにこの"マイ・ボーイ"も選曲しています。
Elvis Presley - My Boy - YouTube

エルヴィス退役後の1963年のViva Las Vegas(ラスベガス万才)のトレーラーTurner Classic Movies(共に画像右のmediaのclipとtrailerをクリック)

エルヴィスの「Falling In Love With You(愛さずにはいられない)」はマッシュー・ペリーの1997年の映画「Fools Rush In(愛さずにはいられない)」のテーマ曲となっています。
☆Audio-Visual Trivia内でエルヴィスのブルー・クリスマスが聴けるエントリーはクリスマス・ソング特集


「R&B」がはじまった頃、これらのリズム&ブルースを聴いて育ったエルビスのヒット曲「「ハウンド・ドッグ」は1950年代にThe Coasters(コースターズ)をプロデュースして多くのヒット曲を書いたLeiber-Stoller(リーバーとストーラー)コンビが1953年にビッグ・ママ・ソーントンに書いた歌です。  エルヴィス・プレスリーを聴いて育ったのがJimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)で、ジミヘンのレアなバーションのハウンド・ドッグはブログ内の記事「Big Mama Thornton


エルビスが好きな女優はKim Novak(キム・ノヴァク)ですが、エルビスを好きなのはエルビスと誕生日が同じでエルビス・ファンクラブのメンバーにもなっている元小泉首相!と思ったら、なんとブッシュ大統領も同じくエルヴィス・ファンだとかで2006年6月にGraceland Mansion(グレースランド邸宅)を一緒に訪問したとか。 グレースランドはエルヴィスが亡くなるまで住んでいたテネシー州メンフィスにある豪邸です。

El Vez
60年代にはロックンロールの王者として世界中に知られたので各国でエルヴィス流という歌手が登場しました。 例えばJohnny Hallyday(ジョニー・アリディ)はフランスのエルビスで、Bobby Solo(ボビー・ソロ)はイタリアのエルヴィス・プレスリーと呼ばれたことがありますが、メキシコのエルヴィス・プレスリーといえば、メキシコ系アメリカ人でその名もエル・ヴェズはRobert Lopezという奇抜なステージ衣裳が有名なロックンローラーでエルヴィス・プレスリーの曲をカバー、いや、パロディにしたそうです。(アルバム・カバーなどもエルヴィスのとそっくりでリリース)

Elvis (1979)
1979年にKurt Russell(カート・ラッセル)がエルヴィス・プレスリーを演じエルヴィスのママを名女優のShelley Winters(シェリー・ウィンタース)が演じたJohn Carpenter(ジョン・カーペンター)監督のTVの伝記映画「Elvis(ザ・シンガー、またはエルヴィス・ザ・シンガー)」がありましたが、吹き替えをしたのが若い時代のエルヴィスの声のそっくりさんである"Ronnie McDowell(ロニー・マクドウェル)"でした。 エルヴィスのそっくりさんといえば、"De Nieuwe Elvis"とか"The New Elvis"と呼ばれた1968年生まれのベルギーのテナー歌手のHelmut Lotti(ヘルムート・ロッティ)がいます。 子供時代にエルヴィス・プレスリーに感銘を受けたというヘルムート・ロッティはマイク片手に腰を振りタキシードを脱ぎ捨ててエルヴィスそっくりの声と振り付けでオーケストラをバックに英語で歌いましたが、クラシック、ジャズ、ロック、世界の民謡と幅広く音楽活動をしているそうです。


※エボニックス(黒人英語)の二重否定
☆ハウンド・ドッグの歌詞にある'ain't nothing but'は二重否定形で、「お前はまったくの女たらしだ。」という意味だそうです。 つまり、積極的肯定を表す二重否定なんだそうだ。(満足なんてできねえ!という強い否定文じゃないのか?)
私には理解不能の二重否定についてはヘレン・ケインの記事にもあります。


Flying Home
Illinois Jacquet
Illinois Jacquet
The Number One Honker Of All Times
Texas Tenor: The Illinois Jacquet Story(1991年)
Illinois Jacquet - Flying Home (Classic Jazz: Jazz Legends) - Grooveshark.com
Illinois Jacquet - Flying Home - YouTube

Illinois Jacquet (1922 - 2004)
Jacquetをジャケットと読む人もいますがフランス語式にジャケーと発音するらしいです。 Honker(ホンカー)はどでかい音量でサックスを吹くホンク奏者で、ジャズ及びR & B(ロックンロール)を演奏します。 ホンクとは辞書によると雑音(騒音)に近いほど大きな音を指し、車のクラクションや雁の鳴き声もホンクですが飲みすぎた人が身をよじって戻す"ゲロ"もホンク。 Texas Tenor(テキサス・テナー)とはもともと音の大きなテナー・サキソフォンの奏法の一つで、サックスの持ち味を最大に生かす力強くホンクする吹き方です。 イリノイ・ジャケーの演奏を聴くとテナーを吹きながらまるでダミ声を出しているかのようです。 ブローテナーは正統派といわれるジョン・コルトレーンやソニー・ロリンズ等の音とは違いもっと泥臭く豪快です。 時々外れたのかと思うようなとんでもない音を出します。 このテナー奏法はLester Young(レスタ-・ヤング)やColeman Hawkins(コールマン・ホーキンス)等に始まり、Ben Webster(ベン・ウェブスター)からイリノイ・ジャケーに、そしてソウル・テナーのKing Curtis(キング・カーティス)に受け継がれています。

元祖リズム・アンド・ブルース、ジャンプ・ブルースにはブローサックス!
イリノイ・ジャケー(1922-2004)は1941年からライオネル・ハンプトン楽団に入り、ハンプトンの指導のもと、アルト・サックスからテナーに替えました。 1940年代にはスターになり、イリノイ・ジャケーの右に出る者はいないといわれたほどのR'n'Bには欠かせないブルース・プレーヤです。 スイングジャズの王様"Count Basie(カウント・ベイシー)"がイリノイ・ジャケーについて「The End!!」と言ったとか。 1942年のライオネル・ハンプトン楽団といえばテーマ曲になっている"Flying Home(Flies Again)"の演奏が押しも押されぬ地位を築きました。 この曲"Flying Home"は1939年 ライオネル・ハンプトンとBenny Goodman(ベニー・グッドマン又はベニイ・グッドマン)の共作でDanny Kaye(ダニー・ケイ)主演の1948年の映画「A Song Is Born(ヒット・パレード)」で使われています。 1942年頃にはイリノイ・ジャケーと交代に同じくテキサステナーのArnett Cobb(アーネット・コブ)がライオネル・ハンプトン楽団に参加して1947年まで在籍していたそうです。 1959年に録音したアルバム「Smooth Sailing」でのAustin MitchellのオルガンとGeorge Duvivierのベースと共演のアーネット・コブの"Blues Around Dusk"ははじけるテナーが素晴らしい。 アーネット・コブは20年後の演奏だってこんな! Arnett Cobb with Lionel Hampton in 1982 - YouTube

Listenイリノイ・ジャケーが聴けるWFMUラジオ・ショーのプレイリスト
Illinois Jacquet - JATP Conga (from "1950s")Wynonie HarrisとJet PropulsionIllinois Jacquet and His Orchestra - On The Sunny Side Of The Street (with vocal from "Illinois Jacquet 1947-1951") (イリノイ・ジャケーは最後から2番目ですが、Nancy Sinatraの"Just Bein' Plain Old Me"に続いてPeggy Leeの"I Think It's Gonna Rain Today"、Mama Cassの"Dream A Little Dream Of Me"、Waylon Jenningsの"Jole Blon"、Donna Summerの"I Feel Love"、Frank Millsの"Music Box Dancer"などが聴けます。)

ListenThe Lionel Hampton Orchestraの1942年のFlying Home, No. 1(フライング・ホーム)での強烈なブローが聴けるcolumbia.edu
1947年のIllinois Blows The Blues とPort Of Rico- One Night Boogieが聴けるIllinois Jacquet - Jazz On Line.com(Illinois Jacquetで検索、曲名をクリック)
最近なぜか「アクセス権限がないと表示されてしまいます。
Forbidden You don't have permission to access /pageinterrogation.php on this server.
Apache/2.0.59 (Unix) mod_ssl/2.0.59 OpenSSL/0.9.8g Server at www.jazz-on-line.com Port 80

1942年にライオネル・ハンプトンで大好評のFlying Homeを演奏したイリノイ・ジャケーは1943年から1944年までCab Calloway(キャブ・キャロウェイ)楽団に参加しましたが、移籍後すぐの1942年にLena Horne(リナ・ホーン)主演の黒人ミュージカル映画「Stormy Weather(ストーミー・ウェザー)」にチラリとお目見えし、テナーサックスのLester Young(レスター・ヤング)と一緒に1944年のJammin' The Blues(ジャミン・ザ・ブルース)に出演しました。 二人ともポークパイ・ハットがトレード・マークです。 有名な静物写真家であるGjon Mili(ジョン・ミリ)が監督したレアな短編映画のジャムセッションビデオ「Jammin' The Blues(ジャミン・ザ・ブルース)」にはイリノイ・ジャケーやレスター・ヤングの他にギターのBarney Kessel(バーニー・ケッセル)やドラムのJo Jones(ジョー・ジョーンズ)そして歌手のMarie Bryant(マリー・ブライアント)など40年代の主だったジャズメンが出演しています。
Jammin' the Blues 1944 - YouTube
タップダンス・シーンがすごい!キャブ・キャロウェイ楽団が出演した映画はStormy Weather - YouTube
この他、「ミスターブルース」と呼ばれるシャウターのWynonie Harris(ワイノニー・ハリス)とも45年~46年に共演しています。
「Stormy Weather」のビンテージ・ポスターが見られるStormy Weather - Hollywood Movie Posters Online

