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マイルス・デイヴィス Miles Davis


Kind of Blue
Miles Davis - Kind of Blue
Miles Davis (1926 - 1991)

Miles Davis
ジャズ・トランペッターのマイルス・デイヴィス(マイルス・デビス)といえば、40年代にBird(チャーリー・パーカー)がホットなアドリブ合戦のビバップでジャズ革命を起こした後に、アレンジを重視したクール・ジャズを誕生させた中心的ミュージシャンといわれます。
エリート家庭に生まれ育ったマイルス・デイヴィスはいわゆる黒人としての隷属的な労働の苦しみも虐げられたることもなく、ひどい差別の体験も又豊富ではないでしょう。 ニューヨークのジュリアード音楽院で音楽理論も古典も学びました。 ですがマイルス・デイヴィスはジャズをそしてブルースを演奏したのです。

1945年からCharlie "Bird" Parker(チャーリー・パーカー)について音楽活動を始めたマイルス・デイヴィスが1946年に初めて参加したBilly Eckstine(ビリー・エクスタイン)のビッグバンドでとDizzy Gillespie(ディジー・ガレスピー)との出会いが有りました。(40年代後期にはディジー・ガレスピーは自分の楽団を結成しています) 1947年にはIllinois Jacquet Orch.(イリノイ・ジャケー楽団)やColeman Hawkins(コールマン・ホーキンス)などと演奏しています。

Birth of The Cool
チャーリー・パーカーに師事、腕を磨いたマイルス・デイヴィスは遂に羽ばたきます。
1950年にピアノのGil Evans(ギル・エバンス又はギル・エヴァンス)やJohn Lewis(ジョン・ルイス)、テナーサックスのLee Konitz(リー・コニッツ)、バリトンサックスのGerry Mulligan(ジェリー・マリガン)等の作曲及びアレンジにより、名盤の誉れも高い「Birth of The Cool」がブルーノートからリリースされました。 この盤ではアルトサックスはチャーリー・パーカー、トランペットがディジー・ガレスピー、ピアノがAl Haig(アル・ヘイグ)、ヴィヴラフォンがMilt Jackson(ミルト・ジャクソン aka BAGS)、ベースがRay Brown(レイ・ブラウン)やOscar Pettiford(オスカー・ペティフォード)、そして何と!ビリー・エクスタインがトランペットを演奏しています。
※チャーリー・パーカーが1941年にリリースしたビバップのアルバム「The Complete "Birth of the Bebop"」に対抗している命名でしょうか。
トランペットのDizzy Gillespie(ディジー・ガレスピー)、ベースのMilt Hinton(ミルト・ヒントン)、アルトサックスのCharlie Parker(チャーリー・パーカー)、ピアノのThelonious Monk(セロニアス・モンク)そしてドラムのKenny Clarke(ケニー・クラーク)による1941年のニューヨークのクラブでの演奏がBe-Bop(ビバップ)の誕生とされています。

マイルス・デイヴィスは1950年代初期に麻薬問題もありましたが、1954年に「Bag's Groove」「Walkin'」をリリースしたり、1954年にはテナー・サックス奏者のJohn Coltrane(ジョン・コルトレーン)を呼んで「The Miles Davis Quintet(マイルス・デイヴィス・クインテット)」を結成し名コンビで数々の名演奏を残しています。 メンバーはピアノのRed Garland(レッド・ガーランド)、ベースのPaul Chambers(ポール・チェンバース)、ドラムはPhilly Joe Jones(フィリー・ジョー・ジョーンズ)のオールアメリカン・リズムセクションだそうです。
1956年にはモダン・ジャズ史上有名なマラソンセッション4部作をPrestigeからリリースしました。 これは二日間通しで録音したセッションを4枚のアルバム「Relaxin'」、「Steamin'」、「Cookin'」、「Workin'(又はWalkin')」に収録したものです。
同年マイルス・デイヴィスはルイ・マル監督の映画音楽の収録でマイルス・デイヴィスは渡仏しますが、帰国後は再びコルトレーンと組みました。1958年には新人のアルトサックス奏者のCannonball Adderley(キャノンボール・アダレイ)を加えたセクステットで「Milestones」をリリースしています。 麻薬禍といわれたコルトレーンは1960年にマイルス・デイヴィスのバンドから離れ自分のバンドを結成するもやはり酒と麻薬が原因らしく1967年にとうとう亡くなりました。・・・フリージャズが死んだ。
ジョン・コルトレーンの写真が見られるMSN encartaのJazz Saxophonist John Coltrane(注!すぐ音)
Improvisation 1967 in Karlsruhe - YouTube

