VHS (Amazon.com)

Sylvia Kristel as Emmanuelle
Emmanuelle (1974)
女性も楽しめるソフトコア・ポルノの古典となった1974年の「エマニエル夫人」はファッション写真家のJust Jaeckin(ジュスト・ジャカン)による芸術的なパステルカラー調の映像が印象的なフランス映画です。 恋の冒険好きな外交官夫人のエマニエルが哲学的自己開発の手段として官能の世界を探求するゴージャスな雰囲気のラヴロマンスです。 場所を替え、相手を替え、手を変え品を変え、そして空想までも含めての房事に耽ります。 当然性描写も盛り沢山で、ヌード有り、レズ有り、壁相手のダブルス・テニスみたいなスカッシュ(squash)後の欲情(発情?)有りですが、なんとソープランドの集団アワ踊りまでご披露します。 そうそう、エマニエル夫人がアヘン屈でアヘン中毒者たちにレイプされたり、勝利者のトロフィーとして進呈されたタイのキックボクシングのエピソードなど変態的なシーンも忘れるわけにはいきません。(これでエマニエル夫人は開眼?)
※ちなみに1975年のシルヴィア・クリステルが主演した"エマニエル夫人"を"エマニエル婦人"と表記されることがありますが、この映画ではエマニエルは外交官の奥様なので"夫人"が正解で、"婦人"というと単にレディを意味します。それと、映画は"エマニエル"で、原作者をさす場合には"エマニュエル"です。 1994年にミア・ニグレン主演して、1975年の「続エマニエル夫人」を監督したフランシス・ジャコベッティが制作しフランシス・ルロワが監督したテレビシリーズの「EMMANUELLE 4(エマニュエル)」は"エマニュエル"だそうです。
Emmanuelle Arsan
1974年の「Emmanuelle(エマニエル夫人)」バンコック編と1975年の「Emmanuelle 2(続エマニエル夫人)」香港編の原作はバンコック生まれのフランス女流作家であるエマニュエル・アルサンが1967年に発表した小説「Emmanuelle: The Joys of a Woman」です。 エマニュエル・アルサン自身がフランスの外交官と結婚し、1968年のロバート・ワイズ監督のThe Sand Pebbles(砲艦サンパブロ)」に出演もした経歴の持ち主です。 エマニュエル・アルサンの小説のキャラクター「エマニエル」が登場したのは、1969年のCesare Canevari(チェザーレ・カネヴァリ)が監督したイタリア女優のErika Blanc(エリカ・ブラン)の主演作「Io, Emmanuelle」のヒロインが最初でした。 その後は宇宙のエマニエルやら、リオやアフリカのエマニエル、果ては地獄のエマニエルまでと次々製作されて女性版カサノヴァのような「エマニエル」は人気映画となった次第です。
Start of the Emmanuelle Phenomenon
バンコクに赴任していた外交官の夫に逢いに行ったエマニエル夫人が、トロピカルな異国で開放的な恋の遍歴を重ねていきます。 その指南役としてイタリアのプレイボーイでエマニエルに恋の哲学を伝授するMario役はAlain Cuny(アラン・キュニー)ですが、エキゾチックな音楽をバックに愛の哲学を語るくだりはまるでビバップ時代のCharlie Parker(チャーリー・パーカー)の演奏で詩を読んだけJack Kerouac(ジャック・ケルアック)のようです。 アラン・キュニーは1956年の映画「Notre Dame de Paris(ノートルダムのせむし男)」で美女のシプシー女に惚れてしまい、醜い鐘付き男(カジモド)に誘拐を命じた聖職者の役を演じています。
美しく清楚な若妻から恋の達人へと変貌を遂げていく「エマニエル夫人」は本国のフランスはもちろんのこと、日本でも大ヒットを記録しました。 1960年代から「日活ロマンポルノ」は上映されていたようですが、女性がポルノを観に映画館に行くことはまずありませんでした。 ところが、エマニエル夫人を演じたシルヴィア・クリステルが可愛くて映像が美しいことから「エマニエル夫人現象」が起こり女性の観客が押し寄せたそうです。 とはいうものの米国では公開当時の1974年には「X-レイト」とされ、同年後期になって殆どのポルノ的シーンをカットした「R-レイト」版が公開されたそうなので、恐らく私が当時観たフィルムも大分カットされていたのでしょう。 1977年には「成人向けバージョン」が公開されたということでした。
Emmanuelle 1 - Opening & closing theme by Pierre Bachelet - YouTube
