July 2007 Archives


You want to do mankind a real service? Tell funnier jokes.
Stardust Memories DVD
Stardust Memories by Woody Allen
Woody Allen and Charlotte Rampling in Stardust Memories (1980)

Woody Allen as a jazz musician
ウディ・アレンは俳優、監督、作家として有名ですが、音楽家としてのウディ・アレンをご存知ですか? Fred Astaire(フレッド・アステア)のCheek to Cheek(頬よせて)がメインタイトル曲に使用された私の大好きな1985年のThe Purple Rose of Cairo(カイロの紫のバラ)、Glenn Miller(グレン・ミラー)楽団のIn The Mood(イン・ザ・ムード)やBody and Soul(身も心も)、そしてLarry Clinton(ラリー・クリントン)のI Double Dare Youなどが流れる1987年のRadio Days(ラジオ・デイズ)などでレトロなスイングジャズが使用されましたが、スウィングジャズが大好きなウディ・アレン自身がクラリネット奏者でジャズを演奏するのです。 ウディ・アレンの何人かの妻のうち最初の結婚相手はウディ・アレンのジャズ仲間だったそうです。

2000年にリリースされた「スターダスト・メモリー」の英語版VHSもあります。
Stardust Memories VHS
Stardust Memories by Woody Allen私には「なんで?」というほど意外なのが1973年の衝撃的なIl Portiere di notte(Night Porter/愛の嵐)でユダヤ娘を演じた英国女優のCharlotte Rampling(シャーロット・ランプリング)の出演です。 神経衰弱のサンディ・ベイツ監督とはおよそ不釣合いと思える美しいシャーロット・ランプリングが演じるDorrie(ドリー)は以前ベイツ監督の作品に出演した女優でベイツ監督と大恋愛した仲でもあったとという設定です。 物思いに耽る車中のベイツ監督が向こう側の列車に見たのは、2000年のPicking Up The Pieces(ヴァージン・ハンド)でアレンが演じる肉屋の女房役で出演したSharon Stone(シャロン・ストーン)です。 シャロン・ストーンはこの幻想の汽車の中の美女役で映画デビューしたのです。 ぶっちゅ~っ!
ベイツ監督回顧映画祭に殺到した芸能記者連中と人気監督と応酬におけるアレン哲学を理解するのは私には無理でも、ウディ・アレンが選曲したスイングジャズが充分楽しめる映画です。

「スターダスト・メモリー」のサントラは見つかりませんが、「Stardust Memories」などアレン映画のサウンドトラック集がリリースされています。
Woody Allen More Movie Music
Woody Allen More Movie Music - Stardust MemoriesあえてモノラルにしたというサントラはアレンのレコードコレクションからジプシーギターのDjango Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)のI'll See You in My Dreams、ピアノのDick Hyman(ディック・ハイマン)のHebrew School Ragなどのスタンダードジャズが選ばれています。 その中にSidney Bechet(シドニー・ベシェ)自作自演のTropical Mood Meringueが使用されているそうですが試聴が見つからないのでどんな曲かは不明。
※全曲試聴はWoody Allen More Movie Music - Barnes & Noble.com
この映画音楽集では映画「スターダスト・メモリー」から、ベイシー楽団に在籍していたテナーサックス奏者のLester Young(レスター・ヤング)が1940年に作曲した"Tickle Toe"と、ロック系らしきSour(サワー)のBody & Soul、その他は1990年のAlice(アリス)、1993年のManhattan Murder Mystery(マンハッタン殺人ミステリー)、1995年のMighty Aphrodite(誘惑のアフロディーテ)からGlenn Miller(グレン・ミラー)楽団のSunrise Serenade、Duke Ellington(デューク・エリントン)楽団のSophisticated Lady、白人トランペッターのBunny Berigan(バニー・ベリガン)の楽団が演奏するCaravan、その他1920年代に活躍した白人ピアニストでコルネット奏者のBix Beiderbecke(ビックス・バイダーベック)やColeman Hawkins(コールマン・ホーキンス)やErroll Garner(エロール・ガーナー)など垂涎のスイング音楽が満載のウディ・アレンの映画音楽集です。
☆ジプシーギターといえばUma Thurman(ユマ・サーマン)がアカデミーの助演女優賞を受賞した1999年のSweet and Lowdown(ギター弾きの恋)はジプシージャズのギタリストが主人公です。 音楽はディック・ハイマンですが"When Day is Done"や"Avalon"などのDjango Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)の曲も使用されています。

Film Music - O.S.T. (Fra) Compilation (Limited Edition)
Film Musicウディ・アレンの素晴らしい選曲のサントラは多いですが1995年のMighty Aphrodite(誘惑のアフロディーテ)は私の好きな曲が満載なのに映画音楽集しか見つかりません。 「誘惑のアフロディーテ」からはFrank Sinatra(シナトラ)が歌うCole Porter(コール・ポーター)作曲のYou Do Something To Me、Carmen Cavallaro(キャバレロ)のピアノでManhattan、Louis Armstrong(サッチモ)のWalkin' My Baby Back Home(歩いて帰ろう)、Erroll GarnerのピアノでWhen You're Smilingなどが収録されていますが、肝心なTake FiveやThe 'in' Crowd、Count Basie(カウント・ベイシー)のLi'l Darlin'などが収録漏れしているのはランセンスの問題でしょうか。 上記のアルバム「には」Benny Goodman(ベニー・グッドマン)のWhisperingとエロール・ガーナーのPenthouse Serenadeが収録されているので振り分けでもしているのでしょうか。

Mia Farrow
ウディ・アレンと長年のパートナー関係にあった女優のMia Farrow(ミア・ファロー)との蜜月期間にはこのゴールデンコンビで最高に充実した映画活動を行い話題作をたくさん作っています。 この頃に私が劇場で観たウディ・アレンの映画で一番好きなのは、監督のアレン自身も大好きだと言っている1930年代を舞台にした1985年のThe Purple Rose of Cairo(カイロの紫のバラ)です。 ホラー映画「The Ninth Gate(ナインスゲート)」のRoman Polanski(ロマン・ポランスキー)が監督した1968年の怖い映画でRosemary's Baby(ローズマリーの赤ちゃん)は私が初めて観たミア・ファローの映画でしたが、今まで見た女優たちとは一風変って古いフランス映画にでも出てくるような容貌でした。 そのミア・ファローが「カイロの紫のバラ」で演じたポップコーンを食べながら銀幕に見入る可愛いヒロインを私も観ていたのですが、この時私はポップコーンを食べていなかったのでミア・ファローはスクリーンから出て来てはくれませんでした。(当たり前!)

