May 2008 Archives


Fool's Gold OST
Fool's Gold [Original Motion Picture Soundtrack]

Kate Hudson and Matthew McConaughey in Fool's Gold (2008)

さあ、夏ですよ。 夏と言えば海! 海といえばトロピカルなカリブです。 カリブといえば海底に沈んだ金銀財宝。 トレジャー・ハンティング! 誰が何と言おうと、お宝はめっけたもん勝ち。

Fool's Gold
Andy Tennant(アンディ・テナント)が監督する「フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石」はアドベンチャー!というよりはロマンティックなコメディです。 コメディというよりもっとコミカルなアクション・アドベンチャーです。
「フールズ・ゴールド」で注目すべき点の一つはパラダイスのような美しい風景ですが、海底シーンはカリブのBahamas(バハマ諸島)で撮影し、残りはオーストラリアのゴールドコストなどで撮影したそうです。 美しいカリブの海、でも夏の南海のバハマは水母(クラゲ)のシーズンでもあるらしいです。 クラゲは見てるぶんには美しく優雅な動きに癒されますが、オーストラリアや日本近海にも見られるMoon Jellyfish(Aurelia)とも呼ばれるミズクラゲでも触れると毒性は少ないもののミミズ腫れになるそうですから人間より大きなクラゲが大量発生したら撮影どころじゃありません。
クラゲなんてなんのその。 それっ!宝探しにカリブ海に行こう!
Jellyfish Aurelia - YouTube
The Holiday in Bahamas - YouTube

宝探しに夢中になったサーフィン野郎のBen Finn Finnegan(ベン・フィン・フィネガン)をMatthew McConaughey(マシュー・マコノヒー)が演じ、別れても未練の残るフィンの元妻のTess(テス)には2003年にHow to Lose a Guy in 10 Days(10日間で男を上手にフル方法)で共演したKate Hudson(ケイト・ハドソン)です。 5年後のマシュー・マコノヒーは「10日間で男を上手にフル方法」からみるとセクシーというよりも大分ゴツクなっていますが、脱ぎに脱ぎまくりコンガリ焦げたゴールデン・カップルはまるで本当のご夫婦のように息もピッタリでドタバタ喜劇を楽しんでいるようです。 昨今の大型プロジェクト映画とは違って特殊効果もCGもないという珍しいアドベンチャー映画だそうです。 本当?

ロマンティックな音楽でオープニングは、嘘か真か、嵐で沈んだお宝についての歴史的叙述。 海中ではBooty Callというポンコツ船でダイビングをしているフィンと相棒。 そこへどこからともなく紙がヒラヒラと舞い込んできてボロ船が火事に。 そうとも知らないフィンたちは海底でボンベの修理に夢中。 ところが海上ではボートが大爆発。 海底にフィンたちの船が沈んで来たから、さあ大変。 取りあえず沈んだ船から奥さんの写真を持ち帰るフィン。
フィンは18世紀に海底に沈んだという伝説のスペイン財宝の海底発掘調査に憑かれて自分の財産を全て沈めてしまいました。 そう、車もクレジットカードも無し、大切な奥さまとの結婚生活までも沈没させたのです。 一方、愛してはいるものの、ありもしない金鉱を探す山師みたいなフィンに三行半を突きつけたテスは新たな人生に向けて船出をしようと億万長者の豪華ヨットで働くことにします。 大型豪華ヨットの主は1976年にIl Casanova di Federico Fellini(フェデリコ・フェリーニ カサノバ)で色事師のカサノバを演じたDonald Sutherland(ドナルド・サザーランド)です。

そんな折、フィンはお宝の在り処についての重大な手がかりを発見したのです。

Woow! この新情報を得たからには運が向いてきたぞ!と、海底から中世の皿のカケラを持ち帰ったフィンはテスが働いている豪華ヨットに乗り込む算段をします。 なぜって、ぼろいサルベージ船は燃えちゃったし、ここはひとつ財閥に頼るしかないでしょう。 ショッピングを楽しむためにヘリコプターで豪華ヨットに到着したのはセレブ好きで命より大切な新型携帯電話、iPhoneなんて目じゃないBlackberry(ブラックベリー)をお宝とするお嬢様です。 お嬢様は高感度100パーセントのフィンの魅力にまんまと乗せられてしまって、大金持ちのパパを説き伏せてお宝探しに手を貸すことになります。 なんたってゴムボートでやって来たフィンはお嬢さまの携帯の、いやお帽子の、いや命の恩人なのですから。 とても特殊撮影ではないなんて信じられないハイ・ジャンプ! うっそ!
金持ちパパとお嬢さまはダイビングの練習から。 さて、これでお宝はゴールデン・カップルのもの! と思いきや予期せぬ邪魔が入ります。 それまで見方だった古くからのライバルのMoe Fitch(モー)や借金取立て屋のギャングの"Bigg Bunny"が財宝の所有権を主張し始めたもんだからモー大変、ドタバタ騒動が巻き起こります。 いずれにせよ、よく殴られるフィンですが、夜の深海にテスと二人で潜ってのお宝探しはとても美しいシーンです。 そうです、信ずる者は報われるのです。 えっ、海じゃないの? いや、海には違いないです。 ジャマイカには岩の裂け目から海水が噴出す海底洞窟があるんです。

