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死刑台のエレベーター Ascenseur pour L'echafaud


J'taime ... J'taime ... J'taime ...
Jeanne Moreau as Florence Carala in Ascenseur pour L'echafaud
Elevator to the Gallows
Elevator to the Gallows (VHS)
死刑台のエレベーター(1957年)

「死刑台のエレベーター」の撮影当時は若干25歳だったフランスの新進監督のLouis Malle(ルイ・マル)の長編劇映画の監督デビュー作品であり、代表作品でもあるサスペンス映画です。 映画で使用された主人公所有の最新型オープンカーだとか、日めくり時計や小型カメラなどのハイテクな小道具が羨望の的となりました。

原作は新人推理作家(1925年~1962年)のNoel Calef(Noe"l Calef/ノエル・カレフ)の推理小説Ascenseur pour l'échafaudです。 30代にして亡くなった当時の新進作家、ハンサムなRoger Nimier(ロジェ・ニミエ)とルイ・マル監督とが共同で脚色しました。 大人の情事とパリの無軌道な若者とが引き起こした二つの殺人事件が同時進行する新しいタイプのスリラー映画で、Nouvelle Vague(ヌーヴェル・ヴァーグ)の先駆けとかFilm noir(フィルム・ノワール)とかいわれます。 ちなみに1950年代のヌーヴェル・ヴァーグの旗手と呼ばれるジャン・リュック・ゴダール監督の「勝手にしやがれ」が1959年の作品でした。 そして当時のフランスでのアメリカ映画への傾倒を表すように、1946年のハリウッドのフィルム・ノワール「郵便配達は二度ベルを鳴らす」や、電話で愛人に夫の殺害を唆したり、殺人の後にドアが開かないなどはMarilyn Monroe (マリリン・モンロー)主演の「Niagara(ナイアガラ)」に多大なる影響を受けてるいるようです。
※Film noir(フィルム・ノワール)とはフランス語で”黒い映画”という意味ですが、1940年代後期から1950年代のハリウッド映画の中でも犯罪ものを指します。 1930年代のアメリカの恐慌時代に始まった道徳的にあいまいでセクシーな刺激を強調したハードボイルド映画に端を発しています。


J'taime ... J'taime ... J'taime ... カララ夫人、夜のパリの街を探索
冒頭のシーンは、電話で恋人のジュリアンに犯行の決行を促すフロレンスのアップで始まります。
Generique
まるで夕立の雷鳴が不安を暗示するかのよう、パリのカフェからシャッターの下りた会社へそしてジュリアンの行き付けのバーと、ジュリアンの失敗を知るよしもなく約束の時間に現れない彼の姿を求め不安に駆られたカララ夫人が夜の都会を歩き廻リます。 ハイヒールを履いたカララ夫人の歩き方はなにげに1953年の「ナイアガラ」でのモンロー・ウオークを思い起こします。 マイルス・デイビスのミュート・トランペットがカララ夫人の不安と焦燥感を煽りたてるように流れ、白黒の画面がより効果的な光と影を映し出す美しい夜のパリの街。 美しいフロレンスがハイヒールでジュリアンを求めて歩き廻る夜のパリ。 Nuit Florence Sur Les Champs-Elysees
Roger Vadim(ロジェ・ヴァディム)監督の「危険な関係」やミケランジェロ・アントニオーニ監督の「夜」などの多数の名作で知られるファムファタルの代名詞、Jeanne Moreau(ジャンヌ・モロー)が美貌の人妻Florence(フロランス・カララ社長夫人)を演じます。 男だったらこんな魅力的な女性のためならどんな馬鹿げたことでもやってのけるでしょう。
日本では1960年の「Plein Soleil - Comme au Cinema.com(太陽がいっぱい)」で有名になったMaurice Ronet(モーリス・ロネ)が土地開発会社(武器デーラー?)に勤める技師Julien(ジュリアン)を演じます。 勤め先の社長婦人と恋仲になり、二人で社長殺害を計画し危険な方法で実行に移します。
ジュリアンが元パラシュート降下部隊上がりという設定で、ロープがキーとなるビルのベランダづたいに忍び込んで自殺に見せかける殺人やエレベーターのロープ脱出を遂行します。 なぜ浮気の為に夫を殺害するのか分からないという方がおられますが、自殺に見せかけて莫大な財産を手に入れ、二人で豪華な生活を楽しむつもりだったのでしょう。 つまり、動機は「札束」ですね。
その他、ギャング映画の大御所Lino Ventura(リノ・ヴァンチュラ)が刑事に扮するほか、ジュリアンの勤務するビルの花屋の女店員であるヴェロニクのボーイフレンドは「禁じられた遊び」のミシェル少年を演じたGeorges Poujouly(ジョルジュ・プージュリー)、1958年にBonjour Tristesse(悲しみよこんにちは)にDenise役で出演するElga Andersen(エルガ・アンデルセン 画像は一番下)が若者に殺されたモーテルのドイツ人の旅行者の婦人Madame Bencker役で出演、そして当時売れっ子のJean-Claude Brialy(ジャン・クロード・ブリアリ)がモーテルでチェスをしている客としてカメオ出演しています。(後ろ姿はルイマル監督) ジャン・クロード・ブリアリがモーテル殺人事件での刑事の取調べにも応じる場面もあります。 ジャン・クロード・ブリアリは1959年のLes Cousins (いとこ同志)が有名で、実に多くのフランス映画に顔を出していますが重要な脇役が多く、日本で公開されたかろうじて主演級映画というと1962年のLa Chambre Ardente(火刑の部屋)やMonica Vitti(モニカ・ヴィッティ)と共演した1963年のChâteau En Suède(スエーデンの城)くらいでしょうか。


