陽のあたる場所 A Place In The Sun (1951)

A Place in the Sun VHS
A Place in the Sun
陽のあたる場所(1951年)

「A Place in the Sun(陽のあたる場所)」の原作は1925年に発刊されたTheodor Drieser(セオドア・ドライザー、もしくはシオドア・ドライサー)の小説「An American Tragedy(アメリカの悲劇)」です。 日本では1982年にテレビのサスペンス・ドラマとして「陽のあたる場所」が放映されています。(主演は沢田研二と夏目雅子)
ちなみにセオドア・ドライサーの原作には”Carrie(シスター・キャリー)”を映画化した「黄昏」があり、Laurence Olivier(ローレンス・オリヴィエ)がとことん不幸に身を持ち崩す紳士を演じます。
「陽のあたる場所」は1906年にあった事件、妊娠した恋人を湖で溺死させたとして処刑された若者の実話で、1931年の同名の映画「An American Tragedy(アメリカの悲劇)」の原作となっています。 このヒロイン役は1932年にCary Grant(ケイリー・グラント)がPinkerton(ピンカートン)を演じた「Madame Butterfly(お蝶夫人)」で芸者の蝶々さんを演じたSylvia Sidney(シルヴィア・シドニー)でした。 こちらの「陽のあたる場所」はGeorge Stevens(ジョージ・スティーヴンス)が監督して1952年のオスカーでアカデミー監督賞、脚色賞、黒白撮影賞、作曲賞、黒白衣裳デザイン賞などの5つの賞を獲得した作品です。 ジョージ・スティーヴンスは1953年に少年ジョイの”シェーン!カムバック!”の叫びが有名な「Shane(シェーン)」、1956年にジョージ・スティーヴンスがアカデミーの監督賞を受賞した「Giant(ジャイアンツ)」、そしてMillie Perkins(ミリー・パーキンス)が主演してシェリー・ウィンタースがアカデミーの 助演女優賞を獲得した1959年の「The Diary of Anne Frank(アンネの日記)」などを監督しています。 他にも劇場未公開でしたがケイリー・グラントとジーン・アーサーが共演した1942年のコメデイ映画「The Talk of the Town(希望の降る街)」が知られている監督です。
後に2度のオスカーを受賞するシェリー・ウィンタースの初のオスカー・ノミネートで、合計4度のモンゴメリー・クリフトも2度目のノミネートでした。
☆「アメリカの悲劇」はMarlene Dietrich(マレーネ・ディートリッヒ)主演の「Der blaue Engel(嘆きの天使)」や「Morocco(モロッコ)」で知られるオーストリアのJosef von Sternberg(ジョセフ・フォン・スタンバーグ)が監督し、1932年の「Madame Butterfly(お蝶夫人)」で蝶々さんを演じたSylvia Sidney(シルヴィア・シドニー)が出世欲にかられた若者に殺される女工のロバータ・オールディン役で出演しました。 ちなみにウディ・アレンが監督した2005年の「Match Point(マッチポイント)」も類似したストーリーとなっています。 こちらはロンドンの上流社会に入り込んだ田舎出の主人公クリスがScarlett Johansson(スカーレット・ヨハンソン)が演じるノラに魅せられるも愛と愛欲のはざまで頓挫を来す話です。 玉の輿に乗り損なったアメリカ人のバツイチ女(ヨハンソン)がクリスの愛人となった挙句の妊娠が悲劇の始まりとなります。 殺人の一部始終にジュゼッペ・ヴェルディ(Verdi)のオペラ「Othello(オセロ)」が流れます。(最終的にクリスは生涯罰なき罪を背負って生きることに)終盤、クリスが運命の別れ道(マッチポイント)となるアクセサリーを川に投げ捨てるシーンで川に行く手前のレンガ塀にバンクシーの絵が描かれています。 高額で落札されてシュレッダーにかけられたあの有名な「風船と少女」です。