1998年 Wild Man Blues(ワイルド・マン・ブルース)
スイング音楽が好きなクラリネット奏者のウディ・アレンは1970年代からニューヨークの文化人が集うThe Michael's Pubで毎週のようにスイングジャズを演奏していたそうですが、現在は毎月曜日にCarlisle Hotel(カーライル・ホテル)で演奏しているそうです。 ドキュメンタリー映画「ワイルドマン・ブルース」はミア・ファローと別れた後の1998年に、ウディ・アレンのNew Orleans jazz bandと欧州ツアーに旅立ちましたが、もともと本国より欧州や日本で人気があったウディ・アレンのコンサートはロックバンド並の熱狂的なファンに迎えられたそうです。 そのツアーのドキュメンタリー映画"Wild Man Blues(ワイルド・マン・ブルース)"を同行したBarbara Kopple(バーバラ・コップル)が監督しました。 バーバラ・コップル監督は2000年にJimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の映像を含むイベント・ウッドストック・ドキュメント映画"My Generation"も監督しています。
☆DVD情報はマイ・ジェネレーション DVD

☆ウディ・アレンのクラリネット演奏が観られるWild Man Blues - IMDb
Woody Allen & The New Orleans Jazz Band - YouTube

Wild Man Blues VHS
VHS Wild Man Blues by Woody Allenウディ・アレンのファンでなくとも30年代や40年代のスウィングジャズ愛好家にも人気の「ワイルド・マン・ブルース」はミア・ファローとの泥沼状態の破局によりイメージダウンしたウディ・アレンがそれを癒すかのようにミア・ファローとAndre Previn(アンドレ・プレヴィン)の養女で次期新妻のSoon-Yi Previn(スン・イー・プレヴィン)を伴ってヨーロッパツアーに出たのでした。 レセプションやパーティなどセレブに付きまとうイベントにはうんざりしているアレンもスン・イーといる時が一番リラックスしていたそうです。 マスコミ嫌いのアレンが私生活まで見せたこのドキュメントはアレンの音楽と新妻に対する愛を理解して欲しかったのでしょうか。 フランク・シナトラと1968年に離婚したミア・ファローが次に結婚したのが妻がいたユダヤ系の音楽家のアンドレ・プレヴィンでした。 その時に韓国から迎えた3人のうちの一人が養女がスン・イー・プレヴィンでした。 ミア・ファローは1979年にプレヴィンと離婚後、結婚も同居もせずに10年間ウディ・アレンとパートナー関係にあり子供も一人もうけました。 ウディ・アレンは35歳差というハンデを乗り越えて1997年にスン・イーと結婚しました。
ワイルド・マン・ブルース
ワイルド・マン・ブルース VHS (字幕版)

Wild Man Blues Soundtrack(1998 Film)
Wild Man Blues by Woody Allenウディ・アレンの映画とアルバムのタイトル曲となっている"Wild Man Blues(ワイルド・マン・ブルース)"はLouis Armstrong & Ferdinand 'Jelly Roll' Morton(ルイ・アームストロング&ジェリー・ロール・モートン)により作られたデキシーランド・ジャズの名曲でニューオリンズ・ジャズのクラリネット奏者のJohnny Dodds(ジョニー・ドッズ)やディキシーランド・ジャズ出身のトロンボーン奏者のTurk Murphy(ターク・マーフィー)も演奏していますが、ルイ・アームストロング自身が1961年の映画「Paris Blues(パリの旅愁)」で演奏しています。
同じくニューオリンズ・ジャズのGeorge Lewis(ジョージ・ルイス)作曲の"Bugle Boy March"やW.C. Handy(W.C. ハンディー)作曲の"St. Louis Blues"などが収録されている他、イタリアの映画音楽の巨匠のNino Rota(ニーノ・ロータ)による"8 1/2"や"La Dolce Vita(甘い生活)"などからの音楽が使用されています。 サウンドトラックの編曲は映画に出演したNew Orleans Jazz Bandでバンジョーを演奏するEddy Davis(エディ・デイヴィス)です。
Listenルイ・アームストロング&ジェリー・ロール・モートンの1927年のWild Man Bluesの音源が聴けるThe Red Hot Jazz Archives - Louis Armstrong and his Hot Seven


Audio-Visual Trivia内にあるウディ・アレン関連の記事
重罪と軽罪 (1989)
ヴァージン・ハンド (2000)
☆スターダストといえばLionel Hampton plays Stardust(ライオネル・ハンプトン)
☆スウィン・グジャズについてはTuxedo Junction and The Swing Era

☆毒舌家で有名なシャンソン歌手のPierre Perret(ピエール・ペレ)の言葉に「インテリとは、理解できないと安心する人間である。」というのがあるそうですから、ウディ・アレンの難解な人生哲学が分からない方は"インテリ"です。 どうぞご安心下さい。
※ピエール・ペレの「ユーモアと優しさ」という意味のアルバムはL' Humour et la Tendresse


The Tenor Saxophone for R & B, Rock'n'Roll, and Ballads
Mood In Golden Hit Numbers - Sam The Man Taylor DECCA SK-402
One of the Best Mood Tenor Sax Players
Sam Taylor - Harlem Nocturne - Dailymotion
Sam "The Man" Taylor (1916 - 1997)

Sam The Man Taylor as the Session Musician
テネシー出身のテナーサックス奏者、サム <ザ・マン> テイラーは1940年代から1960年代にかけてスウィングジャズ、ブルース、R & B、ロックンロール、ムード歌謡と幅広く活躍したジャズミュージシャンです。 どでかい音でダイナミックにブローするもドラマティックな淀みないテナーサックスを演奏するサム・テイラーは1930年代後期から演奏活動を始めました。 スイングジャズ時代の1940年代にはジャングル・トランペッターのCootie Williams(クーティー・ウイリアムス)やジャンプブルースのLucky Millinder(ラッキー・ミリンダー)楽団などと演奏し、スイングバンドのCab Calloway(キャブ・キャロウェイ)とは一緒に南米やカリブで公演しています。 なんと、Perez Prado(ペレス・プラード)が1950年代中頃に発表したVoodoo Suite/Exotic Suite of the Americas というアフロ・キューバン・ジャズの稀有なアルバムにも参加しています。

