サタデー・ナイト・フィーバー (1977年)
下町ブルックリンの若者がキングになれるのは? ディスコしかない!
「サタデー・ナイト・フィーバー」はイギリス出身のJohn Badham(ジョン・バダム)監督の第二作目であり代表作となった作品で、1978年のオスカーにノミネートされたディスコ時代のディスコダンス映画です。 あれだけ激しい練習を積んで臨んだダンスコンテストの当日、めでたく優勝したものの審査員の人種的な差別を感じ取ったトニー・マネロはトロフィーをラテン系のカップルに手渡すと会場を後にしたのでした。 このことにより「サタデー・ナイト・フィーバーのトニー」はラテン系の国ではヒーローとなりました。 この映画出演のために毎日3キロのジョギングと3時間のダンスレッスンで10キロの減量をしたJohn Travolta(ジョン・トラヴォルタ又はジョン・トラボルタ)は、トニー・マネロ役を演じて大スターとなりました。 「サタデー・ナイト・フィーバー」がディスコブームの先駆けとなって、ディスコティックで踊るための音楽が一般のリスナーに聴かれるようになったそうです。
Dancing John Travolta in Saturday Night Fever - YouTube
「サタデー・ナイト・フィーバー」のトレーラーはSaturday Night Fever - VideoDetective
海外の或るサタデーナイト・フィーバー狂はこの映画を何十回も観た挙句の果てに例の白いスーツも買ったんだそうです。 トニーがダンスコンテストで着用したあの白いスーツは、始めは黒の予定でしたが相手役の女の子が着る赤いドレスよりも目立つようにと白に変えたんだそうですよ。 トラボルタが映画で着用したその白いポリエステル製のスーツはオークションで$145,000(約1500万円)で競り落とされたそうです。
♪70年代は、デスコでフィーバー!ハッスル!ハッスル!でしたなぁ♪
What you doin' on your back aah
What you doin'on your back aah?
You should be dancing, yeah
サルサにファンクを混ぜたようなベースを効かせたディスコ音楽が一般のリスナーに好まれるようになったのはこの映画のオカゲでしょう。 映画のオープニングに流れた曲がトラボルタがThe Bee Gees(ビー・ジーズ)作曲の1976年ヒット曲Stayin' aliveで、あの有名なダンスコンテストで使われた曲が同じくビージーズの"You Should Be Dancing"でした。 Stayin' aliveとは生き抜く・・・大都会、特にニューヨークで生き残るという意味合いが込められています。
The Bee GeesのYou Should Be Dancingの歌詞はYou Should Be Dancing - lyricsfreak.com
Stayin' Aliveの歌詞もStayin' Alive - lyricsfreak.com
John Travolta
「サタデー・ナイト・フィーバー」でヒスパニック系への差別に激怒したトニーを演じたジョン・トラヴォルタもラテン系かと思ったのですが父親がイタリア系アメリカ人で母親がアイルランド系アメリカ人でアイルランド系の環境で育ったようです。 「サタデー・ナイト・フィーバー」に出演するちょっと前のトラヴォルタが1978年のテレビ映画「The Boy in the Plastic Bubble(プラスチックの中の青春)」で知り合った18歳年上のテレビ女優との短期の交際がありましたが2年の闘病の甲斐も無くまるで映画さながらの悲劇に終わりました。 トラヴォルタが次の女性に出会うまで長いブランクがあったのも(もしかして映画でのスランプも)この衝撃が忘れられなかったのでしょう。 その後の32歳の1991年に女優のKelly Preston(ケリー・プレストン)と結婚して2児を設けました。(息子を亡す悲劇もあり) なんとトラヴォルタが46歳の2010年に第3子が誕生するかもという快挙でお盛んなところをみせています。 そのジョン・トラヴォルタは「サタデー・ナイト・フィーバー」の前年1976年にBrian De Palma(ブライアン・デ・パルマ)監督のオカルト映画「Carrie(キャリー)」でヒロインの頭上から豚の血をぶっかけたため計画の張本人であるキャリーのクラスメイトと共に車ごと炎上するいかれたチンピラを演じていました。 "Rock 'n' Roll High School(ロックンロール・ハイスクール)"で主演したP.J. Soles(P・J・ソールズ)が「キャリー」に出演しています。
ジョン・トラボルタの非公式ファン・ページはJohn Travolta Fan Page
「サタデー・ナイト・フィーバー」のポスターはArt.com(クリックで画像拡大できますがモチロン劣化)
トラボルタの出演映画ポスターはThe John Travolta (Films)(拡大しても劣化なし)
ポスターといえば、トラボルタが演じたトニーの部屋に1976年の映画Rocky(ロッキー)のポスターが貼ってありましたね。 「サタデー・ナイト・フィーバー」の続編「Stayin' alive(ステイン・アライヴ)」は、1983年にそのロッキーの主役を演じたSylvester Stallone(シルヴェスター・スタローン)が監督した映画です。 ディスコ・キングから映画スターを目指す男の話しで、主役はモチロン、トラボルタ!でシルヴェスター・スタローンがカメオ出演しています。 ・・・なんだか、チリ・パーマーのケースにそっくりですね。
1977年全米1位のヒットだったThe Bee Geesの初ヒット曲Stayin' alive(ステイン・アライヴ)にオンブしたようでしたが。 ステイン・アライヴはPulp Fiction(パルプ・フィクション)でも効果的に使われていました。 このパルプ・フィクションでUma Thurman(ユマ・サーマン)とのダンス・シーンが話題となりトラボルタが返り咲いたのです。
The Bee Geesのサウンドトラック画像色々はThe Bee Gees Fan Club Japan
Saturday Night Fever DVD
