ピーター・ガン Peter Gunn (1958)

Peter Gunn 1958 – 1961
まさにクールの代名詞のような「ピーターガン」はテレビの元祖私立探偵シリーズです。 このモノクロのハードボイルド・アクション(フィルム・ノワール)は米国テレビのNBCで1958年から1960年、ラストシーズンはABCで1960年から1961年まで放映されました。 日本では昭和36年(1961年)から全31話が放映された海外ドラマです。 これまでのオーケストラのサントラではなく小編成(コンボ)が演奏するジャズを取り入れたことでその後の「77 Sunset Strip(サンセット77)」などに影響を与えました。 その時代は「The Untouchables(ザ・アンタッチャブル)」や「Perry Mason(弁護士ペリー・メイスン)」などの探偵ものが大流行りでした。
※Film noir(フィルム・ノワール)とはフランス語で”黒い映画”という意味ですが、1940年代後期から1950年代のハリウッド映画の中でも犯罪ものを指すそうです。 1930年代のアメリカの恐慌時代に始まった道徳的に如何わしくてセクシーな刺激を強調したハードボイルド映画に端を発しています。

「ピーター・ガン」の主役で”ピート”とか”ガン”と呼ばれるPeter Gunn(ピーター・ガン)には、ちょっとだけCary Grant(ケーリー・グラント)似のCraig Stevens(クレイグ・スティーブンス)が演じていますがまさに”Harlem Nocturn(ハーレム・ノクターン)”がよく似合う私立探偵役です。(もしかして探偵家業はボランティア?) ちなみにブレイク・エドワーズは過去にテレビ探偵ドラマの「マイク・ハマー」のパイロット版の脚本を執筆していたとか。 そしてピーター・ガンの助っ人のLt. Jacoby(ジャコビー中尉、警部)にはHerschel Bernardi(ハーシェル・ベルナルディー)が演じます。 ちなみにクレイグ・スティーブンスは1952年にJean Negulesco(ジーン・ネグレスコ)が監督した「Phone Call from a Stranger(見知らぬ訪問者)」でShelley Winters(シェリー・ウィンタース)が演じるビンキーの夫役でクラブで”Again “を歌うシーンがあります。(中盤過ぎ)

15年も筋痛性脳脊髄炎だか慢性疲労症候群だかで闘病していたBlake Edwards(ブレイク・エドワーズ)監督は2010年に肺炎を併発して88歳で亡くなりましたが、「ピーター・ガン」当時はまだ新人だった監督が当時の好感度No.1俳優のCary Grant(ケーリー・グラント又はケイリー・グラント)をモデルに制作したシリーズで、とぼけたセリフや従来の探偵物をおちょくるなどパロディ的要素も多分にあるテレビドラマです。 エドワーズ監督は後に1963年の「The Pink Panther(ピンクの豹)」でさらなる大成功を納めコメディ映画の第一人者となりました。
※ ちなみにケイリー・グラントはアルフレッド・ヒッチコック監督の1941年の「Suspicion(断崖)」や1946年の「Notorious(汚名)」などのフィルム・ノワール映画、そして1954年の「To Catch a Thief(泥棒成金)」などのミステリ映画などに出演しましたが、その前には、1936年に「The Awful Truth(新婚道中記)」や1038年の「Bringing Up Baby(赤ちゃん教育)」といった軽いコメディにも数多く出演して大人気でした。

この洗練されたお洒落な30分もののTVシリーズの主役はダンディでタフでインテリの私立探偵「ピーター・ガン」で、次々と難解な事件を解決していきます。 なんたって殺し屋やヤクザなどの悪党どもと大乱闘の後でもビシッときめたスーツにシワもよりません。 クール!

