ジョー・スタッフォード Blues In The Night by Jo Stafford
Blues In The Night: The Movie
A bad woman in love with a bad man, who spurns her, can ruin the lives of others.
「Blues In The Night (My Mama Done Tol' Me) (夜のブルース)」は1941年の映画「Blues In The Night」 のテーマ曲でした。 Harold Arlen(ハロルド・アーレン)作曲でJohnny Mercer(ジョニー・マーサー)作詞のコンビによる「Blues In The Night」は同年の第14回Academy Awards(アカデミー賞)で歌曲賞を受賞しました。 映画「Blues In The Night」で、他に有名な曲はGeorge Gershwinの「I Got Rhythm」です。
ハロルド・アーレンについて書かれたJamtoast - Harold Arlen
ジョニー・マーサーについて書かれた歌をつくる人にまつわる話 Johnny Mercer
「Blues In The Night」はAnatole Litvak(アナトール・リトヴァク)監督のミュージカル映画で、悪党に横恋慕する悪女(Famme Fatalesファム・ファタル)が、他の人々の人生を破壊するというストーリーです。
英語ですが映画「Blues In The Night」の説明が書かれたBlues In The Night - Movie Mirrors
映画「Blues In The Night」の詳細はBlues In The Night - IMDb
※ファム・ファタルとはフランス語で致命的な女を意味し、男の身を滅ぼすような女ですから、惚れてはいけません。
映画「Blues In The Night」の貴重なトレーラーはTurner Classic Movies(画像右のtrailerをクリック)
映画「Blues In The Night」では囚人役で出演の獄中のバリトン歌手が歌うオープニング・シーンからBGMなどとして全編通してテーマ曲の”Blues in the Night”が流れます。
「Blues In The Night」には、俳優としては1940年の「City for Conquest(栄光の都)」など5作品だけ出演したElia Kazan(エリア・カザン )がバンド・メンバーのNickie役で出演しています。
Blues In The Night by Jo and The Pied Pipers
Blues In The NightはTommy Dorsey(トミー・ドーシー)楽団の男性ヴォーカル・グループのThe Pied Pipers(パイド・パイパーズ)をバックに歌う専属歌手だったJo Stafford (ジョー・スタッフォード)のヒット曲の一つです。
ジョー・スタッフォードがトミー・ドーシー楽団をバックに歌うBlues In The Nightが聴けたTuxeddo Junctionはリニューアルされたのでサイト内のプレイリストから探してみて下さい。
☆パイド・パイパーズは40年代にジョー・スタッフォードと共にトミー・ドーシー楽団の専属として活躍したコーラス・グループで当初はアカペラだったそうですが、テナー・ヴォーカル2人、バス・ヴォーカル1人という男女4人で編成されていました。
※英語ですが詳しく書かれた素晴らしいSingers.comのThe Pied Pipers - Singers.com(何曲か聴けます)
Blues In The NightはDinah Shore(ダイナ・ショア)が歌ってヒットしたという説もありますが、最初はBilly May(ビリー・メイ)のアレンジでElla Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)が歌ったようです。
ピアニストRed Garland(レッド・ガーランド)はSam Jones(サム・ジョーンズ)のベースとArt Taylor(アート・テイラー)のベースのトリオでその名も「Blues In The Night」というレアなオルガン演奏も聴かせるブルージーなバップ・アルバムに収録していますし、アルバムの「The Cat」に収録されているJimmy Smith(ジミー・スミス)のバージョンもいいですが、アルバムの「Jukebox Hits 1935-1947」や「1934-1942: An Introduction to Jimmie Lunceford」に収録されているJimmie Lunceford(ジミー・ランスフォード)の愉快なヴォーカルのBlues In The NightやCab Calloway and The Palmer(キャブ・キャロウェイ)のバージョンも面白くて好きです。
iTunes Music Store USA
☆演奏によっては「Blues Into The Night」となっていることもある”Blues In The Night”のご本家であるJohnny Mercer(ジョニー・マーサー)が歌う”Blues In The Night”は男性バージョンなので、'My Mama Done Tol' Me...'と歌われるBlues In The Nightの歌詞は女性ヴォーカルでは「半ズボンをはいていた頃」が「ポニーテイルの頃」などに変わります
Blues In The Night Lyrics - Spiritofsinatra.com
ブルース・イン・ザ・ナイトが収録されているジョー・スタッフォードのアルバム
G.I. Jo Sings the Hits
同名タイトルの国内盤もあります。
1944年に三姉妹の「The Stafford Sisters」としてラジオデビューしたジョー・スタッフォードは、スウィング・ジャズの全盛時代にはダイナ・ショアに次ぐ人気の女性歌手といわれました。 第二次世界大戦時の米軍お気に入りのミュージシャンの一人だったそうですから上記の「G.I. Jo Sings the Hits」などというタイトルのアルバムがリリースされたのでしょう。そして下記のV-Disc Recordingsシリーズのジョー・スタッフォードのアルバムも数少ないジョー・スタッフォードのCDとしては貴重かもしれません。