予告編が観られる「フールズ・ゴールド」のオフィシャルサイトはトレーラーが長いフランス語版をお勧め!
Fool's Gold - WarnerBros.fr
アメリカでは2008年2月に公開されましたが、日本では夏休み前の2008年5月31日に公開です。
ギャングに足を鎖で縛られイカリを付けて海底に沈んだフィンは自力で海上に浮かび上がり漂流している冒頭のシーンで通りかかったモーターボートに助けられます。 そのボートに乗っている若い娘のおふざけでポロリ、チラリ、いや、オラオラッと見せちゃいますが、恋人同士で観ても家族で観ても大丈夫そうです。

Andy Tennant
「フールズ・ゴールド」はWill Smith(ウィル・スミス)が主演した2005年のHitch(最後の恋のはじめ方)以来3年ぶりのアンディ・テナント監督のロマコメ作品です。 アンディ・テナントはオルセン姉妹が出演した1995年のIt Takes Two(ひとりっ娘2(ひとりっこのじじょう)や1996年のFools Rush In(愛さずにはいられない)などを監督しています。

Matthew McConaughey
2003年「10日間で男を上手にフル方法」の後に2005年のSahara(サハラ 死の砂漠を脱出せよ)に出演したマッチョなマシュー・マコノヒーですが、2006年にSarah Jessica Parker(サラ・ジェシカ・パーカー)と共演したFailure to Launch(恋するレシピ 理想のオトコの作り方)からは2年ぶりです。 碧い目の蠍座の男、最もセクシーと言われるムキムキのマッチョマンのマシュー・マコノヒーはもう30代の終わりに近づいています。 20代のモデルのCamilla Alves(カミラ・アルヴェス)が一番有力説あり。(えっ、もう産まれるって? でもまだ結婚はしないって? マシュー・マコノヒーのブログでは1月15日に発表されていました。) なんでぇ、なんでぇ、「フールズ・ゴールド」の撮影にも付いて来てたのか。 2008年の次の作品はサーファー野郎のコメディ映画「Surfer Dude」ですがこちらもバハマで撮影だとか。
Matthew McConaughey "I'm Going to Be a Dad" - YouTube
Matthew McConaughey Official WebSite(enter→come in→photos, Matthew's blog)

Kate Hudson
「フールズ・ゴールド」」ではフィンの妻を演じたケイト・ハドソンは実生活ではすでに子持ちでケイトのお宝は「息子」だそうです。 ところで「フールズ・ゴールド」の宣伝画像に使用されている写真のケイト・ハドソンはそれなりに修正されていますが、実際は大きくしようかなっと悩んでいるそうです。 いやいや、ぜったいに膨らまさないで下さい。 健康的な笑顔だけて大満足です。 ケイト・ハドソンは2009年にRob Marshall(ロブ・マーシャル)監督の「Nine」でNicole Kidman(ニコール・キッドマン)やPenélope Cruz(ペネロペ・クルス)と共演します。
ブログ内のケイト・ハドソンの映画には日本未公開でしたが2005年のブードゥースリラー映画のThe Skeleton Key(スケルトン・キー)があります。

Alexis Dziena
おヘソ美人の"ジェマ"お嬢様を演じるのは笑い声がチャーミングではしゃぎまくりのアレクシス・ジーナです。 本作では脱ぎませんが大股開きの股間ぎりぎりにモリが突き刺さる大サービスでした。 2005年にJim Jarmusch(ジム・ジャームッシュ)が監督したのBill Murray(ビル・マーレイ)主演のコメディ映画「Broken Flowers(ブロークン・フラワーズ)」でSharon Stone(シャローン・ストーン)の娘役を演じ携帯片手にオールヌードをご披露したのであります。 このロリータちゃんは可愛いお顔に似合わず脱ぎっぷりがはんぱじゃありません。(写真を見ただけで映画は未見)
No Nude Alexis Dziena Photos - YouTube


Fool's Gold DVD
Fool's Gold DVD
Fool's Gold

Fool's Gold Soundtrack (OST)
ページトップの画像は2008年3月にリリースされたGeorge Fenton(ジョージ・フェントン)音楽の「Fool's Gold」のサントラです。 ジョージ・フェントンは2005年に前述のHitch(最後の恋のはじめ方)とNicole Kidman(ニコール・キッドマン)が主演した「Bewitched(奥さまは魔女)の音楽を手掛けていますが、アンディ・テナント監督の映画では1998年のEver After(エバー・アフター)以降は「最後の恋のはじめ方」を含めて全部の映画で音楽を担当しています。
Fool's Goldのサントラにはメインテーマ曲の"Fool's Gold Theme"、サルベージ船のBooty Callsは?という"Where's the Boat?"、サラ金取立て屋のBigg Bunnyのテーマの"Debt Collector"、着陸する所はどこ?という"Where's the Plate?"、ジェマお嬢さまのお帽子をキャッチの"Saving Gemma's Hat"、クラゲとスペイン女王の持参金という"Aurelia and the Queens Dowry"、財宝とフィンの脱出とフロート水上機という"The Treasure, The Kidnap and the Sea Plane"、戦利品の分配という"Sharing the Spoils"などなど映画のストーリーにそって美しい音楽が使用されています。(一部誤りあり、かも。)