Craig Stevens as Peter Gunn and Lola Albright as Edie HartLola Albright
探偵物語に不可欠な添え物の女性(恋人)といえば、ピーター・ガンではLola Albright(ローラ・オルブライト)が演じるクラブ歌手のEdie Hart(エディ・ハート)です。 「ピーター・ガン」の安らぎの場ともなっている港町LA(ロサンゼルス)の”Mother’s Jazz Club”というナイトクラブで歌手をしています。 事件が解決すると決まってこのバーでクールなジャズを聴いてくつろぐ”ピーター・ガン”です。 セクシーでハスキーなローラ・オルブライトが歌い、トランペッターのShorty Rogers(ショーティ・ロジャース)やドラマーのShelly Mann(シェリー・マン)が演奏することもありました。
Lola Albright sings in Peter Gunn – YouTube
日本でもTVシリーズ「はぐれ刑事純情派」で、藤田まことの刑事と眞野あずさのバーのママがそんな風ですね。 ですが「ピーターガン」はたった30分で毎回事件を解決するので色恋に時間を取ることは難しいです。 ローラ・オルブライトはモデルから歌手になり1940年代後期から映画に出演していましたが、主にB級ウエスタンやTVドラマで活躍していました。 Season 1 | Episode 1(第1話)”The Kill”のクラブシーンで冒頭とエンディングで”Day In, Day Out”を歌ったローラ・オルブライトは歌手としてピーターガンの後にヘンリーマンシーニの演奏(ディレクター)で1958年に「Dreamsville」などのLPレコードを出したそうですが1957年にもアルバム「Lola Wants You」をリリースしています。(それぞれ2009年と2007年にCD化されています) 1961年に熟女と十代の若者の恋(間違った)を描いたAlexander Singer(アレクサンダー・シンガー)監督のタイトルがお洒落なB級映画「A Cold Wind in August(もえつきた夏)」で主役のストリッパー”Iris Hartford”を演じて仮面を付けた妖艶なストリップをちょっとご披露しています。 オルブライトのメジャーな映画というと1964年には英語のタイトルが”Joy House”というRené Clément(ルネ・クレマン)監督の「Les Félins(危険がいっぱい)」でJane Fonda(ジェーン・フォンダ)と伯母と姪を演じAlain Delon(アランドロン)と共演しています。 アルゼンチン出身のピアニストであるLalo Schifrin(ラロ・シフリン)が作曲したジャージーなテーマ曲の”Theme From Joy House”が素敵です。

このピーター・ガン・シリーズの特徴の一つには、ピーターガンが情報を集めるのに必要な何人もの風変わりな連中です。 これは後にMickey Spillane(ミッキー・スピレーン)原作のTVシリーズMike Hammer(私立探偵マイク・ハマー)に見られました。 毎回悪者と殺人がテーマですが殺人の原因が嫉妬や邪悪な愛であることが多いです。 ボスの女に手を出すな!

Henry Mancini
現在は映画音楽の巨匠となったヘンリー・マンシーニがピーター・ガンの音楽を担当して作曲した”Peter Gunn Theme”が大評判となり、ここからマンシーニが映画音楽の作曲家としてのスタートを切った次第です。 とりわけマンシーニが各シリーズに合わせてテーマを作曲したことは話題となりました。
ヘンリー・マンシーニとブレイク・エドワーズのコンビといえば、「ピーター・ガン」や「ピンクの豹」以外に有名な映画ではAudrey Hepburn(オードリー・ヘプバーン)が主演した1961年の「Breakfast at Tiffany’s(ティファニーで朝食を)」や1962年の「Days of Wine and Roses(酒とバラの日々)」の他、晩年にはあまり面白くない1991年の「Switch(スウィッチ/素敵な彼女?)」などお笑い映画など何作もあります。 その中に1959年から1960年にかけて放映された30分のテレビシリーズでJohn Vivyan(ジョン・ヴィヴヤン)がラッキー氏を演じる「Mr. Lucky(ミスター・ラッキー)」というのがありました。 「ピーター・ガン」の成功にあやかってブレイク・エドワーズが共同監督の一人として名を連ねていますが、オリジナルはCary Grant(ケーリー・グラント)主演の1940年代のTVシリーズです。 ミスター・ラッキーはカリフォルニアの沖合いに浮かぶ合法的な船上カジノの経営者で毎回犯罪者と関わります。 モチロン音楽はヘンリー・マンシーニのジャージーな曲です。
ブレイク・エドワーズとマンシーニの顔写真がカバーになっているCDは「Music from the Films of Blake Edwards (Film Composers’ Series, Vol. 4)」です。
ちなみにマンシーニが作曲した”Joanna”はシリーズ1の第6話、ヒロイン名がジョウアナの「The Chinese Hangman」(中国式仕置人)第6話、ヒロイン名がジョウアナの「The Chinese Hangman」(中国式仕置人)、夜のシーンが多いピーターガン・シリーズでは珍しく日中の観光シーンもある中、ロマンチックなスペインのバーのギター演奏で流れます。 もしやピーターがエディを裏切ってジョウアナと恋を?と視聴者がヤキモキした悲劇のヒロインを演じたのは当時の美人女優Marion Marshall(マリオン・マーシャル)でした。 マリオンは「雨に唄えば」で有名なStanley Donen(スタンリー・ドーネン)との結婚後にナタリー・ウッドと一度目の離婚をしたRobert Wagner(ロバート・ワグナー)と結婚しました。