「陽のあたる場所」の出演者は野心に燃える若者であるGeorge Eastman(ジョージ・イーストマン)にMontgomery Clift(モンゴメリー・クリフト)、ジョージが憧れる富豪の娘の女子大生のAngela Vickers(アンジェラ・ビッカース)には当時19歳のElizabeth Taylor(エリザベス・テイラー)ですが華奢でとてつもなく美しく上品なお嬢さまですからジョージでなくともメロメロになります。
「陽のあたる場所」の映画パンフレットが見られる陽のあたる場所 懐かしの映画パンフレット

Montgomery Clift
モンゴメリー・クリフトはJennifer Jones(ジェニファー・ジョーンズ)と共演した1953年の「Stazione Termini(終着駅)」を始め、多くの名作に出演したブロードウェイ出身のセクシーな俳優でエリザベス・テイラーとはNat ‘King’ Cole(ナット・キング・コール)が歌った主題歌(Raintree County)が有名な1957年の「Raintree County(愛情の花咲く樹)」でも共演しています。 モンティは自動車事故での致命的な顔面損傷の後もエリザベス・テイラーの支えにより奇跡的に復帰を果たしました。 しかしながら1967年に予定されていた「Reflections in a Golden Eye(禁じられた情事の森)」は心臓発作で突然亡くなってしまったのでMarlon Brando(マーロン・ブランド)が交代し、エリザベス・テイラーとの4本目の共演は果たせませんでした。 モンティはハリウッド初の反逆精神を備えた俳優でもありました。 数少ないモンティの映画で私が好きな作品はというと1953年に牧師を演じた「I Cinfess(私は告白する)」があります。

Elizabeth Taylor (1932 – 2011)
June Allyson(ジューン・アリソン)やJanet Leigh(ジャネット・リー)が出演した1949年のLittle Women(若草物語)に出演した17歳のエリザベス・テイラーはえもいわれぬ美しさですが、私が最も好きなのはリズのその特徴のある可愛い声でした。 そして私が見たエリザベス・テイラーの映画で一番好きな作品は1958年のテネシー・ウィリアムズ原作をRichard Brooks(リチャード・ブルックス)監督が映画化した「Cat on a Hot Tin Roof(熱いトタン屋根の猫)」です。 いじらしい妻を演じたリズはやたらにシミーズ姿になりますが、リズの衣裳ではプレーンなブラウスからタイトスカートに至るまで最高級品!
「熱いトタン屋根の猫」のサントラはありませんが音楽はリチャード・ブルックスが監督した1955年の「Blackboard Jungle(暴力教室)」で音楽を担当したCharles Wolcott(チャールズ・ウォルコット)です。 チャールズ・ウォルコット作曲のLove theme from Cat on a hot tin roof(テーマ曲)の他、André Previn(アンドレ・プレヴィン)作曲のLost in a summer nightなどがクラシカルな曲が使用されています。 その後、私はテーマ曲のThe Shadow of Your Smileが有名になった1965年のThe Sandpiper(いそしぎ)を観て以来、エリザベス・テイラー映画はご無沙汰しています。

リズは私生活では1967年に「Doctor Faustus(ファウスト悪のたのしみ/博士の異常な愛)」でも共演した英国俳優のRichard Burton(リチャード・バートン)と1964年から結婚離婚を繰り返したこともありました。 可愛いDebbie Reynolds(デビー・レイノルズ)の夫君だった人気歌手のEddie Fisher(エディ・フィッシャー) と結婚した時はびっくりしました。 この前の1957年に結婚したプロデューサーのMike Todd(マイケル・トッド)が1958年に飛行機事故で急逝したショックのせいで神経が脆くなったとか。(白馬に乗った王子様を失ったなんて信じられない、どうすれば) 「陽のあたる場所」で仲良しだったモンティがユダヤ人の青年を演じたからか、「アンネの日記」が上映されたからか、いや、最愛のマイケル・トッドがユダヤ移民の子だったからか、マイクが飛行機事故で急逝したあとの1959年にリズはユダヤ教に改宗しています。
エイズ撲滅運動に貢献してきたエリザベス・テイラーですが一時は脳腫瘍の手術後は短髪にしてイメージチェンジを計りました。 最近は持病の腰痛のために車椅子の人となっていますがジュエリーのデザインなどの仕事をしているそうです。
訃報
これまで脳腫瘍や皮膚ガンや肺炎などを克服したリズでしたが、最近は心臓を病んでいて1ヶ月以上も入院している最中の2011年3月に鬱血性心不全により79歳で亡くなりました。 葬儀の後、親友だったMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)と同じForest Lawn Cemetery(フォレストローン墓地)に埋葬されるそうです。 グッバイ、バイオレット・アイズ…

