チェット・ベイカー Chet Baker

麻薬に溺れることはジャズメンには必須なのか?若くして命を落とした天才ミュージシャンたちが多いというのに止むところを知らない勢いで今も音楽界を蝕んでいる。バード、マリガン、ツワージク、そしてチェット。

ウィリス・ジャクソン  Willis Jackson

日本では余り知られていませんが、ハードなテナーサックス奏者のウィリス・ジャクソンはジャズ、R & B、ソウルと幅広く活躍しました。過激な演奏だけでなくエモーショナルなバラードも素晴らしいプレーヤーです。

サム・テイラー Sam The Man Taylor

テナーサックス奏者といってもロリンズやコルトレーンだけではありません。日本で広く親しまれて人気を博したテナーマンは何といってもムード歌謡の王様「サム・テイラー」です。 Play it, Sam!

ビリー・エクスタイン Billy Eckstine

ビブラートのきいたバリトンでロマンティックな歌を聴かせたジャズ歌手ですが、なんとビバップ好きなのです。スイング時代からソウル時代まで変幻自在とはいかないまでも70歳まで歌い続けたダンディなマルチタレント・ミュージシャンでしたがバップ人間ではなかったようです。

コースターズ The Coasters

1950年代と1960年代に大変人気があった黒人ヴォーカル・グループですが、普通のドゥ・ワップやR & Bの歌だけじゃありません。踊りやコントがやかましくも面白いコミック・グループなのです。ビービー!バーバー!ブーブーブー!

ペレス・プラード Perez Prado

ペレス・プラードは1950年代に世界中でマンボ旋風を巻き起こしたキューバ出身の偉大なアーティストで精力的に音楽活動に関わった一生を送りました。 あ~、う~っ!

トロイ・ドナヒュー Troy Donahue

1950年代後期から1960年代にかけてアメリカの青春映画の人気スターだったトロイ・ドナヒューはその後落ち目になったとはいえ最後の最後まで銀幕を去らなかった不屈の俳優魂の持ち主です。

ハバ・ナギラ Hava Nagila

デーオー、イデデ、イデデ、イデデーオー!とバナナボートでカリプソ旋風を巻き起こしたハリー・ベラフォンテが歌った”ハバ・ナギラ”はユダヤの古いメロディがもとだったのです。

エデン・アーベ Nature Boy by Eden Ahbez

イエス・キリスト? いいえ、まさか! 「ネイチャー・ボーイ」という大変美しい曲の作曲者のエデン・アーベです。ベッジーでヒッピーという摩訶不思議なミュージシャンのエデン・アーベとは。

マイルス・デイヴィス Miles Davis

トランペットの巨人というよりは20世紀の音楽の巨人というべきジャズ界の重要なミュージシャンです。演奏スタイルを次々と変えて遂にはシンセサイザーをジャズに取り込むほど斬新な演奏を聴かせました。 エリート!金持ち!色男!お洒落!もちろんペットは最高! よって、もてもてのマイルス・デイヴィスです。

エイプリル・スティーヴンス April Stevens

マリリン・モンローかと思うほどセクシーな歌声のエイプリル・スティーヴンスは兄のニノ・テンポとデュオでスタンダードの名曲を沢山リリースしています。耳元で囁くようなTeach Me Tigerをぜひ聴いて下さい。

エマニエル夫人 Emmanuelle (1974)

しとやかな大和撫子がポルノに目覚めた画期的なソフト・コアで、初々しいシルヴィア・クリステルは一躍女性にも人気の映画スターとなりました。美しい映像とピエール・バシュレのテーマ曲が印象的な官能映画です。

悲しみは空の彼方に Imitation of Life (1959)

30年代のベストセラー同名小説がクローデット・コルベール主演で映画化されていますが、ダグラス・サーク監督のリメイクともに当時のアメリカ社会の人種差別や家族の愛情を描いた問題作です。

ラリー・クリントンとビー・ウェイン Larry Clinton and Bea Wain

スイングが全盛の1930年代から1940年代に編曲と作曲を手掛け、人気のビッグバンドのリーダーでもあったラリー・クリントンは、クラシックの曲をジャズに編曲したミュージシャンです。 そしてそのバンドの専属歌手のビー・ウェインはスイングといえども優しいエレガントな歌声でした。

ヘレン・メリル Helen Merrill

代表的なヒット曲「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」を歌った都会的なハスキーヴォイスのジャズ歌手「ヘレン・メリル」が共演したのが伝説のトランペッターと呼ばれる「クリフォード・ブラウン」です。