映画「Emmanuelle(エマニエル夫人)」の画像が見られるEmmanuelle Photos - FILM.TV.IT(ちょっと前まで素晴らしいスペシャル画像ページだったのですが削除されて普通の写真数枚)
「Emmanuelle 2(The Joys of a Woman)」の写真もEmmanuelle l'antivergine Photos - FILM.TV.IT
Just Jaeckin
ジュスト・ジャカン監督はエマニエル夫人を監督した翌年の1975年にPauline Réage(ポーリーヌ・レアージュ実はDominique Auryドミニック・オーリ)が書いたレイプ、監禁、SM、ボンデージ、焼印という過激なサドマゾな原作をCorinne Clery(コリンヌ・クレリー)を主役にして映画化したHistoire d'O(O嬢の物語)もソフトに仕上げていますが、監督の好みなのかコリンヌ・クレリーの表情や演技がシルヴィア・クリステルにそっくりです。(ラストのO嬢の梟の仮面と烙印の逆襲が印象的。) 映画の公開当時は大胆なヘア描写が話題になった「O嬢の物語」の美しい音楽は「エマニエル夫人」同様にPierre Bachelet(ピエール・バシュレ)が担当しています。 そして1976年にはMaurice Ronet(モーリス・ロネ)も出演した高級娼婦とゆすりを描いた「Madame Claude(マダム・クロード)」を監督しましたが、こちらの音楽はデカダンスとエロティクスがお得意のSerge Gainsbourg(セルジュ・ゲンズブール)で妻のバーキンが歌う"Yesterday Yes a Day(哀しみの影)"など15曲収録した国内盤サントラの「「マダム・クロード」オリジナル・サウンドトラック」があります。
サントラの試聴は「マダム・クロード」オリジナル・サウンドトラック - HMV Japan(※DVDはビンテージ価格でのみ入手可)
Pierre Bachelet - Histoire d'O - YouTube
Madame Claude - YouTube
1955年にマルク・アレグレが監督したD.H. Lawrence(D・H・ロレンス)原作の「Lady Chatterley's Lover(チャタレイ夫人の恋人)」を1982年にシルヴィア・クリステル主演でリメイクしています。
「チャタレイ夫人の恋人」の写真はL'amante di Lady Chatterley - FILM.TV.IT
ジュスト・ジャカンは1984年にJohn Willie(ジョン・ウィリー)によるフレンチ・ボンデージ・コミックの「Adventures of Sweet Gwendoline(グウェンドリンの冒険)」をもとにして評判はイマイチという「Gwendoline」又は「The Perils of Gwendoline in the Land of the Yik-Yak>(ゴールド・パピヨン)」というポルノ(コメディ)映画を監督していますが、これまた音楽がピエール・バシュレです。 金羊毛ならぬ黄金の蝶を追い求めるエロティック・アクション映画だそうで、L'eau A La Bouche(唇によだれ)のBernadette Lafont(ベルナデット・ラフォン)が邪悪な女王さまを演じていますがハンサムなBrent Huff(ブレント・ハフ)が悪者に捕われたヒロインを助ける船乗り役でメジャーデビューし、後に脚本や監督も手掛けるようになりました。
The John Willie Galleries - Rretroxotique.com
The Perils of Gwendoline in the Land of the Yik-Yak - YouTube
Sylvia Kristel
4ヶ国語を話せるというシルヴィア・クリステルはオランダ出身のドイツ女優ということらしいですが、ブロンド・グラマーのJayne Mansfield(ジェーン・マンスフィールド)、Jill St. John(ジル・セント・ジョン)、Sharon Stone(シャロン・ストーン)、Jessica Simpson(ジェシカ・シンプソン)並みにIQが160余もあるのだとか。 17歳からモデルをしていたという小顔で手脚の長いシルビア・クリステルは大学中退後、20歳でミス・テレビ・ヨーロッパ・コンテストで優勝して映画界に入りました。 1974年、アムステルダムにCM撮影にやってきたカメラマンの「ジュスト・ジャカン」に見出され「エマニエル夫人」に出演することになったそうで、世界中で大ヒットしたこの映画で一躍有名になり当時はそれは驚異的な人気者でした。 それ以降は「エマニエル・シリーズ」などやソフト・ポルノ映画をに出演していましたが、とうとうエマニエルのイメージのまま銀幕からは消えてしまいました。
