ふたりの5つの分かれ路 5X2 (2004)

フランソワ・オゾンの新作「ふたりの5つの分かれ路」はカップルの離婚を通した描いた男と女のサイコドラマです。

チャン・ツィイー 2046  (2004)

「欲望の翼」と「花様年華」に続くウォン・カーウァイ監督の3部作の完結編ともいわれる2004年の映画2046で香港女優のチャン・ツィイーは輝いています。

フランキー・ワイルドの素晴らしき世界 It’s All Gone Pete Tong (2004)

映画のタイトルにあるPete Tongではなくて、イビスで名を馳せたというDJのフランキー・ワイルドをご存知? 「It’s All Gone Pete Tong」はマイケル・ドース監督のDJ・フランキー・ワイルドの半生記をテーマにしたブラック・コメディです。

愛をつづる詩 ’Yes’ by Sally Potter (2004)

英国女流監督のサリー・ポッターの新作’Yes’ではSheとHeという代名詞の主人公が登場します。人種と国境を越えた大人の恋の物語です。

ラヴェンダーの咲く庭で Ladies in Lavender (2004)

上品で美しいバイオリンのしらべと共にクラシックの世界に誘ってくれるロマンティックな初老の恋の物語です。

ビヨンド the シー 夢見るように歌えば Beyond the sea (2004)

ボビー・ダーリン伝記映画の製作が念願だったケビン・スペイシーは監督及び主演でボビーになりきってワンマンショーを見せてくれます。

シャル・ウィ・ダンス? Shall We Dance? (2004)

「Shall We Dance?」はアメリカでも大評判だった周防正行監督の「Shall we ダンス?」のハリウッド版リメイクです。

ボーン・スプレマシー The Bourne Supremacy (2004)

ポール・グリーングラス監督がドキュメンタリータッチで撮ったボーン・アイデンティティーの続編では前よりもっと逞しくなったジェイソン・ボーンが闘うアクション映画です。

クローサー Closer (2004)

今の時代だから、”セックス”と”嘘”と”インターネット”! ナタリー・ポートマンがストリッパーが話題となった、あからさまなセリフのパトリック・マーバーのロングラン戯曲の映画化です。

愛より強く Gegen die Wand (Head-On) (2004)

「壁に向かって」という意味のタイトルのファティ・アキン監督のドイツ映画はトルコ系ドイツ人カップルの悲恋物語を描いてヨーロッパでは高い評価を得ています。

キル・ビル2 Kill Bill, Vol. 2 (2004)

クエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」続編ではユマ・サーマン演じるヒロインの名がやっと明かされ、何故ビルが身重の妻を殺そうとしたかの謎も解ける解決編です。

イン・グッド・カンパニー In Good Company (2004)

安泰な中流家庭を営んできたのに突然会社が身売り、おまけに今度来た若造の上役が娘と付き合うことに! ポール・ワイツのコメディはデニス・クエイドがしょぼくれた中年サラリーマンでは終わりません。

オペラ座の怪人 The Phantom of the Opera (2004)

アンドリュー・ロイド・ウェバーの傑作ミュージカルが映画化されて怪奇映画から豪華なミュージカルへと華麗なる変貌を遂げました。

ホテル・ルワンダ Hotel Rwanda (2004)

民族浄化っていったい何なのでしょう? 世界で、そして日本でも違った形で行われた大量虐殺という史実は過去にいくらもありますが、単なる恨みを超えた狂気の行動に走らせる集団ヒステリーの恐ろしさは想像を絶っするものがあります。

ケヴィン・ベーコン ザ・ウッドマン The Woodsman (2004)

サンダンス映画祭で評判となったニコラス・カッセルが監督する映画は幼児虐待で服役した男が更生をめざすヒューマンドラマです。ロリコンよりシリアスなペドフィリアがテーマとなっています。