チャーリー・フェザース Charlie Feathers

Rock-A-Billy: Rare & Unissued Recordings
Rock-A-Billy: Rare & Unissued Recordings by Charlie Feathers
Charlie Feathers – Wild Side Of Life – YouTube
Rare and Unissued Recordings Vol. 1
Charlie Feathers (1932- 1998)

Charlie Feathers and Rock-A-Billy
1954年頃から始まったロカビリーのパイオニアと呼ばれるミシシッピ出身のチャーリー・フェザース(チャーリー・フェザーズ)はブルース、カントリー&ウエスタン、ブルーグラスなどを取り入れて個性溢れる独特なロカビリーサウンドを築き上げました。 1950年代にエルヴィスと同じメンフィスのサン・レコードなどで多くのRockabilly(ロカビリー)のヒット曲を吹き込みましたが、 ”Don’t Let Me Cross Over”など数曲のカバー以外は全部チャーリー・フェザースの自作だそうですから驚きます。 Rockabilly(ロカビリー)は”Rockabilly Blues”などを歌ったカントリー歌手のJohnny Cash(ジョニー・キャッシュ)やJohnny Horton(ジョニー・ホートン)などのC & W(カントリー&ウエスタン)歌手たちが最初だとか言われますがジョニー・キャッシュと同じアウトロー・カントリーでもWillie Nelson(ウィリー・ネルソン)はロカビリーは歌っていませんでした。 ”Rock Around The Clock”のヒットで有名なカントリー畑出身のBill Haley and the Comets(ビル・ヘイリー&コメッツ)が白人音楽のHillbilly(カントリーのヒルビリー)と南部黒人音楽のR&Bを合わせ、さらにブルース(ブルーズ)も加味した新しい音楽を生み出したとか、1954年にエルヴィスがサンレーベルで吹き込んだ”That’s All Right Mama”から始まったとかとも言われています。 又、エルビスのヒットに触発されたチャーリー・フェザースがカントリーからロカビリーに鞍替えしたとも言われます。 ロッカビリーがもてはやされたのは一時期で10年もありませんでしたがジャンルとして定着し、その後のロックのルーツとなりました。 よってミリオン・セラーになった私の好きな”Cow Cow Boogie”(1942年)が大ヒットしたElla Mae Morse(エラ・メイ・モーズ)のようにR & Bチャートにも入ったロックンロール歌手はいても黒人のロカビリー歌手はいないそうです。 ロカビリー曲を歌ったWalter Brown(ウォルター・ブラウン)やLarry Williams(ラリー・ウィリアムズ)などはロカビリアンとは呼ばれません。(ロックンロールはR & Bから派生) もちろん、黒人のカントリー&ウエスタン歌手も聞いたことがありまん。 黒人のカウボーイも知りません。 というか、映画やテレビドラマには出てきません。実際に半世紀前頃には劣悪な条件で働いていた黒人カウボーイが各隊に数名は存在していたそうです。

Charlie Feathers and Hiccup-style
カントリー&ウエスタンから始まったロカビリーの最大の特徴であるヒカップはヒャックリです。 じゃなくて、”しゃっくり”です!
ロカビリーの特徴はジャカジャカかき鳴らすアコースティックギター(ウエスタン)やエレキとバシバシひっぱたくスラップベース(コントラバス)やドラムのR & B特有のバックビート、そしてカーボーイの上げるような奇声や嬌声を発したりヒカップを入れた強烈な歌です。 ヒカップとは、ファルセット(高音、裏声)などもそうですがR & Bや古いカントリー&ウエスタンのスタッカート風の唱法で、Jimmy Rogers(ジミー・ロジャーズ)やHank Williams(ハンク・ウィリアムス)がお得意だったごくごく短いヨーデルのようなものらしく、言葉の語尾をしゃくり上げる歌い方です。
顔だけ見ると平凡で優しそうに見えるチャーリー・フェザースですが歌いだすとエキセントリックという形容がぴったりで、1956年に発表した”One Hand Loose”に代表されるヒカップ入りの歌はすごいんです。 低音が素晴らしい上に、奇異とも取れる極上のヒカップ唱法を用いていてすぐそれと聞き分けられるのです。 チャーリー・フェザースはヒカップのみならず、泣き節,、押し殺したようなゲップ音やモグモグ言うmambling(マンブリング)などを併用して大変ユニーク! ロカビリー時代に大流行したエコーもガンガンでまるで宇宙人の会話みたい。
私は初めてチャーリー・フェザースの歌を聴いた時には後ろに誰か他の人がいてヒカップを入れているとばかり思っていましたが、歌と楽器を器用に操るSonny Boy Williamson II(サニー・ボーイ・ウィリアムソン)の交互に操るブルースハープと歌でもビックリしたように、ヒカップを入れて歌うチャーリー・フェザースのビデオを観たときにはビックリ!ヒャックリ!しました。 ヒック!
ロカビリーはギターもベースもチャカジャカチャカジャカ、80年代のネオ・ロカビリーバンド「Stray Cats(ストレイ・キャッツ)」のLee Rocker(リー・ロッカー)が教えるスラップーベース奏法
Lee Rocker – Slap Bass Lesson – YouTube
Pete Turland – Rockabilly Slap Bass Lesson – YouTube