Miles Davis & Mode
フリージャズ⇔マイルスが開拓したモードスタイル
1964年にマイルス・デイヴィスは、フリー・ジャズ系のピアニストのHerbie Hancock(ハービー・ハンコック)、テナー・サキソフォニストのWayne Shorter(ウェイン・ショーター)、ベイシストのRon Carter(ロン・カーター)、ドラマーのTony Williams(トニー・ウィリアムス)と共に1960年代最強のバンドを結成し、1969年には3日間のスタジオ収録のファンキーな「Bitches Brew」をリリースした後に長い休養に入りました。
MIles Davis Bitches Brew 1969 - YouTube
Miles Runs the Voodoo Down - Miles Davis Live with Wayne Shorter in Rome 1969 - YouTube

バップのマイルスかクールのマイルスか ・・・モードって何?
40年代から始まったジャズの変遷はチャーリー・パーカーのビ・バップからクール・ジャズの誕生、そしてハード・バップから60年代のジャズの主流といわれるモード・ジャズ、そして後期にはシンセを取り入れたエレクトリックまでと、時代に乗ってか時代を引っ張ってかのマイルス・デイヴィスの音楽の変換は目覚しいものがあります。 モードってコードを無視したアドリブオンリーに近いのでしょうかね。 私はアヴァンギャルドもフリージャズもモードも分かりません。コンテンポラリーとかフュージョンだかクロスオーバーだかすら分かりません。
ですが古いもの好きの私も1986年に「Tutu(ツツ)」を聴いた時は愕然としましたね。 暫く噂を聞かなかったマイルス・デイヴィスの音が変わった!と。
私は聴いたけど???になる1956年のI Surrender, Dearなどが収録されているThelonious MonkのアルバムBrilliant Corners とかWayne Shorterの1965年のアルバムEtceteraのBarracudasはお好き?

Tutu (live) Miles Davis - YouTube
Miles Davis- Dig Watermelon Man - Youtube

マイルス・デイヴィスの後期のNefertitiのように芸術的な演奏よりも耳を劈くようなミュートの効いたパリ時代、ビバップやハード・バップ時代(コルトレーンとのクインテット時代)あたりまでの私のノスタルジーを掻き立ててくれる演奏が好きです。
甦る思い出といえば懐かしい名画です。 1950年代から1960年代にかけてアメリカの音楽「ジャズ」を映画に取り入れたのはフランスのフィルム・ノワールやヌーベルヴァーグですが、マイルス・デイヴィスの映画音楽といえば先ずあげられるのがAscenseur pour L'echafaud(Lift To The Scaffold/死刑台のエレベーター)です。 映画の冒頭で突如耳を劈くようなトランペットの響きは心臓が止まりそう、息も止まりそう、初めてマイルス・デイヴィスを知った瞬間です。
とても即興とは思えないような全編を通した十曲の素晴らしいマイルス・デイヴィスの演奏で、「メイン・タイトル」、「エレベーターの中のジュリアン」、「夜警の巡回」そして「モテルの写真屋」などの曲がストーリーに沿ってシーンを盛り上げました。 マイルスのトランペットとルイマル監督の光と影の映像が相乗効果を生み出し観る者、聴く者を惹き付けます。
※Film noir(フィルム・ノワール)とはフランス語で”黒い映画”という意味ですが、1940年代後期から1950年代のハリウッド映画の中でも犯罪ものを指します。 1930年代のアメリカの恐慌時代に始まった道徳的にあいまいでセクシーな刺激を強調したハードボイルド映画に端を発しています。

