ニコール・キッドマン 奥さまは魔女 Bewitched (2005)

Bewitched Me With Charm –Bewitched Nose Twitching Bewitched…
Will Ferrell and  Nicole Kidman on Bewitched
Will Ferrell as Jack (Darrin) and Nicole Kidman as Isabel (Samantha)
Every Woman Wants to be a Witch
♪ お鼻ピクピク♪

奥さまは魔女(2005年)
女流監督のNora Ephron(ノラ・エフロン)が1960年代のTVシリーズをテーマにしてNicole Kidman(ニコール・キッドマン)とWill Ferrell(ウィル・フェレル)が出演するラブ・コメ映画を作りました。 ノラ・エフロンはトム・ハンクスとメグ・ライアンのコンビで1993年に「Sleepless In Seattle(めぐり逢えたら)」と1998年に「You’ve Got Mail(ユー・ガット・メール)」を監督している他、メグ・ライアン主演の映画を何本も手がけていますが惜しくも2012年6月に亡くなりました。

Nicole Kidman as Samantha「奥さまは魔女」のなかでは、落ち目の映画俳優のジャック(ウィル・フェレル)が、映画の中のリメイクTVドラマ「奥さまは魔女」の旦那さまのダーリン役で返り咲こうと、サマンサ役にお鼻ピクピクが上手なイザベル(ニコール・キッドマン)をスカウトします。(オリジナルのテレビ版では日本語訳で”お鼻クチュクチュ”と言っています)

ところが、なんと!イザベル(ニコール)さまは本当に・・・ま、魔女! Bewitched!

脇役も豪華! Shirley MacLaine(シャーリー・マクレーン)がサマンサの母親魔女”Endora(エンドラ)”を演じる女優のアイリス役で登場し相変わらずの脚線美を見せる一方、元祖「アルフィー」のMichael Caine(マイケル・ケイン)がイザベルのパパの”Nigel Bigelow(ナイジェル・ビグロー)”を演じます。 かってはプレイボーイのアルフィーを演じたイギリス俳優でしたすが、ぐぐっと渋くなったマイケル・ケインが演じるイサベルのパパに気に入られたアイリスは果たして無事でしょうか。 「40歳の童貞男」のSteve Carell(スティーブ・カレル)もジャックの叔父さん役で最後に登場します。

フランスのロックバンドであるAir(エール)の”Surfing On A Rocket”で始まる映画は、ごく普通の恋を夢見た魔女が魔法のほうきを片手に空から舞い降りるシーンです。 ニコール・キッドマンが演じる魔女のイザベルは冒頭から魔法を使いまくり、気に入ったハリウッドの家を手に入れていまいます。 ちょっとブチだけど魔女のアイテムの黒猫も一緒。 タロットカードでお買い物をしちゃうイザべルがスーパーでで出っくわしたのはパパ。 パパはあちこちに現れます。 映画の魔女を探すジャックのマネ-ジャ-のJason Schwartzman(ジェイソン・シュワルツマン)がTom Cruise(トム・クルーズ)に見えてしまいました。 オーディションをしてもこれ!と思えるサマンサにめぐり合えなかったジョンは図書館で見つけました。 お鼻ピクピク! 「女優にならない?」と悪徳プロデューサーみたいにイザベラを口説きます。 「映画で僕の奥さんになって!結婚して!」「Yes!」 それで魔女のイザベラは魔女のテレビ番組「NEW Bewitched(新・奥様は魔女)」に出演することになります。 Yikes! イザベラはElizabeth Montgomery(エリザベス・モンゴメリー)が出演した1960年代のTVシリーズを観て勉強。 しかし「好感度32%の男優と99%の女優」論争も勃発、自己チュウのジャックには利用されただけと知り失恋状態のイサベラです。 復讐! クララおば様の媚薬でジャックはイサベラに夢中になり、二人はディナーを共にするのですが、ん? 何か変。 REW プレイバック! イサベラはジャックをひん剥いてナイフでグサリ! ふむ、媚薬は要らなかった。 「君は僕を罠にしかけなかった唯一人の女性だ!」 ご機嫌な二人がデュエットするのはルパート・ホームズのピニャコラーダ! しかし、この後大問題が勃発! Yikes!

video予告編が観られた「奥さまは魔女」のSonyPicturesオフィシャル・サイトは消滅しましたが、Apple – Trailers – Bewitched – Trailer でトレーラーが観られます。
他にはビデオ・クリップも観られるTrailers & Clips for Bewitched – New York Times
2005年7月全米公開、日本公開は2005年8月です。 乞うご期待!

