ダミアーノ・ダミアーニ くち紅 Il Rossetto
くち紅(1960年)
Il Rossetto(くち紅)は1959年の刑事に続く”Pietro Germi(ピエトロ・ジェルミ)”の刑事もので、フランス語のタイトルは”Jeux Précoces”です。 13歳の少女の性の目覚め、大人の女への憧れを織り込んだ伊・仏合作映画です。 この「くち紅(くちべに又は口紅)」はピエトロ・ジェルミの一連の作品「Il Ferroviere(鉄道員)」、「L'Uomo Di Paglia(わらの男)」、「Un Maledetto Imbroglio(刑事)」などとは違って情報が乏しく余り知られていませんが、1959年の「刑事」あたりから60年代を通してイタリアで流行ったGiallo(ジャッロ又はジャーロ)というサスペンス・ミステリー及びスリラー映画のことです。 しかし映画では事件そのものや推理よりもそれに関わる人々の内面を描いている社会派の作品です。
脚本家であるDamiano Damiani(ダミアーノ・ダミアーニ)の監督デビュー作品で、1958年の危険な曲り角でデビューした新進二枚目「Pierre Brice(ピエール・ブリス)」が少女の憧れのハンサム青年「Gino(ジーノ)」役を演じます。 刑事役が「刑事」の「Pietro Germi(ピエトロ・ジェルミ)」で、1957年のClub de Femmes(Delitto blu 乙女の館)でデビューしてその後主演映画も撮ったイタリアのグラマー女優のGeorgia Moll(ジョルジア・モル)がジーノの婚約者役で出演、そして音楽が当時売れっ子のGiovanni Fusco(ジョヴァンニ・フスコ)です。 おませな少女Silvana(シルバーナ)を演じるLaura Vivaldi(ラウラ・ビバルディ)はこの映画一本きりの出演となっています。
ジョルジア・モルの写真が見られるPalmas
Giallo
ジャロ又はジャーロと呼ばれたイタリア映画は、元々はアメリカの大衆犯罪小説であるパルプフィクションのように1930年代辺りから出版された黄表紙の推理小説のことらしいです。 当時のジャロ映画としてはフランス俳優のAlain Delon(アラン・ドロン)が出演した1960年の「Plein Soleil(太陽がいっぱい)」や、1968年にアラン・ドロンがアメリカ俳優のCharles Bronson(チャールズ・ブロンソン)と共演した「Adieu L'ami(さらば友よ)」、チャールズ・ブロンソンが主演した1970年の「Cold Sweat(夜の訪問者)」、Albert Camus(アルベール・カミュ)の原作を映画化したLuchino Visconti(ルキノ・ヴィスコンティ)監督の1967年のLo straniero(Amare per vivere/異邦人)、イタリア女優のJacqueline Sassard(ジャクリーヌ・ササール)が出演した1968年のLes Biches(女鹿)、Carroll Baker(キャロル・ベイカー)が1969年に主演した「Il Dolce Corpo Di Deborah(デボラの甘い肉体)」などもその範疇にあるとする向きもあるそうです。
乙女の恋心が、シルバーナに「ジーノの恋人としてふさわしいように」と、大人の女性を象徴する「くち紅」をそっとつけてみる衝動に誘います。 それに「ジーノの婚約者みたいに・・・」と、セーターをつまんで小さな胸をふくらませてみたりも。 そんな少女がバッグにそっと忍ばせた「くち紅」がもとで「嘘つき」の烙印を押され、「ジーノが犯人だ」という殺人事件の証言は信用されずに感化院送りとなってしまいます。 ジーノが釈放されてお金持ちのお嬢様との結婚も間近にひかえているのを知って絶望した少女が試みた自殺も未遂に終わりましたが、切々と想いを込めた遺書が事件の解決へと導くのです。 日本公開はイタリア公開の翌年、1961年あたりだったと思います。 その頃、私のまわりではよそのお兄さんと言えば家庭教師の大学生くらいなもんで憧れることもありませんでした。 それに殺人現場も見ませんでしたしね。 その後1981年の素晴らしい映画「Diva(ディーバ)」のあるシーンを観た時にふとこの映画を思い出しました。 少女Alba役のThuy An Luu(チュイ・アン・リュー)が鏡に向かって大人の女性に憧れて服の胸にリンゴを入れたのでした。
☆シルバーナが憧れのジーノを想って「くち紅」を塗る写真が見られるIl Rossetto - Agenda
☆イタリア語ですが同様のシルバーナの写真とダミアーノ・ダミアーニ監督の写真も見られるRegia Damiano Damiani - cinebazar.it(Giallo Malizioso)
☆女ったらしのジーノが自分の犯行を隠すためにシルバーナを手なずけている写真はIl Rossetto - MovieTime
