マリー・ラフォレ Marie Laforet
Saint-Tropez Blues(1960)
フランス語の原題がSaint-Tropez Blues(サントロペ・ブルース)という「赤と青のブルース」は日本では1961年公開に公開されました。 この青春ヴァカンス映画はLes Quatre cents coups(大人は判ってくれない)の原作及び脚本で知られるMarcel Moussy(マルセル・ムーシー又はモッセー)の監督デビュー作品です。 主演は日本では同年製作のPlein Soleil - Comme au Cinema.com(太陽がいっぱい)のマルジュ役で有名になったMarie Laforêt(マリー・ラフォレ)です。
☆マリー・ラフォレの写真があるMarie Laforet - Zoomrangです。(それぞれのサムネイルをクリックして下さい。)
※映画「大人は判ってくれない」の映画レビューは中川敬のシネマは自由をめざす!
映画「Saint-Tropez Blues(赤と青のブルース)」でのマリーラフォレのお相手は、当時新人のJacques Higelin(ジャック・イジュラン)です。 この時代はちょっとしたポップスの歌手などが映画に出演していました。 現在ジャック・イジュランは、映画男と女に出演したPierre Barouh(ピエール・バルー)が設立したインディー・レーベルSaravah(サラヴァ)で活躍するミュージシャンです。
また、脚本を手掛けたClaude Chabrol(クロード・シャブロル)監督がLes Menteurs(激しい夜)同様に特別出演しています。
50年代-60年代のフランスでセレブや文化人に人気のあった南仏のリゾート地Saint-Tropez(サン・トロペ)でのパリの若者の他愛の無い夏休みの恋物語を描いたフランス流ラブコメです。 一応当時の波に乗って”ヌーヴェル・ヴァーグ”とは銘打っているものの、映画としては傑出しているわけではありません。 ですが!当時はブルジョアのヴァカンスを垣間見て、ため息をついたものです。
Jazz & Booze! モダンジャズが演奏される野外パーティですぞ。 子豚の丸焼きですぞ(逃げられちゃったけど) お〜、サン・トロペ♪
★サントロペ・ブルースの映画のポスター(画像クリックで拡大)
映画「赤と青のブルース」についてはWalkerplus - Saint-Tropez Blues
Marie Laforet
アルメニア移民の家庭に生まれたマリー・ラフォレの本名は”Maïténa Doumenach”というそうです。 16歳で姉の替わりに出場したカンヌの新人コンクールNaissance d'une Etoile(スター誕生)で優勝した時にルイ・マル監督に見出されました。 そして、1959年のルネ・クレマン監督の映画「太陽がいっぱい」に出演することになります。 「Saint-Tropez Blues(赤と青のブルース)」をはじめ、1961年のLa fille aux yeux d'or(金色の眼の女)など60年代には立て続けに映画出演しています。 1978年にスイスに移り住んでアルメニア繋がりのお仲間であるシャルル・アズナブールやアラン・ドロンなどと交流を持ち、1981年までギャラリーを営んでいました。 スイスで子育てを終えて2000年にスクリーンにカムバックしています。
マリーラフォレのSaint-Tropez Blues(赤と青のブルース)も聴けるDVD
(日本語字幕)2003年版
赤と青のブルース
赤と青のブルース
(日本語字幕)2000年版
マリー・ラフォレのシャンソン
私が所有している「赤と青のブルース(Saint-Tropez Blues)」のサントラ(日本では1961年にフォンタナから発売) FON 1002
EPレコード情報はSaint-Tropez Blues - soundtrackcollector.com
これらは主題歌の45RPM(EPシングル)盤です。 流れるような美しい響のヴィヴラフォンのイントロとマリー・ラフォレの物憂げだけど可愛い弾き語りの主題歌
★フランス盤LPもあるそうです。 ★仏盤4曲入り45回転 Fontana 460 710
Jacques Prevert(ジャック・プレベール)がアンリ・クロラのギターに作詞した曲Tumbleweedもマリー・ラフォレが挿入歌として歌っています。
アンリ・クロラについて書かれたプレベールのサイトで映画”赤と青のブルース”の画像をクリックするとポスターが拡大されます。 それから、プレベールの音声クリップも聴けます。
マリー・ラフォレの赤と青のブルース(Henri Crolla作曲Andre、Hodeir編曲)
シンガポールから
サンチャゴから、チリから
ホンコンから、マリから
サントロペは
いつも帰ってくる所
サントロペ
少女達の眼はキラキラ
バカ騒ぎに夢中
サントロペ・・・
2006年3月13日にコメントでマリー・ラフォレが赤と青のブルースを歌っているビデオの情報が寄せられました。 「探しても今まで見つけられなかったクリップが観られてとても嬉しいです!」と喜んでいたのですが、そのビデオは削除されてもう観られません。 でも知らせて下さった方、もしくはビデオをYouTubeにアップして下さった方には感謝しております。 有難うございました。
Tumbleweed(Jacques Prevert作詞- Henri Crolla作曲) - 風にまかせて
タンブルウィーズ、タンブルウィード
街から街へ
タンブルウィード、、タンブルウィード
季節から季節へ
タンブルウィード、、タンブルウィード
風に吹かれて・・・
※Tumble Weed(タンブルウィード)とは乾燥地帯、主に米中西部の大草原に生息する根無し草でトゲが痛いそうです。 1973年のScarecrow(スケアクロウ)という映画の冒頭にも出てきましたが、私が子供の頃に観たTV番組ミステリーゾーンかアウターリミッツだかのエピソードではタンブルウィードに意思があるかのように人間を閉じ込めてしまうSF映画がありました。 音に反応することを突き止めたので大音量で音を流すスピーカーを付けたトラックで引き付けて谷底にトラックもろとも落とすというストーリーでした。
Tumbling TumbleWeed Attack - YouTube
Complete Works 69/70 / Vol.7
試聴はでE´couter des extraits musicaux - Complete Works 69/70 / Vol.7 - Amazon.fr
日本とアメリカの盤と違ってフランス盤ではSaint-Tropez BluesやTumbleweedなどを収録したマリー・ラフォレのアルバム”Tendres AnnEs 60”が試聴できます。
Tendres années - Marie Lafont - Amazon.fr
フランスのマリー・ラフォレのシャンソン・サイトにある、映画”青と赤のブルース”の主題歌”Saint-Tropez Blues(サン・トロペ・ブルース)”入りのアルバムVol.1 - Saint-Tropez Blues - Zoomrang(左のアルバム)はminfrance.comで購入できるようですが、未確認。
映画「赤と青のブルース」はヌーヴェルヴァーグだから音楽はジャズ!