Reggae! and Ska!
映画はカリブだからカリビアン・ミュージック! レゲエ & スカ!
ラテン系の曲にはFrank Ricotti(フランク・リコッティ)のパーカッションです。 映画で使用されたラテン音楽は、レゲエの王様Bob Marley(ボブ・マーレイ)に影響を受けたナイジェリアのアーティストのMajek Fashek(マジェック・ファシェック)が歌う"Love and Affectio"、2006年に急逝したIsraelites(イスラエルちゃん)のヒットで有名なイギリスのキング・オブ・スカのDesmond Dekker(デスモンド・デッカー)が歌う"You Can Get It If You Really Want"、全く知らないアーティストですが、Ali Dee(アリ・ディー)が書いたという"Call Me Thumper"をClassicが歌う他、ロンドンを活動基盤とするデュオグループで癒し系レゲエのThe Dualersが歌う"Truly Madly Deeply"などで、サントラに収録されています。
「Fool's Gold」サウンドトラック全25曲の試聴ができる!
Fool's Gold (Original Score) - Barnes & Noble.com

Majek Fashek
"Let It Shine"、"I Am Not Afraid"、"Josiah King Of Kings"がフルで聴けるMajek Fashek - MySpace.com
Desmond Dekker
"Israelites"、"You Can Get It If You Really Want"、"Jamaican Ska"、"Rudy Got Soul"が試聴できるDesmond Dekker - MySpace.com
The Dualers
"Take a Trip"、"Jack Frost"、"Travelling、Havene't You Heard"が聴けるThe Dualers - MySpace.com

Another Treasure Hunting Movies
カリブやバミューダなどの海底に沈んだ財宝を探すというプロットの冒険プラスお色気映画は珍しくはありません。
Brigitte Bardot(ブリジット・バルドー)が17歳で出演した今でも人気の1952年のManina, la fille sans voile(ビキニの裸女)をはじめ、Jane Russell(ジェーン・ラッセル)が主演した1955年 Underwater!(海底の黄金)、又は音楽がCarlo Rustichelli(カルロ・ルスティケリ)だった1955年のLe Tresor de Rommel(海底の争奪)、そして1957年にSophia Loren(ソフィア・ローレン)が主演したBoy On A Dolphin(島の女)、Francois de Roubaix(フランソワ・ド・ルーベ)の音楽が美しい1967年にAlain Delon(アラン・ドロン)とLino Ventura(リノ・ヴァンチュラ)が共演したLes aventuriers(冒険者たち)、音楽はJohn Barry(ジョン・バリー)でしたがDonna Summer(ドナ・サマー)の主題歌がヒットした1977年のThe Deep(ザ・ディープ)、Jennifer Beals(ジェニファー・ビールス)も出演している2000年のAfter the Storm(アフター・ザ・ストーム)などと私が知っているだけでもこんなにあります。


Gene Ammons aka Jug
私の好きなジャズのテナーサックス奏者は以前にも何人か記事にしましたが、まだまだいます。 それは、すぐにそれと分かるほどダイナミックでヘビーなサウンドのビバップ・テナーサックス奏者のジーン・アモンズです。 ビッグバンドからソウルまで幅広く活躍したシカゴスタイルの創始者の一人といわれるジーン・アモンズはIllinois Jacquet(イリノイ・ジャケー)やArnett Cobb(アーネット・コブ)などの派手なテキサス・スタイルに対して、洗練された表現力なのだそうです。 ジーン・アモンズもConn 10M(コーン・テン・エム)という野太いサウンドのテナーサックスを愛用していたそうですが、テナーに関してはテキサスでもシカゴでも私には共に重量感タップリに聞え、実際にどちらの吹き方がどう違うのかは全く分かりません。

Coleman Hawkins(コールマン・ホーキンス)やBen Webster(ベン・ウェブスター)、そしてLester Young(レスター・ヤング)に影響を受けたといわれるジーン・アモンズですがチャリー・パーカーのレパートリーも演奏しています。 ジーン・アモンズは1945年にSonny Stitt(ソニー・スティット)やテナーサックスのDexter Gordon(デクスター・ゴードン)と一緒にトランペットのDizzy Gillespie(ディジー・ガレスピー)も在籍していたことがあるBilly Eckstine(ビリー・エクスタイン)のビッグバンドに参加し、デクスター・ゴードンをフィーチャーしたビリー・エクスタインの「Blowing the Blues Away 1944-1947」での演奏"Blowing the Blues Away"が有名だそうです。 1949年にはWoody Herman(ウッディ・ハーマン又はウディ・ハーマン)楽団でソロとなり、1950年頃にテナーサックスのソニー・スティットとバトル・チーム(デュエット)のGene Ammons-Sonny Stitt Bandを結成して大いに人気を博しました。 Gene Ammons All Starsとしてソニー・スティットとのセッションアルバムもありますが、ジーン・アモンズはビバップからR&B、ソウルと幅広く接触したソロイストで、モード・ジャズにはあまり興味を示さなかったそうです。 1958年から1968年の間に麻薬所持で2度の服役がアモンズのキャリアを中断させたと言われます。 1969年に復帰した時にはそれまでの演奏スタイルをちょっと変えてファンクやアバンギャルドにも挑戦したそうです。

