マンボ・イタリアーノ Mambo Italiano (2003)

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Mambo Italiano (VHS)
Mambo Italiano VHS
Being gay and Italian is a fate worse than... actually there is no fate worse than being gay and Italian. Hai capito?
Mambo Italiano(2003)

Oooh, ooh lala ...Mamma Mia!!!...Il mio figlio è gay.
I'm so fucked......
お堅いイタリア家庭にゲイの息子が。。。
「Mambo Italiano (マンボ・イタリアーノ)」はÉmile Gaudreault(エミール・ガウドロー)が監督した2003年カナダ映画です。 イタリア移民社会で育ったアンジェロは子供時代はシスターボーイ(FAG)といじめられ、時たまニーノが遊んでくれただけ。(ダンスを教えてくれたママの妹は死んでしまった) 厳格な両親が口うるさい家庭では心が休まる事がない。 イタリアからカナダのモントリオールに移住してきた結束の固いファミリーの「イタリア式子育て」と、「ゲイの息子に対する困惑」という問題を扱ったヒューマン・コメディで、Luke Kirby(ルーク・カービー)が演ずるイタリア移民の20代の青年であるアンジェロが幼なじみで警官になったニーノと同性の同棲生活を始めたことにより保守的なイタリア人家庭はそりゃもう上を下への大騒ぎとなります。 結婚するわけでもないのに家を出て行くなんて! 街の通りには仲良く手をつないで歩くゲイカップルがそこかしこに見られる昨今だが、彼らの母国イタリアは離婚はおろかゲイなんてとんでもない!という保守的なカトリック国なのです。 アンジェロがゲイだと知っているのはお姉ちゃんだけ。(アンナは二人の現場を見ぃちゃった) さあ、アンジェロの両親はどうする?

アンジェロが引っ越したアパートに家族で大騒ぎしているところに警官がやって来た。 これがアンジェロが子供の頃に遊んでくれたニーノ。 大人になって友好を暖め直す二人。 CAMPING BUDDY 湖畔でキャンプ、テントでお泊り。 REUNITE ルームメイトとなるニーノが越してきてかってない楽しい生活が始まる。 洗面所に歯ブラシ2本。 MAMBO MAMBO! ニーノのママがアンジェロにガールフレンドを紹介しようとしたら既にニーノが再会していたソフィー・ロレインが演じる高校の同級生(ピナ)で「紹介する相手って、このアンジェロ! あのオカマ!」と怒ってニーノとのカーセックスを暴露する。 カミングアウトしたくないニーノはアンジェロとの生活を止めると宣言。 傷心のアンジェロはアパートに一人戻っていく。 この後ピナと気が合ってアンジェロを避けるニーノに戻ってくれるなら何でもするとラヴレター攻勢。 Return to Me...... Gay village行く? とうとうGay Helplineに参加してお悩み相談。 ピナとニーナは結婚、アンジェロは家族とREUNITE ゲイ・ホットラインのスタッフと新生活。こんどはパパとママと一緒。 ハッピーなエンディングシーンで流れる曲はCakeの歌で"I Will Survive" (At first I was afraid, I was petrified......)

古くは1954年にSilvana Mangano(シルヴァーナ・マンガーノ)がマンボ(http://www.dailymotion.com/video/xwj9fp_silvana-mangano-mambo-original-soundtrack-from-mambo-best-soundtracks-ever_music#from=embediframe)を踊るだけで「Mambo(マンボ)」という題名の映画があり、1961年のミュージカル映画「West Side Story(ウエスト・サイド物語)」でも移民の若者たちで結成したジェット団とシャーク団の掛け合いで"Mambo!"という曲はありました。有名なヒット曲の"Mambo Italiano"とは無関係の映画のタイトルがなぜ「Mambo Italiano」なのかは、マンボと言う語がスラングではゲイを意味することもあるからかもしれません。 つまり、イタリアンのゲイ。

映画「マンボ・イタリアーノ」でゲイ・カップルを演じた二人、アンジェロを演じたカナダ出身のLuke Kirby(ルーク・カービー)は2011年のコメディ「Take This Waltz(テイク・ディス・ワルツ)」でSeth Rogen(セス・ローゲン)と共演するなどアメリカ映画にも出演しましたが、お相手のニノを演じたPeter Miller(ピーター・ミラー)と共にカナダのテレビ界で活躍しているそうです。

映画の「マンボ・イタリアーノ」とは関係ありませんがマンボつながりで、マンボが世界的に流行していた1956年に映画「La Donna Del Fiume(河の女)」で1951年の"Anna(アンナ)"のテーマ曲も作ったというGiordano Franco(フランコ・ジオルダーノ)と Vatro Roman(ロマン・ヴァトロ)が作詞作曲した"Mambo Bacan(マンボ・バカン)"やBob Merrill(ボブ・メリル)が編曲した"Mambo Itarliano(マンボ・イタリアーノ)"を唄った偉大なるイタリア女優のSophia Loren(ソフィア・ローレン)がPina Lunetti(ピナ)役で出演しているのかと思ったら全く別人の若いSophie Lorain(ソフィー・ロレイン)でした。(2003年の「Les invasions barbares(みなさん、さようなら)」に出演)

video「Mambo Italiano」の予告編が観られるMambo Italiano Trailer - VideoDetective
Mambo Italiano Trailer - AllCine.fr
Mambo Italiano Trailer - YouTube
☆アメリカでは2003年に公開されていますが、日本では未公開です。