アレンジがAndre Hodeir(Andre´ Hodeir アンドレ・オデール)、メンバーはギタリストHenri Crolla(アンリ・クロラ)のチョーキングを効かせたギターの他、ピアノは勝手にしやがれやD'une Nuit L'Affaire(艶(つや)ほくろ)の音楽を担当したMartial Solal(マーシャル・ソラール)、G.Arvanitas、M.Vander、R.Guerin等
残念ながら試聴がどこにも見つからないアンドレ・オデールのジャズアルバム
Jazz Et Jazz [Gitanes]
Brigitte Bardot(ブリジット・バルドー)の「殿方ご免遊ばせ」で主題曲を、「シェルブールの雨傘」でカトリーヌ・ドヌーヴの吹き替えをしたChristiane Legrand(クリスチャンヌ・ルグラン)のスキャット入り
5番のTrope A Saint-Tropが赤と青のブルースで10番のJazz et Jazzは多重録音の変わった曲です。 クリスチャンヌ・ルグランはミッシェル・ルグランの姉です。
ラフォレのラフォレのアルバム・ジャケットが見られるMarie Laforet Discographie - Zoomrang
レコード情報はMarie Laforet Discographie Vinyles- Muroles & Pazique(一番上が赤と青のブルース)
☆ページトップの画像はマリー・ラフォレの写真の中でも私が一番好きな画像をカバーに使用した2002年にフランスでリリースされた3枚組みCDのマリー・ラフォレのベスト・アルバム”Les Vendanges De L'amour (Longbox)”です。 最初のヒット曲である1963年のLes vendanges de l'amour、Rolling StonesのPaint It Blackをカバーした1966年のMarie douceur, marie colère(優しいマリー、怒れるマリー)、1966年のLa plage(夜霧のしのび逢い)、1967年のMon Amour, Mon Ami(恋人で友達)、Manchester et liverpool(マンチェスターとリヴァプール)の他フレンチポップス調の全72曲のリストはAmazon.comの「Long Box」で見つかります。
試聴は01.net Telecharger.com - Marie Laforet | Les vendanges de l'amour
マリー・ラフォレのシャンソンの歌詞はMarie Laforet - paroles.net(サンプルが聴ける)
マリー・ラフォレのViens viens(ヴィアン・ヴィアン)の日本語訳詞も載っているなつめろ英語のViens viens - EUROPEAN POPS SERIES
シャンソン歌手として活動し続けるのマリー・ラフォレの現況(仏語)はMarie chante Lafore^t de nouveau(30年ぶりの2005年7月のケベックのミュージックホールでの3日間のコンサートFestival Loto-Que´bec Just For Laughs)とservicesmontreal.com
☆マリー・ラフォレが何曲か聴けるシャンソン集のサイトはohmychanson.com(Marie Laforet で検索)
シャンソン歌手でも定評のあるマリー・ラフォレですが、作家としてはContes et legendes de ma vie priveeという自伝的短編を発表しているそうで、日本では1983年に持田 明子氏翻訳「マリー・ラフォレの伝説と物語」が出版されています。
投稿者 koukinobaaba : September 9, 2005 04:32 PM
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コメント
Thank you very much for the info about " Saint Tropez Blues video link."
YouTubeが少しでも長生きすることを祈ります。
投稿者 koukinobaaba : March 13, 2006 10:10 PM
Saint Tropez Blues is the first film directed by Marcel Moussy who started off his screenwriting career just before this with a bang (The 400 Blows and Shoot the Piano Player, both directed by François Truffaut). But this New Wave sex comedy is not quite there yet. Its heroine is Anne-Marie (Marie Laforet) who goes south with her childhood friend Jean-Paul (Jacques Higelin) instead of hitting the books at home. The friends join up with artist-types in Saint Tropez, and though the ambiance is carefree and casual, Anne-Marie manages to survive the hijinks and the ardor of would-be admirers. In the end, she starts to fall for one man in particular. ~ Eleanor Mannikka, All Movie Guide
Added on March 13, 2006, 05:58 AM by yokonov
投稿者 See Saint Tropez Blues Film : March 13, 2006 09:18 PM
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試聴リンク(CD、OST、サウンドトラック)
視聴リンク(予告編、PV、ビデオ)
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