ドリス・デイ Doris Day

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The Early Hits of Doris Day
Early Hits of DorisDay
Doris Day - Again (Early Hits Of Doris Day) - Amazon.co.jp (MP3 Download)

Doris Day
ドイツ移民のピアノ教師を父に持つドリス・デイはアメリカで生まれました。 脚の故障からバレリーナの夢を断念したドリス・デイは音楽の道に入ります。 "Dance of the Blue Devils"を楽団のテーマ曲として演奏していたBrown and His Band Renown(レス・ブラウン楽団)の専属歌手として1940年に入り、ハスキー・ヴォイスで歌うSentimental Journey(センチメンタル・ジャーニー)が1944年のミリオン・セラーになりました。 私が初めて聴いたドリス・デイの歌はこのセンチメンタルジャーニー(センチメンタル・ジャニー)でした。 この時期、ドリス・デイはトロンボーン奏者やレス・ブラウン楽団の"サックス吹き"などと結婚、別居、離婚で私生活も忙しかったようです。 1924年生まれのドリス・デイは2014年にめでたくも90歳の誕生日を迎えたそうです。

その後、1956年にはヒッチ・コック映画「The Man Who Knew Too Much(知りすぎていた男)」に出演し息子救出のため声を限りに歌うと息子が幽閉されていた坊やが口笛で返してきた時の感動を忘れられません。 その主題歌の"Que Sera Sera(ケセラセラ)"が世界的ヒットとなります。 "ケセラセラ"を書いたのはMay Britt(メイ・ブリット)が1959年の映画「「嘆きの天使」」で歌った"Lola-Lola"と同じく作詞作曲家のコンビのJay Livingston (ジェイ・リヴィングストン)とRay Evans(レイ・エヴァンス)です。 「知りすぎていた男」で"ケセラセラ"を歌って以来、ドリス・デイの映画出演が増えて歌う映画スターとして人気者となりました。

Doris Day sings "Que Sera Sera" in Hitchcock's The Man Who Knew Too Much - YouTube

Doris Day sings Again
ドリス・デイの数あるヒット曲の一つで私の好きな"Again(アゲイン)"は、Dorcas Cochran(ドアカス・コクラン)作詞、Lionel Newman(ライオネル・ニューマン)作曲した1949年大ヒット曲で、ドリス・デイはthe mellomenのコーラスをバックにしっとりと歌っています。 作曲家のライオネル・ニューマンは1930年代から数え切れないほど沢山の映画で音楽を担当しています。 この"アゲイン"が知られるようになったのはノワール映画のファムファタル役と「The Hitch-Hiker(ヒッチ・ハイカー)」などの監督として有名なIda Lupino(アイダ・ルピノ)が主演した1948年の「Road House(深夜の歌声)」でトーチシンガー役のルピノがピアノの弾き語りで歌ってからだそうです。
♪ Doris Day with The Mellomen - Again

「アゲイン・・・もう一度
二度とは起きない、一生に一度の
素敵なこの戦慄を・・・」とドリス・デイが歌うAgainの歌詞はAgain - Lyrics Book

ListenDoris Day(ドリス・デイ)のアゲインの他にも歌が色々聴けるサイトはドリス・デイの映画や歌の情報が満載のファン・サイトはDorisDayTribute.com
Doris Day - Don Edrington's Big Band & Swing Era Songs