Good-Bye
1940年代にPaul Whiteman(ポール・ホワイトマン)やBenny Goodman(ベニー・グッドマン)などの編曲者としても有名なGordon Jenkins(ゴードン・ジェンキンズ)が1935年に作曲した"Goodbye"という物悲しい曲がありますが、その曲を吹き込んで間もなくの1974年にジーン・アモンズは亡くなりました。 テナーサックス・バトルも良いですが、私はジーン・アモンズが演奏するジャズのスタンダードが大好きです。
※私が好きなゴードン・ジェンキンズのヒット曲には1949年にはAndrews Sisters(アンドリュース・シスターズ)が歌った"I Can Dream, Can't I"や、Louis Armstrongの"Blueberry Hill"、そしてSusan Hayward(スーザン・ヘイワード)が主演しVictor Young(ヴィクター・ヤング)が音楽を担当した同名の映画「愚かなり我が心」のテーマソングでBilly Eckstine(ビリー・エクスタイン)の歌でもヒットした"My Foolish Heart"などがあります。

ListenLP盤「Chicago's Boss Tenors 1948-1956」からジャンプブルースのテナーサックス奏者のTom Archia(トム・アーチア)とジーン・アモンズが演奏するThe Battleが聴けるWFMUラジオのプレイリストはBob Brainen's playlist - January 6, 2008(Tom Archia and Gene Ammonsの行で最後の1:28:34 (Real) をクリック)
ジーン・アモンズがスキャットを入れている78回転のAbdullah's Fiestaが聴けるWFMUラジオのプレイリストはPlaylist for Marc Grobman - June 2, 2002(Listen to this show: RealAudioをクリック、クリップ・ポジションを33:35に移動)
は2005年リリースCDアルバムの「1947-1949」や「"Jug" Sessions」、そして「You Can Depend On Me」(Quadromania Jazz)などに収録されています。
Gene Ammons - It Might As Well Be Spring 1958- YouTube
(with John Coltraneand Mal Waldron, et.al.)
C Jam Blues - Gene Ammons 1961 - YouTube
(from (LP) Gene Ammons Live! In Chicago)
Gene Ammons - Jug Eyes 1970 - YouTube
(from (LP) The Black Cat)

☆レアな1947年の"Blowin' Red's Top"や1949年の掛け合い入りの"Brother Jug's Sermon"から1947年のボーカル入りの"Hold That Money"、"Old Folks"や"Street Of Dreams"のようなバラード、そしてMary F. Grahamらしき歌手のヴォーカルでセンチメンタルな"Bless You"をGene Ammons & His-Sextetの演奏などが聴けます。 なぜ"Grahamらしき歌手なのかというと"ジーン・アモンズのアルバム「1947-1949」や「Jug And Sonny」ではMary F. Grahamが歌っているのですが、ピアニストのChristine Chatmanも歌っているそうなのでどっちだか私には分かりません。
ジーン・アモンズの1940年代後期と1950年代初期の演奏が聴ける!
(検索窓にGene Ammonsと入力、曲名をクリック)
Gene Ammons - Jazz On-line

ジーン・アモンズのアルバム

Fine and Mellow
ページトップはボスと呼ばれるだけあって凄みのあるジーン・アモンズの顔をカバー画像にしたアルバムです。 "Fine and Mellow"をはじめ、"奇妙な果実"や"God Bless the Child"、そして"Lady Sings the Blues"などBillie Holiday (ビリー・ホリディ)の持ち歌から4曲を収録してあります。
試聴はFine and Mellow - Barnes & Noble.com

Blowing The Blues Away 1944-1947
ジーン・アモンズとデクスター・ゴードンが競演したビリー・エクスタインのアルバムは、歌はもちろんビリー・エクスタインですが、テナーサックスにデクスター・ゴードンとソニー・スティット、トランペッターのMiles Davis(マイルス・デイヴィス)やDizzy Gillespie(ディジー・ガレスピー)の他に、ドラムにArt Blakey(アート・ブレイキー)など豪華メンバーです。

Boss Tenors: Straight Ahead from Chicago 1961 - Gene Ammons with Sonny Stitt
オリジナルの録音は1961年というジーン・アモンズとソニー・スティットという2大アルト&テナーのサックス・バトルが熱いシカゴで録音したセッションの名盤です。
Boss Tenors by Gene Ammons and Sonny StittBoss Tenors: Straight Ahead from Chicago 1961
一番人気の"Canadian Sunset"、私の好きな"Blue Ammons"、"My Romance"などを収録した1960年にピアノのTommy Flanagan(トミー・フラナガン)が参加しているセッション・アルバムの「Boss Tenor」とは別のCDです。(このアルバムも素晴らしい。)

Goodbye - Gene Ammons
アルバムのタイトル曲となっている私の好きな"Goodbye"の他、"It Don't Mean A Thing"や"Geru's Blues"などを収録したジーン・アモンズ遺作アルバム(2002年リリース)
Goodbye - Gene AmmonsGoodbye