50’s Rockabillians
カントリー出身では元祖ロカビリーの一人であるLonesome TrainのJohhny Burnette(ジョニー・バーネット)を筆頭に、”Whole Lotta Shakin Goin On”などのJerry Lee Lewis(ジェリー・リー・ルイス)や “Be Bop a Lula”のGene Vincent(ジーン・ヴィンセント)やMama’s Little BabyのJunior Thompson(ジュニア・トンプソン)など多くのロカビリアンたちがチャーリー・フェザースみたいな唱法で歌っています。 C&W出身ではないですが、日本で知られているアーティストでロカビリーを演奏したのはEddie Cochran(エディ・コクラン)、Peggy SueのBuddy Holly(バディ・ホリー)、Blue Suede Shoesを作曲したCarl Perkins(カール・パーキンス)や、ファルセットが特徴のOoby DoobyのRoy Orbison(ロイ・オービソン)などたくさんいます。 日本で有名でないロカビリアンといえばカントリー出身のMac Curtis(マック・カーティス)なんかもいます。 Elvis Presley(エルビス・プレスリー)もBaby Let’s Play Houseなどにマンブリングと同様にヒカップを取り入れていました。 カントリー出身のロカビリー・ウーマンのWanda Jackson(ワンダ・ジャクソン)やBrenda Lee(ブレンダ・リー)、ポップスのConnie Francis(コニーフランシス)が歌った1958年のヒット曲の”Stupid Cupid(間抜けなキューピッド)”もしゃくりあげています。 他のロカビリアンというと1957年のレコーディングにジェリー・リー・ルイスがピアノを担当したというロカビリーのパイオニアといわれたBilly Lee Riley(ビリー・リー・ライリー/2009年死去)やDale Hawkins(デイル・ホーキンス)や米東部ニュージャージー出身のChuck Bene’(チャック・ベネ)もいました。 世代がちょっと後になりますが、ロカビリアンというよりギター演奏が素晴らしいロッケンローラーで低音のLink Wray(リンク・レイ)や、ビリー・リー・ライリーの”Red Hot”をカバーしたロカビリー・リバイバルのRobert Gordon(ロバート・ゴードン)やカナダ系のJack Scott(ジャック・スコット)なども入るでしょう。 ギター演奏ならトワンギーで一世を風靡したDuane Eddy(デュアン・エディ)がいます。