テナーマンとして録音にはヒッパリダコのサム・テイラーは1940年代後期から1950年代中頃までRay Charles、Buddy Holly、LaVern Baker、Ella Fitzgerald、Solomon Burkeなど数え切れないほどのレコードにクレジットされていて、R & B歌手のRuth Brown(ルース・ブラウン)の録音にもその当時パートナーだったWillis "Gator" Jackson(ウィリス・ゲイター・ジャクソン)やPeanuts Hucko(ピーナッツ・ハッコー)と共に共演しています。 James Brown(ジェームス・ブラウン)のアルバム「Star Time」にもクレジットされている他、Brenda Lee(ブレンダ・リー)の吹き込みでも伴奏し、ビバップ時代の偉大なるジャズピアニストであるBud Powell(バド・パウエル)の1940年代後期の吹き込みに若きDexter Gordon(デクスター・ゴードン)やSonny Rollins(ソニー・ロリンズ)等と共に参加したそうです。 1950年代中期にはテナーサックスが必須のR & B時代やAlan Freed(アラン・フリード)プロデュースのロックンロール時代の主力セッションプレーヤーとしてR & B歌手のRay Charles(レイ・チャールズ)、Louis Jordan(ルイ・ジョーダン)やBig Joe Turner(ビッグ・ジョー・ターナー)、ピアノのBuddy Johnson(バディー・ジョンソン)などの録音に呼ばれるほど人気のテナーマンの一人でした。
※ちなみにロックン・ロール誕生の地とされるクリーブランドで1950年代にラジオDJをしていたアラン・フリードが黒人音楽のR & Bをロックンロールと呼び替えて白人の若者たちに流行らせたと言われています。
1960年代になってサム・テイラー自身の五人編成のクインテット・バンド"The Blues Chasers"を組みました。 トランペッターのCharlie Shavers(チャーリー・シェイバース)と共にビッグバンドのLarry Clinton(ラリー・クリントン)とのセッションや、Jimmie Lunceford(ジミー・ランスフォード)楽団やGlenn Miller(グレン・ミラー)楽団やTommy Dorsey(トミー・ドーシー)楽団などに在籍していたトランペッターで歌手のSy Oliver(サイ・オリヴァー)が聴けたTuxeddo Junctionはリニューアルされたのでサイト内のプレイリストから探してみて下さい。 その他に女性ヴォーカリストのElla Fitzgerald(エラフィッツ・ジェラルド)などとセッションしています。 1954年にクラリネット奏者でバンドリーダーのWoody Herman(ウッディ・ハーマン)等とのセッション盤"Marakeesh(or Marrakech)"がヴァーヴから出たそうですが 、Mist of the OrientやAirmail special を演奏した白人テナーマンのGeorgie Auld(ジョージ・オールド)とサム・テイラーがテナーサックス・バトルを演じたビッグ・テナーマンの隠れた名セッション盤"Jazz For Commuters And Salute To The Saxes"などと多くの50年代セッション盤はLPレコード時代の録音で、現在CDではリリースされていません。(ちなみに私が持っているジョージ・オールドはManhattan
サム・テイラーの50年代初期の代表的なアルバムの一つといわれるJazz For Commutersシリーズや1955年に録音したHarlem Nocturne(ハーレム・ノクターン)を収録した1955年や1961年リリースなどの人気のBlue MistシリーズもLP盤です。 Blue Mist - Sam (the man) Taylor - 1963のLPカバー画像が見られるDelocado
※PolyGramの1957年LP盤「Blue Mist Sam (The Man) Taylor」に収録されたハーレム・ノクターンはDenys Arcand(ドゥニ・アルカン)監督の1996年の映画「Joyeux Calvaire("陽気な殉教"の意味で英語タイトルはPoverty and Other Delights)」のサウンドトラックで使用されました。
※名前がSam The Man Taylor(サム・ザ・マン・テイラー)となっているのは、Sam Taylorがよくある名前なので混同しないようにでしょうか。 ちなみに"The Man"とは隠された実力者を意味するそうです。
英語ですがサム・テイラー礼賛のAlan Freed's Players in the Band - Always "The Man" : Sam Taylor
※サム・テイラーが参加したセッション盤のJazz For Commuters And Salute To The Saxesについて書かれた"67camper's Blog"のムードテナー(歌謡曲)だけではないのです!(貴重なLP画像あり)

Sam " The Man " Taylor in Japan
Sidney Bechet(シドニー・ベシェ)が作曲したPetite Fleur(小さな花)が日本ではクラリネット奏者のピーナッツ・ハッコーで人気があったように、Earle Hagen(アール・ヘイゲン)が作曲したHarlem Nocturne(ハーレム・ノクターン)は日本では1955年頃にリリースされたSam Taylor(サム・テイラー)のテナーサックス演奏で有名になったのです。 Georgie Auld(ジョージ・オールド)やSil Austin(シル・オースティン)ではなくて、サム・テイラーの「ハーレム・ノクターン」を聴いてジャズマニアではない多くの日本人が身近にジャズを感じたのではないでしょうか。 私はジャズファンなのでIllinois Jacquet(イリノイ・ジャケー)の「ハーレム・ノクターン」も所有しています。
50年代後期から来日して録音していたサム・テイラーの活躍は目覚しく民謡から古賀メロディーまで吹きまくり、日本ではムード歌謡には欠かせないサックス演奏者となりました。 60年代に若者だった方ならきっとサム・テイラーが演奏するスタンダードジャズの1曲や2曲は思い出せるでしょう。 当時は珍しかったサム・テイラー魅惑のテナーサウンドは家庭でリラックスして聞くこともあったかもしれませんが、大概は喫茶店やバーなどの雰囲気を演出するBGMとして人気がありました。 ひょっとしてサム・テイラーが日本で浦島太郎になっていなければ、R & Bのホンカーに留まらず、Miles Davis(マイルス・デイヴィス)並みの評価を受けていたかもしれませんね。 ¿なんでコールマン・ホーキンスと比べていないんじゃ?
※ちなみにハンサムなジョージ・オールドはカナダ出身の白人サキソフォン奏者で、コールマン・ホーキンスを聴いて1935年からはテナーマンになったそうです。 短期間ですがラテン好きな白人クラリネット奏者のArtie Shaw(アーティ・ショー)がメキシコに飛んだ後に楽団を引き継いだこともあったり、Benny Goodman(ベニー・グッドマン又はベニイ・グッドマン)楽団やCount Basieなどと演奏し、40年代中頃から演奏法をバップスタイル(アヴァンギャルド)に換えてBilly Eckstine(ビリー・エクスタイン)と共演したり、50年代後期には7人編成のバンドを組んでAir Mail Specialなどを録音したそうですが肺結核のため十分には活動出来なかったようです。 私の所有しているジョージ・オールドのレコードはハーレムノクターンではなく、A面が"Manhattan"でB面が"Body and Soul"のCoral DC 1023で、昔々新宿西口の浄水場近くの古レコード屋で裸で転がっていたのを掘って来たので解説がないですが多分1952年頃でしょうか。 ニューヨークの夕暮れを思わせる名曲のManhattan(マンハッタン)もカクテルのマンハッタンも美しくそして美味しいです。
中古レコード店でなければCDでGeorgie AuldのDouble Image(試聴はFnac - Double Imageで11番のManhattanと24番のHarlem Nocturne)

サムテーラーは音楽キャリアの後期に、日本に活動の場を移したので、サムテーラーのCDアルバムは本国のアメリカより日本の方が多くリリースされています。 演歌テナーと名づけられたように、下記のアルバム同様にその殆どに日本の歌謡曲及び演歌が収録されています。

Mood In Golden Hit Numbers by Sam The Man Taylor
Mood In Golden Hit Numbers - Sam The Man Taylorページトップの画像は私の手持ちのサム・テイラーの1969年のLPレコードで、サブタイトルがMood In Golden Hit Numbersと書かれ「サム・テイラー 恍惚のテナー・サックス」としてテイチクレコードからリリースされたDECCA SK-402(33&1/2)です。 サム・テイラーのジャズセッション盤ではなく、ストリングスやビッグバンドをバックにリラックスムードで演奏しているで自慢にもなりませんが、音楽ジャンルに"ムード・テナー"があればサム・テイラーはムードテナーサックス奏者の第一人者かもしれません。
収録曲目はサム・テイラーの定番曲の「ハーレムノクターン」や「ダニー・ボーイ」に加えて、「コーヒールンバ」の西田佐知子の1962年のヒット「アカシアの雨がやむとき」、ラテンやドドンパのアイ・ジョージの1961年のヒット「硝子のジョニー」、昭和39年(1954年)に岸洋子日本レコード大賞の歌唱賞を受賞した「夜明けの歌」など1960年代の日本の歌謡曲も織り交ぜたアルバムです。
A面: ハーレムノクターン
夕日に赤い帆
サマータイム
クライ・ミー・ア・リヴァー
枯葉
ダニー・ボーイ
B面: 夜霧のブルース
硝子のジョニー
アカシアの雨がやむとき
影を慕いて
雨に咲く花
夜明けの歌
※一説にはにLondonderry Air(ロンドンデリーの歌)とも呼ばれるDanny Boy(ダニーボーイ)はセルティック民謡(スコットランド)に1910年に英国人が作詞した歌ですが、アイルランド移民の多いカナダや北アメリカでは葬儀に使用されることもあるそうです。 いづれにせよ、この「ダニーボーイ」は1945年にシル・オースティンがフロリダでのアマチュア・コンテストで吹いて以来定番曲となっています。 優勝後、ジュリアード音楽学院に通ったシル・オースティンは1950年代初期にRoy Eldridge(ロイ・エルドリッジ)やTiny Bradshaw(タイニー・ブラッドショウ)と演奏していて、サム・テイラーと同様にジャズからそれたポップス調の曲をカバーしたアルバムをたくさんリリースしています。