The Prestige Gene Ammons Sessions
Angel Eyes: Greatest Hits, Vol. 1: The Sixties
Greatest Hits by Gene AmmonsGreatest Hits, Vol. 1: The Sixties
1988年にPrestige(プレスティッジ)からリリースされたバラードを集めたアルバム「Greatest Hits, Vol. 1」には、代表曲のCanadian Sunsetはもちろんのこと、ちょいとファンキーな"Blue Ammons"やとろける"My Foolish Heart"などの他に私の好きな"Angel Eyes"が収録されています。 この曲を聴くと私はドリフのカトちゃん状態になるのです。 加藤茶はタブーを聴くと「ちょっとだけよ」を始めます。(私はトロけるだけで片足は上げません。)
ビバップもいいですが私はしっとりとジーン・アモンズのソロを聞かせるこのアルバムが一番のお気に入りです。 "Twisting the Jug"などのB-3ハモンド・オルガンはWillis "Gator" Jackson(ウィリス・ジャクソン)のアルバムの「Together Again!」でも"Angel Eyes"を演奏しているJack McDuff(ジャック・マクダフ)です。 ジャック・マクダフといえば、ソニー・スティットも参加しているジーン・アモンズのアルバム「Soul Summit」の"Shuffle Twist"好きです。
"Angel Eyes"はMatt Dennis作曲Earl Karl Brent作詞のジャズ・ブルースで50年代の後期にChet Baker(チェット・ベイカー)やFrank Sinatra(フランク・シナトラ)が歌い、トランペッターのKenny Dorham(ケニー・ドーハム)も「Kenny Dorham Sings and Plays: This Is the Moment!」で唯一歌った他、メローなギターのBarney Kessel(バーニー・ケッセル)や白人ジャズピアニストのDave Brubeck(デイヴ・ブルーベック)等も演奏している人気ナンバーです。

Gene Ammons Sings
ジーン・アモンズのテナーサックスの演奏はもちろんですが、私はジーン・アモンズの渋い歌声も大好きです。
超お勧めの"歌う"ジーン・アモンズ!
1950年にテナーサックス・バトルでジャンプ・ブルースを呼応演奏したソニー・スティットの「Stitt's Bits: The Bebop Recordings, 1949-1952」ではジーン・アモンズがテナーとバリトンサックスを吹く他になんと"Sweet Jennie Lou"と"Round About One A.M."を歌っています。(サイト内のソニー・スティットのページで試聴可)
Prestige First Sessions, Vol. 2
こちらもソニー・スティットのアルバムで、ロマンティックな"If The Moon Turns Green"などを歌っています。
試聴はPrestige First Sessions, Vol. 2 - TowerRecords

Gentle Jug, Vol. 2
ごく最近聴いた1995年盤「Gentle Jug, Vol. 2」では"Don't Go To Strangers"と"A Stranger In Town"が素晴らしかった。 このアルバムはジーン・アモンズのSomeone To Watch Over Meが収録されている60年代初期のセッションを集めたソウル&クールな"The Gene Ammons Story: Gentle Jug"に続き、1960年から1971年代までのPrestige録音の荘厳なバラード演奏を集めてあります。 あのロマンティックな1962年のAngel Eyesをはじめ、ディジー・ガレスピーも演奏している"You Go to My Head"や"My Romance"などのジャズスタンダードが聴けます。 メローな"Born To Be Blue"はAngel Eyes、My Foolish Heart、Blue Velvetなどと共に「Gentle Jug, Vol. 3」に収録されています。
Gene Ammons - A Stranger In Town (Gentle Jug, Volume 2) - Rádio UOL

☆上記以外のジーン・アモンズの有名なアルバムには、Canadian SunsetやBlue Ammonsを収録した1960年録音のBoss Tenor [12 inch Analog](ヴィンテージ価格で2万円弱) 、1952年のLP盤「Golden Saxophone」 (Savoy)、廃盤ヴィンテージとして8千円から2万円ほどの価格が付けられている1957年の「Funky」(Original Jazz Classics)などがあるそうですが、CDでは人気の"Jungle Strut "、"The Jungle Boss"や"Son Of A Preacher Man"を収録した1969年の「The Boss Is Back」 (Prestige)や、You'd Be So Nice To Come Home Toを収録したアルバムはLPレコードのNICE AN' COOL (1961)とTHE SOULFUL MOOD OF GENE AMMONS (1962)をCD化した1992年リリースの「The Gene Ammons Story: Gentle Jug」、「Hittin' The Jug Prestige Profiles, Vol... 」、「Up Tight! 」、1973年録音の「Brasswind」などまだまだたくさんあります。


Joan Crawford (1905-1977)
ジョーン・クロフォードは映画の前はBroadway(ブロードウエイ)のコーラス・ライン、つまりレビューで踊り子をしていたことから、歌手兼ダンサーとして17歳で映画界に入り、サイレント映画に数多く出演しました。 トーキーになっても当時大流行のチャールストンが得意なフラッパー女優として1929年の白黒映画の「Hollywood Revue of 1929(ハリウッド・レヴィユー)」などで売り出されたそうです。 ジョーン・クロフォードの大々的なデビューはEdmund Goulding(エドマンド・グールディング)が監督したクラシックの名作で、1932年にGreta Garbo(グレタ・ガルボ)が落ち目のダンサー役で主演した「Grand Hotel(グランド・ホテル)」でのFlaemmchen(フレムシェン)役でした。 フレムシェンは自分を"Flaemmchen(可愛い炎ちゃん)"と呼び、女優になってお金持ち男を捜したいという現実主義の速記タイピストでした。 「グランド・ホテル」はベルリンのグランド・ホテルを舞台に宿泊客の人生の悲喜こもごもを描いたオムニバス風の映画です。