この結果Ginoをかばった少女は自殺未遂まで犯すことになる。 ただ一つ、ジーノがペドファイル(少女偏愛主義者)でないのが救いです。
☆映画「くち紅」の映画ポスターとスチール写真が見られるイタリアのIl Rossetto - FILM.TV.IT(写真拡大可)
☆珍しい写真入りの日本のサイトInsomniac Review Of Giallish Filmsのダミアーノ・ダミアーニのページ
Pierre Brice
フランス人俳優のピエール・ブリスは「くち紅」に出演した後、1965年の「Un dollaro bucato(荒野の1ドル銀貨)」などのマカロニウエスタンで有名なGiorgio Ferroni(ジョルジオ・フェローニ)の1961年の作品でアクションファンタジーの「Le Baccanti(バッカスの狂宴)」やイタリアのゴシック・ホラーの「Mill of the Stone Women(生血を吸う女)」、1964年には「暗闇でドッキリ」に出演したエルケ・ソマーとDouce violence(甘い暴力)(1961年)で共演しています。 ピエール・ブリスは公開された主な映画が15年間ちょっとと日本では短命でしたが、ヨーロッパではマカロニウエスタンならぬジャーマン・ウエスタンに出演して人気だった様子です。 1962年のDER SCHATZ IM SILBERSEE(シルバーレークの待伏せ)に始り、1968年迄に11本ものドイツ西部劇に出演していました。 日本ではその半分ほどしか公開されていません。 「ヴィネトゥの冒険 -アパッチの若き勇者』」Winnetouなどの冒険物語の著書で知られるドイツの児童文学作家Karl May(カール・マイ又はカルル・マイ)の作品を元にした「カール・マイ冒険物語」の西部劇シリーズで、架空のThe Mescalero Apache-tribe(アパッチ・インディアン)大酋長「Winnetou(ウィネットー又はウィンネット)」役で有名になりました。
ピエール・ブリスのウィネットーの写真が見られるDie vielen Gesichter von Winnetou Pierre Brice
ピエール・ブリス自身はこの役から逃れようとしたらしいのですが人気があり、その後も同じ役を1988年から1991年迄ドイツの野外劇場でカルル・マイ・ショーとして上演した他、同じくテレビにも出演していました。 オリジナルのカルル・マイ版ではなかったのですが、」1997年でさえ、この役でテレビに現れ、「英雄アパッチ酋長ウィンネットはWinnetou III で死んだハズなのに!」とファンのヒンシュクを買ったようでした。 このように人気があったので、このようなドイツのファンサイトmondscheinportal.deもあります。(注!すぐ音)
☆Giallo(イタリア製ミステリ映画)がなぜそうよばれるのかについて詳しいgeocities.jp/dario780
Regia Damiano Damiani- A Udine e Pordenone una retrospettiva, un libro e una mostra di quadri
今では巨大資本のアメリカ映画が映画の主流となっている感がありますが、30年ほど前まではフランス映画と並びイタリアは映画大国でした。 ネオレアリズモがフランスのヌーベルヴァーグに影響を与えた程です。 それが80年代からはじり貧の一途をたどってきています。 60年代から70年代にはヴィスコンティとフェリーニの巨匠がイタリア映画界に君臨し、Uberto Pasolini(ウベルト・パゾリーニ)やその助手だったBernardo Bertolucci (ベルナルド・ベルトルッチ)、マカロニ・ウエスタンの父と呼ばれたSergio Leone(セルジオ・レオーネ)などが現れるなか、ダミアーノ・ダミアーニは大変有望視された監督だったそうです。 ダミアーノ・ダミアーニはイタリア社会の諸悪、プチブル、庶民生活を描いた社会派の映画監督の一人なのです。 とはいうものの、「くち紅」の後の1962年にはカルロ・ルスティケッリとNino Rota(ニーノ・ロータ)の音楽で、Elio Bruno e la sua Orchestra(エリオ・ブルーノ楽団)のテーマ曲がヒットしたサン・セバスチャン映画祭で最優秀映画賞受賞の「L'Isola Di Arturo(禁じられた恋の島)」や、1963年にはHorst Buchholz(ホルスト・ブッフホルツ)とCatherine Spaak(カトリーヌ・スパーク)が共演した「La Noia(禁じられた抱擁)」とか、マカロニウエスタンの「Chucho, quién sabe, El?(A Bullet For A General 群盗荒野を裂く)」なども撮っています。 脚本家であり画家でもあるダミアーノ・ダミアーニの作品は絵画のように芸術的でありながら、映画界からは忘却の彼方におかれた状況にあります。 現在イタリア国内の復興ムードのなか、ダミアーノ・ダミアーニの作品が見直されて、この60年の作品「くち紅」は注目されているようです。・・・リプリントされるかも! 復刻版がリリースされますように。