Julien is trapped in the elevator, while Florence waits for him on a café terrace.
Julien dans L'echafaud
Maurice Ronet as Julien in Ascenseur pour L'echafaud

ジュリアン、ドジを踏む Julien Dans l'Ascenseur
『あ〜、やっと終わった・・・フォ〜!』と犯行のあった部屋の窓を見上げるジュリアン。
そして窓からぶら下がっているロープを見つけ愕然とするジュリアン! (なぜまだ明るい土曜日の退社時間に犯行に及んだのか疑問ですが、カララ社長の帰宅前を狙ったからか)
カララ婦人の夫である社長を殺害した後の歯がゆいほどのうっかりミス、それに伴うジュリアンのエレベータからの脱出劇。 ライターの明かりを頼りに手持ちの折りたたみナイフでエレベーターのネジを一本づつ外す気が遠くなるような作業。 その後のロープを伝った危険な脱出。
Maurice Ronet as Julien in Ascenseur pour L'echafaud - YouTube
こんなエレベーター脱出シーンがダイ・ハード1でありました。
冒頭のカララ婦人の憔悴してジュリアンを探し廻るシーンと、この緊迫したエレベータ脱出との二つのシーンにより、観客はこの主人公の二人に充分に魅せられてしまいます。 感情移入しきった観客は、この恋人達の完全犯罪の成就を期待し、犯罪者に加担・・・つまり共犯者と成り下がります。 よってこの二つの殺人事件を絡ませた映画のなかで、一つの大人の情事を遂行するための殺人には肩入れし、もう一つのパリの無軌道な若者の突発的な殺人には怒りを覚えるのです。 「なんてことをするんだ! ジュリアンとフロレンスに警察の疑いが向けられてしまうではないか!」と。 なんてこった!

証拠隠滅を忘れるという重大な過失を思い出し、慌ててキーを挿したままの車を残してビルに戻るジュリアン。 エレベーターに閉じ込められてしまい悪戦苦闘を強いられている間に、お洒落な彼のConvertible(オープンカー)を見つけて乗り回すパリのチンピラ・カップル。 この若者達は挙句の果てにはモーテルで殺人を犯してしまう。 おまけにカフェにいたカララ婦人が運転席を確認出来ないまま助手席の花屋のヴェロニクだけを目撃したから大変!話がややこしくなってしまう。 ギロチンの刃を首先3寸で逃れ、翌朝やっとエレベーターから脱出したものの、この若者達のせいで別のドイツ人夫婦殺人容疑で警察に追われる身となるジュリアン。 しかし、こっちのアリバイを立証すれば社長殺しが露見してしまう。 さあ、どうすればいいのか。

若気の至りとはいえ犯してしまった殺人に恐れを覚え、戸棚にあった催眠薬のPhenobarbitone(フェノバルビトン)で自殺を試みるも未遂に終わった花屋のヴェロニクと男友達のルイのもとに事情を飲み込んだカララ夫人が訪れる。 「生きててもらわわないと困るのよ!」
ベロニクが思い出した写真屋の受け取り。 ジュリアンの車にあったカメラで花屋の娘と二人で記念写真を撮ってそのフィルムをモーテルの写真屋に預けたんだった! 「あれをなんとかしないと殺人の証拠になってしまう・・・」とモーテルに駆けつけるルイ。 ジュリアンの濡れ衣を晴らそうとその後を追うカララ婦人。 写真屋に張り込んでいる刑事。 現像された写真にはドイツ人旅行者夫婦と若者が写っている。 ジュリアンの濡れ衣は晴れた!