ところで、ニコール・キッドマンの映画は「奥さまは魔女」で60年代のテレビ・シリーズは「奥は魔女」です。(但しビデオは奥さま
☆1960年代のTVシリーズについてはOriginal Bewitched(奥様は魔女)
どこが違うって? 「様→さま」にして区別しています。 ややこしい! もっとややこしいことに、1997年には邦題が「奥サマは魔女」というコメディ映画で、フランスの原題を「Un amour de sorcière(魔法使いの恋という意味)」といい、Jean Reno(ジャン・レノ)やJeanne Moreau(ジャンヌ・モロー)に加えてAlly McBeal(アリー・myラブ)でビリーを演じたカナダの俳優であるGil Bellows(ギル・ベローズ)も出演していますが、Vanessa Paradis(ヴァネッサ・パラディ)が主演して地でいくような母娘魔女映画です。 ちなみにヴァネッサ・パラディはJohnny Depp(ジョニー・デップ)と交際を続け子供も儲けたフランスの人気アイドル歌手で、1989年の「Noce blanche(白い婚礼)」でも主演しています。

「奥さまは魔女」では美しい179cmのニコール・キッドマンを引き立てるために一役買ったような長身(190cmチョイ)のウィル・フェレルはEntertainment Weekly(エンターテインメント・ウィークリー)で、アメリカで最も面白い人物として3番目に入ったことがあるほどの天才コメディアンだそうです。 1967年生まれのアメリカ人で、大学卒業後にスポーツ・ニュースキャスターになりましたがギャグが受けてコメディアンを転向しました。 アフレコを含め、「Saturday Night Live」などのいくつかのTV番組にに出演するようになりましたが、番組の出演者としては前代未聞の高級取りになったそうです。 俳優としてはまだ経歴が浅いのですが立て続けに出まくっています。
ウィル・フェレルの形態模写がエミー賞を獲得するほど評判でしたが、2002年を最後ににショーを降りて俳優にチャレンジしていて、「奥さまは魔女」の前2001年に「Zoolander(ズーランダー)」で悪役のファッションデザイナーのムガトゥを演じ、2004年にWoody Allen(ウディ・アレン)監督の「Melinda and Melinda(メリンダとメリンダ)」でスズキのパイ包みを焦がす主夫(売れない俳優)を演じています。 「奥さまは魔女」の後にはUma Thurman(ユマ・サーマン)と2005年の「The Producers(プロデューサーズ)」、Jon Heder(ジョン・ヘダー)と2007年の「Blades of Glory(俺たちフィギュアスケーター)」、声優としては2006年のアニメ「Curious George
(おさるのジョージ)」で黄色い帽子のテッドなど大活躍しています。 又、ご夫婦でボストン・マラソンを完走するなどスポーツ好きでもあるそうです。
ちなみにウィル・フェレルの父親はミュージシャンでライチャス・ブラザースのバックバンド・メンバーだったとか。

Bewitched (2005) DVD
2005年発売のニコール・キッドマンの「奥さまは魔女」のDVD
Bewitched DVD奥さまは魔女
3枚組セットの「奥さまは魔女 スペシャル・エディション」(ASIN: B0009VHUEY)もあります。

Bewitched Soundtrack
2005年発売のニコール・キッドマンの「奥さまは魔女」のオリジナル音楽はGeorge Fenton(ジョージ・フェントン)だそうですが、魔女や魔法に関連した有名な曲がサウンドトラックで使用されています。
映画のオープニングに流れる曲を演奏しているAir(エール)はフランスのNicolas Godin(ニコラ・ゴダン)とJean-Benoît Dunckel(ジャン・ブノワ・ダンケル)によるフレンチ・エレクトロ・ミュージックのユニット(デュオ)で2004年にシングルの”Surfing On A Rocket”をアメリカでリリースしたそうです。 ジャン・ブノワ・ダンケルは1999年の「10 Things I Hate About You(恋のからさわぎ)」、Doug Liman(ダグ・リーマン)監督の「Go、The Virgin Suicides(ヴァージン・スーサイズ)」、そして2003年の「Lost in Translation(ロスト・イン・トランスレーション)」、2006年の「Marie Antoinette(マリー・アントワネット)」などのサントラにもそれぞれSexy Boy、Talisman、Ce Matin La、Alone in Kyoto、Il Secondo Giorno Instrumentalなどの曲が使用されています。
Bewitched SoundtrackBewitched (Original Soundtrack)
♪ 試聴はBewitched Music From The Motion Picture – Muziekweb.nl
サントラにはSteve Lawrence(スティーヴ・ローレンス)のBewitched、Ella Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)が歌う「The Wizard of Oz(オズの魔法使い)」のマンチキンのパート”Ding Dong! The Witch Is Dead”、パーティ・シーンで流れたNatalie Cole(ナタリー・コール)のL-O-V-E (ラヴ)などが収録されている他に、「Where the Truth Lies(秘密のかけら)」の原作者であるRupert Holmes(ルパート・ホームズ)が歌うEscape (The Pina Colada Song)やエンディングロールで流れたLouis Armstrong(ルイ・アームストロング)の”‘Bout Time”まで収録されています。
☆ 1957年の映画「Pal Joey(夜の豹)」でフランク・シナトラも歌っている”Bewitched”の歌詞はbewitched Lyrics – stlyrics.com