※Medusa Il rossetto (I classici del cinema Italiano)
イタリアのMedusa VideoからIl Rossetto(くち紅)のPAL盤のDVDが2006年12月に発売されているそうです。
注!PALは主にヨーロッパで使用されている映像方式で日本と合衆国はNTSC方式ですので購入しても国内では白黒になってしまってDVDプレイヤーの設定を変えないと普通は観られません。
dvd-store.it- Il Rossetto(Euro € 17,90)
残念ながら現在日本ではVHSビデオも見つかりませんが、イタリア版VHSのカバー画像入り情報はIl Rossetto(€ 39.90)とFILM.TV.IT、そしてフランス版はJeux Précoces
Signora della Canzone Napoletana
映画「くち紅」のテーマPauraを歌うのは当時新人カンツォーネ歌手のMiranda Martino(ミランダ・マルティーノ)です。 生粋のナポリッ子のミランダ・マルティーノは1955年にイタリア国営放送RAIの新人コンテストに出場し「ニューヴォイス」に選ばれてデビューしました。 主にラジオで活動していましたが、1959年にはサンレモ音楽祭に初出場しています。 「ミセス・ナポリ民謡」と呼ばれ、伝統的イタリア民謡(ナポリ歌謡)Napoletana(ナポレターナ)を歌っています。 日本でも「Torna a Surriento(帰れソレントへ)」や「'O sole mio(オーソレミオ 我が太陽)」などのナポリ民謡は有名ですね。 最近でもEnnio Morricone(エンニオ・モリコーネ)のアレンジで数々のアルバムをリリースしています。
☆Che bella cosa na jurnata 'e sole...と歌われる”オ・ソーレ・ミオ”の日本語訳もあるらくちんイタリア語会話
☆60年代と70年代のCanzone(カンツォーネ)を研究しているtcn-catv.ne.jp(日本語)
ミランダ・マルティーノの映画出演作品はIMDb
美貌の歌手、ミランダ・マルティーノは女優としても活躍しており、1959年代から2000年までに13本の映画に出演し、そのうち歌手としての出演は4作です。 ☆ミランダ・マルティーノの写真が見られるArchivo PalomasとMusicalStore.it
Miranda Martino(ミランダ・マルティーノ)の歌う「くち紅」のテーマ曲「Paura」が聴けるWFMUラジオ・ショーのプレイリストは①Playlist for Stochastic Hit Parade with Bethany Ryker - May 7, 2002や②Playlist for Are We There Yet? with Tamar - December 21, 2002(ページ上の方の”Listen to this show: RealAudio”をクリック して、RealAudioのクリップ・ポジション(再生バー)を①は49:40(John Coltrane の次)、②のプレイリストは41:20(ギリシャ音楽の次)に移動させる。 これらのプレイリストにあるミランダ・マルティーノの「くち紅」のテーマ”Paura”のディスクも日本レーベルとしてありますから多分私の持っているのと同じバージョンだと思います。 Victor SS-1257 A面が「くち紅」のテーマ曲Paura(怖いの)で映画のオープニングに流れますが、B面のMomento Meraviglioso(素敵なひととき)はPauraとガラっと変わってスローバラードで、遺書を書くシルバーナの悲しい心を歌ったものです。
Paura
Ti guardo...Mi piacci
Ma tremo se tu guardi me
Paure...mi fanno
I baci che sogno con te
Se mi chiamerai
Forse mi girero
Tu non Saprai mai
Quanto soffriro
Ti cerco...mi piacci
Ma tu non cercarrmi
Perch no troppa paura
Paure di perdermi in te
アンタを見つめるわ・・・好きだから
でも見つめれると震えるの
怖いわ
夢にみるキスがそうさせるの
もしアタシを呼んだら
アタシは逃げるわ