Sam Taylor Plays Japanese Enka
不滅の昭和歌謡ベスト24
不滅の昭和歌謡ベスト24 - Sam The Man Taylorサム・テイラーの日本での活動が油が乗った頃の録音でしょうか、収録されている曲は、美川憲一の1966年の「柳ヶ瀬ブルース」、前川清の1969年の「長崎は今日も雨だった」、石川さゆりの1977年の「津軽海峡冬景色」などと24曲全部が1960年代や1970年代にヒットした懐かしい日本の歌謡曲で試聴できます。

Best of Sam Taylor
ベスト・オブ・サム・テイラー
ベスト・オブ・サム・テイラー - Sam The Man Taylorスタンダードジャズ20曲が収録されたイージーリスニングに最適の日本でリリースされたアルバムです。 曲の英語タイトルはHarlem Nocturne、Danny Boy、Misty、Red Sails In The Sunset、Lover Back To Me、Cry Me A River、'round Midnight、Star Dust、Johnny Guitar、Summertime 、Autumn Leaves、Moonglow、All Night Long、Midnight Sun、Easy Living、Little Girl Blue、Lonely Ville、Stormy Weather、When I Fall In Love、La Playa(夜霧のしのび逢い)

The Best of Sam Taylor VOL.2
The Best of Sam Taylor vol.2 - Standard Best Collection日本でリリースされた幻のベスト盤、Standard Best Collection「The Best of Sam Taylor vol.2(サム・テイラー/スタンダード・ベスト・コレクション VOL.2)」には"シバの女王"や"ガラスの部屋"から、"青い影"から"雪が降る"までのヒット曲全16曲を収録したLPレコードは見つかりませんが、"わが心のジョージア"や"煙が目にしみる"から"オンリーユー"や"虹の彼方に"などを収録した「Sam Taylor vol.1 Standard Best Collection」はCD化されているらしいです。(海賊版かも)


Sam Taylor Best Selection
☆ハーレム・ノクターン~サム・テイラー・ベスト・セレクション
※収録曲のなかでサム・テイラーが演奏している"黒い傷あとのブルース(Broken Promises)"はJohn S. Schachtel(ジョン・S・シャハテル)が作曲したそうですが、1961年ごろビクターからEP盤でHenri De Pari(アンリ・ド・パリ)楽団の演奏がリリースされたという情報を見ました. (私は聴いたことがありません。) もしかすると当時流行った外国名の日本人楽団かもしれませんが、別に日本人のジャズトランペッターの日野皓正を含むモダン・プレイボーイズも演奏しています。 "黒い傷あとのブルース"は日本では1961年のイタリアのアルト・サックス奏者のFausto Papetti(ファウスト・パペッティ楽団)の演奏が有名ですが、アメリカではテナーのSil Austin(シル・オースティン)だそうです。
☆「黒い傷あとのブルース」などファウスト・パペッティの山のような試聴ができるイタリアのFAUSTO PAPETTI SONGS(初めてアクセスすると小ウインドが表示され、イタリア語か英語で「リストに不足があれば運営者に知らせて」と「ページ最後の[ReadMe] を読んで」と言っています。)

Sam Taylor Plays Famous Pop Numbers
魅惑のスタンダードベスト24
魅惑のスタンダードベスト24 - Sam The Man Taylorサム・テイラーと彼のオーケストラによる映画のテーマ音楽からAdamo(アダモ)のシャンソンまで幅広いヒット曲をカバーした人気CDです。
「オンリー・ユー(Only You)」や「煙が目にしみる(Smoke Gets in Your Eyes)」などはThe Platters(プラターズ)の50年代のヒット曲、1953年に作詞者のCarl Sigman(カール・シグマン)とアメリカのハープ奏者であるRobert Maxwell(ロバート・マクスウェル)が作曲した"ひき潮"(Ebb Tide)は英国のBGM音楽家であるFrank Chacksfield(フランク・チャックス フィールド)の演奏でヒットしましたが、多くはヴォーカルバージョンで1960年にプラターズや1965年にThe Righteous Brothersが歌いました。 注!1937年にJames P. Hogan(ジェームズ・P・ホーガン)が監督、Frances Farmer(フランシス・ファーマー)やOskar Homolka(オスカー・ホモルカ)そしてRay Milland(レイ・ミランド)が出演した映画「Ebb Tide(干潮/ひき潮 )」がありますが、Victor Young(ヴィクター・ヤング)が作曲した映画のテーマ曲"Ebb Tide"とは別の曲でしょう。
ミスティ(Misty)はジャズピアニストのErroll Garner(エロール・ガーナー)の大ヒット曲です。 60年代ポップスとして1967年のグレン・キャンベル(Glen Campbell)のBy The Time I Get To Phoenix(恋はフェニックス)と、The End of the World(この世の果てまで)はSkeeter Davis(スキータ・デイビス)の1962年のヒット曲、映画「Butch Cassidy and the Sundance Kid(明日に向かって撃て)」の主題歌「雨にぬれても(Raindrops Keep fallin' On My Head )」はBurt Bacharach(バート・バカラック)作曲でB.J.トーマス(B.J.Thomas)が歌いアカデミー作曲賞受賞曲となりました。
※「ハーレム・ノクターン~サム・テイラー・ベスト・セレクション」にも収録されているサム・テイラーの"Broken Promises(黒い傷あとのブルース)"が入っているCDは少ないですが、2008年にリリースされた44曲収録2枚組CDの「サム・テイラー全集~魅惑のテナー・サックス」でも試聴できます。

Swingstation
Swingsation - Sam The Man Taylor黒人と白人が共に享受したロックンロール時代のアメリカでサム・テイラーの人気代表曲とされるCloudburstが収録されているサム・テイラーのノリノリのセッションアルバムです。 R & B界で演奏されたテナーサックスのブローは1950年代の不協和音の響きが斬新なOrnette ColemanやJohn Coletrane(ジョン・コルトレーン)などのアヴァンギャルド奏法から来ているとも言われます。

Swingin': Golden Classics
Swingin': Golden Classics - Big Jay McNeely with Sam The Man Taylor1940年代後期にR & Bのブローマンとして活躍したジャンプブルースのBig Jay McNeely (ビッグ・ジェイ・マクニーリー)が1958年から1960年に録音した1958年の音源だそうで、LAポップスのCarpenters(カーペンターズ)のヒット曲で有名になった作詞兼歌手のPaul Williams(ポール・ウィリアムス)やソウルテナーのHal Singer(ハル・シンガー)と共にサム・テイラーも参加したそうです。
全曲試聴はSwingin': Golden Classics - cdUniverse(Track Listingのタブをクリック)
Big Jay McNeely plays 1949 hit "Deacon's Hop"- YouTube