ページトップの画像は2002年にリリースされたAmazon.comにある「Saturday Night Fever」のRegion 1(英語)DVDですが、こちらは2008年発売の「サタデー・ナイト・フィーバー」のDVDです。
サタデー・ナイト・フィーバー 製作30周年記念版 デジタル・リマスター版 スペシャル・コレクターズ・エディション
Saturday Night Fever Soundtrack
このディスコダンス・ミュージックのSaturday Night Fever -Original Motion Picture Soundtrack(サウンドトラック)はThe Bee Gees(ビー・ジーズ)のマネージャだったRobert Stigwood(ロバート・スティグウッド)がプロデュースしました。 この6年後にMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)のThrillerがリリースされるまではずっとナンバーワン!(そのマイケル・ジャクソンは期せずして2009年6月に亡くなりました。)
Saturday Night Fever: The Original Movie Sound Track
☆名曲と呼ばれるビー・ジーズのエモーショナルなHow Deep Is Your Love(愛はきらめきの中に)などと共にサウンドトラックに収録されている中の一曲でDavid Shire(デヴィッド・シャイア)自作自演のManhattan Skylineは予告編やプロモで流れて、これ又有名になりました。
Bee Gees' Alubum
ザ・ビー・ジーズといえば日本では67年のMassachusettes(マサチューセッツ)がヒットしていますが、日本だけのヒット曲「First of May(若葉のころ)」は1996年のKinKi Kids(キンキ・キッズ)のテレビドラマでのテーマ曲ですが、それも収録した国内盤アルバムです。
グレイテスト・ヒッツ
収録されているNight Fever(恋のナイト・フィーヴァー)は1977年のナンバーワン・ヒットです。 日本だけのヒット曲「Melody Fair(メロディ・フェア)」は美少年のマーク・レスターが主演した1970年の映画「Melody(小さな恋のメロディ)」のテーマですが、「若葉のころ」とのシングル盤「メロディ・フェア」がリリースされています。
ジョン・トラボルタのアルバム
☆ジョン・トラボルタはダンスが上手いのは衆知の事実ですが、歌手としてのジョン・トラボルタをご存知ですか? 70年代はファルセット!
Frankie Avalon(フランキー・アヴァロン)も出演した1978年のフィフティーズのパロディ映画「Grease(グリース)」でトラボルタはOlivia Newton -John(オリビア・ニュートン・ジョン)と共演しています。 オリビア・ニュートン・ジョンは英国出身のカントリー歌手でしたがこれでディスコクィーンとなりました。 サンセット77のクーキーなみにリーゼントを櫛で撫で付け、50年代のティーンズ・アイドルだったSandra Dee(サンドラ・ディー)の歌も出てくる映画「グリース」のサントラはフィフティーズがいっぱいで、Beauty School Drop-Out を歌ったフランキー・アヴァロンは1960年のJohn Wayne(ジョン・ウェイン)のThe Alamo(アラモ)で最年少で唯一人生き残ったSmitty(スミティ)役を演じました。
Grease Trailer - YouTube
Grease Original Motion Picture Soundtrack
Greased Lightnin'
トラヴォルタの最大ヒットと言われるLet Her Inの他、Olivia Newton-Johnとのデュエット曲はないですが、映画「Grease」からオリジナル・ソロ曲の"Sandy"や"Greased Lightnin'"などやカバー曲を収録した1996年のCDは「Greased Lightnin'」
Grease John Travolta - YouTube
Grease - There Are Worse Things I Could Do - YouTube
Grease - Your The One That I Want - YouTube
多くのアルバムをリリースしているトラボルタですが、そのうちの二枚組CD
The Collection
☆You're The One That I Want(愛のデュエット)などトラボルタが歌う曲の歌詞色々はJohn Travolta - MetroLyrics.com
Audio-Visual Trivia内のジョン・トラボルタの出演映画
ゲット・ショーティ(1995年)
ソードフィッシュ(2001年)
炎のメモリアル(2004年)
ラブソング・フォー・ボビー・ロング(2004年)
ビー・クール(2005年)
☆1993年から1999年に放映されたTVシリーズThe Nannyに出ていた悩殺女優のFran Drescher(フラン・ドレシャー)がコニー役でカメオ出演しているそうですがどこなんでしょうね。



tikiさん、「アメリカングラフィテイ」のリクエスト有難うございます。さっそく取り掛かりたいと思います。
こんばんは。koukinobaabaさん。ここにくるといつも長居しちゃいます。だって一杯アトラクションで遊べるんですもの。ため息もんです。ビージーズ。懐かしいですねー。“Suturday Night Fever ”をDLしちゃいました。
一言お礼を。
PS.
“アメリカングラフィテイ”はご趣味ではありませんか。ジョージルーカスの違う一面も覗くことができて又いつかみたいので・・・
ずうずうしいリクエストでした。
anupamさん、今晩は♪
なんか馬鹿らしい映画かと思って、実は私も公開当時は観ませんでした。 ところが、トラボルタのダンスシーンは、うんもう~見とれます。 それに一連のトラボルタ映画の原点でもありますからゼヒご覧下さい。 それにしてもあの頃の男性歌手ってかなり高音ですね。
それではお休みなさい。 zzz
ひょ~~なつかしい~
ってまだ見てない私・・
映画ファンとして反則?ですかね~
それにしてもビージーズ兄弟って結構みなさん早死にですよね。アンディ・ギブも早く死んでしまったし・・