下記の画像は2001年に発売された「エマニエル夫人」(無修正版)の単品DVDですが、現在は入手困難になっているのでリンクは2009年に発売されたDVDになっています。(DVDのタイトルにある数字の1800は定価を示しています。)
エマニエル夫人 (プレミアム・ベスト・コレクション\1800) DVD
1975年の映画「Emmanuelle 2(続エマニエル夫人)」の2009年最新版は続エマニエル夫人 (プレミアム・ベスト・コレクション\1800) DVD
※Shauna O'Brien(ショーナ・オブライエン)が出演したEmmanuelle 2000: Being Emmanuelle(エマニエル夫人/密かなる妄想の日)など一連の2000年エマニエルシリーズほどアダルトコンテンツではありません。
2007年リリースの最新版DVD(原語)「エマニエル夫人」や、シルヴィア・クリステル主演のエマニエル夫人、続エマニエル夫人(Emmanuelle 2)、1977年のさようならエマニエル夫人(Good-bye, Emmanuelle、Emmanuelle 3)をセットにした「エマニエル3部作セット」や7枚セットの「エマニエル the Private Collection DVD-BOX」などもあります。
Goodbye Emmanuelle (Emmanuelle 3)
1977年には、シルヴィア・クリステル出演の「エマニエル」の最終編のハズだったFrançois Leterrier(フランソワ・ルテリエ)監督の「Good-bye, Emmanuelle(さよならエマニエル夫人)」があります。 1968年のAdieu L'Ami(さらば友よ)に出演した上海生まれの国際的美人女優のOlga Georges-Picot(オルガ・ジョルジュ=ピコ)等も出演しましたが、この「さよならエマニエル夫人」でエマニエルとレズを演じたフロレンス役のオルガ・ジョルジュ・ピコはうつ病にかかり1997年にセーヌ河を見下ろすアパートから飛び降り自殺したそうです。
「Au Revoir Emmanuelle(さよならエマニエル夫人)」の音楽はSerge Gainsbourg(セルジュ・ゲンズブール)でしたが、エマニエルとフロレンスがセイシェルの田舎を散策する乗馬シーンではピエール・バシュレのオリジナルのエマニエル・テーマ曲が流れました。
Serge Gainsbourg - Good-bye, Emmanuelle - YouTube
シルヴィア・クリステルは「さよならエマニエル夫人」に出演した他、有名な映画としてはRoger Vadim(ロジェ・ヴァディム)監督が自作の「Les Liaisons Dangereuses(危険な関係)」と同じ題材で1977年に監督したオリジナルよりもっとエロティックな「Une Femme Fidèle(華麗な関係)」に出演しました。
Une Femme Fidèle - YouTube
「Emmanuelle 3(さよならエマニエル夫人)」のDVDは見つかりますがサントラは見つかりません。 セルジュ・ゲンズブールのGood Bye Emmanuelle(Good-bye, Emmanuelle)は3枚組みアルバム「De Serge Gainsbourg a Gainsbarre」に収録されています。 この後の1979年にアメリカの空中活劇映画の「The Concorde ... Airport '79(エアポート'80)」でアラン・ドロンが演じる機長の元恋人のスチュアーデスとして出演しています。
Je T'Aime...Moi Non Plusほどセクシーではない"Good Bye Emmanuelle"の試聴はDe Serge Gainsbourg a Gainsbarre - Amazon.com(Disc 3の3番)
その他有名監督の作品としては監督脚本共にClaude Chabrol(クロード・シャブロル)の1977年のフランス映画「Alice ou la dernière fugue(又はAlice)」でシルヴィア・クリステルは主役の不思議の国のAlice Carol(アリス・キャロル)役を演じています。 クロード・シャブロル監督は1959年の「二重の鍵」 の監督及び脚本や1959年の「勝手にしやがれの監修などとJean Paul Belmondo(ジャン・ポール・ベルモンド)関連の映画に関わり、1960年の「Saint-Tropez Blues(赤と青のブルース)」の脚本も担当しました。 最近ではLe Hussard Sur le Toit(プロヴァンスの恋)のOlivier Martinez(オリビエ・マルティネス)が出演した2002年のアメリカ映画「Unfaithful(運命の女)」の原案者として知られています。