Jazz with Prestige 4-cd Set
Jazz with Prestige with Sam The Man TaylorMiles DavisDuke Ellington、Stan Getz、Gene AmmonsClifford Brownと蒼々たるメンバーのセッションアルバムにサム・テイラーも参加しているそうです。 このコンピレーション・アルバムはアメリカのAmazon.comにありますが、アルバムレビューも試聴もありませんから現在は入手出来ないのかもしれません。 まずはアルバムカバーの写真のみ掲載。
Prestigeといえば、サム・テイラーが1962年にプレスティージからリリースしたアルバム・タイトル曲を含む8曲収録の「The Bad And The Beautiful」は(7 inch(17.78cm)45 回転)は廃盤となりましたが中古で2000円くらいで入手できそうです。 演奏メンバーはサム・テイラーの他、ピアノがLloyd Mayers(ロイド・メイヤーズ)、ギターがWally Richardson(ウォーリー・リチャードソン)、ベースがArt Davis(アート・デイヴィス)、ドラムがEd Shaughnessy(エド・ショーネシー)です。 タイトルの"The Bad and the Beautiful"が1952年にLana Turner(ラナ・ターナー)とKirk Douglas(カーク・ダグラス)が出演したVincente Minnelli(ヴィンセント・ミネリ)監督の同名映画「The Bad And The Beautiful(悪人と美女)」の音楽はDavid Raksin(デヴィッド・ラクシン)なのですがテーマ曲ということはなさそうです。

Sexy Tenor Saxophone Player : Sam The Man Taylor
☆ところで、日本ではストリップショーの伴奏音楽というとドリフターズの「8時だよ!全員集合」ストリップ・コントの影響で「タブー」を連想します。(一説によるとSantana(サンタナ)の"Black Magic Woman"もそうだとか。) 本来はラテンの名曲であるTaboo(タブー)は扇情的なテナーサックスをフィチャーしたPerez Prado(ペレス・プラード)などの演奏で有名になりました。 お茶の間ではタブー、そして咽び泣くサム・テイラーのセクシーなハーレムノクターンは劇場で流れたのでした。
さて、アメリカでのストリップ音楽の特徴はどでかい音の音楽が使用され、踊り子のBump-N-Grind(グラインドやバンプ)に合わせてドン、ドンとバスドラムのキックが入ります。 1962年にヒットチャートに入ったDavid Rose(デヴィッド・ローズ)楽団のThe Stripper(ストリッパー)なんて、ドン、ドンとサーカス楽団の演奏かと思いました。 だからテナーサックスでもサム・テイラーのムードたっぷりの曲だけではなくReal Goneのようなアップテンポの曲も適しているのでしょう。
Sam The Man Taylor - Real Gone - iLike.com
Cars(カーズ)で使用された Sheryl Crow(シェリル・クロウ)とは全く違うサム・テイラーの"Real Gone"が聴けるwfmuラジオのプレイリストはPlaylist for Airborn Event with Dan Bodah - June 26, 2005(sam "the man" taylorのreal goneの最後1:54:33 (Real)をクリック!前の曲がちょっとかぶっています。)

Sam Taylor: Sexy Tenor Sax
Tease!: The Beat of Burlesque
Tease!:The Beat of Burlesque by Sam The Man Taylorサム・テイラーのテナーサックスを聴いたことがない方はこのCDで試聴してみて下さい!
定番のHarlem Nocturueはもちろんのこと、ストリップのBGMになったサム・テイラーのReal Goneや出だしがミュートのSam's Bluesが聴けます。
同じくムードテナーサックス奏者のSil Austin(シル・オースティン)のSlow Walk、その名もズバリ!David Rose(デヴィッド・ローズ)のThe Stripper(ストリッパー)、驚きの選曲でCharlie Parker(チャーリー・パーカー)のFunky Blues、Barney Kessel(バーニー・ケッセル)のHoney Rock、Roland Kirk(ローランド・カーク)のYou Did It, You Did ItやElmer Bernstein(エルマー・バーンスタイン)のToots Shor's Bluesなどの名曲を収録した隠れた名盤です。
※アルバムの題名「Burlesque(バーレスク)」とは今を遡ること19世紀、1800年代の中頃に中流階級以下の人々の娯楽を満たすシアターとして始まりました。 出し物は喜劇や音楽など多岐に渡り上流階級が親しんでいた喜劇劇場で、オペラや芝居の卑猥で下品なパロディが多かったそうですが、酒場などではまさに露出度の高い踊り子のショーを見て楽しんでいたそうです。(フレンチカンカン!) 1920年代や1930年代にはまさにコント入りストリップショーを指しましたが、現在このバーレスクの復興の声があるそうです。 日本でも戦後すぐの額縁ショーから昭和20年代後期にストリップのバーレスクが始まりその後のヌードショーの日劇ミュージックホールへと発展したそうです。

☆サム・テイラーとは関係ありませんが、上記のアルバムTease!: The Beat of Burlesqueの収録曲の中に映画音楽作曲家のElmer Bernstein(エルマー・バーンスタイン)のToots Shor's Bluesがあります。 これはブロードウエイのショービジネスをテーマにした1957年のSweet Smell of Success(成功の甘き香り)のテーマ曲です。
Sweet Smell of Success
Sweet Smell of Success VHSSweet Smell of Success
脚本家のErnest Lehman(アーネスト・レーマン)の原作をAlexander Mackendrick(アレクサンダー・マッケンドリック)監督が映画化したフィルム・ノワールです。 1956年のTrapeze(空中ブランコ)でも共演したBurt Lancaster(バート・ランカスター)とTony Curtis(トニー・カーティス)のコンビが出演しています。 バート・ランカスターは大物劇評論家を、そしてトニー・カーティスは小者ゴマスリ男を演じていますが、ジャズファンには嬉しいことにドラマーのChico Hamilton(チコ・ハミルトン)がChico Hamilton Quintetとしてナイトクラブのシーンに出演してます。(私の好きなチコのThe Chico Hamilton Quintet - Blue Sands (Jazz on a Hot Summer's Day)- YouTube
日本語字幕VHSビデオは成功の甘き香り

Audio-Visual Trivia 内にあるエルマー・バーンスタイン関連記事
The Man with the Golden Arm(黄金の腕)
The Great Escape(大脱走)
Devil In A Blue Dress(青いドレスの女)