ジョーン・クロフォードの代表作としては、1946年のThe Strange Love of Martha Ivers(呪いの血)や1960年のOcean's Eleven(オーシャンと十一人の仲間)を監督したロシアのLewis Milestone(ルイス・マイルストン)が英国作家のSomerset Maugham(サマセット・モーム)が1921年に出版した"Trembling of a Leaf"の中の"Miss Thompson"を映画化した1932年の「Rain(雨)」でバンプ役のSadie Thompson(セイディ・トンプソン)を演じた他、1952年にDavid Miller(デヴィッド・ミラー)監督の「Sudden Fear(突然の恐怖)などもありますが、1954年にはDennis Hopper(デニス・ホッパー)が映画デビューしたJohnny Guitar(大砂塵)に出演しています。 この映画のテーマ曲であるJohnny Guitar(ジャニー・ギター)はPeggy Lee(ペギー・リー)が歌って大ヒットしました。

ジョーン・クロフォードがThe Iron Mask(鉄仮面)などの活劇で有名なダグラス・フェアバンクスの息子と離婚した頃からMGMでは良い作品に恵まれず、Warner Brother(ワーナー・ブラザーズ)に移籍して最初に出演した映画が1945年のMildred Pierce(ミルドレッド・ピアース)でした。 この映画「ミルドレッド・ピアース」は1930年代にジョーン・クロフォードがクラーク・ゲイブルと共演したM-G-Mのロマンス映画とは違います。 娘たちのために奮闘する母親を熱演して「ミルドレッド・ピアース」は大ヒットし、1946年のアカデミー身で主演女優賞を獲得しました。 実はオスカー授賞式の当夜ジョーン・クロフォードは仮病を使って出席していなかったそうです。 ところがラジオで受賞式の模様を聞いていたので、受賞が決定した時に報道陣を寝室に迎え入れてオスカーを手にしたと伝えられています。
ジョーン・クロフォードの美しい写真が見られるJoan Crawford Photo - Hollywoodpinup.com
何度かの結婚を経験したジョーン・クロフォードですが、Clark Gable(クラーク・ゲイブル)との恋愛関係はゲーブルが運命の人だったCarole Lombard(キャロル・ロンバート)と1939年に3度目の結婚をするまで続いたそうです。 主役級のジョーン・クロフォードがクラーク・ゲイブルと共演したM-G-M映画の作品には、1931年のPossessed(蜃気楼の女)やDance, Fools, Dance(暗黒街に踊る)、1933年のDancing Lady(ダンシング・レディ)、1936年のLove on the Run(空駆ける恋)など1940年以前に合計8作品があるそうです。
Joan Crawford sings "Got A Feelin' For You" in Hollywood Revue of 1929 - YouTube
Grand Hotel (1932) - YouTube

Mildred Pierce
「ミルドレッド・ピアース」は夫の失業による経済状態の悪化や娘への過剰な溺愛から夫に去られたごく普通の専業主婦が一念発起で働くことになり、ウエイトレスから事業家にまで上り詰めるストーリーです。 あれもこれもどれも全て愛する娘にバラ色の人生をもたらすためというけなげな母親をジョーン・クロフォードが見事に表現して1945年のオスカーを獲得しました。 ジョーン・クロフォードが再び脚光を浴びた映画「ミルドレッド・ピアース」は日本未公開でしたが、以前テレビで放映された時の邦題が「深夜の銃声(偽りの結婚)」だったそうです。(私は未見です。) タイトルの"ミルドレッド・ピアース"は映画のヒロインが最初に結婚した時の名前"Mildred Pierce"で、二度目のBeragon(ベラゴン)氏との結婚で"Mildred Pierce Beragon"となります。
「ミルドレッド・ピアース」は1946年に映画化された「The Postman Always Rings Twice(郵便配達は二度ベルを鳴らす)」など過激なハードボイルド小説でお馴染みのJames Mallahan Cain(ジェームズ・M・ケイン)の小説をMichael Curtiz(マイケル・カーティス)監督が映画化しました。 「郵便配達は二度ベルを鳴らす」と同じく当時のプロダクション・コード(映倫)の逆鱗に触れないようにと、原作にある過激な性描写よりも驚愕すべき殺人事件に集中してフィルム・ノワール調に仕上げてあります。 マイケル・カーティス監督は1920年代のサイレント映画から1960年代まで歴史ドラマをはじめロマンス映画まで数多くの作品を手掛けましたが、その中でも1942年にHumphrey Bogart(ハンフリー・ボガート)が出演した「Casablanca(カサブランカ)」、1957年のWhite Christmas(ホワイト・クリスマス)、1958年にElvis Presley(エルヴィス・プレスリー)が出演した「King Creole(闇に響く声)」などは誰でもが知っているでしょう。
「ミルドレッド・ピアース」の音楽は1920年代後期から1960年代までたくさんの映画音楽を作曲したMax Steiner(マックス・スタイナー)です。 1959年の青春映画「避暑地の出来事」のテーマ曲"A Summer Place(夏の日の恋)"や、Gone With The Wind(風と共に去りぬ)とかCasablanca(カサブランカ)などは誰でもが知っているほど有名です。 ミルドレッドが海辺のレストランの持ち主で後に正式に結婚するプレイボーイのMonte Beragon(モンテ)と暖炉のそばでロマンティックな夜を過ごす時や映画を通して流れる曲が"It Can't Be Wrong"です。
1942年にBette Davis(ベティ・デイヴィス)の悲恋ドラマの「Now, Voyager(情熱の航路)」で使用されたマックス・スタイナーの"It Can't Be Wrong"が収録されたアルバムとしてはLegendary Hollywood Golden Age Songs and Instrumentals: Music from,Films by Korngold」や「Classic Film Scores for Bette Davis」、「Flame & The Arrow (Soundtrack)」などがリリースされています。
Max Steiner - Greatest Hits - YouTube

Mildred Pierce Synopsis
マックス・スタイナーの音楽と波に洗われるオープニングクレジットの後、冒頭のシーンは海辺のレストランから聞える銃声の音に続き、男(ミルドレッドの二度目の夫のモンテ)が撃たれて倒れるシーンです。 死に際に謎の言葉を残して、「Mildred...」 薄暗くてよく見えないがレストランから車で走り去ったのはミルドレッドか?