Illinois Jacquet in D.O.A.
1949年のフィルム・ノワールでRudolph Maté(ルドルフ・マテ)監督の代表作といわれる「D.O.A.(都会の牙)」がありますが、主演は1956年のThe Girl Can't Help It(女はそれを我慢できない)にも出演したEdmond O'Brien(エドモンド・オブライエン)がしがないホテルの会計係りを演じています。 ある晩、解毒剤はないというluminous toxinを投与されて余命幾ばくもないながら誰が何の為に彼を殺そうとしたのか知ろうと真犯人を探すスリリングなストーリーです。(結末はDead on Arrivalということでハードボイルド!)音楽が1946年にIt's A Wonderful Life(素晴らしき哉、人生!)など多くの映画音楽を手掛けたDimitri Tiomkin(ディミトリ・ティオムキン)ですがナイトクラブのシーンでWillis Gator Tail Jackson(ウィリス・ジャクソン)が影響を受けたというイリノイ・ジャケーの熱いテナーサックスが彼のバンドのJive Crazyをバックに聴けます。
Illinois Jacquet in D.O.A. 1949 - YouTube
Illinois Jacquet - I Don't Stand A Ghost Of A Chance With You - YouTube


☆母親がスー族(イリノイ州の先住民族)出身だそうで、イリノイ・ジャケーにはアメリカ・インディアンの血が流れています。
そして,彼の名前のIllinoisですが、イリノイ州のことではなくインディアン語で"優れた人"という意味のIlliniwekに由来しているそうです。 イリノイ・ジャケーの強烈なワイルド・ホンク(ブロークン・サックス)はバリトンサックスのLeo Parker(レオ・パーカー)をはじめ、テナーサックス奏者のWild Bill Moore(ワイルド・ビル・ムーア)、Stanley Turrentine(スタンリー・タレンタイン)、Big Jay McNeely(BJ マクニーリー)やWillis "Gator" Jackson(ウィリス・ジャクソン)など多くのサックス奏者に影響を与えています。
☆1940年代から80年代まで活躍していたWillis Jackson(ウィリス・ジャクソン)のホンクは独特でエキサイティングなアドリブを展開します。 1948年のヒットで"Gator Tail" with "Cootie""はニックネームになったほどだそうです。 1948年から1955年の間、断続的にCootie Williams(クーティ・ウィリアムス)バンドに参加する前はフロリダで演奏していたそうです。 1950年からは自分のバンドを結成して吹き込んでいます。 1950年代中頃にあのR & B歌手のRuth Brown(ルース・ブラウン)とのロマンスがあったそうで、その期間はルース・ブラウンの録音のバックを務めたそうです。 1977年のMuseレーベルからリリースしたWillis "Gator" Jackson名義のアルバム"Bar Wars"には自作の3曲が収録されています。 ぶっ飛んだファンキー・オルガンのCharles Earland(チャールズ・アーランド)がすごい!
☆イリノイ・ジャケーの歴史はswingmusic.net
Willis "Gator Tail" Jackson(最後)


Texas Tenor: The Illinois Jacquet Story
ビッグバンド・ジャズの貴重な映像!「イリノイ・ジャケー・ストーリー」の海外版VHSモノクロビデオ(1995年版)
Texas Tenor: Illinois Jacquet Story (VHS)
Texas Tenorテナーサックス奏者のイリノイ・ジャケーを追ったドキュメンタリー「テキサス・テナー: イリノイ・ジャケー・ストーリー」は モノクロ・インディペンデント・フィルムでArthur Elgort(アーサー・エルゴート)が監督した唯一映画化されたホンカー「イリノイ・ジャケー」の伝記映画です。 テキサス・テナーのIllinois Jacquet(イリノイ・ジャケー)は勿論テキサス・テナーのArnett Cobb(アーネット・コブ)、、ヴィブラフォン奏者のLionel Hampton(ライオネル・ハンプトン)、トランペット奏者のDizzy Gillespie(ディジー・ガレスピー)やClark Terry(クラーク・テリー)、テナーサックス奏者のSonny Rollins(ソニー・ロリンズ)やBuddy Tate(バディ・テイト)、Cab Calloway(キャブ・キャロウェイ)とも共演した女性ピアニストのDorothy Donegan(ドロシー ドネガン)などなど蒼々たるジャズメンが本人自身の役で出演します。
アメリカのAmazon.comではマーケットプレイスでDVD(ASIN: B00024IRJ0)が見つかりますが新品だと179.70ドルだとか。(1万円以上)


Flying Home
ページトップのCD画像はオリジナル録音が1947年のイリノイ・ジャケーのアルバム「Flying Home」で、もちろタイトル曲の"Flying Home"をはじめグルービーなJet Propulsion、Adam's Alley、Hot RodやバラードのTry Me One More Time、A Jacquet For Jack The Bellboyなどを収録しています。 残念ながらアルバム「Flying Home」の試聴はなくなりましたが、Amazon.comではFlying Home(飛んで帰ろう)が"Flying House"になっていました。(空飛ぶ家?)

The Illinois Jacquet Story CD
代表曲の"Flying Home"はもちろん、"Body and Soul"のようなロマンティックな曲など70曲以上を収録した人気の4枚組みCDBoxセットで、ベースのCharles Mingus(チャーリー・ミンガス)やドラムのArt Blakey(アートア・ブレイキー)なども参加しているそうです。
Illinois Jacquet StoryThe Illinois Jacquet Story

Swings The Thing
Lullaby Of The LeavesやFlying Homeなど全11曲を収録した Texas Tenorのアルバム「Swings The Thing」のなかでHarlem Nocturne(ハーレム・ノクターン)をトランペット奏者のRoy Eldridge(ロイ・エルドリッジ)と演奏しています。
オリジナル録音が1957年というテキサス・テナーがブローしまくる幻のアルバムのCD化!
Swings The Thingスウィングズ・ザ・シング (紙ジャケット仕様)1956年
(2009年盤がリリース! ASIN: B000E3K4E0)
「スウィングズ・ザ・シング」の全曲試聴はSwing's the Thing/Cool Rage Session - Amazon.com
イリノイ・ジャケー、ロイ・エルドリッジ、ジミー・ジョーンズ、ハーブ・エリス、ブラウン(レイ) ジョー・ジョーンズ / ユニバーサルクラシック
Swing's the Thing, Verve MG V-8023
日本でのみリリースされ世界に紹介されている"Swing's The Thing"のアルバム情報
6曲収録のオリジナル盤の試聴はSwings The Thing - Amazon.com
brand-new CD (Verve UCCV-9128) JAPAN.....$24
recorded on October 16, 1956
limited LP style paper sleeve edition
24bit 96kHz digital mastering
1. Las Vegas Blues(ラスヴェガス・ブルース)
2. Harlem Nocturne(ハーレム・ノクターン)
3. Can't We Be Friends(キャント・ウィ・ビー・フレンズ)
4. Achtung(アクタング)
5. Have You Met Miss Jones(ジョーンズ嬢に会ったかい?)
6. Lullaby Of The Leaves(木の葉の子守唄)

New York for Lovers
イリノイ・ジャケーの"ハーレム・ノクターン"を最近iTunesで見つけたので購入しましたがコンピレーション・アルバムの「ニューヨーク・フォー・ラヴァーズ」に収録されています。
試聴はIllinois Jacquet - Harlem Nocturne on New York for Lovers - Amazon.com

「スウィングズ・ザ・シング」が入手困難なら「ハーレム・ノクターン」を聴くにはこれ「New York for Lovers」
New York for Lovers試聴はNew York for Lovers - Amazon.com
(ハーレム・ノクターンは8番ですが全部ロマンティックな曲)


1951年~1958年のイリノイ・ジャケーの"Flying Home(フライング・ホーム)"といえばこのCD
Flying HomeFlying Home: The Best of Verve Years
試聴あり(イリノイ・ジャケーのソロを聴くには10番~12番、15番、18番)

LP初リリースが1964年のイリノイ・ジャケーのセッション「Desert Windsh」はギターがKenny Burrell、ピアノがTommy Flanagan、ベースがWendell Marshall、ドラムがRay Lucas、そして異色のラテン・パーカッションのボンゴとコンガがWillie Rodriguezです。 イリノイ・ジャケーのオリジナル「Blues for the Early Bird」の他、Lester Leaps InやCanadian Sunsetなどのジャズ・スタンダード・ナンバーも収録されている2004年盤ですが2007年までの限定CDだとか。
Desert WindsDesert Winds
Illinois Jacquet - Desert Winds - YouTube