テナーサックスも正統派からテキサステナー、R & Bテナー、ビバップテナー、ソウルテナーなどと色々です。
Audio-Visual Trivia内のエントリーではRoy Eldridge(ロイ・エルドリッジ)、Coleman Hawkins(コールマン・ホーキンス)、Illinois Jacquet(イリノイ・ジャケー)、Sonny Stitt(ソニー・スティット)、King Curtis(キング・カーティス)などの記事があります。
ブログ内に名前が書かれているテナーマンだけでもABC順で羅列してみると、Albert Ayler(アルバート・アイラー)、Barney Wilen(バルネ・ウィラン)、Benny Golson(ベニー・ゴルソン)、Ben Webster(ベン・ウェブスター)、Chu Berry(チュー・ベリー)、Dexter Gordon(デクスター・ゴードン)、Gene Ammons(ジーン・アモンズ)、Georgie Auld(ジョージ・オールド)、Hal Singer(ハル・シンガー)、Hank Mobley(ハンク・モブレー)、Herbie Fields(ハービー・フィールズ)、Herschel Evans(ハーシェル・ エヴァンス)、James Moody(ジェームス・ムーディ)、John Coltrane(ジョン・コルトレーン)、Julian Dash(ジュリアン・ダッシュ)、Lee Konitz(リー・コニッツ)、Lester Young(レスター・ヤング)、Ornette Coleman(オーネット・コールマン)、Sonny Rollins(ソニー・ロリンズ)、Wayne Shorter(ウェイン・ショーター)、Wild Bill Moore(ワイルド・ビル・ムーア)、の他、Bill Holman、Ira Sullivan、Tony Zimmersなどの名が出てきます。 貴方は誰のテナーサックス演奏が好きですか?

上記以外でSam (The Man) Taylor(サム・テイラー)のテナーが聴けるwfmuラジオのプレイリストでMGM時代のMan That's Choiceが聴けるのはPlaylist for Monica - April 8, 2005(Listen to this show: RealAudioをクリックしてクリップ・ポジション(再生バー)を1:56:42に移動)

上記で紹介したアルバムThe Beat of Burlesqueが聴けるwfmuラジオのプレイリスト(Listen to this show: RealAudioをクリック)
Sil AustinのSlow Walkが聴けるPlaylist for 18 May 2005 | My Subconscious DJ(Sil Austin Slow Walkの最後にある2:22:48 (Real)をクリックですが前の曲がちょっとかぶります。)


Sam "The Man" Taylor - Harlem Nocturne - YouTube
Sam "The Man" Taylor - Harlem Nocturne (1955)- YouTube

Voodoo Suite
サム・テイラーは1954年にPérez Prado(ペレス・プラード)とShorty Rogers(ショーティー・ロジャーズ)との共同名義のアルバム「Voodoo Suite」の録音に参加しています。
詳しくはブログ内のVoodoo Suite


Don't Drink and Do-It!
Knocked Up (2006) by Judd Apatow
Katherine Heigl and Leslie Mann in Knocked Up (2006)
ジャド・アパトウの笑えないコメディ第二弾! 「ノックトアップ」

Judd Apatow
ジャド・アパトウ(ジャド・アパトー)はJim Carrey(ジム・キャリー)関連の映画としては1996年にThe Cable Guy(ケーブル・ガイ)で制作側に名を連ね、2005年の「Fun with Dick and Jane(ディック&ジェーン 復讐は最高!)」の脚本に関わっています。 その後、日本未公開でしたが2004年にBewitched(奥さまは魔女)のWill Ferrell(ウィル・フェレル)やSteve Carell(スティーヴ・カレル)が出演したAnchorman: The Legend of Ron Burgundy(俺たちニュースキャスター)では制作、そしてスティーヴ・カレルが主演した2005年の「The 40-Year-Old Virgin(40歳の童貞男)」を監督しましがそれ以降はウィル・フェレルと組んで製作などに関わってきました。
そして今、再びジャド・アパトウが監督、脚本及びプロデュースする美人キャリアウーマンとプー太郎のありえないカップルを描いたR指定コメディ「Knocked Up(ノックトアップ)」が大ヒットしているそうです。 「できちゃった!」とはこれまたすごいタイトルですが、Gynecologic Jokes(産婦人科ネタ)を織り込んで現実的な問題を皮肉の基本姿勢で描いているそうです。 それにしてもいやらしい産婦人科の医師に「お姉さんと同じ。」と言われたアリソンも気の毒。 なんたってジャド・アパトウが監督ですからこの映画はただのコメディではなさそうですよ。 日本公開は大幅に遅れて2008年の12月です。
< 超一流コメディ!> 早く診たい!じゃなくて観たい!

Will It Turn From One Night Stand Tragedy To La Vie en rose?
酔っぱらった一夜の火遊びでデキチャッタ!新進ジャーナリストのAlison Scott(アリソン)役にはモデル出身でテレビシリーズの「Roswell(ロズウェル/星の恋人たち)」などに出演していたKatherine Heigl(キャサリン・ハイグル又はヘイグル)が演じます。
まさに、美女と野獣! テレビ番組の司会者になれて目下ノリノリ人生を楽しんでいる若い美女が酔った勢いで、何でこんな奴と"Let's Do It!"、そして2ヶ月後に身体に異変が Oh My God!
惨劇転じてハッピーエンドなるかはあの無精髭男の手中にありやなしや!
ヒロインのアリソンが『ああはなりたくない!』と思っている倦怠夫婦の見本である姉のDebbie(デビー)にはジャド・アパトウ夫人のLeslie Mann(レスリー・マン)が演じますが、同じくジャド・アパトウ映画の常連であるIris ApatowとMaude Apatow(ジャド・アパトウの娘)がアリソンのおしゃまな姪っ子姉妹を演じています。 デビーの夫のピートにはPaul Rudd(ポール・ラッド)です。 まるで縫いぐるみのクマちゃんみたいな風貌の、大人になり切れないBen Stone(ベン)を演じるのが2004年の「俺たちニュースキャスター」や「40歳の童貞男」にも出演したヴァンクーバー出身のSeth Rogen(セス・ローゲン)で目下人気上昇中です。 セス・ローゲンの"セス"という名前は1998年に「City of Angels(シティ・オブ・エンジェル)」でNicolas Cage(ニコラス・ケイジ)が演じた天使の名前ですが、Meg Ryan(メグ・ライアン)が言った「セスって、変わった名前ね。」というセリフを思い出しました。 映画の中では冴えない無責任男の役を演じたセス・ローゲンは若手のコメディ俳優ですが、プロデューサーやエミー賞やMTV Movie Awardsにノミネートされた脚本も手掛けるマルチタレントの映画人でもあり、「ノックトアップ」では出演と製作総指揮も担当しています。 テレビの"Friends(フレンズ)にも出演していたPaul Rudd(ポール・ラッド)が義兄のPete(ピート)役を演じるなどまさに「40歳の童貞男」の同窓会のようです。 セス・ローゲンの次回出演作品は日本未公開ですがジャド・アパトウがプロデュースするGreg Mottola(グレッグ・モットーラ)監督の2007年のコメディ映画でSuperbad(スーパーバッド 童貞ウォーズ)で、セス・ローゲンは製作総指揮及び脚本も担当しています。(2007年8月にアメリカで公開) 2008年8月にアメリカで公開のDavid Gordon Green(デヴィッド・ゴードン・グリーン)監督の犯罪コメディ映画「Pineapple Express」で脚本を手掛けマリファナ中毒のDale Denton役で主演します。 麻薬を買うために売人と会いいかれたオマワリと麻薬王がつるんだ殺人現場を目撃してパニックに陥ったデイルがレアな麻薬を投げ捨てこちからで足が付くというストーリーなんだそうです。 タイトルのPineapple Expressとは新種の大麻だとか。 アニメでは2007年のKung Fu Panda(カンフー・パンダ)でカマキリの声を担当する他、2008年にはダレダーレの窮地を救う像のホートンの冒険を描いたHorton Hears a Who!(ホートン ふしぎな世界のダレダーレ)や妖精をテーマにした冒険ファンタジーのThe Spiderwick Chronicles(スパイダーウィックの謎)でも声の出演をしています。

