ジューン・クリスティ June Christy
June Christy(ジューン・クリスティ)は1950年代のハスキー・ヴォイスの白人ジャズボーカリストで、1945年にAnita O'Day(アニタ・オデイ)の後を継ぎ「ケントン・ガール」となり、バンドリーダーのStan Kenton(スタン・ケントン)が芸名「ジューン・クリスティ」の名付け親です。 ジューン・クリスティの代表曲はクールジャズを表現した1953年のSomething coolで当時としては異例のヒットだったらしいです。 この曲はピアニストの「William "Billy" Barnes(ビル・バーンズ)の作詞・作曲で、1960年にはピート・ルゴロの編曲・指揮でアルバム「Something cool」をステレオ盤で録音したそうです。
ジューン・クリスティのSomething Cool(サムシング・クール)の日本語訳詩が見られるJune Christy - Something Cool - もっとボーカル
ジューン・クリスティのファンサイト”THE MISTY MISS CHRISTY - Belten.freeserve.co.uk”では1943年のラジオ放送でジューン・クリスティが歌うShoo Shoo Babyが聴けます。
1957年のCharlie Barnet Marine Corps ShowsではBlue Moon、Midnight Sun、I'll Take Romance、I Want To Be Happyが聴けます。
1945年のUniversal studios, Chicagoの軽快な曲”Tampico”が聴けるTampico - Belten
ジューン・クリスティの歌うI Want To Be HappyをBGMにSlideshowが観られるBelten(ウエブカムをクリック)
ジューン・クリスティの貴重な写真が沢山観られるThe June Christy Photo Gallery
Stan Kenton and His Orchestra with June Christy - It's Been a Long Long Time 1945 - YouTube
Stan Kenton and His Orchestra with June Christy - Tampico 1945 - YouTube
Stan Kenton and His Orchestra with June Christy - My Shining Hour 1965 - YouTube
40年代から50年代に活躍したスタン・ケントンは、Art Pepper(アート・ペッパー)、ジューン・クリスティ や、作曲及び編曲にShorty Rogers(ショーティー・ロジャース)を起用するなど新しい音楽表現を生み出し、ウェスト・コースト・ジャズ(クール派)の中核になったビッグバンドです。 作曲・編曲といえば同じくスタン・ケント楽団に在籍していたトランペット奏者のPete Rugolo(ピート・ルゴロ)がいますが、ジューン・クリスティがケントンバンド退団後のジャズヴォーカル路線への支援をした人だそうです。
Stan KentonのサイトのSoundではStompin at the Savoyなのど短いクリップが聴けます。
Willow Weep For Me by June Christy
ジューン・クリスティも歌っているスタンダードの名曲の”Willow Weep for Me(柳よ泣いておくれ)”は、女性作詞&作曲家のAnn Ronell(アン・ロネル)が1932年に、作曲家のGeorge Gershwin(ジョージ・ガーシュイン)に捧げた失恋の歌です。 この曲はジャズピアニストではブルージーな”Kelly Blue”でお馴染みのWynton Kelly(ウイントン・ケリー)やCannonball Adderley(キャノンボール・アダレイ)とHorace Silver(ホレス・シルヴァー)、ビッグバンドのHarry James(ハリー・ジェームス)やTommy Flanagan(トミー・フラナガ)の演奏、そしてSarah Vaughan(サラ・ヴォーン)、Billie Holiday(ビリー・ホリデイ)、Ella Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)やDinah Washington(ダイナ・ワシントン)などの女性ヴォーカリストたちもこぞって歌っています。 ビリーホリデイの”柳よ泣いておくれ”は1962年にJeanne Moreau(ジャンヌ・モロー)が悪女を演じたJoseph Losey(ジョセフ・ロージー)監督のEva(エヴァの匂い)で使用されました。
Willow Weep For Me(柳よ泣いておくれ)
柳よ、私のために泣いておくれ
お前の枝をたれて、私を覆い
私の嘆きを聞いて泣いておくれ・・・といったような歌です。
オリジナルな日本語訳の歌詞はのWillow Weep For Me 開けてびっくり・ジャズ詩玉手箱
Willow Weep For Me Lyrics - taro's ARTANIS page
☆このWillow Weep For Me(柳よ泣いておくれ)という曲は何となくシェイクスピアの戯曲「ハムレット」のなかのオフェーリアの最期が思い浮かべるなと思ったら、実は大元はもっと古くの古代ローマの伝説でカルタゴ(現チュニジア)建国を成就した悲恋の女王「Dido(ディド)」が流れ着いたトロイの王子”Aeneas(Æneasエネアス)”に恋をしたのですが悪魔に騙されてローマ建国の志を抱いてエネアスが去ってしまったのを悲しんで自殺したのだそうで、その伝説をシェイクスピア時代の歌劇で「柳よ泣いておくれ、海にそそぐ流れに向かってその緑の枝をしなわせて泣いておくれ」と歌ったのだそうです。 英国バロックの作曲家”Henry Purcell(ヘンリー・パーセル)”の17世紀後期のオペラに”Dido and Æneas”と言う小品があるそうです。
原語の歌詞はRuth Etting.com
Cannonball Adderley(キャノンボール・アダレイ)とHorace Silve(ホレス・シルヴァー)rが演奏するWillow Weep For Meは「The Most Relaxing Jazz Standards In the Universe」のディスク:1に収録されています。
♪Cab Calloway & his Orchestra(キャブ・キャロウェイ楽団)のWillow weep for meはJan's 78 RPM Record Warehouse(Hilton Jefferson - Alt Sax)1940年の珍盤!(レア)は現在「1940-1941: Cab Calloway & His Orchestra」に収録されています。
☆ジューン・クリスティのSomething coolが聴けるのはWFMUラジオのプレイリスト(Listen to this show (RealAudio)をクリックしてクリップ・ポジション(再生バー)を58:20:に移動)
☆スタン・ケントン楽団でアニタ・オデイが歌うShoo Fly Pie and Apple Pan Dowdyが聴けるStan Kenton - Don Edrington's Big Band & Swing Era Songs(Stan Kentonで検索、曲名をクリック)
Retrospective by Stan Kenton with June Christy
ジューン・クリスティが歌うEager Beaver、Tampico、Shoo Fly Pie and Apple Pan Dowdyや「柳よ泣いておくれ」が収録されているスタン・ケントンのCD4枚組ボックスセット
Retrospective
(ディスク:1 の10番がWillow Weep for Me)
Duet
ページトップの画像はジューン・クリスティが所属していてスタン・ケントン楽団のリーダーであるスタン・ケントンのピアノとデュエットしているオリジナルが1955年のBlue Noteアルバムです。 私の好きな”Angel Eyes”をはじめ、”How Long Has This Been Going On?”や”Prelude to a Kiss”などのスタンダード曲をしっとりと聴かせます。
全曲試聴はDuet - cdUniverse(Track Listingのタブをクリック)
Something Cool by June Christy ( Capitol Jazz)
Something Cool
投稿者 koukinobaaba : December 15, 2004 11:42 PM
コメント
すぐに反映されないこともあります。

試聴リン ク(CD、OST、サウンドトラック)
視聴リンク(予告編、PV、ビデオ )
サイトの紹介(ポスター画像、写真、歌詞)
日米仏Amazon アフィリエイトに参加
Films & Soundtracks, Trailers & Videos, Songs & Lyrics
Registered in the Amazon Associates