私がCaravan(キャラバン)のために最近購入したイリノイ・ジャケーCDはテキサステナーが唸るイージーリスニング盤
KingThe King

Soul Explosion
オリジナルのLPは1969年にPrestigeからリリースされたイリノイ・ジャケーの"The Soul Explosion"がすごい! ギターはWally Richardsons 、ドラムスはAl Foster(アル・フォスター)、そしてMilt Buckner(ミルト・バックナー)の素晴らしいオルガンがファンキーなソウルCDです。
Billy Holiday(ビリー・ホリデイ)のヴォーカルでお馴染みのメランコリックな"I'm Fool To Want You"はKetty Lester(ケティ・レスター)のバージョンが最高に好きな私ですが、ハーレム・ノクターンと並びイリノイ・ジャケーの"I'm Fool To Want You"も私のお気に入りです。 テキサステナーのホンク!ブローしまくり!とは違い、テナーサックスの音がまるでミンクの手袋かオーストリッチの扇で撫でられているみたい。
St. Louis Bluesなど殆どの曲はアップテンポで、レアな"Still King"も収録されています。
Soul ExplosionSoul Explosion
♪ 試聴はSoul Explosion - Amazon.com

まさにブルージーなタイトル曲の"Blues; That's Me! "や"For Once in My Life"が収録されているアルバム「The Blues; That's Me!」での超重低音のBassoon(バズーン又はバッソン)が響く"'Round Midnight"もすごい!
試聴はThe Blues; That's Me! - Amazon.com
ちなみにイリノイ・ジャケーが初めてバズーンを吹いて録音した"Bassoon Blues"を収録しているアルバムはギタリストのKenny Burrell(ケニー・バレル)やピアニストの Tommy Flanagan(トミー・フラナガン)が何曲か参加している「THE MESSAGE」(ASIN: B000E3K4EK)
オリジナルは1963年の「The Message」と1964年の「Desert Winds」というLPレコードというこのCDアルバムの試聴はMessage/Desert Winds - Amazon.com


1951年に急逝したErnie Henry(アーニー・ヘンリー)が参加したアルバム
Illinois Jacquet a la CarteJacquet a la Carte
全24曲の試聴はJacquet a la Carte - Fnac.som
アーニー・ヘンリーは1番から7番まで
☆アルバムの詳細はJacquet a la Carte - mezzo-forte.com

Texas Tenors - Prestige
テキサス・テナーがブローしまくる1997年Prestigeからリリースのコンピレーションアルバム「Texas Tenors」ではIllinois JacquetのJivin' With Jack The Bellboyを初めArnett CobbのBlack Velvet、Buddy TateのThe Salt Mines、King CurtisのJeep's Bluesなど垂涎のテナーサックス曲が収録されています。(試聴はTexas Tenors - Amazon.com

Birthday Party
"Birthday Party Blues"の他"Ebb Tide"や"Shadow of Your Smile"など全5曲が収録されていますが現在は入手困難な1999年のライヴ盤です。 Ebb Tide(引き潮)はVictor Young(ヴィクター・ヤング)が作曲した映画のテーマでお馴染みの曲をテキサステナーがロマンティックにブローします。 演奏メンバーはギターにKenny Burrell、テナーサックスとフルートにJames Moody、バリトンサックスにGerry Mulligan、トランペットがJoe Newman、フリューゲルホーンがArt Farmer、ピアノがJimmie Smith、ベースがJack Six、ドラムがRoy Haynesと豪華です。
ライヴ盤の試聴はBirthday Party - Amazon.com

☆Audio-Visual Trivia内のアーカイブでイリノイ・ジャケーの関連記事はErnie Henry アーニー・ヘンリー


Benicio del Toro and Ed Harris in China Moon
Benicio del Toro as Lamar and Ed Harris as Kyle

チャイナ・ムーン」 (1994年)
John Bailey(ジョン・ベーリー)監督のセクシー・サスペンス映画ですが、「白い肌に秘められた殺意 魔性の女」というオドロオドロしいビデオの邦題に惑わされないで下さい。 観客を飽きさせないかなり知的な映画です。

出演は刑事役にEd Harris(エド・ハリス)、その部下にはGuy Ritchie(ガイ・リッチー)が2000年に監督した「Snatch(スナッチ)」や2005年の「Sin City(シン・シティ)」に出演したBenicio del Toro(ベニシオ・デル・トロ)、魔性の女(ファムファタル)にはMadeleine Stowe(マデリーン・ストウ又はマデリーン・ストー)、そしてその夫役にCharles Dance(チャールズ・ダンス)です。

このシーンが印象的!
Madeleine Stowe堅物の刑事をはめるつもりのファム・ファタルか。。。
暴力夫から美人妻を救い出したつもりが。。。
なんで、アイツがこんなに冴えてるんだろうという疑問が。。。
そして、真の黒幕は誰だ?


アメリカでは1994年3月公開でしたが、日本では劇場公開なしです。
videoマデリーン・ストウの夫射殺シーンが観られる「チャイナ・ムーン」のトレーラーはChina Moon Trailer - VideoDetective
チャイナ・ムーンはセクシー・シーンがあるためR指定です。
China Moon Trailer - YouTube

タイトルの「China Moon」は、主演の二人、エドハリスとマデリーンストウが初めてデートする晩に湖上に出ていたのが満月です。
China Moon 皿の月・・・蓮花をモチーフにした優雅なボンチャイナの皿の名前みたいですが、満月つまり変なことが起こるという意味でもあるようです。(狼男とか?) 他には蓮の花のことも言うようで、中国では君子の象徴、古代エジプトでは永遠の生命、インド神話では宇宙創造の源であり、最高の美女をも意味する言葉だそうですが、いづれが定かかは不明。 Who knows?

ヒロインの夫役で出演したハンサムなチャールズ・ダンスは2004年に監督デビューを果たしラヴェンダーの咲く庭でを製作します。
☆マデリーン・ストウは単にセクシーな美人女優ではありません。 今現在も中東、南米、アジアやアフリカといった世界中至るところで行われている囚人(容疑者)への残虐な拷問を問う映画といわれる、1991年の密室での二人芝居「Closet Land(クローゼット・ランド )」を観ても分かるようにマデリーン・ストウは演技力も素晴らしいのです。 ファムファタルといえば1990年に「Chinatown(チャイナタウン)」で主演したJack Nicholson(ジャック・ニコルソン)が監督も手掛けた「The Two Jakes(黄昏のチャイナタウン)」で殺された依頼人の妻のリリアンを演じています。


China Moon DVD
2009年に発売された「チャイナ・ムーン」日本語字幕版DVDです。
China Moon VHSチャイナ・ムーン/魔性の女 白い肌に秘められた殺意
なんと2008年に発売されたDVDはヴィンテージ価格の2万円!(ASIN: B001BAODHE)

「China Moon」のリージョン1海外版DVD(英語)ですが現在は入手困難になっています。
China Moon DVDChina Moon (R rated) Ntsc (DVD)

China Moon Soundtrack
「チャイナ・ムーン」の音楽を担当したのはGeorge Fenton(ジョージ・フェントン)ですがサントラは見つかりません。 映画で使用された曲にはテキサス出身のブルース・ギタリストであるAnson Funderburgh & The Rockets(アンソン・ファンダーバーグとロケッツ)が演奏する"Well, Well, Well, Baby-La"です。 Rose Marie McCoy(ローズ・マリー・マッコイ)が書いたこの"Well, Well, Well, Baby-La"はミシシッピ出身のデルタブルース・マンであるSam Myers(サム・マイヤーズ)をフィーチャーしています。 この他はサム・マイヤーズとアンソン・ファンダーバーグの共作である1991年の"Tell Me What I Want to Hear"や1989年の"Rack 'Em Up"などジャージーなブルースが使用されました。
Anson Funderburgh & Sam Myers - Tell Me What I Want To Hear - YouTube

Sam Myers (1936-2006)
映画でブルースを歌っていたのはサム・マイヤーズで南部ミシシッピ出身のダウン・ホーム・ブルースマンで、1950年代半ばにElmore James(エルモア・ジェイムズ)と一緒に演奏したこともあるそうです。 1985年に白人ギタリストのAnson Funderburgh & The Rockets(アンスン・ファンダーバーグ・バンド)で20年近く歌っていましたが、歌の他にブルースハープも吹きます。 映画では1957年のヒット曲"Sleeping In The Ground"は使用されていません。 ブルース・ハープ(ハーモニカ)の名手と呼ばれたサム・マイヤーズは惜しくも2006年に亡くなりました。
サム・マイヤーズのオフィシャルサイトはSweet Sam Myers.com/
Sam Myers - Sleeping in the ground - YouTube


Red Sun VHS
Soleil Rouge (Red Sun) by Bronson,  Alain Delon and MIFUNE
レッド・サン (1971年)