ドリス・デイが1949年のAgain(アゲイン)でヒットした後の1951年にPaul Weston(ポール・ウエストン)楽団をバックに吹き込んだ「Shanghai(上海)」という曲はビルボードのチャートで最高7位を記録したビッグヒットの一つです。 同じ年にBilly Williams Quartet(ビリー・ウィリアムズ楽団)でもチャートインしています。
※「上海」はBob Hilliard(ボブ・ヒリアード)作詞でMilton DeLugg(ミルトン・ディラッグ)が作曲した曲ですが、ボブ・ヒリアードは50年代のディズニーアニメ「不思議の国のアリス」のほか映画の「慕情」やミュージカルなどで知られています。 一方、Milton Delugg(ミルトン・ディラッグ)は編曲及び作曲に加えてピアノやアコーディオンの演奏もこなすミュージシャンで、黒人風に顔を黒くしたメイクのMinstrel show(ミンストラル・ショー)で有名なAl Jolson(アル・ジョルソン)との仕事で知られています。 なんと1965年に日本のアニメの英語版「Gulliver's Travels Beyond the Moon(ガリバーの宇宙旅行)」の作曲も手掛けたそうです。
驚いたことに1953年に日本の流行歌の女王である美空ひばりがドリス・デイの"Shanghai"や"Again"を歌ったジャズアルバムをリリースしています。 1952年には「お祭りマンボ」を発表したほど新しい洋楽に敏感だったひばりさんはテレビで時々ジャズを歌っていました。
☆Who's gonna kiss me Who's gonna thrill me Who's gonna hold me tight...と歌われる"Shanghai"の歌詞はLyrics Playground
ドリス・デイの"Shanghai"はアルバム「Doris Day - Greatest Hits」に収録されていますが、試聴はGreatest Hits - Amazon.com(9番の(Why Did I Tell You I Was Going To) Shanghai)

ドリス・デイの出演映画
Romance on the High Seas
ドリス・デイは1948年にMichael Curtiz(マイケル・カーティス)が監督した「Romance on the High Seas(洋上のロマンス)」でワーナーから映画デビューして、Jule Styne(ジュール・スタイン)作曲、Sammy Cahn(サミー・カーン)作詞の"It's Magic(イッツ・マジック)"を歌いました。 登場人物はJanis Paigeが演じる新婚の妻、Don DeForeが演じる女癖が悪そうなその夫、Jack Carsonが演じる私立探偵、そしてドリスデイが演じる酒場の歌手です。 新婚の夫が妻と予定していた南米行きの洋上旅行に行けなくなってからストーリーが始まります。 妻は旅行会社で出会った歌手を自分の身代わりとして雇って船に乗せ、自分は家の側のアパートから夫を監視します。 ところが夫の方は船上の妻を見張るために私立探偵を雇っていたのです。 二人とも相手を疑っていたのです。 なのに歌手にぞっこんのピアニストも乗り込んでいたのです。 そしてその探偵は妻と歌手が入れ替わったことを知らないのですからどうなることでしょう。
Doris Day sings "It's Magic" in Romance on the High Seas - YouTube
2004年6月にはアメリカ版国民栄誉賞The Presidential Medal of Freedomを受賞したそうです。 50年代から最も好かれる女優に選ばれてきた「カマトト・そばかす美人!」に私も一票!

I don't want to be kissed - YouTube

ドリス・デイのトレードマークともなった元気いっぱいの女ガンマンを演じた1953年の西部劇風ミュージカル映画「Calamity Jane(カラミティ・ジェーン)」では何曲も歌っていますが、極めつけはオスカーを受賞したSammy Fain (サミー・フェイン)作曲でPaul Francis Webster(ポール・ウェブスター)作詞の"Secret Love"です。
♪ Secret Love (From Calamity Jane) on Soundtrack For A Century-Movie
ドリス・デイの歌う"Secret Love"の試聴が出来るサウンドトラックの情報があるDISCOVERIG Doris Day

ドリス・デイの出演した映画のほとんどがロマンチック・コメディ(ラブ・コメ)で、ドリス・デイのお相手と言えばRock Hudson(ロック・ハドソン)を想い浮かべますが、実際には1959年「Pillow Talk(夜を楽しく)」、1961年「Lover Come Back(恋人よ帰れ)」、1964「Send Me No Flowers(花は贈らないで)」の3本しか共演していません。 それほど魅力的なコンビだったのでしょうネ。 1957年のミュージカル映画のThe Pajama Game(パジャマ・ゲーム)、Joe Lubin(ジョー・ルビン)が作ったテーマソングが大ヒットした1958年のTeacher's Pet(先生のお気に入り)なども印象的でした。
videoクラーク・ゲイブルがいやらしくニタニタ笑う「先生のお気に入り」のトレーラーはTeacher's Pet Trailer - VideoDetective
「パジャマ・ゲーム」のトレーラーはThe Pajama Game - LikeTelevision(The Pajama Game)
※パジャマ・ゲームのヴィンテージ・ポスターが見られるThe Pajama Game - Hollywood Movie Posters Online
※「パジャマ・ゲーム」が公開された当時、男性物のパジャマを二人で分け合って着たカップルもけっこういたのではないでしょうか。 当然上着の方は女性ですよ!
「夜を楽しく」についてはHot'n Cool内の夜を楽しく Pillow Talk