Memphis Recording Service
30歳にして突如音楽を志したというチャーリー・フェザースはまずSam Phillipps(サム・フィリップス)が経営していたMemphis Recording Service(メンフィス・レコーディング・サーヴィス)に入社して歌手になる機会を窺いました。 メンフィス・レコーディング・サーヴィスはレコード会社ではなく、誰でもがいくばくか支払うとレコードを吹き込めるメンフィスの録音所のことで、後にSun Studio(サン・スタジオ)となった所ですが、1962年にはサム・フィリップスはサン・レーベルを設立しました。 1950年代の初めにエルビスがヴィニール盤に自分でギター伴奏した曲を録音したそうで、後にママへのプレゼントだったという説が広まりました。 器用なチャーリー・フェザースは録音しにやって来る歌手たちのアレンジを手伝ったり、スチールギターやピアノの手ほどきから代役まで務めるなど何でもやりましたが、その中にスプーンの演奏があります。 スプーンとはまさに匙ですが、2本の匙を人差し指の両側に挟んでカスタネットのように音を出す伴奏のことでオールドタイムのカントリーなどで使用されたそうです。 そんなこんなしているうちにチャーリー・フェザースのカントリーの腕を見込んだフィリプス・レコードが初シングル「Peepin’ Eyes」をリリースしました。 聴きなれた古いカントリーソングもチャーリー・フェザースの手にかかればまるで別物、完全にチャーリー・フェザースの歌になってしまうのです。 ところが、カントリーだけでなくエルヴィスみたいにロックもやりたかったチャーリー・フェザースは2枚目のシングルはメンフィスのサン・レコードで吹き込みましたが、次はMeteor Records(メテオレコード)で両面ロカビリーのTongue-Tied JillとGet With Itを吹き込んだのです。 そしてその次のキングレコードでチャーリー・フェザースの本格的な伝説的ロカビリー時代が到来します。 1956年のヒット曲としては、”One Hand Loose”、”Bottle to the Baby”、”Everybody’s Lovin’ My Baby(Everybody Is Loving My Baby)”、そしてあの”I Can’t Hardly Stand It”など他数曲をリリースして、全てがロカビリーのスタンダードとなりました。 1957年に”Nobody’s Woman”、”Too Much Alike”、”When You Come Around”、”When You Decid”などを吹き込み、1958年に今なお人気の”Jungle Fever”や”When You Decide”を録音し、1959年には”Dinky John”や”South of Chicago”といったように50年代だけでもかなりの数になります。
チャーリー・フェザースのカントリー初シングルの”Peepin’ Eyes”が聴けるwfmuラジオのプレイリストはMusic to Spazz By with Dave the Spazz On WFMU February 13, 2003(rock it on out! RealAudioをクリックしてクリップ・ポジション(再生バー)をに2:31:51に移動)
チャーリー・フェザースが最初にメテオで吹き込んだ冒頭にコメントも入っているヒカップ入りの”Tongue-Tied Jill”が聴けるwfmuラジオのプレイリストはMusic to Spazz By with Dave the Spazz On WFMU August 5, 2004(get it! RealAudioをクリックしてクリップ・ポジション(再生バー)をに47:20に移動)

謎の男: 天才チャーリー・フェザース
どうしてチャーリー・フェザースが音楽界で大成功したのかが私には不思議なのです。 まず音楽一家に生まれたわけではなく、ストリートミュージシャンとして日銭を稼いだ経験もなし、ましてや音楽学校にも行っていません。 工場勤めで身体をこわして入院中にラジオから流れてきた音楽を聴いて「歌手になる!」と思ったそうです。 そして仕事場を録音所に変えたといえ、そこで楽器の演奏から編曲、果ては”作曲”とそのマルチタレントぶりはまさに怪しき人物、いや天才です。 録音所時代にカントリー歌手としてのタレントを認められて、類稀なき向上心を持ったチャーリー・フェザースがあの手この手で音楽業界を突き進んで行った成果でしょうが、饒舌で多少大風呂敷の気味があるチャーリー・フェザースがそのことに関してどこかで語っているのでしょうか。

1970年代にロカビリーがヨーロッパでリバイバルした時はチャーリー・フェザースと同郷のミシシッピ出身で”I Don’t Believe I’ll Fall in Love Today”がヒットしたWarren Smith(ウォーレン・スミス)やテキサス出身で”Party Doll”がヒットしたBuddy Knox(バディ・ノックス)や”If I had Me A Woman”がヒットしたMac Curtis(マック・カーティス)、そしてジャック・スコットなどと共に公演して廻りましたが、チャーリー・フェザースが最初の神格化された存命のロカビリースターとなったそうです。 このロカビリーブーム再来のお陰で、なんたって数ドルの古い45回転シングルが何百ドルもするようになったのですからえらいことです。 ちなみに私の手持ちのEP盤ロカビリーレコードが日本円で1万5千円の価値がついているのを見つけたことがあります。 日本よりアメリカでの50年代オールディズ&ロカビリーファンが根強いようです。 皆さん、IT時代になってCD化されレコードはもう生産されていませんが実は優れものだったのですよ。 アナログレコード盤はCDよりも劣化しないそうですが、ピシピシとノイズは聞こえるでしょうね。
ちなみに日本でもジーン・ヴィンセントやワンダ・ジャクソンの来日で1950年代に旋風を巻き起こした日劇のウエスタンカーニバルに代表されるロカビリー熱狂シーンにはチャーリー・フェザースは登場しません。(同じ世代として私は当時ジャズ喫茶通いはしましたが日劇には一度も行ったことがありませんのでこういったニュースをテレビで見て唖然とした記憶があります。 なんじゃ~、ごりゃ~! もっともジャズ喫茶でも興奮のあまり気絶して失禁状態で運びされれた女の子がいました)