場面は一転して、このページトップにあるビデオカバー画像のジョーン・クロフォードが演じるミルドレッドがミンクのコートにお揃いのミンクの帽子で橋の上で海を見つめて立たずんでいます。 あわや!という時に警官が近づき思い留まるように説得します。 思い悩んだ様子で歩いているミルドレッドを呼び止めたのは以前からミルドレッドに気のある海辺の酒場の持ち主(ワリー)でした。 ミルドレッドを家にに送って行くこととなりましたが、家に着くと珍しいことにミルドレッドが入るように促します。 「え、いいの?」と喜んで入る男。 部屋の暗い部分に男の死体が横たわっているのに二人とも気が付きません。 つまり、このミルドレッドの家だと思ったのは先ほど殺人があったレストランだということが分かります。 男がいい雰囲気になったところでミルドレッドは蒸し熱いから着替えてくると言って部屋を出ます。 しかしいくら話しかけても返事が戻ってこないので男(ワリー)は不審に思ってドアに行くとなぜか開きません。 ミルドレッドは見当たらない上に出口を探してもどこもかしこも閉まっています。 そうこうするうちに撃たれて死んだ男を発見し、びっくり仰天。 窓をぶち割ってやっとのことで脱出しますが、そこになぜかうまい具合に警察の車が到着します。

一方、ミルドレッドが家に戻ると、警察が来ていると言って長女が怯えて飛び出してきます。 警察はMildred Pierce Beragon(ミルドレッド)の夫(モンテ)が殺されたことを知らせ、取調室でMildred Pierce Beragon(ミルドレッド)を含めて関係者一同が事情聴取を受けます。 先のシーンで殺人現場に閉じ込められた不動産屋のWally Fay(ワリー・フェイ)はミルドレッドに言い寄っていました。 そして元夫のAlbert (Bert) Pierce(バート・ピアース)、ミルドレッドの片腕となっているレストランのアイダ。 "おや、まるで同窓会ね"とはアイダのセリフ。 深夜に及ぶ取調べ。

警察は元夫のバートが自白したからこれ以上ミルドレッドを取り調べる必要はなくなったという。 証拠の拳銃は離婚した夫のバートの所有物だと決め付ける警察に、"前夫は優しい人で絶対殺人なんて出来ません!"と反論する。 "じゃ、なぜ離婚したのか?"と問う捜査官にミルドレッドが答えました。 "離婚したのは私が間違っていたからです。 ずっと後になって気付きました。"

取調室でのミルドレッドの回想によると、夫のバートが浮気相手のもとへと去った後、リッチな生活を渇望する長女に不自由させないため、ウエイトレスから身を起こしたミルドレッドは不動産業だった夫の仕事仲間でありミルドレッドの幼馴染でもあるワリー・フェイに頼みこんで自分の店のための物件を探す手伝いを頼みます。 結婚しても婦人に気があってことごとくネチネチと言い寄っていたワリーは二つ返事で助けます。 海辺のレストラン物件の持ち主のMonte Beragon(モンテ)と話がついてレストラン"Mildred's"のオープンに向けて準備を始めます。 成功したミルドレッドは南カルフォルニア一帯にチェーン店を開店させるほどの成功を収めます。 それでも満足しない長女の金持ち願望を満たすためにミルドレッドはモンテとのビジネス結婚まで妥協させたのですが、恩が仇で返されるなどととはその時点では夢にも考えませんでした。 飽くなき欲望の恐ろしいこと。

Ann Blyth
1956年にMervyn LeRoy(マーヴィン・ルロイ)が監督した「The Bad Seed(悪い種子(たね))」という映画では遺伝子の怖さが描かれていましたが、この映画の中のミルドレッドの長女は遺伝子には関係なく母親(ミルドレッド)の愛情過多が多分に影響しているようです。 恐るべき子供は先天的か後天的か、どちらの映画でもこのような恐ろしい娘が自分の子供だとしたらどう対処してよいものか途方に暮れる内容です。
このずる賢く恩知らずな小娘を見事に演じたのはミュージカルにも出演していた歌手でもある当時17歳の"真面目"なAnn Blyth(アン・ブライス)で、アカデミーの助演女優賞にノミネートされました。 妊娠したと嘘をつき和解金を騙し取ったことが分かった母親(ミルドレッド)に家を追い出された長女がワリーの酒場で歌ったのがRoger Lewis(ロジャー・ルイス)作詞、Lucien Denni(リュシアン・デンニ)作曲の軽快な曲 "The Oceana Roll"で、長女がピアノに合わせて妹と合唱したのが"South American Way"だそうです。 "South American Way"はWoody Allen(ウディ・アレン)の1987年のRadio Days(ラジオ・デイズ)でも使用されていますが、1940年のミュージカル映画「Down Argentine Way(遥かなるアルゼンチン)」に出演したCarmen Miranda(カルメン・ミランダ)が唄った主題歌です。
「ミルドレッド・ピアース」の後には身体の故障であまり出演作品はありませんが、Michael Curtiz(マイケル・カーティス)監督がアン・ブライスを1957年のThe Helen Morgan Story(追憶)で主役に起用しています。