その後は劇場未公開でしたがシルヴィア・クリステルが出演した映画はCurtis Harrington(カーティス・ハリントン)が監督した1985年のアメリカ映画「Mata Hari(魔性の女スパイ)」に女スパイのマタハリ役で出演しました。
Sylvia Kristel in Mata Hari - YouTube
Un corpo da spiare(Mata Hari) Photos - FILM.TV.IT
「エマニエル」はその後、続々と第七作まで作られたヒット作品ですが、スウェーデン女優のMia Nygren(ミア・ニグレン)が整形後の若返ったエマニエルを演じた1984年の「Emmanuelle 4(エマニュエル)」でシルビアクリステルの出演は終っていると思ったら、1993年にFrancis Leroi(フランシス・ルロワ)監督でGeorge Lazenby(ジョージ・レーゼンビー)が出演した日本未公開のテレビ用シリーズ「Emmanuelle(エマニュエル・ザ・ハード又はエマニュエル~媚薬の香り)」にも出演していました。
Emmanuelle 4 Trailer - YouTube
TVドラマの「Magique Emmanuelle(Emmanuelle's Magic)」にシルビアクリステルと共に出演したMarcela Walerstein(マルセラ・ワレンシュテイン)が若いエマニエル夫人を演じ、音楽は ピエール・バシュレを使用しています。
大人気の「エマニュエル・ザ・ハード DVD-BOX」がありますが、「エマニュエル ザ・ハード(5本」)VHSビデオ版はAmazon.co.jpのアダルト部門にあります。「警告 このストアは、アダルト商品および18歳未満の方には不適切な表現内容が含まれる商品を取り扱っています。 18歳未満の方のアクセスは固くお断りします。 あなたは18歳以上ですか?」と表示されるので「はい」か「いいえ」をクリックして下さい。
歴代エマニエルには「エマニエル夫人」のシルビア・クリステル、1975年のシルビア・クリステルの「Emmanuelle l'antivierge(続エマニエル夫人)」と1975年のその続編「Emmanuelle Nera(Black Emanuelle/愛のエマニエル)」に出演してイタリアのEmmanuelle(エマニエル)を名乗ったジャワ島生まれのエキゾティックなLaura Gemser(ラウラ・ジェムサー)、1994年のEmmanuelle In Spaceシリーズ(TV版Emmanuelle)に主演したKrista Allen(クリスタ・アレン)などがいます。 Suzanne Danielle(スーザン・ダニエル)主演の1978年の「Carry On Emmannuelle」は「エマニエル夫人」のパロディだといわれます。
ラウラ・ジェムサーの膨大な量の写真が見られるラウラ・マニアのLaura Gemser - eutra home page(ちょっと成人向け画像)
Laura Gemser in Emanuelle - Perché violenza alle donne? - YouTube
Sexy! Krista Allen in Emmanuelle 2 (1994) - YouTube
※「Emmanuelle Nera(愛のエマニエル)」の単品DVDは今のところどこにも見つかりません。
好評の「愛のエマニエル」のサウンドトラック「Black Emanuelle's Groove 」はNico Fidenco(ニコ・フィデンコ)の音楽です。(1976年版DVDはBlack Emanuelle's Box: ASIN: B000MQ55X4はアメリカで発売)
Black Emanuelle's Groove Soundtrack
♪ 試聴はBlack Emanuelle's Groove Soundtrack - Amazon.com
Erika Blanc(エリカ・ブラン)
1969年の「Io, Emmanuelle」に出演したイタリア女優のエリカ・ブランの代表作は1971年のヨーロッパ製ホラー映画「La Plus Longue Nuit du Diable(aka Devil's Nightmare 淫虐地獄)」といわれていますが、1975(1973?)年のドイツ製TV用エロティック・サスペンスの「El Juego del adulterio(The Deadly Triangle /セックス・トライアングル)」もB級といわれるほど悪くはないですがね。 三角関係の縺れで地下室に放置されネズミの餌食になったと思いきや。。。 劇場未公開なのですが発売されたビデオのタイトルが「地下監禁人妻の異常体験」だそうです。