日米仏の大スターが顔を合わせる超異色西部劇の「レッド・サン」は「From Russia with Love(007 ロシアより愛をこめて」や「L'arbre de Noël(クリスマス・ツリー)」のTerence Young(テレンス・ヤング)が監督しました。 2003年まで五千円札の顔だったInazo Nitobe(新渡戸稲造)の「BUSHIDO,The Soul of Japan(武士道)」を熟読したテレンス・ヤングが、日本の武士と西部のガンマンの「男の友情物語」(buddy movie)を描きました。 1870年のアメリカ西部アリゾナを舞台に国境を越えた男の友情物語が繰り広げられます。 日本からホワイトハウスへの日本使節団の武士を演じた世界の三船敏郎(Toshiro Mifune)がアメリカの大統領に献上するはずの宝刀を取り戻そうと、列車強盗団の一味であるが三船敏郎の相棒となるCharles Bronson(チャールズ・ブロンソン)はAlain Delon(アラン・ドロン)が演じた列車強盗の分け前の金貨を奪った裏切り者の盗賊をとっ捕まえようと、それぞれは目的が違い反発し合いながらも行動を共にし弥次喜多風に西部を旅します。
1960年に「Plein Soleil(太陽がいっぱい)」で一躍脚光を浴びたアラン・ドロンは1967年の「Le Samurai(サムライ)」で共演したNathalie Delon(ナタリー・ドロン)と結婚した後にハリウッドに渡ったこともありましたが成功ならず、この国際映画「レッドサン」で西部劇に挑戦しています。 テレンス・ヤング監督は「レッド・サン」の前年、1970年にフランス映画の「De la part des copains(Cold Sweat/夜の訪問者、DVDはASIN: B000UMXBZ4)」で、又「レッドサン」の後1972年にThe Valachi Papers(Cosa nostra/バラキ)」でもチャールズ・ブロンソンを主役に起用しています。 惜しくもチャールズ・ブロンソン2003年に81歳で亡くなっています。
※テレンス・ヤングも勉強した新渡戸稲造について書かれている人物 日本帝国時代
☆(^-^); 思わず笑ちゃう三船敏郎のオフィシャルサイト
Toshiro Mifune Official Website 三船敏郎公式ページ(ページ下のメニューをクリックすると秘蔵写真リンクあり)
☆Akira Kurosawa(黒澤明)監督の1949年の「Nora inu(野良犬)」では三船敏郎はコルト(拳銃)を盗まれた村上刑事を演じました。

映画「レッド・サン」に華をそえる美人女優陣は、西部の娼婦館のマダムに、The Pink Panther(ピンクの豹)に出演した美女のCapucine(キャプシーヌ )、アラン・ドロンにぞっこんの娼婦には、"昔"ボンドガールのUrsula Andress(ウルスラ・アンドレス)です。
スイス生まれのウルスラ・アンドレス(昔はアシュラー・アンドレスと表示)はAll The Kings Men オール・ザ・キングスメン(1949年) などに出演したJohn Derek(ジョン・デレク)と結婚したことがありましたが、1965年に「Les Tribulations d'un chinois en Chine(カトマンズの男)」で共演した離婚直後のJean Paul Belmondo(ジャン・ポール・ベルモンド)がメロメロになったそうです。
ウルスラ・アンドレスの写真が見られるUrsula Andress Photos - AcePhotos.org どうです、セクシーでしょう?

馬上から、おフランス語で「メルシー」と叫んだり、飛んでる蚊を日本刀でタタッ切ったりと日本では見られない「世界の三船」が大活躍! え~と、蝿を切ったのは・・・武蔵か。
そうそう、マダム・キャプシーヌの娼婦館では、その三船がブロンドガールをありがたく頂戴つかまつってニンマリ!なんてシーンもあります。 本当に嬉しそうですな。

世界の三船と西部の男ブロンソン共演のDVD
ページトップの画像は日本で入手できる1998年輸入版(英語)ヴィンテージVHSですが、DVDもヴィンテージ価格で2004年発売の日本語字幕版「レッド・サン」があります。
Red Sun DVDレッド・サン
※2004年発売の日本語字幕版の「レッド・サン ニューマスター版 [DVD]」もあります。

Soleil Rouge Soundtrack
「レッド・サン」のサウンドトラックは、1965年の映画「コレクター」の音楽を担当したMaurice Jarre(モーリス・ジャル 又はジャール)が作曲した無国籍ウェスタン音楽の傑作です。 テーマ曲は"Soleil Rouge"です
モーリス・ジャールが手掛けた映画音楽は1959年のLes Yeux sans visage(顔のない眼)、1965年のコレクター、1968年のIsadora(裸足のイサドラ)、1990年のゴースト/ニューヨークの幻など話題作品が続きます。
Soleil Rouge

オリジナルが1972年のモーリス・ジャル音楽の「レッド・サン」サウンドトラックは何種類もリリースされていますがこちらは2008年発売のサントラです。
Red Sun [Soundtrack]
Soleil Rouge Soundtrack
♪ "Soleil Rouge:Maurice Jarre"の試聴はSoleil Rouge - Amazon.com

新渡戸稲造の「武士道」を読んでみます?(英語版ペーパーバック)
Bushido: The Soul of Japan by Inazo NitobeBushido: The Soul of Japan
上記の他にも2004年発売の英語版「Bushido: Samurai Ethics and the Soul of Japan (ペーパーバック) 」や、2007年発売のドイツ語版の「Bushido. Der Ehrenkodex der Samurai (ハードカバー) 」もあり。


☆同じ「サン」でも「レッド・サン」はライジング・サンとは違って、大変安心して観られる日本観です。 最後のシーンで電線にぶる下がった「天下の宝刀」の扱い以外は!


Charles Bronson (1921 - 2003)
同じ「西部劇」でも1968年の「C'era una volta il West(ウエスタン)」は男が惚れるマカロニウエスタン映画です。 映画の華は一輪、Claudia Cardinale(クラウディア・カルディナーレ)で、同年にMaurice Jarre(モーリス・ジャルが音楽を担当した映画「Isadora(裸足のイサドラ)」に出演した舞台出身のJason Robards(ジェイソン・ロバーズ)がカルディナーレが演じる開拓女を助ける珈琲好きのCheyenne(シャイアン)を演じます。 1959年に「刑事」でメジャー・デビューしたクラウディア・カルディナーレは王女さまを演じた1963年の「ピンクの豹」あたりから垢抜けて綺麗ですが、ショーン・コネリーが探検家のRoald Amundsen(アムンゼン)を演じてカルディナーレが看護婦を演じた1970年の「Krasnaya palatka(La tenda rossa)」邦題が「SOS北極 赤いテント」でも超綺麗。 ジェイソン・ロバーズはBogie(ハンフリー・ボガート)そっくりの俳優とはいえボギーほどハードボイルドではありませんが、ボギーの死後1960年代にハンフリー・ボガート未亡人のLauren Bacall(ローレン・バコール)と結婚したこともあります。 肝心なCharles Bronson(チャールズ・ブロンソン)はキーパーソンのHarmonica(ハモニカ)という赤シャツを着た謎の男を演じます。 果たしてハモニカ男の正体は・・・。 ラストシーンで無理強いにハーモニカを銜えさせられた幼い弟の面影を偲んでブロンソンが吹く哀愁のハーモニカが涙を誘う1964年の荒野の用心棒や1965年のPer qualche dollaro in più(夕陽のガンマン)は言うに及ばず1984年のOnce Upon a Time in America(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ)を監督したSergio Leone(セルジオ・レオーネ)の大作で、余韻の残る音楽はマカロニウエスタンのサウンドトラックを数多く手掛けているEnnio Morricone(エンニオ・モリコーネ)です。
壮大なエンニオ・モリコーネのサウンドトラックはOnce Upon A Time In The West: The Original Soundtrack Recording(試聴の6番にブロンソンのハーモニカの片鱗が偲ばれます。)
※この「ウエスタン」は英語のタイトルが"Once Upon a Time in the West"といいますが、なんと"Tenkrát na Západě"というチェコ語で検索が入って来て驚きました。 多分東欧Czech(チェコ)のトラッシュメタルバンド「Asmodeus」の1991年のアルバムProsincová noc blíže neurčeného rokuに収録されている曲名と一緒なんでしょうか。(チェコ語読めない)

雨の訪問者 サウンドトラック
Le Passager de la pluie Soundtrack1950年代から1970年代には毎年のように話題映画に出演したCharles Bronson(チャールズ・ブロンソン)が日本で注目されたのはやはり1960年のThe Magnificent Seven(荒野の七人)や1963年のThe Great Escape(大脱走)からでしょう。 その後、1965年のThe Sandpiper(いそしぎ)や1965年のThis Property Is Condemned(雨のニューオリンズ)などのロマンティックな映画にも出演しましたが、「レッド・サン」の前年の1970年はフランス映画のDe la part des copains(夜の訪問者)と日本ではFrancis Lai(フランシス・レイ)のテーマ音楽でも人気のLe Passager de la pluie(雨の訪問者)、イタリア映画のCittà violenta(狼の挽歌)などと5本のうち4本が欧州映画でブロンソン夫人のJill Ireland(ジル・アイアランド)と共演しています。  ジャズピアニストのHerbie Hancock(ハービー・ハンコック)が音楽を手掛けた1974年のDeath Wish(デスウィッシュ/狼よさらば)は1982年のDeath Wish II(ロサンゼルス)と1985年のDeath Wish 3(スーパー・マグナム)とともにMichael Winner(マイケル・ウィナー)がBrian Garfield(ブライアン・ガーフィールド)の原作をもとにして監督しています。 「ロサンゼルス」と「スーパーマグナム」は音楽がブリティッシュロックのJimmy Page(ジミー・ペイジ)でした。 ジャズピアニストのハービー・ハンコックは1986年の「Round Midnight(ラウンド・ミッドナイト)」や1966年の「Blow-Up(欲望)」などのサウンドトラックも手掛けています。
チャールズ・ブロンソンは「レッドサン」で共演したでアラン・ドロンとはOlga Georges-Picot(オルガ・ジョルジュ=ピコ)も出演した1968年の「Adieu L'ami(さらば友よ)」でも共演しました。
「さらば友よ」のトレーラーが観られるAdieu L'ami Trailer - Comme Au Cinéma
フランスのJean Herman(ジャン・エルマン)が脚本と監督を手がけた悪党どものバッディムービーで、「さらば友よ」には1951年の「Jeux interdits(禁じられた遊び)」で可愛いポーレットを演じて映画デビューしたBrigitte Fossey(ブリジット・フォッセー)も出演していました。 その後の1958年から1960年にかけて放映された「Man with a Camera」という白黒のテレビシリーズではフラッシュを焚いて写真撮影するフリーランス・カメラマンのMike Kovac(マイク)として2話に出演したそうです。 そういえばエレクトリック・フラッシュのストロボより昔はカメラに閃光電球(フラッシュバルブ)というマグネシウム電球を1回づつ取り付けて写したのでした。
Man with a CameraのDVD画像が見られるMan with a Camera - VictoryMedia U.A.Man With a Camera VHSはAmazon.co.jpにあり。 Charles Bronson Cabo Blanco/U.S. Marsha/Chino/Man With a Camera DVDはAmazon.comにあり。
「さらば友よ」のDVDはAmazon.co.jpにあり。(ASIN: B001FR1NYY) 
私が観たCharles Bronson(チャールズ・ブロンソン)の映画はほとんどが活劇か闘うストーリーでしたが、1966年にNatalie Wood(ナタリー・ウッド)とロバート・レッドフォードが共したThis Property Is Condemned(雨のニューオリンズ)でヒロインの母の愛人"J.J."役。