映画の全編通してハードボイルドだったカララ婦人とジュリアンの二人がラストシーンでやっと幸せそうな笑顔をみせます。 刑事やカララ婦人が見守るなか、モーテルの暗室の現像液の中から二人のツーショットがジワジワと浮かび上がるのです。 その写真を驚愕の思いで、そしてある意味で恍惚感とで、指先でジュリアンとの写真に触れるカララ婦人。 ジュリアン、やっと逢えたのね。 オープニングと同じくカララ婦人のアップ。 Oh lala...やり場のない虚脱感! Oh mon dieu ! 一段とむせび泣くマイルスのトランペット・・・ FIN ・・・鳥肌もののエンディング。
Chez le Photographe du Motel

video「死刑台のエレベーター」のトレーラーが観られるRialtO picture(ページ中ほど右のトレーラーはロードにエラク時間がかかりますがHi Resで観ることをお勧め)

Elevator to the Gallows (1-10)

死刑台のエレベーターはフランス語の原題が「Ascenseur pour L'echafaud」で、英語のタイトルは「Elevator To The Gallows」又は「Lift to the Scaffold」で共に「絞首台への昇降機」となります。 Gallowsとは首吊り用の木枠のことですが、絞首刑の時の床が丁度エレベーターのように四角く抜けるものもあるようです。 しかし日本語の「死刑台のエレベーター」をGoogleのウエブ翻訳にかけると「Elevator of capital punishment stand 」となりました。
Elevator to the Gallows - YouTube

死刑台のエレベーターのポスターが見られるatthemovies.co.uk
写真がいっぱいの「死刑台のエレベーター」の参考はnef-louismalle.comfrenchfilms.topcities.com
「死刑台のエレベーター」の写真が見られるイタリアのAscensore per il patibolo - FILM.TV.IT
ジャンヌ・モローとモーリス・ロネのツーショット写真が見られるallocine.fr20six.fr

ギャング役で有名なリノ・ヴァンチュラ情報満載のlinoventura.deで右のリノ・ヴァンチュラ画像をクリックすると年代別出演映画リストがあり、各記事では貴重な映画の画像も観られます。 但しドイツ語なので読めません。
撃たれたドイツ人旅行者の妻役を演じたエルガ・アンデルセンは1971年のLe Mans(栄光のル・マン)でのSteve McQueen( スティーヴ・マックィーン)の恋人役が印象的ですが、そのエルガの珍しいセクシーショットが見られるDoll Gallery 1 - Elga Andersen(ページ中ほど)

メルセデスベンツ300SL
無軌道なパリの若者カップルがジュリアンの車の次に目を付けたのはドイツ人の旅行者夫婦が乗っていたMercedes Benz 300 SL(メルセデスベンツの300SL 1954年-1957年)は伝説のスポーツカーと呼ばれる300SLのボディにGP用にチューンナップされたW196エンジン搭載の2シータバージョン、1950年代半ばにはグランプリシーンを席巻した車種でドアが左右に上に上げるGull-wing doors(ベンツ・ガルウィング式ドア)です。 特大写真が見られる1954-1957 Mercedes-Benz 300SL Gullwing Coupe

Le Feu Follet
「死刑台のエレベーター」の6年後、ルイ・マルが監督してジャンヌ・モローとモーリス・ロネが共演した映画では、フランスのヴィシー政権下にファシスト作家であったPierre Eugène Drieu La Rochelle (ピエール・ドリュー・ラ・ロシェル)が1931年に書いた短篇小説のLe Feu Follet(ゆらめく炎)を映画化した1963年のLe Feu Follet(鬼火)があります。 モーリス・ロネは自ら人生に終止符を打つアルコール依存症のアランを演じ、ジャンヌ・モローは麻薬耽溺のエヴァの役です。 ヌーベルバーグ映画ではあっても少なくともロマンス映画ではありません。 英語のタイトルは”The Fire Within”というそうで、美しくも物悲しく愁いを帯びたピアノの旋律はErik Satie(エリック・サティ)が1888年に作曲した3曲のうちのGymnopédies 1(Gnossiennes No 1、ジムノペディ)です。
Le Feu Follet (dinner scene)- YouTube
Le Feu Follet (at the cafe)- YouTube
Le Feu Follet - YouTube