野望を抱くジョージが勤務する工場の同僚の田舎娘のAlice Tripp(アリス・トリップ)をShelley Winters(シェリー・ウィンタース)が演じています。 ナイトクラブのコーラスガール出身のシェリー・ウィンタースはハリウッドの黄金時代にはジェーン・マンスフィールドのような金髪グラマーのセックス・シンボルでしたが、望んでこの田舎娘風のアリス役に応募したようです。 この後、1959年の「The Diary of Anne Frank(アンネの日記)」や1965年の「A Patch of Blue(いつか見た青い空)」で助演女優賞を獲得して演技派に転身(体型も変身)、1962年の「ロリータ」や1966年の「アルフィー」など多くの名作に出演してきましたが、残念ながら心不全で2006年に亡くなりました。
☆シェリー・ウィンタースのセクシー時代の雑誌のカバー写真はShelley Winters – LIFE Magazine, 1955Shelley Winters – Bert Christensen’s Illustrations Gallery(☆Bert Christensen’s Cyberspace Home

そして忘れてはならない登場人物としては、事件の捜査を担当する足が不自由なDist. Atty. R. Frank Marlowe(州地方検事マーロウ)です。 「Perry Mason(ペリー・メイスン)」では弁護士を演じていた「Raymond Burr(レイモンド・バー)」は本当に足が悪くて人気だったTVドラマの「Iron Side(鬼警部アイアンサイド)」では車椅子に乗っていました。

陽のあたる場所 (1951) あらすじ
ビジネスで大成功したイーストマン一族ではあるものの、母親エイサが宗教の伝道活動をしている貧しい家庭環境に育った青年ジョージ・イーストマンの野望の旅はカンサスの田舎から叔父の会社を訪ねるためのヒッチハイクで始まります。 なかなか車が止まってくれずにふと振り返ったジョージの目には未来を暗示するかのようにイーストマン社の大きな看板の水着の美女が微笑みます。 そして無情にも追い越していく高級車を見送ったジョージが訪ねた先は叔父が社長を務める水着製造メーカーのイーストマン社です。 その日は自宅にいるという社長を訪ねた時、ジョージは華やかなアンジェラ・ヴィッカーズの姿を目にします。