※V-Disc RecordingsのV DISCSとは1942年から1949年の第二次世界大戦時に米軍特別慰労師団が戦地の兵士慰問のため製造したSPレコードのシリーズで、パラシュートで蓄音器と一緒に落としたこともあったそうです。
You Belong to Me
ページトップの2枚組CDセット画像はアルバム「You Belong to Me」には、Blues in the Nightをはじめ、September Song、In the Still of the Night、You Belong to Me、Jambalaya (On the Bayou)、Keep It a Secret、そしてジョー・スタッフォードが1945年に録音した”Walkin' My Baby Back Home(歩いて)帰ろう”を収録してあります。
試聴はYou Belong to Me - Barnes & Noble.com
Blues In The Nightは収録されていませんがジョー・スタッフォードの1940年代の懐かしい曲のCD化です。 スタンダード曲のBlue MoonなどのバックのトロンボーンはTommy Dorseyではないようですが。
V-Disc Recordings: A Musical Contribution by America's Best for Our Armed Forces Overse
同名タイトルの国内盤もあります。
オリジナルは戦時中の1943年というスイング・アルバムにはLong Ago、Temptationなどが収録されています。
Capitol Collectors Series
本来はロマンティックな曲のTemptationをカントリー調で歌って大ヒットしましたが下記のビデオはCinderella G.Stumpだそうです。
Red Ingle & Cinderella G. Stump - Temptation - YouTube
オリジナルは1960年リリースのアルバムで私の好きなLove for Sale、Candy、Teach Me Tonightなどの他、78回転でリリースされたシングル盤のEarly AutumnとJambalaya"が収録されています。
Big Band Sound
ジョー・スタッフォードの1946年のSeptember Songが聴けるSeptember Song - Jan's 78 RPM Record Warehouse(下から2枚目、WindowsMediaPlayerアイコンをクリック)
Always True to You, Darling, in My Fashionが聴けるJo Stafford - Don Edrington's Big Band & Swing Era Songs
Gordon MacRaeやJohnny Mercerとジョー・スタッフォードが聴けるJo Stafford - Jazz On Line.com(Jo Staffordで検索、曲名をクリック)
1960年代まで美しい声で活躍したジョー・スタッフォードは又、歌手だけでなく現代パロディ音楽の先駆者ともいわれ、1961年に二度目の夫のビッグバンド・リーダーのPaul Weston(ポール・ウエストン)と「Jonathan and Darlene Edwards in Paris」というアルバムでグラミー賞のBest Comedy Albumを受賞しているそうです。
Johnny Mercer & Jo Stafford - Blues In The Night
クラリネットのBenny Goodman(ベニー・グッドマン又はベニイ・グッドマン)、トランペットのHarry James(ハリー・ジェームス)、Ella Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)が歌う58年か60年頃のイギリスのTV番組で、ジョー・スタッフォードはHow Come You Do Me Like You DoとI Got It Bad And That Ain't Goodを独唱、エラと一緒にSt. Louis Bluesを熱唱しています。ビブラフォンは当時ベニー・グッドマンと60年代に組んでいたRed Norvo(レッド・ノーヴォ)のようです。
Jo Stafford and Ella Fitzgerald - YouTube
Jo Stafford - The Gentleman Is A Dope - YouTube
Jo Stafford Autumn Leaves - YouTube
投稿者 koukinobaaba : December 27, 2004 12:10 AM
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コメント
alex99さん、コメント有難う御座います。 Joとは又違ってEtta JonesはR'n'B風ジャズシンガーですが何を歌っても力強く素晴らしい歌手です。 私にはAt Lastが印象的です。
投稿者 koukinobaaba : March 1, 2005 08:26 AM
私はEtta JonesのBLUES IN THE NIGHT が印象に残っています。
投稿者 alex99 : March 1, 2005 03:46 AM
Flamandさん、コメント有難うございます。 戦時中にも活躍してたからか、兵隊のGIとかけて「GI Jo」ってネーミングもすごいですね。
投稿者 koukinobaaba : February 27, 2005 08:36 PM
TBありがとうございました。
内容、ヴィジュアルともにクールで素敵なサイトですね。
投稿者 Flamand : February 27, 2005 07:15 PM
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