1956年にそれまでの楽団を解散しフランス公演中のマイルス・デイヴィスは、「死刑台のエレベーター」をパリのスタジオで録音しました。 この収録のためにテナーサックス奏者のBarney Wilen(バルネ・ウイラン)率いるオクテット(八重奏団)から4名を選んで自分のクインテットを編成したそうです。 メンバーはトランペットのマイルス・デイヴィス、テナーサックスのバルネウイラン、ドラムのKenny Clarke(ケニー・クラークは元オリジナルMJQ)、フランスのバップピアニストのRene Urtreger(ルネ・ウルトルジェ)、50年代から60年代の米ジャズメン達が仏ツアーの際好んで共演したバップ・ベイシストのPierre Michelot(ピエール・ミシュロ)です。
※アルバム「New York Romance」の”Blues Walk”や”Mack The Knife”が素敵なバルネ・ウイランのレコードや写真が見られるBarney Wilen Story(Pierre Michelotもちょっと見られます)
英語ですが元オリジナルMJQのドラマーであるケニー・クラークの写真が見られるDRUMMERWORLD
滅多にないピアノのルネ・ウルトルジェの写真はJazz A Liege
さらに見つからないベースのピエール・ミシュロの写真はJazz Times(2005年7月の訃報記事)

いいとこ取りで言うと、1957年にルイマル監督の「死刑台のエレベーター」のサントラ収録で再びパリ来ていたマイルスを虜にしたのはシャンソン歌手のJuliette Gréco(ジュリエット・グレコ)だったそうです。 1949年に最初に出会って以来マイルスの意中のひとだったそうで、グレコを想いながらペットを吹いたそうです。 1940年代サンジェルマン・デ・プレに集うジャン・コクトーなどの芸術家達やサルトルやボーヴォアールといった哲学者達と交流があったグレコも又アヴァンギャルドなシャンソン歌手でした。 1947年にJacques Prevert(ジャック・プレヴェール)作詞、ハンガリー出身のJoseph Kosma(ジョセフ・コズマ)作曲によるAutumn Leaves(枯葉)はグレコも歌っているシャンソンのスタンダード曲ですが、マイルスのお気に入りとなり、Blue Noteからリリースした1958年のアルバム「Somethin' Else」にキャノンボール・アダレイのアルトサックスをフィーチャーして収録されています。(Love For Saleもお勧め)
余談ながらマイルスが麻薬に手を染めたのはトランペットの師である“バード”ことCharlie Parker(チャーリー・パーカー)の誘いに乗ったとか、麻薬に溺れたのはグレコとの別れだったとか言われています。
☆ジュリエット・グレコのAutumn Leaves(枯葉)についてはJuliette Greco - Autumn Leaves - もっとボーカル

ListenピアニストのBill Evans(ビル・エヴァンス又はビル・エバンス)とマイルス・デイヴィスのアルバム「Kind of Blue」からBlue in Greenが聴けるBlue in Green - Chicago Public Radio
☆マイルス・デイヴィスの1947年のLittle Willie Leapsが聴けるLittle Willie Leaps - Jazz On Line.com又はMiles Davis - Jazz On Line.com(Miles Davisで検索、曲名をクリック)

videoSingle VideosのMiles Davis Quintet 1964のビデオクリップが観られるMiles Davis Quintet 1964 - TheJazzPage(リンク先はすぐ音なので左上の再生ボタンで消してから、上のメニューからVideosを選んでを観る)
※クリップは1964年のドイツでのTVコンサートで、クインテットのメンバーはトランペットがマイルス、Wayne ShorterHerbie HancockRon CarterTony Williamsと豪華)

マイルス・デイヴィスのアルバム
ページトップの画像はマイルス・デイヴィスのマニアでなくても知っているSo What、Freddie Freeloaderなどを収録した1959年のモード・ジャズの始まりともいうべきジャズ史上不滅の名盤「Kind of Blue」で、メンバーはジョン・コルトレーンとキャノンボール・アダレイのアルトサックス、Bill Evansのピアノ、Paul Chambersがベース、Jimmy Cobbがドラムですが、Freddie FreeloaderのピアノはWynton Kelly(ウイントン・ケリー)です。
Miles Davis & John Coltrane (1959) So What - YouTube
Miles Davis with Bill Evans - Watermelon Man - YouTube