☆作品での音楽が印象的なルイ・マルですがモダンジャズを使った映画はこの処女作「死刑台のエレベーター」の他は、1971年の「Le Souffle Au Coeur(Murmur of Heart/好奇心)」でCharlie "Bird" Parker(チャーリー・パーカー)、シドニー・ベシェディジー・ガレスピーを起用しました。 詳細はAmazon.comのLacombe Lucien & Murmer of Heart [SOUNDTRACK]

死刑台のエレベーターのサウンドトラック
Miles Davis - Ascenseur pour L'echafaud
「死刑台のエレベーター」といえばMiles Davis(マイルス・デイヴィス)のトランペット!
アメリカの音楽「ジャズ」を最初に映画に使ったのはなんと!フランスです。 「死刑台のエレベーター」より先に封切られた1956年のロジェ・バデム監督の「Sait-on jamais(大運河)」でもMJQ(the Modern Jazz Quartet)のモダンジャズが使われましたが、そちらは単にアメリカの音源テープを編集したに過ぎませんでしたし、日本での封切りも「死刑台のエレベーター」の方が一足早かったのです。
マイルス・デイヴィスの写真はCastalie
MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)の写真はPortraits In Jazz
「大運河」の写真が見られるChess in the cinema
パリのスタジオで真夜中にラッシュ・プリントを見ながらアドリブを加えたという伝説的な演奏、この画期的な方法もまさに音楽のヌーヴェルヴァーグ! とても即興とはは思えないような全編を通した十曲の素晴らしいモダーン・ジャズ・・・「メイン・タイトル」、「エレベーターの中のジュリアン」、「夜警の巡回」そして「モテルの写真屋」などの曲がストーリーに沿ってシーンを盛り上げます。
1956年に今までのクインテット(五重奏団)を解散しフランス公演中だったマイルス・デイヴィスは、この映画のためにテナーサックス奏者のBarney Wilen(バルネ・ウイラン)率いるオクテット(八重奏団)から4名を選んで自分のクインテットを編成しパリのスタジオで録音しました。
メンバーはトランペットのマイルス・デイヴィス、テナーサックスのバルネウイラン、ドラムのKenny Clarke(ケニー・クラークは元オリジナルMJQ)、ピアノのRene Urtreger(ルネ・ウルトルジェ)、ベースのPierre Michelot(ピエール・ミシュロ)
バルネ・ウイランのレコードや写真が見られるBarney Wilen story

Ascenseur pour L'echafaud Soundtrack
EPIC NS-6 & Fontana 45pm mono SFON-3008
Ascenseur pour L'echafaud Soundtrack左の画像は私が当時購入した45回転EPシングル盤のEPIC NS-6「死刑台のエレベーター」のサントラです。 パリでのビバップ時代のマイルスが一番好きな私が所有する2枚の「死刑台のエレベーター」のサントラはMiles Davis et son Quintete(マイルス・デヴィス五重奏団)の演奏ですが、二つとも絶盤です。(クリックで画像拡大可)
EPIC NS-6 「死刑台のエレベーター」
A面 Generique(ジェネリーク、テーマ、又は絶望のブルース)
B面 Florence Sur Les Champs-Elyseesシャンゼリゼ・ブルース
Fontana SFON-3008 ステレオ盤の「死刑台のエレベーター」 〜シネ・ジャズ・スーブニール(1) A面 Generique(ジェネリーク、テーマ、又は絶望のブルース)、L'assassinnat de Carala(カララの殺人)、Sur L'autoroute(ドライブウェイのスリル)
B面 Diner Au Motel(モーテルのディナー)これはトランペット、ベースとドラムのトリオ演奏、Chez le Photographe du Motel(モーテルの写真屋) ジャズ評論家の油井正一氏が解説する1957年録音レコードの画像は後ほどアップします。
上記どうように国内盤で当時はサントラの全10曲を収録した「Ascenseur pour L'echafaud」の25センチ(10インチ)LPのEPIC NLP-3101もリリースされています。