Peter Gunn Theme in the films
ヘンリー・マンシーニが作曲したピーター・ガンのテーマは1980年の「The Blues Brothers(ブルース・ブラザース)」や1998年の「Blues Brothers 2000(ブルース・ブラザース2000)」で挿入曲ののひとつとして使用されたことが有名です。 1995年にKevin Costner(ケヴィン・コスナー)が主演した映画「Waterworld(ウォーターワールド)」の音楽はMark Isham(マーク・アイシャム)ですがこのPeter Gunn Theme(ピーターガンのテーマ)が挿入曲として使用されています。 1998年にはTVシリーズ「From the Earth to the Moon(フロム・ジ・アース [人類、月に立つ])」や「Kiss the Girls(コレクター)」のAshley Judd(アシュレイ・ジャッド)とJim Carrey(ジム・キャリー)もカメオ出演している「Simon Birch(サイモン・バーチ)」、この他にも2001年の「Bridget Jones’s Diary(ブリジット・ジョーンズの日記) 」、2004年のドキュメンタイー映画「Fahrenheit 9/11(華氏911) 」などとたくさんの映画で挿入曲となっています。

The Theme Music on 60’s Crime TV Series
50年代から60年代の犯罪ものテレビ・シリーズは、私立探偵のピーター・ガンに限らず、1957年の警察シリーズのM-Squad(シカゴ特捜隊M)のテーマ曲”M Squad Theme”が”Count Basie(カウント.ベイシー)作曲だったり、1960年の「アンタッチャブル」が”Nelson Riddle(ネルソン.リドル)だったりと大物のミュージシャンが音楽を担当していました。
※「シカゴ特捜隊M」は1957年から1960年にかけて放映されたテレビの警察シリーズでLt. Frank Ballinger(フランク・バリンジャー警部)役でLee Marvin(リー・マービン)が主演した硬派の犯罪ドラマでした。私立探偵物語に登場するような美女も恋も抜きですが、音楽もハードボイルドで50年代のジャズスタイルを取り入れています。

The Jazz Sound From Peter Gunn
ページトップのCD画像は1959年のTVシリーズ「Peter Gunn」のRCA盤の再リリース輸入盤で、「The Music from Peter Gunn」と「More Music from Peter Gunn」から収録されています。 Conte Candoli(カンドリ兄弟)やRed Mitchell(レッド・ミッチェル)などのEast Coast(イースト・コースト)のジャズメンが参加したクールなアルバムです。
♪ 試聴はThe Jazz Sound From Peter Gunn – Jpc.de
曲目は以下の24曲です。
Peter Gunn
Blue Steel
The Brothers Go To Mother’s
Sesion At Pete’s Pad
Walkin’ Bass
Dreamsville
The Little Man Theme
Sorta Blue
Goofin’ At The Coffee House
A Quiet Gass
A Profound Gass
Fallout!
Lightly
Soft Sounds
Odd Ball
The Floater
Blues For Mother’s
Brief and Breezy
Joanna (02:44)
20. My Manne Shelly
Spook!
A Ball For John
Goofin’ At The Coffee House (2nd)
Not From Dixie

☆上記以外では2011年にHenry Mancini名義のアルバムの「The Complete Peter Gunn」(ASIN: B004H53FY2)がリリースされています。
♪ 試聴はThe Complete Peter Gunn – Qobuz.com

第一回Grammy賞で受賞した「ヘンリー・マンシーニ」作曲のサウンドトラックは各曲がそのアクション・シーンを思い出させます。
The Music from Peter Gunn by Henry ManciniThe Music from Peter Gunn (1958-1961 TV Series)
♪ 試聴はThe Music from Peter Gunn by Henry Mancini – レコチョク