オリジナルはSPかLPかは不明ですが、1949年の録音のBirth of the Cool(クールジャズの誕生)は1950年代に全盛だったウェストコースト派に影響を与えたというアルバムです。
Miles Davis - Birth of the CoolBIRTH OF THE COOL
Gerry Mulligan(ジェリー・マリガン)がJeru"や"Venus de Miloなどを演奏しています。


上記のアルバム「Birth of the Cool」に1948年ニューヨークのRoyal Roostでの未発表の演奏を加えて全25曲が収録されている素晴らしいライヴ録音盤
Complete Birth of the Cool
Miles Davis - The Complete Birth of the CoolThe Complete Birth of the Cool


Bags Groove (Amazon)のオリジナルは1954年に録音された1954 Xmas Eve sessionらしいです。 マイルスは滅多にバイブとは演奏しなかったといいますが、タイトル曲の作曲者であるヴィヴラフォン奏者のMilt Jackson(ミルト・ジャクソン)が参加しています。
ハードバップのOleoとDoxyは Sonny Rollins(ソニー・ロリンズ)の曲ですが、But Not for Me はGeorge Gershwin(ジョージ・ガーシュイン)のスタンダード曲です。
メンバーはトランペットがマイルス・デイビス、バイブがミルト・ジャクソン、ピアノがセロにアス・モンクとHorace Silver(ホレイス・シルヴァー)、テナーサックスがソニー・ロリンズ、ベースがPercy Heath(パーシー・ヒース)でドラムがKenny Clarke(ケニー・クラーク)です。マイルスとモンクが共演している唯一のアルバムですがマイルス・デイビスのソロには大御所のモンクも遠慮しています。

オリジナル盤は1954年のアルバム 「Walkin'」
Miles Davis - Walkin'Walkin'


My Funny Valentine(マイ・ファニー・バレンタイン)はChet Baker(チェット・ベイカー)のオープンな演奏でも有名な曲ですが、1956年のThe Miles Davis Quintetのマラソンセッションの一枚「Cookin'」や「The Complete Columbia Recordings: 1955-1961」などに収録されているマイルス・デイビスのミュートのトランペットも素晴らしいです。
Miles Davis - My Funny ValentineMy Funny Valentine
Cookin' With the Miles Davis Quintet

オリジナルが1958年録音のキャノンボール・アダレイが参加したセクステットが演奏による初アルバム
Miles Davis - MilestonesMilestones
マイルス、コルトレーンにキャノンボールが加わってスリーホーンのゴージャスな演奏。

名アルバムの「カインド・オブ・ブルー」、「マイルストーンズ」、「ポーギーとベス」などと同時代に録音されたAutumn Leaves(枯葉)など名演奏を収録しているキャノンボール・アダレイ名義のアルバムは「Somethin' Else」
※マイルス・デイビスの恋人にゆかりのある名曲「枯葉」の演奏はマイルスのミュートやキャノンボール・アダレイのアルトサックスの他、ピアノがハンク・ジョーンズ、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムがアート・ブレイキーです。

George Gershwin's Porgy & BessのSummertimeが収録されているのはオリジナルが1957年録音の「Porgy and Bess」で、このアルバムで一番人気はやはりGil Evansの編曲のSummertimeです。

マイルス・デイビスは1999年の映画「The Talented Mr. Ripley(リプリー)」のサントラで私の好きなNature Boyを演奏しています。そのNature Boyが収録されているオリジナルが1955年のアルバムの「Blue Moods」はクールというよりはメローなバラードの演奏で素敵な夜にぴったり!
マイルス・デイビスの他はAlone Together'をアレンジしたCharles Mingus(チャールス・ミンガス)がベース、Elvin Jones(エルヴィン・ジョーンズ)がドラム、Britt Woodman(ブリット・ウッドマン)のトロンボーン、Teddy Charles(テディ・チャールス)のバイブだそうです。
※1999年のマット・デイモンとジュード・ロウが共演した映画「リプリー」とそのサウンドトラックについては「リプリーを参照。