Charles Bronson: The 95 Films and the 156 Television Appearances (Book)
Charles Bronson: The 95 Films and the 156 Television Appearances
Charles Bronson Book1970年の大林宣彦監督によるチャールズ・ブロンソン出演の男性化粧品「MANDOM」のCMでチャールズ・ブロンソンがアゴをなでて、「Hummmmm...Mandam!」と言いました。 嘘かまことか、それを観ていたテレビの前の女性達が失神したとか。
All the world loves a lover
All the world loves MANDOM
Grooming all the worlds great lovers
Man o man, thats MANDOM...

300 Hits in Japan 1965-1984, Vol. 5: 1971-72
コマーシャルのBGMの曲「Mandom-Lovers Of The Worldを歌ったJerry Wallace(ジェリー・ウォーレス)は60~70年代のカントリー歌手です。 ジェリー・ウォーレスの1968年のCMソング"Lovers of the World(マンダム~男の世界)"はLIBERTYレコードから日本で発売されました。 現在はアルバム僕たちの洋楽ヒット Vol.3 1968~70(試聴なし)又はTHE 70'S-BEAUTIFUL DAYSに収録されています。
☆Jerry WallaceのMandom - Lovers Of The Worldのバージョンではないですが、All the world loves lovers...と歌われる歌詞はLovers Of The World - Lyrics Depot
Jerry Wallaceの音楽情報はMusicStack(Lovers of the World情報は下から3番目)
Primrose Lane: The Very Best of Jerry Wallace


Audio-Visual Trivia内の関連記事
チャールズ・ブロンソンは大脱走
アラン・ドロンは太陽はひとりぼっち
モーリス・ジャルはゴースト ニューヨークの幻


追記:
コメント欄の「みどり」さんからの情報のリンク先をご覧になると貴女は失神します。Hummmmm...Mandam!




黄金の腕(1955年)
Otto Preminger(オットー・プレミンジャー)が監督したモノクロ映画で、麻薬犯罪を扱った問題作であり、ヒューマン・ドラマでもあります。 主役の元麻薬中毒のギャンブラーFrankie Machine(フランキー)の役に飛びついたのがFrank Sinatra(フランク・シナトラ)でした。 オファーを受けていたマーロン・ブランドを出し抜いてシナトラが契約し、当時シナトラの実生活での恋人だったKim Novak(キム・ノヴァク)を出演させてお熱いところを見せています。 車椅子生活をするフランキーの妻役で往年の美人女優のEleanor Parker(エリノア・パーカー)が出演していますがキム・ノヴァクに食われました。

黄金の腕を持つ男、賭博師として凄腕のフランキーは博打場の手入れに合い刑務所にぶち込まれたのですが病院で麻薬を絶ってシャバに戻りました。 ムショで練習したドラムで身を立てようと新しい人生に賭けるつもりのフランキーなのに車椅子の美人妻は元のばくち打ちに戻れとのたまうのです。 なんか怪しい。 その妻はフランキーに麻薬を勧める男に真相(秘密)を知られてしまい、男は転落死させられた。 罠にはまって再び札を配るフランキーだったがドラムの練習も続けていた。 フランキーが札を操る時に手が震えたのは麻薬の禁断症状か、信条の裏切りからか。 フランキー達にも歩けることを見られてはフランキーの同情を買うことが不可能だと悟り、狂った妻は自ら死を選んだのだ。 哀れ。

ボーヴォワールがJean‐Paul Sartre(夫のサルトル)以外に持った恋人であるといわれるアメリカの作家のNelson Algren(ネルソン・アルグレン、又はネルスン・オールグレン)の小説「The Man with the Golden Arm(黄金の腕を持つ男)」の映画化です。 原題の"The Man with the Golden Arm"の腕は単数なので主人公フランキーのドラマーとしての腕にしては複数でないから変だと思っていた私ですが、いかさま賭博の腕のことだったのです。
※ネルソン・アルグレン(1909-1981)は1950年にこの映画の原作である「The Man with the Golden Arm」によりフィクション部門で初のNational Book Awardを受賞しました。 この作品でアルグレンが育った大都会「シカゴ」のあらゆる裏の社会を描きました。この小説の他にも詩やエッセイ、A Bottle of Milk for Motherや'How the Devil Came Down Division Streetなどといった短編も発表しています。 ネルソン・アルグレンのフランスの作家で哲学者のSimone de Beauvoir(シモーヌ・ド・ボーヴォワール)との大陸横断の恋は通算で十七年も続いたそうです。 アルグレン1947年にボーヴォワールがアメリカでレクチャー・ツアーをしている間に知り合い二人で南米に旅したこともありました。 その後アルグレンはパリでボーヴォワールの夫君であるサルトルにも会っています。 サルトルはアルグレンの出版物のフランス語訳を手伝ってくれたそうです。 ボーヴォワールはアルグレンに著書The Mandarins to Algrenを捧げ、なにがしかの交際はあったものの契約結婚の夫であるサルトルのもとを離れることはありませんでした。
アルグレンの出版物目録は翻訳作品集成 ネルスン・アルグレン

Frank Sinatra in The Man with the Golden Arm映画「黄金の腕」はテーマとして麻薬を扱っていたので制作直後は公開できませんでしたが、The MotionPicture Production Code of 1930(映画プロダクション・コード)が変わり制作年の翌年に公開されました。
☆フランキーの麻薬禁断症状に耐えるシーンが壮絶!


Elmer Bernstein's The Man with the Golden Arm
「黄金の腕」は初めて映画音楽にジャズを取り入れたアメリカ映画だそうです。
Key Witness(四人の恐迫者)」を監督したPhil Karlson(フィル・カールソン)の1966年のアクション・コメディである「The Silencers(サイレンサー/沈黙部隊)」ではDean Martin(ディーン・マーチン)が主演しましたが音楽を担当したのは映画音楽の巨匠の一人、Elmer Bernstein(エルマー・バーンスタイン)でした。 そのバーンスタインが「The Man with the Golden Arm(黄金の腕のテーマ)」の"Frankie Machine"を作曲しました。(※ちなみにVHSの「サイレンサー・沈黙部隊」はビンテージ価格です。)
そのバーンスタインは惜しくも2004年8月に亡くなりました。 エルマー・バーンスタインについてはVOL,2 エルマー・バーンスタイン (ELMER BERNSTEIN)

Listen!エルマー・バーンスタイン作曲の"Frankie Machine"が聴けた"Rock n'Roll Party - Red Prysock - Man With The Golden Arm - Elmer Bernstein - Club Alibi"はTuxedo Junctionに統合されて今はもう聴けません。
The Man With The Golden Arm - music by Elmer Bernstein & Title Design by Saul Bass - YouTube
CD化されていない「サイレンサー」のLPサントラ画像と曲目リストが見られるmovie grooves - The Silencers Soundtrack
映画「サイレンサー」でVikki Carr(ヴィッキー・カー)が歌ったセクシーな"The Silencers"はアルバム「Ultra-Lounge, Vol. 7: The Crime Scene」に収録されています。

「黄金の腕」はバーンスタインの音楽と共にSaul Bass(ソウル・バス)が手がけた映画のタイトルデザインやポスターが絶品です!
「黄金の腕」のタイトルデザインが見られるThe Man with the Golden Arm - Title by Saul Bass - notcoming.com(画像を矢継ぎ早にクリックすると動いているように見えます。)

video「黄金の腕」の予告編やビデオが観られるThe Man with the Golden Arm - LikeTelevision.com


The Man with the Golden Arm DVD
☆安い! 2006年発売の「黄金の腕」廉価版500円DVD!
The Man with the Golden Arm黄金の腕
画像は2002年発売に字幕版DVDですが、英語版VHSビデオの「Man With Golden Arm」もあり。

「The Man with the Golden Arm」の1997年輸入版VHS(英語)
The Man with the Golden ArmMan With Golden Arm VHS