Quentin Tarantino’s Kill Bill
2003年にQuentin Tarantino(クエンティン・タランティーノ)が監督した映画「Kill Bill Vol.1(キル・ビル1)とKill Bill Vol.2(キルビル2)」ではチャーリー・フェザースのThat Certain FemaleとCan’t Hardly Stand Itがそれぞれ使用されました。  「キルビル1」で使用された”That Certain Female”はリバイバル時期の1974年の録音ということなので驚きますが、この頃のチャーリー・フェザースの歌と50年代のものと聞き比べるとやはり歳の功で凄みが増しています。  「キルビル」が若い世代に人気だったことが影響しているようで、ソーシャル・ミュージック・プラットフォームのLast.fmではThat Certain Femaleがだんとつ第1位で次はもちろんCan’t Hardly Stand Itです。 未発表6曲を含む全47曲を収録した輸入盤のアルバムには2009年に発売された二枚組CDの「Can’t Hardly Stand It」(ASIN: B001PVWXTE)があります。(試聴はCan’t Hardly Stand It! – AllMusic.com
キルビルのサウンドトラックに収録されている”Can’t Hardly Stand It”は歌詞がExplicit(露骨)になっていますが、英語が分からないのでどう違うのかも分かりません。 端正な顔立ちでジェスチャーも殆どなく歌うチャーリー・フェザースの歌詞の中にヒップホップでもあるまいに”Explicit”があるなんて! そうです、チャーリー・フェザースの歌は時にはロマンティックに、時には可笑しく、そして時にはブードゥー呪いのGot My Mojo Workingのような歌詞のDefrost Your Heartにみられるように邪悪なムードも醸し出すのです。 BooDoo!

チャーリー・フェザースのオフィシャルサイトは現在消滅しましたがチャーリー・フェザースの歌詞がたくさん見られるCharlie Feathers LYRICS – Genius.com
チャーリー・フェザースの詳しいディスコグラフィーが書かれたCHARLIE FEATHERS DISCOGRAPHY

videoCharlie Feathers & Family
過激なロカビリーからしっとりとしたカントリーまで聴かせてくれるチャーリー・フェザースの何曲かは他のアーティストにカバーされました。 特にカントリーソングのI Forgot To Remember To Forgetは何人かのC & W歌手やチャーリー・フェザースと共同で曲作りをしたエルビス・プレスリーの初ナンバーワンヒットとなっています。

Listenチャーリー・フェザースを聴こう!
The Hound – August 12, 1989 Charlie Feathers Tribute(分からなかったらこちらのCharlie Feathers Tribute
コンサート会場で「トークはもういいから早く歌っちくりぃ!」とファンが思うほど長い長いチャーリー・フェザースのコメントもちょっと収録されて(いや、ちょん切られた)、”Jungle Fever”、”She Set Me Free”、”Can’t Hardly Stand It”、”One Hand Loose”、Johnny Burnette(ジョニー・バーネット)のデビュー曲だった”Tear It Up”が聴けます。(”Charlie Feathers Tribute”をクリックすると3.6MBのMPEG(MP3)ファイルがダウンロードされ、私のPC設定ではiTunesですが他のPCではQuickTimeで開きました)
チャーリー・フェザースの”Stutterin’ Cindy”が流れるMySpace.com / Rockabilly / Country / Charlie Feathers(プレーヤーのリストをクリックすると”One Hand Loose”、”Cant Hardly Stand It”、”That Certain Female”が聴けます)

チャーリー・フェザースのアルバム”Get with It: The Essential Recordings”に収録されている”You Believe Everybody But Me”や”Tip Top Daddy”に収録されている”That Lonesome Feeling”、又”Rock-A-Billy: Rare & Unissued Recordings”に収録されている”I’ve Been Deceived”が聴けるwfmuラジオのプレイリストはPlaylist for The Radio Thrift Shop with Laura Cantrell – February 7, 2004(Listen to this show: RealAudioをクリックしてクリップ・ポジション(再生バー)を1:13:40に移動)