そしてその1955年のオリジナル録音とされるのが「The New Miles Davis Quintet」で、マイルスディヴィスを筆頭にテナーサックスのJohn Coltrane(コルトレーン)、ピアノがRed Garland(レッド・ガーランド)、ベースがPaul Chambers(ポール・チェンバース)、ドラムがPhilly Joe Jones(フィリー・ジョー・ジョーンズ)の演奏です。
ですが、実はこちらの'Round About Midnightが先だったとか。 コロンビアレコードでの最初の録音だそうです。契約のことは分かりませんが音楽は素晴らしいから試聴して下さい。 お手軽価格のこちらも'Round About Midnight

色々なミュージシャンと共演するマイルス・デイヴィスはKing Curtis(キング・カーティス)との共演で知られたギタリスト(テレキャスター)のCornell Dupree(コーネル・デュプリー)も呼んで1972年に”Red China Blue”などを演奏しています。(ブルースハープはWally Chambers(ワリー・チェンバース)) オリジナルは2枚組みLP盤のMiles Davis Octet(マイルス・デイビス八重奏)の1972年録音のラテングルーヴアルバムで、1974年にこの世を去ったDuke Ellington(デューク・エリントン)にマイルス・デイビスが捧げた曲「He Loved Him Madly」を含みます。 ここまで芸術的だと私には歯が立ちません。
Get Up with It - with Cornell DupreeGet Up with It
試聴はHMV - Get Up with It
※アルバム「Get Up with It」に参加したキーボード奏者はHerbie Hancock(ハービー・ハンコック)やKeith Jarrett(キース・ジャレット)です。


マイルス・デイビスのバップが好きな私は驚いた! マイルスの音が変わった! マイルス復帰第一弾、衝撃のTuTuが収録されている当時若手のエレキベース奏者でプロデューサーのMarcus Miller(マーカス・ミラー)が音作りをしたというアルバムです。
Miles Davis - TuTuTutu
※TUTUとは南アフリカ 共和国(南ア)の反アパルトヘイト運動家で1984年のノーベル平和賞受賞者のDesmond Mpilo Tutu(元大司教デズモンド・ツツ氏)のことを指しています。

BLUE XMAS!
1961年にマイルス・デイビスがクリスマスソングを依頼された時、アルバムの”Devil May Care”でマイルスの師匠のチャーリー・パーカーの”Yardbird Suite”を歌っていたことからBob Dorough(ボブ・ドロー)にクリスマスソングを依頼し、そのジャズ・スタンダード曲集「Jingle Bell Jazz」に収録されたのがBlue Xmasだそうです。 マイルスの演奏(作曲)でボブ・ドロウのヴォーカルの”Blue Xmas”を収録したアルバムは「Jingle Bell Jazz」です。
Miles DavisのBlue XmasはクラシックR & Bのクリスマスソング集の「Hipster's Holiday: Vocal Jazz R & B Classics」にも収録されています。
※スキャットがすごいボブ・ドローは作詞、作曲、編曲、舞台監督やピアノの弾き語りなど音楽シーンに関わっているユニークなミュージシャンで、1962年のComin' Home Babyの作者としても有名ですが、1956年にアルバムのDevil May Care(デヴィル・メイ・ケア)を初吹き込みをして以来色々と音楽関係で話題を提供しています。 なにしろマイルスのアルバムで歌っている最初で最後の人物ですから。 そのアルバムのタイトル曲「デヴィル・メイ・ケア」は1962年にマイルスが録音しているそうです。
Miles Davis and Gil Evans: The Complete Columbia Studio Recordings - Blue Xmas ♪ Miles Davis - Miles Davis and Gil Evans: The Complete Columbia Studio Recordings - Blue Xmas iTunes Music Store USA
Miles Davis - Devil May Care ♪ Miles Davis - Miles Davis and Gil Evans: The Complete Columbia Studio Recordings - Devil May Care iTunes Music Store USA