オリジナルではショートヘアだったシルヴィア・クリステルがFarrah Fawcett-Majors(ファラ・フォーセット=メジャー)風のヘアスタイルで夫を訪ねて香港に航海した「Emmanuelle: The Joys of a Woman(続エマニエル夫人)」の音楽はUn homme et une femme(男と女)のFrancis Lai(フランシス・レイ)が担当し、シルヴィア・クリステルがセクシーにテーマ曲の"L'amour d'aimer"を歌っています。 現在は「続・エマニエル夫人」(Emmanuelle 2)として全9曲を収録さたサントラCDの日本国内盤が販売されています。
Emmanuelle 2 - Opening & closing theme by Francis Lai with Sylvia Kristel - YouTube
L'amour d'aimer c'est de s'aimer d'amour...と歌われるL'Amour D'Aimerの歌詞はL'Amour D'Aimer Lyrics - frmusique.ru
イタリアで発売されたサウンドトラックのEPとLPの画像がいくつか見られるEmmanuelle - SOUNDTRACK Collector - Ebay(クリックで画像拡大)
世界中でヴィンテージもののとなっている日本で発売されたサントラ「EMMANUELLE 2 L'ANTI VIERGE(続エマニエル夫人)」のLP画像はeil.Community
「エマニエル夫人」の映画音楽を担当した作曲家であり歌手でもあるPierre Bachelet(ピエール・バシュレ)はCalais(カレ)北部で育ち映画学校に行くためにパリに移りました。 映画監督を目指してドキュメンタリーやCMを手掛けているうちに映画音楽に関わるようになり、映画「エマニエル」の音楽を担当しテーマ曲を作曲して結局自分自身で歌うことになりました。 ピエール・バシュレの甘い歌声のロマンチックな曲はミリオンセラー(400万枚余)となったそうです。
美しい恋の唄「Elle est d'ailleurs」などのヒットがあり、国民的歌手となったピエール・バシュレが北フランスの炭坑労働者の心を謳った「Les corons(坑夫たち)」は1988年の「20世紀のシャンソン・フランセーズの最も美しい100曲」中の第4位に選ばれたそうです。 2003年にリリースしたJacques Brel(ジャック・ブレル)のオマージュ・アルバム「Tu ne nous quittes pas(君が行ってしまうなんてことはない)」が遺作となり、闘病の末、2005年2月に亡くなりました。
Pierre Bachelet - Emmanuelle - YouTube
Pierre Bachelet - Emmanuelle (Love Songs) - Rádio UOL
ジャック・ブレル(1929ー1978)は偉大なるベルギー出身のシャンソン歌手でブレル自身がカメオ出演した1975年のミュージカル映画「Jacques Brel Is Alive and Well and Living in Paris 」というのがあります。
ジャック・ブレルの有名な"Ne Me Quitte Pas(行かないで)"が聴けるNe Me Quitte Pas- OhMyChanson.com.ne.kr(Brelで検索)
☆Bacheletで検索するとピエール・バシュレが歌うEmmanuelle(エマニエル夫人)のテーマ曲が聴けます。
Mélodie d'amour chantait le cœur d'Emmanuelle...と歌われるフランス語の「エマニエル夫人のテーマ」の歌詞はEmmanuelle - LyricsMania.com
Emmanuelle Soundtrack
エマニエル夫人 サントラCD
1974年のサウンドトラックはCD化された国内盤で日本語のタイトルの「エマニエル夫人」が2007年にリリースされピエール・バシュレのテーマ曲他、全19曲が収録されています。
「Emmanuelle」としてはOriginal Soundtrackの1995年リリースの輸入盤が販売されていますがアマゾンのマーケットプレイスで1万円から2万円くらいの価格で現在は中古以外は入手不可です。(共に試聴なし)
Emmanuelle (SOUNDTRACK)
1975年のLP盤はアメリカのAmazon.comで見つかります。(ASIN: B0011XDHDW)
1991年に二見書房から発売のフランス語の原書を日本語に翻訳した女流作家エマニエル・アルサンの小説(訳者不明)
エマニエル夫人 邦訳
フランス語の原書を英訳したエマニエル・アルサンの小説「Emmanuelle」もあります。