Knocked Up Synopsis
なぜこの曲なのかは全く分りませんがまさか"Hey, baby, I like it rawww..."じゃないでしょうが、Ol' Dirty Bastard(オール・ダーティ・バスタード)の"Shimmy Shimmy Ya"で始まる「ノックトアップ」の冒頭シーンはおバカな若者たちの戦いごっこからジェットコースタまで享楽の限りを尽くした日常を描き出します。 方やレスリー・マンが演じる姉一家の屋敷内でプールサイドの離れに住んでいるのはテレビ局に勤務するアリソンです。  コンピュータに携わって怪しいウエブサイトの制作が仕事のベンとルームメイトの総勢5人のばっちい青年どもの一人であるジェイソンはJason Segel(ジェイソン・シーゲル)が演じています。 ジェイソン・シーゲルはポール・ラッドと共に2008年の「Forgetting Sarah Marshall(寝取られ男のラブ♂バカンス」で脚本及びピーター役で主演しているばかりでなく自作の"Dracula's Lament"まで歌っています。
Kickin' Fuckin' Ass
アリソンはめでたくTV局のインタビューの仕事に抜擢され姉のデビーと喜びを分かち合おうと町へ繰り出します。 クラブに入るとそこにあのベンのご一行さまが来ていたのです。 立て混んだカウンターに飲み物を取りにいったアリソンとベンが偶然隣り合わせとなりビールを融通したことから知り合いになります。
Katherine and Seth Dancing at the bar - YouTube
仲間の男に促されたベンはアリソンとデビー姉妹のテーブルにてのこのことやってきます。 ジェイソンはデビーが気に入ったようで「綺麗だね」褒めたところ、アリソンが余計なお世話で「姉は結婚してるのよ。子供が二人もいるの。」と暴露。 そこにまさに子供が水ぼうそうだと電話が入るのです。 「まだここにいるわ。」と言うアリソンを残して姉は家に帰ります。 なにしろ今夜は嬉しいからアリソンは飲む、飲む、飲む。 踊る、踊る、踊る。 相手は誰でもいい! ベンのもしゃもしゃ頭に触って「貴方のカーリーヘアが好きよ。」とまで言ってしまう。 ラッキーなのはベン 「でへへ。」 酔っ払って意気投合しちゃった二人はクラブを出るやいなやアリソンがベンに飛びついてキッス! 即ベッドへ直行! ベンはこんな場合に備えての用意があったが慣れていないから手間取って。。。早く!早く!と急かすアリソンの声でやむなく放棄! さて、翌朝、朝日に照らされた自分の部屋でアリソンはばっちいケツを見た。 なんてこった! 起こされたベンは「む、俺たち、やっちまったのか。」 朝ご飯をご所望のベンを連れて食堂へ。 ベンはアリソンの名詞をゲット。 まずは大成功。

さて、あの一晩の情事から8週間が経ちました。 タマゴの細胞分裂の映像。 テレビのお仕事中のアリソンに細胞分裂の結果生じる現象が。 おえっ、おえっ。 スタッフの質問は「何食ったの? 流感か?」
家に帰ったアリソンはデビーに相談。 覚えが無いけれど、まさか、あの、くまちゃんと。 慌てた二人は薬局に駆け込み手当たり次第に妊娠検査薬を買い込む。 トイレにこもって全部お試し。 どれもこれも陽性! その男の電話番号は?と聞くデビーにアリソンが答えられるのはベンのばかげたウエブサイトのことだけ。 Fressy of the Starsのサイトはなんと工事中! そこで姉はサイトに書かれたメンバーのメールアドレスからベンにメールを送信する。 "What is your number? I need to speak with you right away." これを受け取ったベンは仲間と大喜び! やったー!(本当にやった。) さっそく電話番号にスマイルマークも添えて即刻返信。 当然のこと、すぐにアリソンから電話で「明日の晩に食事にいかが?」とお誘い。 ベンも仲間も当然期待しているのはアレ。 レストランで会った二人、「なんであたなに電話したかというと、妊娠したからよ。 貴方が赤ちゃんの父親なの。」とアリソンから聞いたベンは言葉を失う。 結局二人は翌週に病院に行くことにする。 「9週です。おめでとう!」と医師からおめでたくないお言葉を頂きショックで泣き出すアリソン、戸惑うベン。 結局愛の結晶を受け入れることに決めたアリソン。 そう望むベンともっとお互いを知り合うことにする。 この時レストランで流れる曲はThe Little WilliesのNorah Jones(ノラ・ジョーンズ)が歌うLove Meです。 この曲は1956年にMike Stoller(マイク・ストーラー)とJerry Leiber(ジェリー・ライバー)のコンビがElvis Presley(エルヴィス・プレスリー)に書いた曲です。 お手々つないですっかり若夫婦のように歩くアリソンとベンは赤ちゃん用品を見に行ったり、ベビードレスや妊娠ガイドブックを買ったりと親になる準備に余念がありません。 妊娠中の注意事項。 寿司食うな。 麻薬やるな。 トランポリンするな。
もう24週目、つまり6ヶ月が経過しました。 どんどんせり出してくるアリソンのお腹。 そんな折、Bob Marley & The Wailers(ボブ・マーレイとワイラーズ)の"Put It On"をBGMにベンがマリファナを吸ってハイになっていると突然すっごい地震! カルフォルニアだから地震も珍しくないようだが全員表に飛び出す。 警戒中のパトカーが通り過ぎる時、ベンはまだ手にしていたマリファナ用水ギセル(bong)に気付き慌てて割って捨てた。 それからアリソンとベン、そして姉夫婦間にもすったもんだがあり、意気投合したベンとデビーのポールの二人はラスヴェガスに繰り出し羽目を外すがそれも飽いて二人とも家に帰りたくなる。 娘のバースデイ・パーティにやって来たベンは「俺はもうそんな男じゃないんだ。」とアリソンに言う。 確かにベンの顔は映画の冒頭からみるとずっと大人っぽくなっている。 産み月まであと2ヶ月という大きなお腹をかかえてテレビのインタビューの仕事をこなすアリソン、そのスターたちの中にカメオ出演でスティーヴ・カレルやJessica Alba(ジェシカ・アルバ)の顔も見えます。 テレビ局でボスに呼ばれた妊娠8ヶ月のアリソンはクビかと思いきや計らずしてお腹の大きなインタビューアが人気があると判明した模様で、腹のでかさに比例して視聴率も上がったとか。 めでたし、めでたし。 アリソンはラマーズ法へ通ったり、赤ちゃん用品を揃えたり、ベンは部屋の模様替えをするなど着々と出産準備が整っていった。
そして、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!!!