オリジナルは1959年というウエストコーストのトランペット奏者のコンテ・カンドリが参加したShelly Mann(シェリーマン)の6人編成コンボが演奏するクールなピーター・ガンはいかが?
Shelly Manne & his Men Play Peter Gunn Shelly Manne & His Men Play Peter Gunn


※ クインシー・ジョーンズのピーター・ガンやピンクパンサーなどの海外刑事ドラマのテーマ曲を集めた「〈刑事魂 海外編〉Great Cops 海外の刑事ドラマ&ムービー・テーマソング・ベスト」というアルバムもリリースされています。(ASIN: B000793AUQ 日本語の曲名)

ジャズメンにも人気のPeter Gunn Theme(ピーター・ガンのテーマ)のカバーはビッグバンドのRay Anthony(レイ・アンソニー)、映画音楽やムードミュージックではHugo Montenegro(ヒューゴ・モンテネグロ)、トランペッターのBobby Hackett(ボビー・ハケット)、R&BテナーサックスではBig Jay McNeely(ビッグ・ジェイ・マクニーリー)やKing Curtis(キング・カーティス)、ギター・インストではThe Ventures(ザ・ベンチャーズ)、Dick Dale(ディック・デイル)、Duane Eddy(デュアン・エディ)、ロックでもJeff Beck(ジェフ・ベック)やAerosmith(エアロスミス)、エレクトロではArt of Noise(アート・オブ・ノイズ)までと多岐にわたり、ボーカルでは有名なサラ・ヴォーンのバージョンの他に、なんとElvis Presley(エルヴィス・プレスリー)がアルバム「 The Complete ’68 Comeback Special」に収録しているのです。
The Blues Brothers
Ray Charles(レイ・チャールズ)やスティーヴン・スピルバーグも出演した1980年の映画「ブルース・ブラザース」ではパトカーを振り切ったブルース兄弟のエルウッドが出所したばかりの兄貴のジェイクを連れて窓のすぐ外を電車が走る自分のアパートに向かうシーンでずっと流れる曲がピータンガン・テーマです。
♪ 試聴はThe Blues Brothers (The Very Best Of The Blues Brothers Band) – Peter Gunn Theme – Jpc.de

Duane Eddy – Peter Gunn (1959) – YouTube
The Art Of Noise – Peter Gunn (featuring Duane Eddy) LIVE – YouTube

50年代のTwangy Guitar(トワンギー・ギター)の名手といわれたDuane Eddy(デュアン・エディ)の代表曲がPeter Gunn(ピーター・ガン)でしたがギタリストのカバーというとBilly Strange(ビリー・ストレンジ)の演奏があります。 エルヴィス・プレスリーが歌った”A Little Less Conversation”を作ったビリーストレンジというと”Limbo Rock”の作曲者で「Goldfinger: The Big Sound of Billy Strange, his Guitar & Orchestra」など”James Bond(007ジェームス・ボンド)”のテーマをカバーし、Kill Bill Vol.1(キル・ビル1)でも使用されたNancy Sinatra(ナンシー・シナトラ)の”Bang Bang (My Baby Shot Me Down)”を12弦ギターで伴奏したり、”These Boots are made for Walkin(にくい貴方)”のアレンジをした他、The Everly BrothersWillie Nelson(ウィリー・ネルソン)、Wanda Jackson(ワンダ・ジャクソン)などたくさんの歌手のバックをつとめたりと活躍しましたが2012年2月に亡くなりました。
ピーターガンのカバー・バージョンは他にもいっぱいあり、なかでもビッグバンドのRay Anthony(レイ・アンソニー)楽団によるジャージーな演奏や、元ドラマーのMax Sedgley(マックス・セッジリー)によるSarah Vaughan(サラ・ヴォーン)の”Remix Peter Gunn”もあります。
※トワンギー・ギターとはギターのチューニングを半音下げた低音エレキギターのことだそうです。

日本で販売されているピター・ガンのDVD(注 日本国内(リージョン 2)用のDVDプレーヤーでは再生不可)
Peter Gunn DVDPeter Gunn 1 (2pc)