☆ロカビリーについて書かれたサイトです。(英語)
Mac Curtis Discography

ロカビリー映画といえばチャーリー・フェザースみたいにJohnny Depp(ジョニー・デップ)がヒカップを交えて歌った1990年の「Cry-Baby(クライ・ベイビー)」があります。(但し”Cry Baby”内での歌はロカビリー&カントリー・シンガーのJames Intveld(ジェームス・インヴェルド)の吹き替え) 監督は1988年のHairspray(ヘアスプレー)の後のでJohn Waters(ジョン・ウォーターズ)で、晩年のTroy Donahue(トロイ・ドナヒュー)も不良の父親役で出演しています。

チャーリー・フェザースのアルバム
☆ページトップのCD画像は1998年リリースの人気アルバムでRock-A-Billy: Rare & Unissued Recordingsです。 1954年から1973年までの録音を収録していて、I’ve Been Deceived、One Hand Loose、Frankie And Johnny、Corinne, Corinna、キルビルのI Can’t Hardly Stand Itなどを収録。
全曲試聴はRock-A-Billy: Definitive Collection 1954-1973 – AllMusic.com
ページトップでMP3リンクしたカントリー曲の”Wild Side of Life”はアルバム「Uh Huh Honey」と同じくArlie CarterとWilliam Warrenの曲ですが70年代のアルバム「Wild Side Of Life: Rare and Unissued Recordings Vol. 1」(ASIN: B003GO5ZTI)に収録された”Wild Side Of Life”はヒカップとエコーが効いたバージョンです。

Get With It: Essential Recordings (1954-1969 )
アルバムタイトル曲のGet With Itや初シングルのPeepin’ EyesyやEverybody’s Lovin’ My BabyやDefrost Your Heartなど全42曲が収録された2枚組CDで、Sun、Meteor、Kingなどチャーリー・フェザースのほとんどの録音を網羅しています。
feathers_get.jpgGet with It: The Essential Recordings (1954-1969)
試聴はGet With It: Essential Recordings Vinyl LP Record – CD Universse

Uh Huh Honey
オリジナルは1956年という人気のアルバムでStutterin’ Cindyの他、タイトル曲のUh Huh Honey、Tear It Up、That Certain Femaleなどを含む全28曲を収録した1993年リリースのヒカップ満載のCDです。
Uh Huh Honey by Charlie FeathersUh Huh Honey
試聴はUh Huh Honey – AllMmusic.com

Tip Top Daddy
チャーリー・フェザースのサンレコード時代後期の録音を集めたロカビリーファン向けのアルバムで、That Lonesome Feeling も収録されています。
Tip Top Daddy by Charlie FeathersTip Top Daddy
全曲試聴はTip Top Daddy – AllMusic.com

His Complete King Recordings CD Charlie Feathers
取り合えずキング時代のチャーリー・フェザースを聴いてみるなら、Too Much Alikeのようにバラード風もありますがOne Hand Looseを含むロカビリーの8曲を収録したアルバム
His Complete King Recordings by Charlie Feathers
全曲試聴はHis Complete King Recordings – AllMusic.com

That Rockabilly Cat!
That Rock-A-Billy Cat! by Charlie FeathersThat Rockabilly Cat!
「That Rock-A-Billy Cat!」の収録曲はGone, Gone, Gone、Tongue Tied Jill See All、Wild Side of Life、Do You Know、Rock Me、Wide River、Crazy Heart、Uh Huh Honey、Cold Dark Night、Rain、Mama Oh Mama、Cherry Wine。There Will Be Three、I’m Movin’ Onの全14曲です。
1993年の国内盤は「ザット・ロカビリー・キャット」(チャーリー・フェザーズ B00005IGYG)
1979年リリースのCD「That Rock-A-Billy Cat!」の試聴はCharlie Feathers – That Rock-A-Billy Cat! – CD Universe

チャーリー・フェザースのロカビリー曲がサウンドトラックに使用された映画は稀です
“Defrost Your Heart”が使用されたWalk the Line ウォーク・ザ・ライン 君につづく道
“One Hand Loose”が使用された2010年の「The Killer Inside Me」はフールズ・ゴールド カリブ海に沈んだ恋の宝石