アンタは絶対わかりっこない
どんなに憎んでいるか
アンタを殺すわ・・・好きだから
でもアタシのところに来ないで
だって、怖過ぎるの
アンタに溺れるのが(イイカゲンな伊(意)訳ですが)
Ennio Morricone Collection
外国映画はたいていイタリア語に吹き替えるイタリアではイタリア版の映画にはイタリアのポップス歌手がテーマ曲を歌うことが常です。 オリジナルの作曲家にも匹敵すると称賛されるエンニオ・モリコーネがこういったイタリアン・ポップスの編曲・指揮をしています。 例えば1963年のアメリカ映画「ピンクの豹」のサウンドトラックはHenry Mancini(ヘンリー・マンシーニ)作曲のテーマ曲とコーラスが収録されていますが、映画の中で出演者のFran Jeffries(フラン・ジェフリーズ)が歌った英語タイトルのIt Had Better Be Tonightはリリースされずに、イタリア版映画の「ピンクの豹」にはイタリアの歌手!ということで、エンニオ・モリコーネのアレンジによりミランダ・マルティーノがMeglio Stasera(Vinyl-7" RCA PM45-3231 - Italy - 1963)をリリースしています。
Fran Jeffries - Meglio Stasera -YouTube。
Meglio StaseraについてはThe Ennio Morricone Online Community
参考のジャケット画像とトラックリストはMIRANDA MARTINO
ピンクの豹とくち紅のテーマが収録されているCDBMG BVCM-37063-72(日本語)
その後エンニオ・モリコーネは演奏バージョンも編曲してアルバムに収録しています。 こういったことはイタリアでは普通に行われるそうです。
フランス映画「太陽はひとりぼっち」ではジョヴァンニ・フスコのオリジナルテーマ曲をポップスにしてツイストのリズムでミーナが歌いました。 現在日本でもマダガスカルではPANGが、奥さまは魔女では松田聖子、「シン・シティ」では安室奈美恵などと日本語バージョンが劇場で流れるようになりましたね。
Selections from Ennio Morricone Chronicles
映画ファンなら必携のEnnio Morricone(エンニオ・モリコーネ)のサウンドトラック集は2000年発売の2枚と10枚組ディスクセットがあります。 「くち紅」のテーマを始め懐かしい映画音楽が収録されている日本製作のモリコーネ集大成です。
ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・エンニオ・モリコーネ
10枚組のアルバムでは、20番と21番が「くち紅」、22番が「情事」、24番が「鉄道員」、59番が「太陽のバカンス」、その他「太陽の下の18才」サンライト・ツイスト、116番~118番が「太陽の下の18才」、119番が「狂ったバカンス」、120番から122番のI MOTORIZZATIは日本未公開で「太陽のバカンス」に収録、134番と135番は「アルジェの戦い」、142番から145番は「Menage All'italiana(イタリア式家政)」、147番と148番が「大きな鳥と小さな鳥」、149番は「ポケットの中の握り拳」、150番と151番は「目をさまして殺せ」、152番は「イタリア式 愛のテクニック」、153番は リタ・ヘイワースも出演した1967年の「The Rover(残虐の掟)」、155番は「ハーレム」、166番と167番は「死刑台のメロディ」、179番と180番は「古い階段の下で」、186番は池田満寿夫の「エーゲ海に捧ぐ」、204番が「赤い砂の決闘」、205番と206番が口笛で有名な「荒野の用心棒」、207番から209番が「夕陽のガンマン(Per qualche dollaro in più)」、212番から214番までが「夕陽の用心棒」、216番と217番は「新・夕陽のガンマン/復讐の旅」、218番から221番までが「Once upon a Time in the West(C'era una volta il West - ウエスタン)」などなどです。
☆10枚組CDにはジャズトランペッターのChet Baker(チェット・ベイカー)がイタリア時代にエンニオ・モリコーネ楽団をバックに歌った”Chetty's Lullaby”も収録されています。 この情報はThe Ennio Morricone Chronicles - soundtrackcollector.com( ディスク5-10)
☆この10枚組CDの丁寧な解説はThe Ennio Morricone Chronicles - answers.com
