
Whispered in your ear that he's THAT famous director Stanley Kubrick,
Don't utter "Fuck me!"... It's true.
John Malkovich is Stanley Kubrick!
これは実話です! いや、実話というふれ込みのある詐欺師を描いたコメディ映画です。
ところが、事実は小説より奇なりです!
実際にStanley Kubrick(スタンリー・キューブリック)の遺作となった1999年の「Eyes Wide Shut(アイズ・ワイド・シャット)」をイギリスで撮影中に、スタンリー・キューブリック監督をかたって何人も騙した詐欺男がいたそうです。
スタンリー・キューブリックになれば高級レストランで無銭飲食やり放題!
愛想の良さ、庶民とはちょっと違った服装、能弁、そんな男が社交界にも顔を出し、現金までも騙し取りったそうです。 その偽者はキューブリック監督とは全く似ていなかったのに有名人に弱い皆さんは騙されてしまったのだとか。 有名人と知り合うなんて面白そうだし、何だか徳するような気がするしね。
亡くなったキューブリック監督の奥様のもとに今だに変な手紙が来たりするのだそうです。・・・「私は貴女のご主人の子供を育てています。」
「Colour Me Kubrick: A True...ish Story」は、英国の監督であるキューブリックの「アイズ・ワイド・シャット」製作のスタッフを務めたBrian W. Cook(ブライアン・W・クック )が監督し、スタンリー・キューブリック監督付きの助手を務めた作家のAnthony Frewin(アンソニー・フレウィン)がストーリーを書いたコメディ映画です。
「ロリータ」を監督したスタンリー・キューブリックといえば英国作家のアンソニー・パージェスが1962年に発表した小説を映画化した1971年のブラックSFドラマの「A Clockwork Orange(時計じかけのオレンジ)」が強烈です。 昨今日本でも問題となっている少年たちによるホームレスへの暴行も描かれています。 楽しいミュージカル映画のテーマ曲だった"Just Walking in the Rain(雨に歌えば)"が犯行のGBMとなり、"ベートーベンの第九"が洗脳実験の"ルドヴィコ療法"のBGMとなる不気味な設定となっています。
スタンリー・キューブリック監督になれば何かいいことありそうな♪
「マルコビッチの穴」では大勢の人々に侵入されたStanley Kubrick(ジョン・マルコビッチ)が今度は他人になりすまします。 マルコビッチが演じるのはスタンリー・キューブリック.になりすました英国人俳優のAlan Conway(アラン・コンウェイ)です。 そして人々はマルちゃんをのお忍びのスタンリー・キューブリック監督と思い込んだのでした。 アイデンティティーと有名人崇拝の問題についての精神的模索という点で1999年のBeing John Malkovich(マルコヴィッチの穴)に似ているようです。
マルコビッチが演じるアラン・コンウェイなる人物はアルコール依存症の三流詐欺師で、新聞報道で化けの皮を剥がされるまで何年もの間どうにかこうにかあの人嫌いで有名なキューブリックになりすましてきました。 おまけに人の良い被害者たちを騙して告訴をされても、精神科医に「精神状態に問題あり!」と確信させて罪を逃れ続けたのです。
予算問題が絡んだとかで、撮影はロンドンとIsle of Man(マン島)などイギリスです。 マン島はグレートブリテン島とアイルランドに囲まれたアイリッシュ海の中央ある小島です。 イギリスのロケにマルちゃんは外国訛りや習慣、お洒落な(変な)服装を楽しんでいるそうです。
☆マルコビッチがキューブリックになる「Colour Me Kubrick: A True...ish Story」のスチール写真が見られるIMDb - Images from Colour Me Kubrick: A True...ish Story (2005)
「Colour Me Kubrick: A True...ish Story」のトレーラーはColour Me Kubrick Trailer - YouTube
2006年4月にTribeca映画祭で上映された後、2007年の3月に全米公開だそうです。(今現在は配給元が決まっていないから誰も未だ観ていない!日本で公開されるかも不明!)
さて、貴方がもし誰かになりすますなら誰がいいですか? 現在はメディアが発達していて顔が知れているから無理な話ですが、有名でなければ大丈夫。 某テレビ局の者だとか言って美女に接近する輩もいるそうですが、やはりこれは犯罪ですね。
Colour Me Kubrick DVD
日本では販売していませんがAmazon.comには置いてある「Colour Me Kubrick」のDVDはRegion 1 (U.S. and Canada only.))
Color Me Kubrick
「Colour Me Kubrick: A True...ish Story」のサウンドトラックはりリースされていないようですが、キューブリック監督のSFの名作で1968年の「2001: Space Odyssey(2001年宇宙の旅)」のテーマでRichard Strauss(リヒャルト・ストラウス)が作曲した「Also sprach Zarathustra (ツァラトゥストラはかく語りき)」が使用されています。 冒頭の「人類の夜明け」での人類の進化と暴力の始まりともいえる2度目のツァラトゥストラが始まる前、荒涼とした背景にバクと共に映し出された類人猿の熱演には感嘆します。 「2001年宇宙の旅」での挿入歌の「I'm Not The Man You Think I Am」と「It's All About Me」はUKヘビメタバンドのHead-On(ヘッド・オン)のBryan Adams(ブライアン・アダムス)だそうです。
Bryan Adams - I'm Not The Man You Think I Am - YouTube
スタンリー・キューブリック監督の1971年のSFバイオレンス映画「A Clockwork Orange(時計じかけのオレンジ)」はオリジナルの他にクラシックの「第九」やミュージカルの「雨に歌えば」などバラエティに飛んだサウンドトラックには興味があるのですが未見です。
1987年の戦争映画「Full Metal Jacket(フルメタル・ジャケット)」はベトナム戦争を舞台に戦場での人間の狂気を描いています。
※ちなみにフルメタル・ジャケットとは精神に異常をきしたレナード・ローレンスが鬼軍曹を撃ち殺すシーンでM14自動小銃の弾倉(マガジン)に込めていたた銃弾で弾頭の種類の一種で「鉛弾頭を銅合金などで覆った弾頭」で貫通力が高くターゲットに与えるダメージを最小限に抑えるのだそうです。 こちらのサントラはタイトル曲のFull Metal JacketやJohnny WrightのHello Vietnamの他はSam the Sham and the Pharaoahs(サム・ザ・シャム)のWooly Bully、Nancy SinatraのThese Boots Are Made for Walking、The Dixie CupsのChapel Of LoveやThe Rolling StonesのPaint it blackが使用されています。
John Malkovich
「Colour Me Kubrick」の後の2006年にジョン・マルコビッチは「Klimt(クリムト)」で画家を演じ、「Eragon(エラゴン 遺志を継ぐ者)」では独裁者を演じ、2007年に「Beowulf(ベオウルフ/呪われし勇者)」では宝刀を持つ王の参謀を演じ、2008年にClint Eastwood(クリント・イーストウッド)が監督する「Changeling(チェンジリング)」で息子の取り違えで法の権力の犠牲者となる母親に助力する牧師役を演じ、Coen(コーエン兄弟)が監督するコメディの「Burn After Reading(バーン・アフター・リーディング)」ではアル中の元CIA諜報員を演じるなど毎年のように多岐に渡る役柄を演じています。
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