Miles Davis At Fillmore(マイルス・デイヴィス・アット・フィルモア)のライブ盤では1970年にマイルスに招かれてキーボード(オルガン)を演奏しているのがジャズピアニストのKeith Jarrett(キース・ジャレット)です。 半ば立った状態でアフロヘアを振りながらノリノリで演奏しているのがキース・ジャレットです。
Miles Davis At Fillmore with Keith Jarrett on pianoAt Fillmore: Live at the Fillmore East
マイルス・デイヴィス・アット・フィルモア(紙ジャケット仕様)
Miles Davis with Keith Jarrett on piano 1970 - YouTube
Call it Anything Part 4 @ The Isle of Wight 1970
※ちなみにThe Fillmore又はFillmore Auditoriumとは1960年代中頃(1966年)から歴史的に重要なサイケデリック音楽の祭典が開催されたサンフランシスコの場所でFillmore Eastにありました。 1968年にはFillmore Westに移転しましたが、70年代のサイケデリック・ロック・りジェンドのJefferson Airplane(ジェファーソン・エアプレイン)、The Doors(ザ・ドアーズ)やJanis Joplin(ジャニス・ジョプリン)などもフィルモア・コンサートに出たそうです。 60年代後半~70年代初め当時、無料で参加者に配布されたサイケなフィルモア・コンサートのポスターは主にRick Griffin(リック・グリフィン)の手になる緻密なイラストでした。 ☆The Fillmore Official Site

The Complete Jack Johnson Sessions
時代の先を行くジャズトランペット奏者のMiles Davis(マイルス・デイヴィス)が1970年にWynton Marsalis(ウィントン・マルサリス)と共演したフージョンアルバム”Complete Jack Johnson Sessions”は最近になって評価されているそうです。 このJack Johnson(ジャック・ジョンソン 1878年ー1946年)トリビュートアルバムはマイルスのお気に入りの初代黒人ヘヴィーウェイト級ボクサーで、教会批判とあらゆる人種差別の掟を破ったという反骨のテキサス男です。 1920年代にギャングに売却したジャック・ジョンソン所有のハーレムのナイトクラブというのが後の”Cotton Club(コットン・クラブ)”だそうです。
Miles Davis plays Willie Nelson
アルバム”The Complete Jack Johnson Sessions”のディスク1の10曲のうち6曲も”Willie Nelson”というタイトルなのです。 Willie Nelson(ウィリー・ネルソン)といえばアウトローのカントリー歌手ですがいったいどんなつながりがあるのか不思議に思いました。 マイルス・デイヴィスとウィリー・ネルソンのマネージャーが共通でレコード会社CBSが同じという他に、マイルスの師であるCharlie Parker(チャーリー・パーカー)がカントリー音楽のファンであり、マイルスもネルソンも”語るアウトロー”という点、及びロマンティックということで共通するものがあるのだそうです。 アルバム「The Complete Jack Johnson Sessions」の試聴はThe Complete Jack Johnson Sessions - CD Universe


最近聴いたマイルスのアルバムは「Miles Davis: The Columbia Years 1955-1985」ですが、収録されているモノバージョンのGénérique(ジェネリーク)を購入しました。 フランス語のGénérique(ジェネリーク)の意味としてはメインテーマやオープニングやエンディングのクレジットで流れるテーマ曲として使用されるらしく「死刑台のエレベーター」以外にも”ジェネリーク”というタイトルの曲はあります。 このCDは問題あり説もあるそうですが5枚のLPをCD化した4枚ディスクBOXセットで、全部試聴が出来ます。
ディスク1:Generique、All Blues、Summertime、Straight, No Chaser他 ディスク2:My Funny Valentine他 ディスク3:So What他
Miles Davis - Generique ♪ Miles Davis - Miles Davis: The Columbia Years 1955-1985 - Generique iTunes Music Store USA
Straight, No ChaserはMy Funny ValentineやOn Green Dolphin Streetなどを収録した1958年の2枚のセッションをCD化したMiles Davis Sextetのライヴアルバム「'58 Sessions」にもあります。
※Straight, No Chase(ストレート、ノーチェイサー)とは強い酒をストレートであおっても喉焦け防止の追いかけ水はいらないっていうことでしょうか。それとも「お供は無用」?