これが本物! 1955年リリースの「The Man with the Golden Arm」輸入版VHS(英語)
The Man with the Golden ArmThe Man With The Golden Arm


エルマー・バーンスタイン音楽による史上初のジャズのオリジナル・サウンドトラック!
演奏はPerez Prado(ペレス・プラード)とマンボの組曲にも挑戦したフリューゲル・ホーン奏者のShorty Rogers & his Giants(ショーティー・ロジャース)の編曲で、ドラムのShelly Manne(シェリー・マン)、アルトサックスのBud Shank(バド・シャンク)、トランペットのPete Candoli(ピート・カンドリ)などの豪華ジャズメンです。
THE MAN WITH THE GOLDEN ARM OSTThe Man With the Golden Arm/ O.S.T.
試聴はThe Man With the Golden Arm Soundtrack - Amazon.com(必聴は3番のElmer BernsteinとShorty Rogersなどが演奏する"Frankie Machine")

DECCA DS-8 The Man with the Golden Arm Soundtrack
The Man with the Golden Arm私が持っている「黄金の腕」のサントラEP盤ですが、1955年の映画「Blackboard Jungle(暴力教室)」のテーマソングだったBill Haley & his Comets(ビル・ヘイリー楽団)の"Rock Around the Clock(ロック・アラウンド・ザ・クロック)"と抱き合わせです。
(クリックで拡大可)
こんな組み合わせで売る方も売る方ですが買う方も買う方ですが、当時はヒットパレードで人気があった売れ筋の曲だけを抱き合わせて販売したことが多かったです。


ボーヴォワールの恋人ネルソン・アルグレンの原作"The Man With the Golden Arm"のペーパーバック (原語版書籍) 1999年版
The Man With the Golden Arm
The Man With the Golden Arm
より価格の安い2005年版はThe Man with the Golden Arm [ペーパーバック]


Il Casanova di Federico Fellini
Fellini's Casanova
Donald Sutherland as Giacomo Girolamo Casanova
フェリーニのカサノバ(1976年)

Fellini's Casanova
歴史上では群れを支配する男の代表として、"英雄色を好む"の例えがあるように、13世紀にモンゴル帝国を築いたチンギス・ハーン(ジンギス・カン、成吉思汗、jinkiz khān)がその征服過程において何億もの女性をも征服したといわれますが、現代ではThe Rat Pack(ラット・パック)の群れを率いた夜の帝王、Frank Sinatra(フランク・シナトラ)と架空の人物としては小説にイギリス秘密情報部の諜報員として描かれたスーパー・プレイボーイのコードネーム007(seven)のスパイで、James Bond(ジェームズ・ボンド)が揚げられます。
そして、18世紀ヨーロッパで歴史上有名な好色男というと「Giacomo Casanova(ジャコモ・カサノバ又はカザノヴァ)です。 カサノバの悲痛なまでの女性遍歴の一生と当時の宮廷生活を描いたカサノバ自身による「Histoire de Ma Vie(回想録全12巻)が1826年に出版されたのを元に、Federico Fellini(フェデリコ・フェリーニ)が脚本を書いて監督したイタリア映画です。 エロティックというよりはせつなくて泣ける映画で、オスカーではコスチューム部門で受賞しました。 ヴェニチアの謝肉祭や中世の衣裳に髪型、大道具のパイプオルガンや音楽、建築物やインテリア、小道具の真鍮のカップからデカパイに至るまで細部に眼を凝らせば何度観ても見足りない映画です。 ちなみに「フェリーニのカサノバ」は日本では映画上でのジャンルはドラマとなっています。 そして米国でにジャンル分けは伝記及びドラマとなっていますが、イタリアではグロテスクのジャンルだそうです。 映画のポスターは有名なデザイナーのBill Gold(ビル・ゴールド)が手掛けました。
Bill Gold - Fellini's Casanova movie poster -

カナダ出身の性格俳優「Donald Sutherland(ドナルド・サザーランド)」が主役のカサノバを演じています。 そしてフェリーニといえば音楽は哀愁たっぷりのNino Rota(ニーノ・ロータ)です。
映画音楽作曲家のニーノ・ロータについては映画音楽作曲家名鑑のニーノ・ロータ

video「フェリーニのカサノバ」のトレーラーが観られるLe Casanova De Fellini Trailer - Comme Au Cinéma
Il Casanova di Federico Fellini SCenes - YouTube

 

映画全体の印象は、超巨大セットとメイクのグロテスクなこと。 以前見た白塗りで踊る舞踏家のKazuo OHNO(大野一雄氏)がオーバーラップしてしまいました。 「フェリーニのカサノバ」はカラー映画ですが、ピエロなのか歌舞伎なのか、白塗りの顔が異常さを強調し、豪華な中世の舞台装置はまさに歌舞伎のようです。 私の記憶が正しければ、大嵐のなかのヴェネツィアのPiombi(ピオンピ監獄)脱走で、カサノバが乗ったゴンドラを揺らす波は布で表現されているようでモノクロ調に見えました。 顔にかかる嵐の雨がなければ、完全に舞台装置。 余りの気の毒さに思わす涙してしまうほど、女性奉仕に取り付かれたカサノヴァの悲壮な形相に加えて、なんとも異様な映像ですがセックス映画ではありませんよ。 歴史的かつ哲学的、博愛的な内容なのです。
白塗りメイクは1968年のフェデリコ・フェリーニ監督も参加したオムニバス映画Histoires extraordinaires(世にも怪奇な物語)で登場しました。怪奇を表すために日本のお化け映画を参照したと思われます。 うらめしや~!
引き合いに出してしまい失礼を申し上げた大野一雄氏については織部賞グランプリ-大野一雄
ゴンドラとはイタリアは水の都「ベニス」で使用される独特の交通手段です。
フェデリコ・フェリーニ監督についてはイタリア映画のひとびと
ジャコモ・カサノバと回想録についてはカサノバを愛した女たち-書評

a mechanical doll played by Adele Angela Lojodice「女性のために生まれてきたんだ!」と、女性との関係をまるで義務の如くこなすカサノバ。 お相手は年齢・容姿問わず、博愛精神を持ってどんな女性とも関係を持つ。 Rocky(ロッキー)みたいに生卵を飲んでは苦行のごとく励みまくる。 ものすごい形相!
女性遍歴を重ねても重ねても満足できず、最後の最後には生身に飽いて メカ・セックス!・・・と最後のお相手はドイツのを訪れた時に出会ったゼンマイし掛けの自動人形への究極の愛ににたどり着きます。 人形とカサノバの踊るシーンは映画のクライマックスともいえるでしょう。 踊る自動人形(Mechanical doll)はAdele Angela Lojodice(アデル・アンジェラ・ロヨディス)という女優が演じました。 実際中世には某公爵が酔狂で製作させたとかいうダッチワイフ的な人形があったそうです。 俗説ではかって南極探検隊にお供したというゴム人形(Femme d'air)もこんなにゴージャスだったらお世話になった隊員もいたことでしょう。 ちなみに人形に恋をした男の話は古くは19世紀からあり、バレーの「Der Sandmann(砂男)」やそれから派生したバレーの「Coppélia, ou la Fille aux yeux d'émail(コッペリア)」やオペラの「Les Contes d'Hoffmann(ホフマン物語)」などがありました。
Fellini's Casanova- The Dancing Doll - YouTube
メカセックスの写真が見られるドイツのロボットのサイト内のPuppen und Automaten - kantel.de
☆イメージ検索で「Fellini Casanova Doll」とキーワードを入れると自動人形の画像が見つかりますよ。
フェリーニのカサノバの写真が見られるIl Casanova di Federico Fellini - FILM.TV.IT
※Adele Angela Lojodiceが演じた踊る自動人形の写真が見られるstatue & doll makeups: Fellini's Casanova(女優についての情報はなし)

Bisque mechanical dolls with glass eyes
余談ですが、マイセンの人形は全部が陶器製なんでしょうか。 私は陶器の顔にガラスの目玉のアンティックな動くフランス人形が大好きです。 その昔、NHKで番組の合間に内臓のオルゴールの音と共にこの自動人形が映されたことがあります。 コンパクトを持って白粉をはたいたり、楽器を演奏したりする精巧な人形にうっとりとして見入っていました。 おそらく博物館にでも陳列されている19世紀初頭の人形なんでしょう。

色と食をこよなく愛するイタリア人「ジャコモ・カサノバ」のお好きな食べ物は、セクシーな連想を起こすプックラした牡蠣、ジューシーなゲームヘン(小型鶏)、出来たてカマンベールチーズ等などですが、カサノヴァの人生最後のご所望はイタリア人ならではの「Maccheroni(マカロニ=スパゲッティ)」でした! 「マカロニ食べたい! 毎日食べたい!」
アナタなら最後の晩餐としては何を望みますか? 最後の晩餐調査室という食べ物秘密調査室では、女性の回答者が多いのでしょうか「ケーキ」がトップらしいです。  さて、この世の終わりに乾杯! では、飲み物はウオッカのCasanova's Secret・・・イタリア産で、オレンジとハーブのリキュールの甘いデザートドリンクCasanova! Ugh!!!
ヨーロッパでは若者に人気とかの瓶詰めも販売されているそうです。


1993年には、フランス映画でAlain Delon(アラン・ドロン)主演のLe Retour de Casanova(カサノバ最後の恋)、1964年にはMarcello Mastroianni(マルチェロ・マストロヤンニ)主演のイタリアコメディCasanova '70(カサノヴァ'70)があります。