マイルス・デヴィスの曲を聴くとあの場面が甦るサウンドトラック
Miles Davis-Ascenseur Pour L脱chafaudAscenseur Pour L'Echafaud (Lift To The Scaffold): Original Soundtrack
国内盤は2008年bbリリースで2800円ですが「死刑台のエレベーター」のタイトル名で販売
限定盤だった2005年にリリースされた「死刑台のエレベーター」[完全版]での曲目リスト全10曲
Generique(ジェネリーク、又はテーマ)
L'assassinnat de Carala(カララの殺人)
Sur L'autoroute(ドライヴウェイのスリル)
Julien Dans l'Ascenseur(エレベーターの中のジュリアン) ベースがドキドキ感を煽る曲
Florence Sur Les Champs-Elysees(シャンゼリゼを歩むフロランス)
Diner au Motel(モーテルのディナー)
Evasion de Julien(ジュリアンの脱出)
Visite du Vigile(夜警の見回り)
Bar du Petit Bac(プティバックの酒場にて)
Chez le Photographe du Motel(モーテルの写真屋)

Miles Davis - Generique - Rádio UOL


DVD版死刑台のエレベーター
Ascenseur pour L'echafaud DVD死刑台のエレベーター
2006年発売の最新版DVD 死刑台のエレベーター
死刑台のエレベーター【字幕版】 VHS

☆Audio-Visual Trivia 内の記事で死刑台のエレベーターのサウンドトラックのトランペット演奏者のマイルス・デイヴィス


ジャンヌ・モローのシャンソン
Jeanne Moreau chante très belles chansons
La Notte night club scene - YouTube
又、1962年にジャンヌ・モローが悪女を演じたJoseph Losey(ジョセフ・ロージー)監督の「EVA(エヴァの匂い)」ではテーマ曲の”Adam et Eve”などはMichel Legrand(ミシェル・ルグラン)ですがビリー・ホリディのWillow Weep For Me(柳よ泣いておくれ)が使用されました。
ところで2007年のアヴィニョン演劇祭でSamy Frey(サミー・フレイ)とドイツの戯曲化であるHeiner Müller(ハイナー・ミュラー)の1981年の二人芝居「Quartett(カルテット)」で公爵夫人のパートを朗読したJeanne Moreau(ジャンヌ・モロー)ですが、Boris Bassiak(ボリス・バシアク)作詞作曲のLe Tourbillon(つむじ風)などのシャンソンを歌うことをご存知ですか? 1962年のFrancois Truffaut(フランソワ・トリュフォー)監督の映画「Jules et Jim(突然炎のごとく)」の中でジャンヌ・モローがギターを弾きながらが「つむじ風」を歌ってヒットしました。

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Audio-Visual Trivia内の音楽に特徴があるルイ・マル監督映画
ズビグニエフ・プレイスネルの音楽でダメージ
ジャンゴ・ラインハルトのギターでルシアンの青春

ジャンヌ.モローの関連記事
ミケランジェロ・アントニオーニ監督の(1961年)
ロジェ・バデム監督の危険な関係(1960年)
Francois Truffaut(フランソワ・トリュフォー)


投稿者 koukinobaaba : October 21, 2005 10:47 PM

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コメント

「pepe-k」さん、早速こちらにもいらして下さってありがとうございます。お名前の欄が匿名でサイトのURLも入っていなかったので勝手ながら追加させて頂きました。
ちなみに後で気が付いたのですがお名前とアドレスを入力されたコメントはスパムになっていました。このブログノサーバが厳しいスパム規制をかけているので、初めての方がURLを入れるとスパムになってしまうことがあります。

タブローも自動車が多いとお見受けしましたが大分お好きなようですね。私は車もライターも全く知識がありませんし、ブランド志向でもないので小道具には頓着がありませんが、映画音楽やファッションには興味がありました。
お暇な折には一服代わりに記事をみにいらして下さい。

投稿者 koukinobaaba : July 27, 2008 07:29 PM

マイルスのペットと共にあの頃が甦りました。当時、宇宙船にも思えた300SLの走るシーンを観るため何度も映画館に通ったものです。この50年代のドリームカーも今では友人が所有し、その当時ライバルだった英国車を私も日常的に走らせられる時代。私の車愛好の原点になった映画でした。また、エレベーターの中で使われたライターも憧れでした。当時、まだデュポンやカランダッシュは知られていなかったのでダンヒルだと思いましたがデュポンだったのでしょうね?ライターと言えば「地下室のメロディ」で富豪の御曹司を装ったドロンが手にしたライターを御婦人が手に取り「本物ね」と信用させるカジノのシーンも印象的でしたね。これら映画が日本でのブランド志向の始まりだった様に思えるのですが・・・。