注! 1966年にDjango(さすらいのジャンゴ)のテーマソングで有名なマカロニウエスタンの「Django(続・荒野の用心棒)」の音楽はアルゼンチン出身のLuis Enríquez Bacalov(ルイス・エンリケス)で、サントラ”Berto Fia & Bruno Nicolai [OST]”に収録されているRoberto Fiaが歌ったイタリア語の主題歌が人気らしいです。 試聴はアメリカのAmazon.comにあるサントラのDjango: The Definitive Editionで21番を試聴。
Django, have you always been alone...と歌われるジャンゴの英語歌詞はLyrics Spot.com - Django by Luis Bacalov
Movie Classics - Hugo Montenegro/Ennio Morricone - Rádio UOL
「Diciottenni Al Sole(太陽の下の18才)」は英語のタイトルを”Eighteen in the Sun”という1962年に大ヒットした当時アイドルのCatherine Spaak(カトリーヌ・スパーク)出演の青春イタリア映画です。 テーマ曲はエンニオ・モリコーネ作曲でJimmy Fontana(ジミー・フォンタナ)作詞でGianni Morandi(ジャンニ・モランディ)が歌ったGo-Kart Twist(ゴーカート・ツィスト/サンライトツイスト)です。 同じくTwist No.9もエンニオ・モリコーネ作曲でジミー・フォンタナが歌いました。
※E gira e gira e vai, E non fermarti mai と歌われたGianni MorandiのGo-Kart Twistの歌詞はLyrics Mania
♥ 60年代に日本で流行ったポップスのコンピレーション・アルバムベスト・オブ・S盤アワー60sにジミー・フォンタナの「太陽の下の18才」とジャンニ・モランディの「サンライト・ツイスト」そしてエンニオ・モリコーネの「さすらいの口笛」が収録されています。
※S盤アワーについて書かれた懐かしのラジオ番組 S盤アワー
1995年リリースのCDはエンニオ・モリコーネ編曲でミランダ・マルティーノが歌うナポレターナの名曲から1963年から1965年の録音を収録したものです(モリコーネのアレンジも1960年代のもの)
Neapolitan Songs
1番が'E spingole frangese(こいきなフランス・ピン)、2番がSilenzio cantatore(静けさに歌う)、14番が有名なTorna a Surriento(帰れソレントへ)、16番はTu ca nun chiagne(泣かないお前)、20番も有名な'O sole mio(オ・ソーレ・ミオ)
☆ミランダ・マルティーノが歌うStringiti Alla Mia Mano(Fidenco-Crusoa)が聴けるwindbird.pe.kr(上から8番目の曲)
ピエール・ブリスのデビュー作品「危険な曲り角」(1958年)については主演したパスカル・プティと共演したジャン・ポール・ベルモンドでもふれています。
Audio-Visual Trivia内のイタリア映画
ミケランジェロ・アントニオーニ監督の太陽はひとりぼっち
ピエトロ・ジェルミ監督の刑事
ヴァレリオ・ズルニーニ監督の激しい季節
フェデリコ・フェリーニ監督のカサノバ
ジャクリーヌ・ササール
アンソニー・クイン
ジーナ・ロロブリジーダ
投稿者 koukinobaaba : September 20, 2005 01:55 PM
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コメント
anupamさん、お待ちしていました! 以前そちらのコメントに「くち紅」が待機中と書いたのですが、なかなかミランダ・マルティーノのテーマ曲が聴けるサイトが見つからなくて今になりました。 あの頃はアメリカ映画よりフランスとイタリア映画の公開が多かったように感じるほど豊富でしたね。 イタリア映画の衰退の一因はテレビらしいですよ。
投稿者 koukinobaaba : September 24, 2005 11:49 PM
そうなんだ~ダミアーノ・ダミアーニってなかなかの監督さんだったんですね。以前自分のブログにも書いた「シシリアの恋人」しか見ていなくて、価値がわかっていませんでしたな~
そう、でも、昔はイタリア映画って勢いありました。「スクリーン」のファン投票でも、ソフィア・ローレン、クラウディア・カルディナーレなどが常連だったし、ジュリアーノ・ジェンマ・・とかもね。
今は・・いないですよね~
投稿者 anupam : September 24, 2005 11:40 PM
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