ずっと古くは、戦前1927年にAlexandre Volkoff(アレクサンドル・ヴォルコフ)監督のフランスのコメディ映画「Casanova d'Alexandre Volkoff 」(Casanova)があります。 女性遍歴に偏った「フェリーニのカサノヴァ」よりもっと原本に近い解釈だともいわれます。 画像はSilent EraUN AMORE DI SCRITTORE


フェリーニの「カサノバ」は通りいっぺんに観て終わりではありません。何度も繰り返し観て細部まで鑑賞したい映画です。
待ってました!2005年発売のフェデリコ・フェリーニ85周年記念DVD「カサノバ」と「La Citta delle donne(女の都)」の2枚組み(日本語字幕版)
Federico Fellini selectionフェデリコ・フェリーニ セレクション
カサノバと一緒に収録されているのは ニーノ・ロータ亡き後のフェデリコ・フェリーニが監督した1980年のLa Citta delle donne(女の都)で、マルチェロ・マストロヤンニの主演で老いたプレーボーイの夢想を描いた笑えるエロティックファンタジー映画です。
2005年に発売された2枚組みDVDは入手困難になり、2008年に単品DVDのフェデリコ・フェリーニ セレクション カサノバが発売されましたがこれもヴィンテージ価格で入手困難。 Amazon.comでは字幕がドイツ語ですがリージョン2のPAL形式のDVDのFellini's Casanova [Region 2] (1977)が20ドル代で見つかります。
☆"世紀の大嘘つき"とも云われたフェデリコ・フェリーニが語る"本当の話"は1997年に発行された翻訳単行本の「フェリーニ オン フェリーニ 」で読むことができます。

アラン・ドロンのカサノバ "Le retour de Casanova(カサノバ最後の恋)"VHSビデオ
Le retour de Casanovaカサノヴァ最後の恋(日本語字幕版VHS)
DVDでは輸入版のLe Retour de Casanova [DVD] [Import] (1992)
☆クールなアランドロンがお好きなファンには見せたくない「カサノヴァ最後の恋」のトレーラーはLe Retour De Casanova Trailer - Comme Au Cinéma

Il Casanova di Federico Fellini Soundtrack
ニーノ・ロータ音楽の「フェリーニのカサノバ」サウンドトラック
Il Casanova Di Fellini by  Nino RotaIl Casanova Di Fellini (1976 Film)

2005年発売のCity of Prague Philharmonic Orchestra(プラハ市フィルハーモニック管弦楽団)によるフェリーニ映画のロータ音楽集
Fellini, Rota: Music From the Classic Films of Federico FelliniFellini, Rota: Music From the Classic Films of Federico Fellini
1999年発売のフェリーニ映画のロータ音楽集「Fellini Rota」の国内盤は「フェリーニ&ロータ」です。
(白い酋長、青春群像、道、崖、カビリアの夜、甘い生活、ボッカチオ70、8[1//2]、魂のジュリエッタ、世にも怪奇な物語、サテリコン、フェリーニの道化師、フェリーニのローマ、アマルコルド、カサノバ、.オーケストラ・リハーサル)

Federico Fellini
イタリア映画の巨匠と呼ばれるフェデリコ・フェリーニの作品は数多くありますが、一般に広く知られるようになったのはAnthony Quinn(アンソニー・クイン)が主演した1954年の「La Strada(道)」でテーマ曲がもっとも哀愁を感じさせた映画でした。 1957年のLe notti di Cabiria(カビリアの夜)に続いて話題作の1959年のLa Dolce Vita(甘い生活)、そして1962年のBoccaccio '70(ボッカチオ'70)と1963年のOtto e mezzo(8½)、「カサノバ」の後の1970年にピエロを描いたI Clowns(フェリーニの道化師)を経て、1980年の「La Città delle Donne(女の都)」あたり1980年代まで常に話題になった映画を監督していました。

Donald Sutherland
ドナルド・サザーランドは1971年に当時交際中のJane Fonda(ジェーン・フォンダ)がアカデミー主演女優賞を獲得したAlan J. Pakula(アランJ・パクラ)監督の「Klute(コールガール)」に出演した以降も、「カサノバ」以外に1981年にEye of the Needle(針の眼で)、1994年にDisclosure(ディスクロージャー)、2003年にCold Mountain(コールド マウンテン)、2005年にPride & Prejudice(プライドと偏見)など何十本もの話題映画に出演し、2008年にはとうとう好々爺となって「Fool's Gold(フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石)」で娘に甘い金持ちパパを演じています。

日本語版書籍
カサノバ著「回想録」の一つで、仮面舞踏会の話などが書かれた「カザノヴァ回想録(6) - ヨーロッパ放浪」があります。


Casanova (2005)
Casanova (2005)
Heath Ledger as Casanova, directed by Lasse Hallström

2005年の12月にアメリカでLasse Hallström(ラッセ・ハルストレム)監督のCasanova(カサノバ)が公開されますが、日本では2006年6月です。
予告編はTouchstone Pictures
上記の画像はAmazon.comにあるDVDですが、国内では日本語字幕版のDVDとVHSがあります。

2001年のOriginal Sin(ポワゾン)を監督したMichael Cristofer(マイケル・クリストファー)が原案を書いたそうです。 主人公のカサノバにはオーストラリア出身のHeath Ledger(ヒース・レジャー)です。(2001年のMonster's Ball(チョコレート)や2005年のBrokeback Mountain(ブロークバック・マウンテン)ではバックでしたが。) 2004年のアルフィーでジュード・ロウのハートを射止めた新人のSienna Miller(シエナ・ミラー)がフランチェスカ役で出演します。 この映画ではセクシーなJeremy Irons(ジェレミー・アイアンズ)がカサノヴァを敵対視する司祭役で頑張っていますが、そのうちジェレミー・アイアンズにカサノヴァを演じて貰いたいです。 映画の音楽はフランスの若手作曲家で、2003年に「Girl With a Pearl Earring(真珠の耳飾りの少女)」の音楽も担当したAlexandre Desplat(アレクサンドル・デスプラ)です。
ラッセ・ハルストレムは1993年のWhat's Eating Gilbert Grape(ギルバート・グレイプ)や2000年のJuliette Binoche(ジュリエット・ビノシュ)が主演したChocolat(ショコラ)の監督として知られています。 ヒース・レジャーのカサノバのファンサイトはCasanova - unofficial fansiteで、予告編はCasanova - Apple.comでも観られます。 アメリカでは2005年12月に公開で、日本では2006年6月です。
「The Dark Knight(ダークナイト)」の異常にユニークな悪役のJoker(ジョーカー)を演じてこれからという28歳のヒース・レジャーは処方薬乱用の事故で2008年1月に急逝してしまいました。 2009年にJohnny Depp(ジョニー・デップ)やモデルのLily Cole(リリー・コール)などと共演した「The Imaginarium of Doctor Parnassus(Dr.パルナサスの鏡)」の撮影中に亡くなっていますがこの映画が遺作でしょうか。


犯人は誰だ!
Kiss the Girls
Kiss the Girls

コレクター (1997年)
ミステリー作家のJames Patterson(ジェームズ・パタースン)が書いた犯罪小説のAlex Crossシリーズから1995年に書かれた2作目をGary Fleder(ゲイリー・フレダー)監督が映画化しました。
ジェームズ・パタースンの作品一覧 翻訳作品集成

Morgan Freeman(モーガン・フリーマン)が演じる犯罪心理学の専門家でワシントン市警刑事部長のAlex Cross(アレックス・クロス)がノース・カロライナのダラムにいた女子大生の姪が連続誘拐殺人事件に巻き込まれたことから捜査に乗り出します。 どんな難事件でも解決出来る犯罪心理学に通じたアレックス・クロス刑事は犯人から逃げてきたAshley Judd(アシュレイ・ジャッド)が演じる女医のKate McTiernan(ケイト)の話から犯人のアジトを探し出すのです。 Cary Elwes(ケイリー・エルウェス)が演じる地元警察の刑事であるニック・ラスキン刑事たちと強力して捜査にあたりますが犯人像をなかなか絞り込めないのはなぜか。
サドマゾの誘拐犯人はカサノバをかたり、オダリスクよろしく美女を囲うらしい。 この猟奇犯罪者は誰だ? 達筆が仇となり、意外な人物が犯人と判明。 ですが、いまいち犯意が釈然としません。 原因は何だったのでしょう。 男前のカサノヴァさんはジョ時代性や女医などインテリ好みらしく捕らえた美女たちに室内楽を強要します。 果たして捕らわれた女性たちが性の奴隷になったかは不明ですが、バイオリンの音色が寂しく助けを求めて泣いているかのように聞こえます。
オリジナル脚本でAndrew Kevin Walker(アンドリュー・ウォーカー)がデビューした1995年のミステリー映画「Se7en(セブン)」のパクリ?っていう説もありやなしや。(そこまではどうですかね。)

ご用心! 貴方の書く文字にクセはありませんか?

videoモーガン・フリーマンの「Kiss the Girls(コレクター)」のトレーラーが観られるKiss the Girls (1997) Trailer - VideoDetective