1957年~1980年代のマイルス&ジュリエット・グレコやマイルス&ジャンヌ・モローの写真が見られるPHOTOS DE MILES DAVIS
その他にもマイルス・デイヴィスの写真が見られるCastalie
こちらもマイルスの写真が見られるIn Love With Jazz - Miles Davis(画像右下のnextで次へ、5ページある写真の下のスピーカーをクリックすると1971年の名演といわれるベルリン公演の音声クリップが聴ける)
マイルスの写真とアルバムの参考はrottentomatoes.com
マイルス・デイヴィスのポスターはMiles Davis Posters and Prints at Art.com

´58 Miles - Rádio UOL
The Definitive - Miles Davis - Rádio UOL


Don Cheadle will be Miles Davis!
惜しくも1991年に亡くなったマイルス・デイヴィスは2006年に生誕80周年を迎えますが、2006年3月にクリーブランド市にあるロックの博物館「The Rock and Roll Hall of Fame」の殿堂入りを果たしました。
2004年に「Hotel Rwanda(ホテル・ルワンダ)」、「Crash(クラッシュ)」、「Ocean's Twelve(オーシャンズ11や12)」などに出演し、2007年にはOcean's Thirteen(オーシャンズ13)に出演予定という売れっ子のDon Cheadle(ドン・チードル)は、目下製作が予定されている「マイルスデビスの伝記映画」の「マイルス・デイヴィス」役の有力候補者だそうです。 ドン・チードルは過去にも1998年のThe Rat Pack(ラット・パック)で、シナトラ一家のSammy Davis Jr.(サミー・デイヴィスJr.)を演じた経歴があります。 ドン・チードルはこれまでオスカー賞はノミネートだけにとどまっていますが、もしこの映画出演が実現すればレイ・チャールズ伝記の「Ray(レイ)」やジョニー・キャッシュ伝記の「Walk the Line(ウォーク・ザ・ライン 君につづく道)」みたいにオスカー賞も夢ではないかも!


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私の好きなマイルスのサントラについては死刑台のエレベーター
ドン・チードルがサミー・デイヴィスJrを演じたラット・パック

投稿者 koukinobaaba : August 3, 2006 10:53 PM

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コメント

ken-sann、今夜は"Kind of Blue"でウヰスキーでも? それではワタクシは珈琲にしましょうかね。・・・なに勝手なこと言ってるんだか。

投稿者 koukinobaaba : August 5, 2006 01:33 AM

うほっ!
マイルスですよ!いいですね~。
と言っても、たいして聞き込んではないんですけど・・・汗。
でも「Kind of Blue」は大好きなアルバムです。
コルトレーンとかビル・エバンス、メンツも最高ですしね!
よし、今日はコレを聞こう、そうします!

投稿者 ken-sann : August 5, 2006 12:22 AM

anupamさん、嬉しいですね・・・マイルス命!
 私はちょっとばかりミュートの響きに魅せられた程度で楽典などは皆目分かりませんからその方にわらわれちゃいそうです。記述にミスがあると思いますので見つけたらご指摘下さいね。

投稿者 koukinobaaba : August 4, 2006 12:58 AM

マイルス命の相方の影響で聞き始めたマイルス初心者マークつきのanupamです。
情報がてんこ盛りで、まだ全部を読みきっていないのですが、毎度のことながら、すごい情報量ですな~~感心します。

ドン・チードルがマイルス役か~~彼はほんとに売れっ子ですね。

晩年近くマイルスは若手ミュージシャンのPVに出たりしてましたね(演奏なし)。ただ顔を出すだけでも迫力満点でした。

投稿者 anupam : August 4, 2006 12:12 AM

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