英語の輸入版「Peter Gunn」の2枚組DVD
Peter Gunn DVDPeter Gunn, Set 2


Gunn(銃口)
ブレイク・エドワーズ監督は1967年にテレビシリーズをカラーで映画化しました。 主役のピーターガンはテレビと同じくクレイグ・スティーブンスです。 ヘンリー・マンシーニのピーターガンのテーマ曲に急遽Jay LivingstonとRay Evansにより歌詞が付けられ”Dreamsville, Bye, Bye (Peter Gunn Theme)”として使用されました。 それについてはNo Loss for Words: Lyrics to Great Space Age Pop Instrumentals
“Gunn”のRCA Records LP盤サントラ画像が見られるSoundtrack Collector
“Gunn” (1967) – YouTube

サラ・ヴォーンが歌っている”ピーター・ガン”はその”Bye, Bye”をカバーしたものだそうです。 サラ・ヴォーンの”ピーター・ガン”は2006年頃からHONDAのTVコマーシャルで使用されていますが、アメリカでも2005年あたりにChevrolet Impala(シボレー インパラ)のCMに使用されたそうです。 ”Every night your line is busy…I’m going bye, bye…”と歌われるサラの歌詞はSarah Vaughan – Bye-Bye Theme from “Peter Gunn”
“Bye, Bye”は作詞作曲家のコンビのJay Livingston (ジェイ・リヴィングストン)とRay Evans(レイ・エヴァンス)Jay LivingstonとRay Evansが作ったそうですがDoris Day(ドリス・デイ)が歌った”Que Sera, Sera(ケ・セラ・セラ)”やMay Britt(メイ・ブリット)が歌った”Lola-Lola”などで有名なソングライターコンビです。

2005年リリースのVerveコンピレーションアルバムでサラ・ヴォーンのピーターガンを試聴してみて下さい。
Verve Unmixed, Vol. 3 with Sarah Vaughan Peter GunnVerve Unmixed, Vol. 3


Verveレコードの名曲を現代の有名DJなどがプロデュースしたリミックスのサラ・ヴォーンのPeter Gunn Theme(ピーターガン)を収録アルバム
Verve RemixedVerve Remixed, Vol. 3(サラ・ヴォーンのDJ mixは8番)
Blossom Dearie(ブロッサム・ディアリー)の”Just One Of Those Things”の他、Nina Simone(ニーナ・シモン)やShirley Horn(シャーリー・ホーン)などのジャズ歌手のリミックスが収録された2005年発売の輸入盤コンピレーション「Verve Remixed 3 (Dig)」もあり。
2005年発売の4枚組み「The Complete Verve Remixed」(ピーター・ガン~マックス・セドグレイ・リミックスはDisc 3-8)

Peter Gunn (1989)
ブレーク・エドワーズとヘンリー・マンシーニのコンビで1989年に製作したテレビドラマ「ピーター・ガン」では適役と評されたPeter Strauss(ピーター・ストラウス)が出演し、ジャズ歌手のPearl Bailey(パール・ベイリー)がマザー役で出演しました。 私の聞き間違いでなければ、再びテレビシリーズの「ピーター・ガン」を復活させようとしたもののパイロット版で終わったとか。

参考リンク
Peter Gunn TV Series in Pictures
https://petergunntv.blogspot.com/2020/09/s01e08-rough-buck.html

ピーター・ガン Peter Gunn (1958)」への3件のフィードバック

  1. 田園調布のプレスリー より:

    ヘンリー・マンシーニはお洒落でメロディアスな曲が多いのにこう言う曲も作れるのはやはり天才は天才なんですね。
    考えれば考えるほどアメリカ映画に音楽は欠かせないと言う事です。
    氏の奥方はジュリー・アンドリュース?。
    だとしたら家中、音楽だらけ。

  2. 田園調布のプレスリー より:

    隣人は違うと言ってます。
    けど知らないと。
    koukinobaaba様  教えて下さい。

  3. koukinobaaba より:

    いい線いってますが、ジュリー・アンドリュースと結婚したのは、一連の「ピンクの豹」を監督したブレイク・エドワーズ氏です。
    「ティファニーで朝食を」、「酒とバラの日」などブレイク・エドワーズの映画の音楽はヘンリー・マンシーニですね。
    マンシーニ氏は映画音楽を手掛ける前、ベニーグッドマン楽団でピアニストをしていた時期に違うバンドの歌手(Ginny Mancini)と結婚して生涯を共にしたそうですよ。

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