投稿者 pepe-k : July 27, 2008 02:17 PM

トム(Tom5k)さん、お待ちしていました!半年以上ブログが更新されていないと見直ししている時にリンクを削除することもありますが「時代の情景」はちゃんと残してありましたよ。常連の方々もきっと喜んでいると思います。ゆっくりでも長く続けて下さいね。

投稿者 koukinobaaba : May 25, 2008 07:23 PM

koukinobaabaさん、お久しぶりです。
お元気でしょうか?
しばらくの間ブログと無縁のところで生活しておりました。復帰したばかりですが、また、よろしくおねがいします。
最近、続けてルイ・マル&ドロンの記事を更新しました。TBしたんですけど反映されますかね?
YOU TUBEの映像、かっこいいですねえ。
では、また。

投稿者 トム(Tom5k) : May 25, 2008 07:06 PM

トム(Tom5k)さん、スパム攻撃が激しいので現在はトラックバックは停止にしてしまいましたが、トラバしたい記事のURLはコメント内で、又は投稿者のURL欄で表示してくださいね。

投稿者 koukinobaaba : January 4, 2007 01:44 PM

koukinobaabaさん、あけまして、おめでとうございます。
お久しぶりでした。
ヌーヴェルヴァーグ関連記事をアップしていますが、TBは停止中なのですね。残念。
このジャジーな雰囲気はたまりませんよね。こういった映画に巡り会うと映画ファンでよかったなと思います。また、今年も素晴らしい作品に巡り会いたいです。
では、
本年もよろしくお願いします。

投稿者 トム(Tom5k) : January 3, 2007 10:37 PM

「まいじょ」さん、五重トラバっていうのもありましたからご心配無用です。

ミシェル少年はもう一つの記事「ひと夏の情事」では良家のお坊ちゃま役ですよ。

投稿者 koukinobaaba : December 5, 2005 10:29 PM

誤って2連続TBしてしまいました。1つは削除してください。
花屋の不良ボーイフレンドは「禁じられた遊び」のミシェル少年でしたか。
ポーラ(ブリジット・フォッセー)は「さすらいの青春」でおとなの女優としてカムバックし、その後も活躍しているようですが、ミシェルの不良ぶりには、まいりました。

投稿者 まいじょ : December 5, 2005 10:20 PM

ね、ね。そうでしょ?軽いへの字系でしょ。イザベル・アジャー二も絶世の美女だけど、口角は上がっていません・・

ハリウッドではあまり考えられないな~キャメロン・ディアスみたいな口が多いし・・

投稿者 anupam : October 23, 2005 06:37 PM

anupamさん、いらっしゃい! やっとこさで書きましたよ。 手持ちのレコードを出すのがおっくうでなかなか手が付けられなかったのです。 フランス女優はクチが「への字」ですか・・・そういえば私の好きなバルドーもそうでした。

投稿者 koukinobaaba : October 23, 2005 05:36 PM

お~~~ついに登場!!「死刑台のエレベーター」
これって本当にすべてが、すんばらしいですよね~それにしてもジャンヌ・モローもそうですが、フランスで人気のあった女優さんって口角(口の端)が微妙に下がっている人が多いような気がします。アニー・ジラルドとかも美人じゃないけど、こういう系列だったような・・かわいこちゃんタイプではなく強い意志を表している人が人気あったのかな?

犯行を犯し、エレベーターに閉じこめられた彼が朝抜け出すとき、ヒゲがほんのうっすら伸びているところ・・なども芸が細かい。

いや~~すべて、すごいです!!

投稿者 anupam : October 23, 2005 03:17 PM

淀川氏・・・懐かしいですね。解説する名画座はよく観ていました。 ぜひDVDでご覧になって下さい。 冒頭のモローがパリの夜を彷徨う場面のマイルスのトランペットの音楽だけでも保存版になりますよ。

投稿者 koukinobaaba : October 22, 2005 12:28 PM

以前、故淀川長治さんが執筆された本の中でこの映画を紹介されていました。それを読んで以来、この映画には大変興味を覚えましたがなかなか未だにチェックしていません。思わず主人公カップルに肩入れしてしまいそうですね。それを監督は狙ったのかな?
ジャンヌ・モローのお美しい事。うっとり。

投稿者 ユウ : October 22, 2005 11:06 AM

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