車でベンが駆けつけるとアリソンはリラックスするために泡風呂の真っ最中。 やっと入院できて、さて分娩。 アリソン自身の大写しには度肝を抜かれるがトリックだからご安心。 無事に生まれた赤ちゃんを抱くアリソン。 女児誕生、おめでとう!
エンディング・クレジットはハワード医師として出演もしている歌手のLoudon Wainwright III(ラウドン・ウェインライト)の歌で"Daughter"と"Grey in L.A"

Don't Drink & Do-It, or Possibly Knocked Up
<飲んだら乗るな! 飲んだらやるな!>
結婚する気もなかったのに"デキチャッタ!"なんて若い女性には深刻な問題を取り上げ、その若者カップルの困惑や正しい行動をとろうとする道徳観念や、男と女がそれぞれ相手に期待する生来の矛盾など恋愛について率直に描いているそうです。 それほど露骨でもなさそうですが産婦人科関連のお下品な下ネタは映倫にひっかかりそう。
※ちなみにタイトルの"Knocked Up"は「妊娠させる」だそうです。
「ノックトアップ」のスチール写真と人物紹介が見られるKnocked Up Photos - moviefone.com(nextをクリックすると30枚見られます。)
※英語ですが映画のあらすじが詳しく書かれたCHICAGOLANDYP.com - Knocked Up(写真はサムネールをクリックで拡大)
それでは皆様、くれぐれも飲んだら  Don't Dooo IT!

video"Knocked Up"のオフィシャルサイトはKnocked Up Official Trailer
Knocked Up International Trailer - YouTube
Knocked Up exclusive clip - YouTube
Judd Apatow Interview - YouTube

The dipstick presents high levels of HCG ... Woooow, Knocked Up!
オフィシャルサイトでENTER THE SITEをクリックしてすぐにローディング画像として出てくるシロモノは、ページトップの画像で姉妹が見ているのと同じHome Pregnancy Test Kit(妊娠検査薬)のようです。 1回分が1000円ほどとちょっとお高い検査スティック(もしくはスリップ)は即結果を示してくれるので、基礎体温を計るGynecological Thermometer(婦人体温計)と合わせて良く使用されるそうです。 この尿検査スティックは赤い丸とかラインが出れば陽性(プラス)で妊娠の可能性大! 結果は嬉しかったり悲しかったり!
※オフィシャルサイトのMUSICをクリックするとサウンドトラックが聴けます。
アメリカでは2007年の6月から公開されてBox Office(興行成績)でも上位(6月当初は第2位)にありました。 日本での公開は、2005年の「40歳の童貞男」が翌年2006年に公開されたより遅れて、2008年にジャド・アパトーが制作したコメディ映画「Forgetting Sarah Marshall(寝取られ男のラブ♂バカンス)」と同時に2008年12月に公開です。
「ノックトアップ」の後は2008年にキャサリン・ハイグルが主演する27 Dresses(幸せになるための27のドレス)に期待しましょう! この映画でもキャサリン・ハイグルは飲んでできちゃった!はないですがやっちゃった。
ちなみにイギリスの「Empire誌」恒例の2007年のSexiest Movie Starでは"Knocked Up"でのキャサリン・ヘイグルが第84位に選ばれているそうです。

Let's Do It, Let's Fall in Love
"Knocked Up"の予告編で流れている歌は さて何でしょう?
この曲はサウンドトラックには収録されていませんが、Eartha Kitt(アーサー・キット)のLet's Do It (Let's Fall in Love)です。
Let's Do It - Eartha Kitt - YouTube
1928年にCole Porter(コール・ポーター)が作った"Let's Do It"はLouis Armstrong(ルイ・アームストロング)のユーモラスなヴォーカルが知られていますが、セクシーバージョンのアーサー・キットの他にも、The L Word(Lの世界)のサントラではElla Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)が歌っています。 この他にも"Let's Do It"はBillie Holiday(ビリー・ホリデー)、Dinah Washington(ダイナ・ワシントン)、Peggy Lee(ぺギー・リー)といった女性ジャズ歌手やFrank Sinatra(フランク・シナトラ)などの男性歌手も歌っています。 歌詞にはいくつかのバージョンがありますが、オリジナルの「Chinks do it, Japs do it,」といった差別的かつ不適切な歌詞はchimpanzeesやkangaroos に変えられたそうです。(チンクは中国人でジャップは日本人の蔑称)
☆When the little bluebird, Who has never said a word ...と歌われる「Let's Do It」の歌詞はJoan Jett Lyrics - Let's Do It
思わせぶりな「Do It」とという言葉はMarilyn Monroe(マリリン・モンロー)が朝鮮戦争時代の1954年に歌ったGeorge Gershwin(ジョージ・ガーシュイン)作曲の「Do It Again」にも使用されています。
モンローの「Do It Again」についてはApril Stevens(エイプリル・スティーヴンス)
予告編で流れるLet's Do It, Let's Fall in Loveはアーサー・キットのアルバムPurr-Fect: Greatest Hitsに収録されています。

Knocked Up Soundtrack
「Knocked Up」の音楽はJoe Henry(ジョー・ヘンリー)ですが、映画で使用されている曲目にはボブ・マーリーの子供であるレゲエのDamian Marley(ダミアン・マーリィ)、キルビル2のサントラで"Black Mamba"を歌ったヒップホップ集団のWu-Tang Clan(ウータン・クラン)、ニューウェーブのB-52's(ビー・フィフティートゥーズ)、そしてイギリスで注目のLily Allen(リリー・アレン)などのアーティストたちの音楽が使用されているそうです。
※シンガーソングライターのジョー・ヘンリーは2002年に"King of Rock and Soul"と呼ばれたSolomon Burke(ソロモン・バーク)がグラミー賞を受賞したアルバム「Don't Give Up on Me」をプロデュースしたことでも知られています。(魅惑のテナーサックス奏者と呼ばれたサム・テイラーが吹き込みに参加したこともあり) 2006年のThe Devil Wears Prada(プラダを着た悪魔)でMadonna(マドンナ)の曲作りにソロモン・バークも参加したそうですがJumpはサントラには収録されていません。
Damian Marley - All Night
Shimmy Shimmy Ya" By The Wu-Tang Clan
The B-52's Rock Lobster
Lily Allen - Smile

Loudon Wainwright III
2007年5月に発売された「Knocked Up」のサントラは普通とはちょっと違っています。 通常サウンドトラックCDは映画に関連した画像のCDカバーなのですが、エリートミュージシャンのLoudon Wainwright III(ラウドン・ウェインライト)の1998年のポップスとクラシックの融合音楽といわれるデビューアルバムがジャド・アパトウ監督ご指定の"Knocked Up"サントラなんだそうです。 これが通には意外と人気なのです。 へえ~! 映画で使用されたラウドン・ウェインライトの自作自演の"Daughter"、"Grey in LA"、"Feel So Good"、"So Much To Do"、"X or Y"や"Passion Play"などが収録されているアルバムです。
Strange Weirdos: Music from and Inspired by the Film Knocked Up
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Knocked Up DVD
2008年に邦題が「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」として2008年12月に映画か公開されるので、DVDが2009年2月6日に発売されますが日本のDVDカバーはSeth Rogen(セス・ローゲン)のようです。
無ケーカクの命中男/ノックトアップ
Knocked Up DVD
Seth Rogen as Ben Stone
日本では「Knocked Up」の輸入版のDVDがオークションなどで7000円から9000円で入手できることもありますが、無理に購入することはありません。 そのうちテレビの洋画劇場などで放映されるかもしれません。