2004年11月発表のニコール・キッドマンのシャネルNO.5 CM
Her Kiss, Her Smile, Her Perfume

Nicole Kidman on Chanel AdNicole Kidman on Chanel Ad
ローマの休日ならぬシャネルの休日!
ニコールのお相手は2003年に「Charlie’s Angels: Full Throttle(チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル)」でサーファーのランディや2007年の「300(300<スリーハンドレッド>)」でゴージャスなペルシャ王のクセルクセスを演じたマッチョなブラジル人俳優のRodrigo Santoro(ロドリゴ・サントロ)で、Claude Debussy(ドビュッシー)のピアノ曲の”Clair de Lune(月の光)”をバックにBaz Luhrmann(バズ・ラーマン)が撮りました。 月の光(Moonlight)はフランス語でクレール・ド・ルナというのですね。
Nicole Kidman Wears Chanel No. 5, Karl Lagerfeld & Diamonds
videoNicole Kidman & Rodrigo Santoro on Chanel No 5 CM – YouTube

☆ 2009年に二番煎じのようなソフトドリンクのSchweppes(シュウェッブス)のCMが制作されましたがこのChanel nº5(シャネル)とはロマンティックの度合いは比べものになりません。 ゲーップ!

Nicole Kidman
ニコール・キッドマンは2001年にバズ・ラーマンが監督した19世紀末のパリのナイトクラブを舞台にしたミュージカル映画「Moulin Rouge!(ムーラン・ルージュ)」に出演して、自慢(?)の喉を聴かせてくれました。(サウンドトラックの詳細はAudio-Visual Trivia内の「Nature Boy(ネイチャー・ボーイ)」) この年にはトム・クルーズが製作総指揮に関わりAlejandro Amenabar(アレハンドロ・アメナーバル)が監督したゾーッとするホラー「The Others(アザーズ)」では古典絵画芸術のように美しい母親役で主演しています。(Henry James(ヘンリー・ジェームズ)の小説「The Turn of the Screw(ねじの回転)」風?)
異色といえば2002年の「The Hours(めぐりあう時間たち)」で作家のVirginia Woolf(ヴァージニア・ウルフ)を義鼻を付けて熱演しアカデミー賞主演女優賞を獲得したニコール・キッドマンですが私が初めてその美しさを意識したのが1993年の「Malice(冷たい月を抱く女)」でのバック・ヌードです。(背中だからもしかしてボデイダブル?) 映画でキッドマンは医師と共謀して大金をせしめようとする悪女の役です。 1952年にMarilyn Monroe(マリリン・モンロー)が出演した「Dont Bother to Knock(ノックは無用)」でメジャーデビューし「The Graduate(卒業)」では誘惑マダムを演じたAnne Bancroft(アン・バンクロフト)がヒロインの母親として出演しましたが、「冷たい月を抱く女」では「Iron Man(アイアンマン)」でトニー・スタークの秘書のペッパーを演じたGwyneth Paltrow(グウィネス・パルトロー)が連続レイプ殺人事件の被害者となる女子大生のPaula(ポーラ)を演じていたのには気付きませんでした。
「冷たい月を抱く女」の翌年、この問題作はなぜか私には印象が薄かったのですがニコール・キッドマンはGus Van Sant(ガス・ヴァン・サント)監督の「To Die For(誘う女)」でTVキャスターを熱演してゴールデン・グローブの女優賞を受賞しています。
「奥さまは魔女」の前の2004年には私が観たいと思ってDVDを購入したIra Levin(アイラ・レヴィン)原作を映画化した「The Stepford Wives(ステップフォードの妻たち)」のリメイク版と、Alexandre Desplat(アレクサンドル・デプラ)作曲指揮のサウンドトラックが美しい「Birth( 記憶の棘)」に出演しています。 そして「奥さまは魔女」のあと同年に「The Interpreter(ザ・インタープリター)」に出演しましたが、この次にニコール・キッドマンが出演するのは2006年の「毛」にまつわるFur: An Imaginary Portrait of Diane Arbus(毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト)で「歌う大走査線」のRobert Downey, Jr.(ロバート・ダウニー・Jr)と共演します。 同じく同年にアニメの「Happy Feet(ハッピー フィート)」でお母さんペンギンの声を担当します。 2008年春に公開のSFファンタジー「His Dark Materials: The Golden Compass(ライラの冒険 黄金の羅針盤)」で「Infamous」に出演したDaniel Craig(ダニエル・クレイグ)と共演しますが私的には感動ものではありません。 2012年にキッドマンがトンでもない熟女を演じた「The Paperboy(ペーパーボーイ 真夏の引力)」の後、一番期待するのは2014年に世紀のエレガントなハリウッド女優で王妃になり、ヒッチコック監督の「マーニー」を辞退したGrace Kelly(グレース・ケリー)の伝記映画「Grace of Monaco(グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札)」でしょう。(レーニエ3世役はティム・ロス) その後2018年には「Boy Erased(ある少年の告白)」で同性愛の少年の母親役を演じています。
ちなみにニコール・キッドマンは1999年の「Eyes Wide Shut(アイズ ワイド シャット)」で10年間結婚していたTom Cruise(トム・クルーズ)と共演して見事な肢体をご披露しましたが、その後に離婚し、グラミー賞を受賞の歌手のKeith Urban(キース・アーバン)と2006年に結婚して女児を出産して2011年に代理母が出産した赤ちゃんも育てているそうです。 さて、ニコールは毎年恒例のレッドカーペットでの衣裳の競演でも素敵なドレスが話題になっていますが、2011年にはChristian Dior(ディオール)の白い刺繍イヴニングに珊瑚色のハイヒール姿のミスマッチが話題となりました。 私は2010年の第67回ゴールデングローブ賞授賞式で着用していたNina Riccino(ニナ・リッチ)の春のコレクションで発表されたバイアス使いのアイボリー・サテンのドレスが今までで最高だと思います。