社長命令で女子従業員との交際は御法度のはずだったが、ショージは水着製造メーカー工場の梱包部で勤務するうちに22歳の同僚の女工員アリスと映画館で偶然隣り合わせになってから親しくなります。 エルム通りの下宿に送って行ったジョージは積極的にアリスに言い寄るのです。 ある雨の夜、雨宿りを口実にアリスの下宿にはい入り込んだジョージは窓辺のラジオから流れるラテン音楽に誘われて情熱に身をまかせた一夜をアリスと過ごします。 仕事ぶりを認められて昇進したジョージは自分の誕生日をアリスと祝う予定でしたが社長宅のパーティに呼ばれます。 知る人も無くジョージが一人ビリヤード室で過ごしている時に現れたのがずっと憧れていた令嬢のアンジェラでした。 すぐに親しくなった二人はパーティで時間の経つのを忘れるほどダンスに夢中になりジョージの誕生祝いを準備していたアリスは待ちぼうけをくらいますが会社に二人の仲が知れたらクビだから辛抱します。 積極的なアンジェラに見初められ有頂天のジョージでしたが、なんとそんな時にアリスが妊娠!あのラテンの夜の深い関係が原因。 堕胎医探しも上手くいかず、アリスからは結婚を迫られたジョージはこのままでは破滅だと思い悩んでいる時、ジョージの耳にラジオから湖での水死者のニュースが聞こえてきます。 そして、ジョージはあらぬことを思いつくのです。 事故。 加えてそのジョージに追い打ちをかけるようにアンジェラから聞いた湖での溺死の話。 やるっきゃない! マスコミにバラすといきまくアリス迫られて結婚届けのために裁判所に行ったが労働の日でお休み。 ハネムーン代わりとアビ湖へピクニックに誘うジョージ。 車がガス欠だから散歩してボートに乗ろうと偽名のギルバート・エドワーズでボートを借りて二人は夕刻の湖へ漕ぎ出します。(珍しくはない名前なのに偶然か?とボート番は訝ります) あの夏、アンジェラ家の湖畔の別荘の近くのアビの湖でも聞いたことがある悲鳴のようなアビ(水鳥)の鳴き声が、この冬の湖でも不気味に響きます。(ジョージの心境は阿鼻叫喚) 二人で一番星にお願いをかけることにした時にアリスはこう言います。 「何をお願いしたの?」、無言のジョージ、「貴方は、私が死ぬようにと願ったのね!」
絶望したアリスは突然立ち上がったのでボートは転覆し、結果的にはジョージの望み通りになります。 ボートが転覆した一瞬、ジョージの脳裏を横切ったのが美しいアンジェラ、これがアリスの死に直接手は下さなかったジョージを殺人へと導いたのです。 最初の出会いで聞き知っていました。 農家育ちのアリスはカナヅチ。 そうです、邪魔者は消えた。 ジョージは一人岸に泳ぎ着きます。

この事件を担当するのが足が悪く杖をついている地方検事マーロウです。 アリスの溺死死体が上がったことにより鬼検事マーロウのアリス・トリップ殺害事件の本格捜査が開始されて、水死体が発見されなかった男の方が夜に車で走り去ったと言うボート番やアリスの下宿の大家の証言からジョージが一番恐れたこと、アンジェラとイーストマン家の一族にジョージの二重生活が露見してしまいます。 ジョージの無罪を勝ち取るためにイーストマンが雇った弁護士は検察側と争いましたがその頑張りは徒労に終わりました。(報酬は受け取れないかも) 検事が推測したようにアリスをオールで殴ってもいないし直接手をかけてもいなかったがアリスが湖に落ちた時ジョージは助けないでアンジェラのことが頭によぎった、つまり心で殺人を犯したのです。

両親の承諾を得られなければ駆け落ちも辞さない決心だったアンジェラはショックを受けて病の床に臥せり、ジョージは第一級殺人罪で起訴され陪審員裁判で有罪評決となり死刑が決定します。
やっとのことで獄中を訪ねたアンジェラの言葉 「ずっと貴方を愛しつづけるわ、命がある限り」
そしてジョージの言葉 「もうすぐ死ぬ、そしたら忘れてくれ」
そしてアンジェラの言葉 「私たちは、お別れを言うために出会ったのね」
そして処刑室へ向かうジョージにオーバーラップする美しいアンジェラとの愛の思い出。
はたしてジョージは本当にアンジェラを愛していたのでしょうか、それともアンジェラのいる上流社会への憧れだったのでしょうか。
☆ジョージを演じたモンゴメリー・クリフトは死刑囚の役作りのためSan Quentin Penitentiary(サン・クエンティン刑務所)の監房で一晩過ごしたそうです。
サン・クエンティンについては映画私は死にたくない

video「陽のあたる場所」のトレーラが観られるA Place In The Sun – Turner Classic Movies(watch a trailerをクリック)
A Place In The Sun Trailer – VideoDetective