Casanova
犯人が自称するCasanova(カサノヴァ)とは18世紀、イタリアはベニス生まれの色事師であったGiovanni Giacomo Casanovaのことで、Wolfgang Amadeus Mozart(モーツァルト)のオペラDon Giovanni(ドン・ジョヴァンニ)のモデルになったそうで、カサノバ本人自身もそのオペラの初演を観たそうです。

Harem
余談として、「オダリスク(寝室の女)」というのはOttoman Empire(オスマン・トルコ帝国)のSultan's Harem(スルタン 君主の後宮 ハーレム)の女達(ブロンドの女奴隷)のことで、スルタンをめぐり、勢力を持つ母太后宦官達(去勢奴隷)という図式は中国の映画Chui Lian Ting Zheng(西太后)を思いだします。 日本でいうところの「大奥」でしょうか。
☆新古典主義の代表画家であるDominique Ingres(アングル)の代表作で私の好きなGrande Odalisque(グランド・オダリスク)という絵画が見られるGrande Odalisque - Art-Quarter.com


Kiss the Girls DVD
Kiss the Girls DVDコレクター
2006年に発売されたモーガン・フリーマンの「コレクター」日本語字幕版DVDです。

Kiss the Girls Soundtrack
モーガン・フリーマンの「コレクター」のサウンドトラックはMark Isham(マーク・アイシャム)のクラシック調の恐怖の音楽ですが、映画ではブルース曲が使用されました。
John Lee Hooker(ジョン・リー・フッカー)が歌う"Dimples"、 ロックンロールのLittle Richard(リトル・リチャード)が歌うバラードで"Goodnight Irene"、ゴスペルのThe Blind Boys Of Alabamaの"Atom Bomb"など全9曲が収録されているサウンドトラックです。
Kiss The Girls SoundtrackKiss The Girls: Selections From The Motion Picture Soundtrack
マーク・アイシャム作曲でお勧めは5番のテーマ曲の"Kiss the Girls"と8番の"Casanova"です。
John Lee Hooker - Dimple - YouTube

Ashley Judd
「コレクター」では若い女医を演じたインテリ女優のアシュレイ・ジャッドは「コレクター」では既に29歳ですが、この作品よりぐっと大人っぽくなり洗練されて、Swordfish(ソードフィッシュ)にも出演したHugh Jackman(ヒュー・ジャックマン)と2001年に「Someone Like You...(恋する遺伝子)」で主演している他、2004年の「De-Lovely(五線譜のラブレター)」ではCole Porter(コール・ポーター)と結婚したLinda Lee Thomas(リンダ・リー・トーマス)を演じ2005年のGolden Globe(ゴールデ・グローブ)にノミネートされています。

Cary Elwes
ハンサムなニック・ラスキン刑事を演じたロンドン出身のケイリー・エルウェスは20歳頃の1983年に「Another Country(アナザー・カントリー)」でメジャーデビューしているので「コレクター」では35歳になっていますが重要人物を演じています。 この後、1998年にTVドラマの「From the Earth to the Moon(人類、月に立つ)」では3エピソードにMichael Collins役で出演したそうです。 2004年の恐怖映画「Saw(ソウ)」で演じた殺人ゲームのプレーヤーで謎めいたローレンス・ゴードン医師が好評でしたが子供を助けるためにノコギリで切断した片足が干からびちゃったので続投ならず、2010年の「Saw 3D(ソウ ザ・ファイナル 3D)」で観ることができます。 そして38歳の2011年には油の乗ったNatalie Portman(ナタリー・ポートマン)と手当たり次第のAshton Kutcher(アシュトン・カッチャー又はアシュトン・クッチャー)などと「No Strings」でDr. Metzner(メッツナー医師)役として共演します。


Morgan Freeman
「コレクター」で犯罪心理学者を演じたモーガン・フリーマンはブロードウエイの芝居でも同じ役を演じた1989年の「Driving Miss Daisy(ドライビング Miss デイジー)」に出演した後、1990年の「The Bonfire of the Vanities(虚栄のかがり火)」、1992年にクリント・イーストウッド監督の「Unforgiven(許されざる者)」、1994年に「The Shawshank Redemption(ショーシャンクの空に)」に続いて1995年に「Se7en(セブン)」などの話題作品に出演してきました。

James Patterson
映画「コレクター」の元となった小説を書いたジェームズ・パタースンはテレビドラマの原作もいくつか書いてプロデューサーをする他に自身の役でテレビドラマに出演しています。 音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当しましたが、「コレクターと」同じくモーガン・フリーマンがアレックスを演じる2001年の「Along Came a Spider(スパイダー/コレクター2)」の原作も書いています。


The Collector by William Wyler
イギリスの作家「John Fowles(ジョン・ファウルズ)」の1963年の小説「The Collector(コレクター)」を映画化した1965年のWilliam Wyler(ウイリアム・ワイラー)監督による「The Collector(コレクター)」オリジナルともいわれますが、「Kiss the Girls(コレクター)」の方はミステリ作家のJames Patterson(ジェイムズ・パタースン)の原作です。 映画のタイトルを邦題で表す時に美女を収集するということでおなじ「コレクター」にしたのでしょう。
ウイリアム・ワイラー監督の「コレクター」には主人公のFrederick Clegg(フレデリック・クレッグ)にイギリス俳優のTerence Stamp(テレンス・スタンプ)が主演してカンヌ映画祭主演男優賞を受賞しています。 美青年のイメージが強かったテレンス・スタンプですが、映画「コレクター」でカンヌ映画祭の主演男優賞を受賞して異常者のイメージも加わりました。 よって最近ではEddie Murphy(エディ・マーフ)ィが主演した2003年のホラーコメディの「The Haunted Mansion(ホーンテッドマンション)」にも顔を出しています。
オリジナル「コレクター」では蝶の収集がこうじて美女のコレクションへと発展していく異常心理を描いていて、美女を地下室に監禁する点が「Kiss the Girls(コレクター)」に似ているだけで、性的なというよりも美しいモノを収集する趣味が高じた変質者ですから捕獲する時以外は乱暴はしません。 スコップで殴られれば別ですが。 犯人は警官ではなく元銀行員で蝶の収集家で孤独な若者です。 トトカルチョの賞金で田舎に屋敷を購入し蝶のコレクションにご満悦でしたが飽き足らずに美女も我が物にしようと考えたのです。 目をつけていた美女を監禁しますが誘拐した美女の要求は開放以外は全て従います。 オリジナル「コレクター」は最初から犯行者が明らかになっているので、犯人を推理するのではなく、犯行の異常さで恐怖を味わせるストーリーです。 約束の期限だった1ヶ月が経ち開放されると思いきや、結婚を迫られたミランダは生き延びて家に戻ろうと必死の思いでの全裸の誘惑。 それも空しく、コレクターはそんな手には乗ってくれずロンドンの売春婦呼ばわり。 観客は捕らわれた美女たちがどうなるのかを案じてスリルを呼びます。 犯人は獲物が恐怖から衰弱して死んでしまうので、新たに好みの美女を捕獲するという猟奇的恐怖があり、犯人は捕まらないので犯行の継続を暗示して不気味です。 高慢なミランダとは違ってごく普通の従順な女を求めて。 それにしても屋敷内での豪華なディナーが気になります。 まさか自分で料理したのではないでしょう。 犠牲者となり命果てる哀れなミランダ役をSamantha Eggar(サマンサ・エッガー)が熱演。
☆オリジナル・コレクターののポスターが見られるmovieposterbid.comとDVDカバーが見られる5minutestolive.comそして、エーテルを嗅がせて美女をさらうシーンの写真つきレビュがあるthespinningimage.co.uk/cultfilms

videoウイリアム・ワイラー監督の「The Collector(コレクター)」のトレーラーが観られるThe Collector (1965) - VideoDetective
The Collector Scene (1965) - Turner Classic Movies
※ウイリアム・ワイラーというと、1946年の復員兵へのプロパガンダ映画「The Best Years of Our Lives(我等の生涯の最良の年)」から1953年のロマンス映画「Roman Holiday(ローマの休日)」、ししてサイコスリラーの「コレクター」まで多岐に渡るジャンルの映画を監督しています。

2006年に発売されたオリジナルのウィリアム・ワイラー版「コレクター」のDVDは現在入手困難となっていますのでリンクは2010年2月に発売のDVDになっています。
The Collector - William Wylerコレクター The Collector/ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ウィリアム・ワイラー版「コレクター」の字幕VHSもあり。
※ウィリアム・ワイラー監督の「コレクター」の音楽はIsadra(裸足のイサドラ)のMaurice Jarre(モーリス・ジャル)です。

Audio-Visual Trivia内のモーガン・フリーマンの出演映画
ミリオンダラー・ベイビー
アンフィニッシュ・ライフ

Audio-Visual Trivia内のマーク・アイシャムの映画音楽
二十日鼠と人間
クラッシュ
ブラック・ダリア
イン・ハー・シューズ

Recent Comments

  • koukinobaaba: ”クレズマー”かどう read more
  • こまっちゃクレ: 日本ではこまっちゃク read more
  • koukinobaaba: 当時サニー・オズーナ read more
  • @Temezawa: Talk to me read more
  • koukinobaaba: 「キング・カーティス read more
  • まさ: キング・カーティスの read more
  • ますだたてひこ: BBへ  昔お世話に read more
  • koukinobaaba: Mike Stoll read more
  • koukinobaaba: ややこしいところにご read more
  • Aquira Kusume: 上の、America read more
Powered by Movable Type 4.261