Mambo Italiano DVD
ページトップの画像は輸入版の「Mambo Italiano」の原語版VHSビデオですが同じく輸入版の「Mambo Italiano」DVDは入手困難ですが、海外版ではリージョンの問題があります。


Mambo Italiano Soundtrack - FM LeSieur
「Mambo Italiano(マンボ・イタリアーノ)」というと映画は知らなくてもRosemary Clooney(ローズマリー・クルーニー)が歌った大ヒット曲の"Mambo Italiano"はご存知でしょう。 ローズマリー・クルーニーの"Mambo Italiano"はこの映画「Mambo Italiano(マンボ・イタリアーノ)」で使用されています。 サウンドトラックは""Mambo Mambo"や"Montreal Italiano"の他、アレンジも手掛けたFM Le Sieur(FM ル・シュー)はQuebec(ケベック)の作曲家で1988年からポップロックの"Tango Tango"とレコーディングしてトップチャート入りしたそうです。 FM ル・シューはより広い音楽表現を目指して、テレビや映画のサウンドトラックを手がけるようになり、TVシリーズの「The Hunger(1997年)」の音楽を担当し、「The Hunger II」(1998年~1999年)ではDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ)や、Tony Scott(トニー・スコット 2012年8月没)とRidley Scott(リドリー・スコット)の監督兄弟などと共同制作しました。 2001年にはケベック映画「Nuit De Noces(Wedding Night)」でこの映画「Mambo Italiano」と同じくÉmile Gaudreault(エミール・ガウドロー監督)と組んで仕事をしています。 2005年にはTVシリーズのSFサスペンス「Charlie Jade(チャーリー・ジェイド)」を担当していますがサントラはリリースされないそうです。(日本で「Charlie Jade」のDVD売り上げ如何によっては可能性もありだとか)

日本では発売されていないFM Le sieurの音楽のサウンドトラック
Connie Francis(コニー・フランシス)がPerry Como(ペリー・コモ)ショーで歌って好評を得たイタリアのスタンダード曲"La Mamma(ママ)"が収録されています。
Connie Francis - Mama
エンディングで流れた曲はCAKEの"I Will Survive"です。 CAKEは2007年の映画「Waitress(ウェイトレス)」のサントラでも2001年の"Short Skirt Long Jacket"が使用された1993年デビューのジークポップス(オルタナ)のロックバンドです。

Mambo ItalianoMambo Italiano: The Original Motion Picture Soundtrack
日本では販売されていない上に人気がないのか、上記のアメリカのAmazon.comでも試聴がありません。 取り敢えず2003年リリースの「Mambo Italiano」のサウンドトラックの曲目リストを紹介します。 映画の終盤で流れた終盤にCarole Fleury(キャロル・フリュリ)が歌う"Melao de caña(メラオ・デ・カニャ)"とCathy O(?)が歌ったらしい"Mambo Italiano"も収録されているそうです。
1.Montreal Italiano
2.Melao De Cana
3.La Tarantella
4.Return To Me
5.Mama(Connie Francis)
6.Fear And Love
7.Mambo Mambo
8.I Will Survive
9.Giving Me Back My Family
10.Aunt Yolanda
11.Hoppe Suite
12.Scheme Theme
13.Sad Sad Sad
14.Dear Father
15.I Didn´t Want To Hurt You
16.Choices
17.Love Letters
18.Day Job
19.Dinner Slap
20.Icicle Sister
21.TV Theme
22.Mambo Italiano


Hey Mambo! Mambo Italiano! Go, go, go!...と歌われる"Mambo Italiano"はPatti Page(パティ・ペイジ)が歌った"(How Much Is) That Doggie in the Window?(ワンワン・ワルツ)"やJimmy Rodgers(ジミー・ロジャース)が歌った"Honeycomb(蜂蜜むすめ)"などで有名なソングライターのボブ・メリルが1954年に作った曲だそうです。
マンボ・イタリアーノの歌詞はMambo Italiano Lyrics - Rosemary Clooney.com
Rosemary Clooney - Mambo italiano - YouTube

Listenついでですが、偉大なるイタリア女優のソフィア・ローレンが若い時に流行らせた"Mambo Bacan(マンボ・バカン)"が聴けるwfmuラジオのプレイリストはPlaylist for Irwin - December 18, 2002(Listen to this showをクリックして、クリップ・ポジション(再生バー)を31:05まで移動するとアルバムSohia Loren - Greatest Hitsのマンボ・バカンが聞けます。(バーを真ん中に移動)
☆1954年に作られた"Mambo Bacan"ですが、当時ラジオから「ラッラッラ、ララッラララ、マンボッマンボー、マンボッバカ!」と流れてきたのでマンボが馬鹿なのかと思ってしまいましたが、その"Bacan"とはイタリア語で「かっこいい!」とか「イカス!」です。
La la la la la la la la Mambo Mambo, Mambo Bacan!

1950年にPerez Prado(ペレス・プラード)がメキシコで「Que Rico el Mambo(Mambo #5、マンボNo.5)」を発表してから、50年代は猫も杓子もマンボ、マンボでした。
マンボついでに1950年代に日本で流行ったポップスのコンピレーション・アルバムの「ベスト・オブ・S盤アワー50s」にソフィア・ローレンの「マンボ・バカン」、ペレス・プラード楽団の「エル・マンボ」と「セレソ・ローサ」が収録されています。