Joan Crawford in Autumn Leaves (1956)
ペギー・リーが歌ったテーマ曲の"Johnny Guitar(ジャニーギター)"が空前のヒットを生んだ1954年の「Johnny Guitar(大砂塵)」ではDennis Hopper(デニス・ホッパー)が映画界にメジャーデビューしたのですが、ジョーン・クロフォードはその後の1956年に「枯葉」では中年まで恋愛無縁の孤独な人生を送っていたがやっと魅力的な男性と結婚したのに悪い噂に悩むMillicent Wetherby(ミリー・ウェザビー)がを演じています。
Joan Crawford with Vera Miles and Cliff Robertson in Autumn Leaves - YouTube
Joan Crawford in Autumn Leaves - YouTube

ページトップのビデオカバー画像は日本で入手出来る1945年の「Mildred Pierce」の原語版VHSで、DVDは発売されていませんがアメリカのAmazon.comでいくつか見つけることが出来ます。(映画は白黒です。)
☆「ミルドレッド・ピアース」の日本語字幕のDVDが早くリリースされますように。


The Best of Everything (1959)
キャロライン役で金髪美人女優のHope Lange(ホープ・ラング)が主演したJean Negulesco(ジーン・ネグレスコ)監督の「大都会の女たち」にジョーン・クロフォードが男旱のお局さまのようなキャロラインの上司(アマンダ)役で出演しました。 映画の原作は同年にRona Jaffe(ロナ・ジャッフェ)が書いた同名タイトルの小説で、失意のキャロラインと仲良くなる男性社員のStephen Boyd(スティーヴン・ボイド)の他にはルームメイトで同じ出版社に勤務する女性陣にはプラチナ・ブロンドのMartha Hyer(マーサ・ハイヤー)、1959年がデビューのDiane Baker(ダイアン・ベイカー)、モデル出身のSuzy Parker(スージー・パーカー)といった綺麗どころが競演しています。 ちなみにジーン・ネグレスコは1953年に3人の美人ルームメイトがお金持ちを探す「How To Marry A Millionaire(百万長者と結婚する方法)」も監督しています。
The Best of Everything - YouTube
「大都会の女たち」のテーマ曲は音楽を担当したAlfred Newman(アルフレッド・ニューマン)が作曲しSammy Cahn(サミー・カーン)が歌詞をつけ、Johnny Mathisの歌でオープニングに使用され、映画の随所でも流れました。
Johnny Mathis sings The Best of Everything Theme - YouTube

What Ever Happened to Baby Jane? (1962)
ため息をつかせるほど美しかったハリウッド女優のジョーン・クロフォードが1962年にRobert Aldrich(ロバート・アルドリッチ)監督の「何がジェーンに起こったか?」に出演した時は世間があっと驚きました。 かっては一世を風靡した美しい女優がこのような映画に出るなんて!と思いますがジョーン・クロフォードは特に怪奇な役作りでもなく、注目は怪奇な白塗りジェーン役を演じた名演技のベティ・デイヴィスに集まりました。 当時「何がジェーンに起こったか?」を観た人は1965年に再びベティ・デイヴィスを主役にロバート・アルドリッチが監督した次の作品「Hush... Hush, Sweet Charlotte(ふるえて眠れ)」も観たことでしょう。 「何がジェーンに起こったか?」はジョーン・クロフォードがこの後の1936年のホラー映画「Strait Jacket(血だらけの惨劇)」や1967年のBerserk!(姿なき殺人)に出演するきかっかけとなったようです。 「何がジェーンに起ったか?」のDVDは字幕つきの「何がジェーンに起ったか? (ワイド版)」、「The Joan Crawford Collection, Vol. 2」があり、VHSでは英語版の「What Ever Happened to Baby Jane」が見つかります。 ちなみに「何がジェーンに起ったか?」や「ふるえて眠れ」の音楽を担当したのはドリス・デイの「恋人よ帰れ」や「夜を楽しく」などのラブコメも手掛けたFrank Devol(フランク・デ・ヴォール)です。
What Ever Happened to Baby Jane? Trailer (1962) - YouTube

Mommie Dearest: No...wire...hangers! (1981)
ジョーン・クロフォードの死後にクロフォードの養女が出版した痛烈な暴露本をもとにFrank Perry(フランク・ペリー)監督が映画化した伝記映画の「Mommie Dearest(愛と憎しみの伝説)」があります。 「針金ハンガーは駄目って言ったでしょう!」とChinatown(チャイナタウン)のFaye Dunaway(フェイ・ダナウエイ)がひたすら精神異常の性悪女を熱演したのにラジー賞を獲得してしまった"Mommie Dearest"があります。 私が以前はジョーン・クロフォードとDon't Bother to Knock(ノックは無用)に出演したAnne Bancroft(アン・バンクロフト)との顔が区別出来なかったのですが、やはり「Mommie Dearest」の原作者もジョーン・クロフォードの役を演じる女優にはアン・バンクロフトを希望したらしいです。
Mommie Dearest Trailer - YouTube

Joan Crawford: Always the Star (1996)
ジョーン・クロフォードのトリビュート・ビデオVHS(在庫待ち)
Joan Crawford: Always the Star