1953年のCalamity Jane(カラミティ・ジェーン)の前、日本未公開ですが同じDavid Butler(デヴィッド・バトラー)監督の「By the Light of the Silvery Moon」 に Rodgers and Hammerstein(ロジャース&ハマースタイン)のミュージカル映画「Oklahoma! (オクラホマ!)」でも共演したGordon MacRae(ゴードン・マクレー)とドリス・デイが共演しています。 その映画のテーマ曲として使用された"By the Light of the Silvery Moon"が大ヒットしました。 ブロードウエイのミュージカルスターだったゴードン・マクレーは1948年頃にJo Stafford(ジョー・スタッフォード)とデュエットしたアルバムをリリースしました。
Doris Day with Gordon MacRae - By the Light of the Silvery Moon 1954 - YouTube

1960年代の初期にラヴコメで大成功したドリス・デイですが、1960年に始まり5年連続した陽気な未亡人が主人公のテレビ・ショーThe Doris Day Showは例外です。
Listen1968年から1973年のThe Doris Day Show(ドリスデイ・ショー)のテーマが聴けるのはThe Doris Day Show Theme - SitcomsOnline.com(The Doris Day Showで検索、スピーカー・アイコンをクリック)
ビデオや音声クリップがある1988年~1989年のTVシットコムDay By Day(Day By Dayで検索)
ドリス・デイの出演映画を網羅したDorisday.netでは"Day Dream"が聴けます(注!すぐ音)


レニー・ゼルウィガーはドリスデイの再来?
Renee ZellwegerTim Roth(ティム・ロス)が主演した「Deceiver(ライアー)」で売春婦を演じ、アカデミー主演女優賞Bridget Jones' Diary(ブリジット・ジョーンズの日記)で人気を得たRenée Zellweger(レニー・ゼルウィガー又はレネー・ゼルウィガー)が主演してゴールデングローブ賞や主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞した2000年の「Nurse Betty(ベティ・サイズモア)」では、ドリス・デイがQue Sera, Sera(ケ・セラ・セラ)を歌う挿入シーンがあります。
Que Sera Sera - Whatever Will Be, Will Beの歌詞はWhatever Will Be, Will Be - Lyrics Book
レニー・ゼルウィガーは2003年にEwan McGregor(ユアン・マクレガー)と共演してドリス・デイとロック・ハドソンのラヴコメ・コンビを見事再現して見せた「Down With Love(恋は邪魔者)」がありますからドリス・デイの再来かといわれる所以でしょうが、ドリス・デイは芸術的というよりは子供まで万人に好まれる親しみやすさと陽気さを兼ね備えていました。


The Early Hits of Doris Day
ページトップのCD画像はAgain(アゲイン)はもちろんのこと、Love Somebody、It's Magic、Bewitched, Bothered And Bewildered、Would I Love You、(Why Did I Tell You I Was Going To) Shanghai、Dominoなど1947年代後期から1951年のヒット曲を収録したドリス・デイ初期のヒット曲集です。
類似したアルバムタイトルでSentimental Journey、Day By Day、It's Magic、Bewitched, Bothered And Bewildered、The Christmas Song (Merry Christmas To You)など25曲を収録した「Early Days 1944-1949」(ASIN: B00004SBYQ)にもドリス・デイのアゲインは収録されています。
2002年盤CDの試聴はThe Early Hits of Doris Day - AllMusic.com