A Place In The Sun DVD
ページトップの画像は1998年リリースの「A Place In The Sun」の輸入VHS(英語)です。
下記は「陽のあたる場所」2008年リリースの日本語字幕DVD(白黒)です。
A Place in the Sun陽のあたる場所
この他に500円DVDの「陽のあたる場所」(ASIN: B004NORTX0)などもあり。

A Place In The Sun Soundtrack by Franz Waxman
戦前から映画音楽を手掛けているポーランド出身の作曲家「Franz Waxman(フランツ・ワックスマン)」作曲の「陽のあたる場所」のテーマ曲はオスカーでBest Music, Scoring of a Dramatic or Comedy Picture(作曲賞)を受賞しました。  フランツ・ワックスマンはAlida Valli(アリダ・ヴァリ)が主演したヒッチコックの「The Paradine Case(パラダイン夫人の恋)」や「Rebecca(レベッカ)」、Sunset Boulevard(サンセット大通り)など名画のサントラを手掛けてきました。 私はフランツ・ワックスマンの音楽というと、Marlon Brando(マーロン・ブランド)と高美以子やMiyoshi Umeki(ナンシー梅木)が共演した1957年の映画「Sayonara(サヨナラ)」を思い浮かべます。 朝鮮戦争下の日本が舞台の米軍を扱った映画でJames Garner(ジェームズ・ガーナー)も出演しました。 Hana-ogi(花扇)を演じたMiiko Taka(高美以子)が歌った主題歌「Sayonara(Goodbye)」が大好きですが、これはフランツ・ワックスマンではなくIrving Berlin(アーヴィング・ バーリン)の作詞・作曲だったそうです。(Sayonara, Japanese goodbye! Whispered sayonara…Smiling, but not cry. No more we, near the tree, Looking at the sky. Sayonara… sayonara… Goodbye!…)

Charles Gerhardt(チャールズ・ゲルハルト)指揮で演奏はNational Philharmonic Orchestra(国立交響楽団)の「A Place in the Sun(陽のあたる場所)」のサウンドトラックCDはありませんが、 2012年発売のMP3 ダウンロードの「OST A Place In The Sun」で”Main Title”からエンディングの”Farewell”まで試聴できます。
OST A Place In The Sun – Amazon.co.jp (MP3 Down Load)
サントラ画像と曲目が見られるA Place in the Sun (1951) (Franz Waxman) – You Don’t Have To Visit This Blog(A Place in the Sunで検索)

The Classic Film Scores of Franz Waxman
フランツ・ワックスマンの8曲収録クラシック映画音楽集にテーマ曲(prelude)の”A Place in the Sun”、Angela、Loon Lake、Farewell And Frenzy、The Farewellがメドレーで収録されています。 ヒッチコック作品の”レベッカ”や”サンセット大通り”のテーマ曲なども入っています。
Boulevard: The Classic Film Scores of Franz WaxmanSunset Boulevard: The Classic Film Scores of Franz Waxman
“A Place in the Sun”の試聴はSunset Boulevard: The Classic Film Scores Of Franz Waxman – allmusic.com

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陽のあたる場所 A Place In The Sun (1951)」への2件のフィードバック

  1. 社長の秘書 より:

    素晴らしい映画だった。映画のテーマミュージックに加えシェリー ウィンタースの部屋で過ごした雨の夜にラジオから流れていた[out of nowhere]明くる朝早く番組が未だ始まっていない時間帯の空間雑音だけのラジオ放送。20歳前頃観たゴールデンタイムの一本だった。昼から学校をさぼってヴェラクルス 地上より永遠等今想えばアメリカのハリウッドを通した人生訓 エドワード ディミトリク等の生き方 活劇主人公の格好良さ 対するアーネスト ボーグナイン演じる判り易いいじめ役 映画(ハリウッド)の良心が残っていた時に映画を観れて幸せだった。

  2. koukinobaaba より:

    「社長の秘書」さんも古き良き時代のハリウッド映画を堪能されたのですね。商業的超大作の成功をしりめに社会派映画も製作されている昨今、ハリウッドの良心はいまだ健在であると思います。

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