ヒロインのエマニエルがロンドンからバンコックへ向かう飛行機の中から始まる小説の中身がAmazon.comでちょっと立ち読み出来ますよ。(書籍の画像は英語版)
Emmanuelle 4
「エマニエル夫人」といえば薄物をまとい脚を組んで東南アジア産の藤の椅子に座ったポスターが有名ですが、元報道カメラマンで「続エマニエル夫人」を監督し、1994年の「エマニュエル」を製作したFrancis Giacobetti(フランシス・ジャコベッティ)が撮影した「Emmanuelle 4」のイスが好きです。
美容整形で若返ったエマニュエル夫人がさらなる愛の遍歴を重ねる1984年の「Emmanuelle4(エマニュエル / LOVE! シネマ2500)」シリーズはMia Nygren(ミア・ニグレン)がエマニエルを演じ、現在オリジナルの「エマニエル夫人」より人気度が高いそうです。 監督は1991年のシルヴィア・クリステルが主演したTV版「Emmanuelle(エマニュエル・ザ・ハード)」と1993年の劇場未公開「Emmanuelle IV(エマニエル パリの熱い夜)」のFrancis Leroi(フランシス・ルロワ)です。
2005年発売のミア・ニグレンとシルヴィア・クリステルの「Emmanuelle 4」DVD
エマニュエル(ヘア解禁版)
エマニエル夫人が流行った当時はエキゾチックな籐の椅子が人気で、70年代ソウル界のセックスシンボルといわれたファルセット歌手のAl Green(アル・グリーン)もアルバム「I'm Still in Love With You」でレコード・ジャケットに使用しています。
☆Emmanuelle 4(エマニュエル)の写真が見られるEmmanuelle 4 Photos - FILM.TV.IT
エマニエルの栄光が去ると才女のシルヴィア・クリステルは結婚生活の不幸や闘病生活で苦しみましたが、表紙画像がエマニエル椅子で本の題名も「Nue(裸)」という自伝(英語ペーパーバック)を2007年に出版するそうです。


「晴雨堂ミカエル」さん、数少ないトラックバックを受信している記事にようこそ。ブログの機能を果たしませんが、スパムがわずらわしいので現在は殆どの記事で受け付けておりません。シルヴィアが可愛いかったのは最初のエマニエルで、続編では急に成長したように思えました。
はじめまして、晴雨堂です。映画ブログを書いています。恐れながらTBいたします。
大変参考になる記事でした。いろいろご存知ですね。
劇場公開時、私はまだ小学校4年生でしたので、主演のシルビア・クリステルは妖艶な大人の女性というイメージで捉えていましたが、大人になってから観ると、可愛い女の子に見えたのが、ちょっとした驚きでした。
anupamさんもご覧になったのですね!
私も女友達と観に行きました。 当時はかえって男性の方が入り辛かったかも。
あはは
確かにシルヴィア・クリステルはモデル出身だけあって素晴らしいスタイルですが、顔がよく思い出せないのです。(顔の方は見てなかったのか・・・)
はい、これ公開当時東京みゆき座で見ました。高校生だったのに、よく行けたな~女友達と一緒でしたが、館内は女性で満員。
今見れば、たぶんさほど刺激的ではないのですが、女性が堂々鑑賞できるポルノの第一作目ってことでは価値ある作品かも。
シルビアさんは結局美人なのか、さほどでもないのか判明しませんでした。つまり化粧栄えのするタイプなんですよね。
スタイルは素晴らしくキレイでした~~
エセスタンダリアンさん、ご指摘を有難うございます。
仰せの通り、私の記事には殆ど私見は書かれていません。トリヴィアとして、私が気に入ったり、気になったりする事柄を集めた情報が主で、感想というよりは、「お勧め」だったり「ご忠告」だったりしています。
ですが、ご所望とあらば、ちょっと述べてみましょう。
1974年の「エマニエル夫人」は先ず映像と音楽の美しさは文句なしです。が、内容はありませんから感動も出来ません。ポルノ好きには物足りず、ラブシーン嫌いにはお気の毒という他はありません。でも映画史上、エマニエルシリーズのうち、1974年の「エマニエル夫人」だけは観ておいても損はないでしょう。 ネ?
こんにちは~。
TBありがとうございました。
『エマニエル夫人』に関する詳細な情報が満載ですね。
僕もこの映画のテーマソングが大好きです。
フランス人の友達の前で歌うといつも笑われますが…。
ただ一つ残念なのは、この映画の内容についてのkoukinobaabaさんの個人的な感想が書かれていないこと。
際どい話であり、コメントも難しいかと思いますが、他の方がどのようにこの映画をご覧になっているのかが気になるのです。
というわけで、もしも気が向いたら、という条件付で期待していますね~。