ニコール・キッドマン 奥さまは魔女 Bewitched (2005)」への9件のフィードバック

  1. lotus-suiren より:

    こんにちは 久しぶりにお邪魔したらお引越しされていたのですね。
    コメントこなくて…ですか 私はココを楽しみにしているので頑張ってくださいね!

  2. koukinobaaba より:

    lotus-suire さん、未だに引越し途中で御迷惑かけてますが今後とも宜しくお願い致します。

  3. こんばんは♪  koukinobaabaサマ
    映画の日に観てきましたーー。
    ニコール・キッドマン、トムとわかれてから、めきめきとキュートになってきますね。
    ほんとうにシャリー・マクレーンが魔女に見えてきました。おそろしー。
    トラバしますので、よろしくお願いします。

  4. koukinobaaba より:

    chandelierさん、ご覧になりましたか! シャリー・マクレーンは若いときから特異なマスクですからエンドラ役にピッタリですね。 ホントにニコール・キドマンはどんどん若くなっていくみたい・・・ニコール様は本当に魔女!?
      それにしてもchandelierさんは映画、美味しいもの、散策と、有閑マダムを地で行く毎日なのでは? 羨ましい!

  5. Twinsherry より:

    This was a fun movie, but Will Ferrell was very annoying when he acts next to Kidman who uses a more understated acting style, but overall I had a great time watching it.By the way, why does Kidman’s movies always don’t get high box office results?

  6. koukinobaaba より:

    Hi ,Twinsherry, finaly I can get your comment on my blog. Thank you very much!
    You wonder why Kidman’s movies don’t get high box office results, I’ve heard that recent “The Golden Compass” got no good critics as a whole and after “Moulin Rouge”, there seem to have been no good movie with her. I have no idea why, but here in Japan almost of all her movies are very popular. She is Beauuuutiful, that’s all! By the way, have you read “NICOLE’S NEXT ANOTHER TURKEY?” on New York Post?

  7. Twinsherry より:

    こんにちはNicole Kidman may be my most watched actress, I always catch her movies whenever they are showing in the cinema, and she does make more movies than any other actress.Maybe Americans prefer their movies to have male…

  8. Twinsherry より:

    Konichiwa koukinobaaba, maybe this is has something to do with the blog software’s settings, hopefully it’s something that can be easily solved by asking the experts. I do enjoy watching and talking about movies, you know is it the recent Writers strike? It’s already April and I may have only watched less than 5 movies because nothing interesting seems to be showing desuwa.

  9. koukinobaaba より:

    Hi Twinsherry, you have the point. But it’s the matter of the server I use. Hey, I need to read what’s next to “Maybe Americans prefer their movies to have male…” which has not shown there. As for the Writers strike, I feel sorry for the people who lost their jobs to the walkout there. And if you love horror movies, how about “Prom Night “, screaming all the way. He He

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