Golden Girl: Columbia Recordings 1944-1966
Again(アゲイン)やHARRY JAMESをバックに歌ったLullaby Of Broadway(ブロードウエイの子守歌)が収録されているドリス・デイの2枚組CD(2001年盤)
Golden Girl CDGolden Girl: Columbia Recordings 1944-1966 (2CD)
試聴はGolden Girl: Columbia Recordings 1944-1966 [Original Recording Remastered] - Amazon.com
国内盤はアルバムタイトルが「ゴールデン・ガール」(ASIN: B00005Q8BW)です。

Star Box: Doris Day ドリス・デイ
国内でリリースされた2003年の人気ベスト盤で、オリジナル(モノラル)のセンチメンタル・ジャーニーやイッツ・マジック、アゲイン、ケ・セラ・セラ など主だったドリス・デイのヒット曲全21曲を収録しています。(試聴曲目は邦題で表記)
Doris Day Best ofドリス・デイ
試聴はリンク先で。

Doris Day and André Previn
ドリス・デイはドイツ系アメリカ人のピアニストで「Four Horsemen of the Apocalypse(黙示録の四騎士)」や「The Subterraneans(地下街の住人)」などの映画音楽も手掛けたアンドレ・プレヴィンとのコラボアルバムとして1961年に「Duet」を吹き込みました。(リリースは1962年) アルバムはドリス・デイがしっとりと歌う"Close Your Eyes"、"Fools Rush In (Where Angels Fear to Tread)"、"Daydreaming"、John Coltrane(ジョン・コルトレーン)とJohnny Hartman(ジョニー・ハートマン)で有名な"My One and Only Love"などスタンダードとなっているラブソング12曲を収録していますが、"Yes"、"Daydreaming"、"Control Yourself"がアンドレ・プレヴィンの作曲です。 ドリス・デイの歌の魅力を極限まで引き出したトリオのメンバーはピアノがアンドレ・プレヴィン、ベースが Red Mitchell(レッド・ミッチェル)、ドラムがFrank Capp(フランク・キャップ)です。
試聴はDuet - Barnes & Noble.com (全曲が表示されていない場合はRead Moreをクリック)


品切れになりそう! ドリス・デイの映画「夜を楽しく」「恋人よ帰れ」「花は贈らないで!」の3枚組DVD特典映像・予告編付きDVDです。
LOVE & MUSIC BOXドリス・デイ LOVE & MUSIC BOX
2005年発売のドリス・デイがロック・ハドソンと共演した「恋人よ帰れ」の日本語字幕版DVDもあります。 「恋人よ帰れ」はドリス・デイががCary Grant(ケイリー・グラント)と共演した「That Touch of Mink(ミンクの手ざわり)」と同じDelbert Mann(デルバート・マン)監督のラヴコメです。

Pillow Talk DVD
Pillow Talk DVD夜を楽しく [DVD]
Pillow Talk Soundtrack
1959年にリリースされた「Pillow Talk」のサントラは映画のストーリーを追った選曲の2枚組みのBOXセットCDがありますがどちらも8000円くらいと高価ですがドリスデイの歌う"Pillow Talk"は 「Daydreaming: The Very Best of Doris Day」というCDにも収録されています。

Doris Day - It's Magic1947年にクルーナーのDick Haymes(ディック・ハイムス)がGordon Jenkins(ゴードン・ジェンキンス)楽団をバックに歌った" It's Magic"はドリス・デイの代表曲でもありますが同名のDVDもリリースされています。 1950年代のアメリカ女性を代表するドリス・デイが出演した映画のシーン、ニュースクリップ、貴重な映像、プライベートなビデオ、それと珍しい写真や近しい人々のインタビュー等を集めてドリス・デイの人生をドキュメントしたDVDです。
Doris Day - It's MagicIt's Magic (Full)

Audio-Visual Trivia内でドリス・デイの映画はLove Me Or Leave Me(情欲の悪魔)

Audio-Visual Trivia内で「アゲイン」を作曲したライオネル・ニューマンの映画音楽
1956年の女はそれを我慢できない
ノックは無用
紳士は金髪がお好き